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阿蘇のお土産 [阿蘇山]

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これが阿蘇で買ってきたお土産です。
阿蘇の噴火口を見た後に阿蘇パノラマラインを走っているとハチミツのお店があったので、つい入ってしまいました。
買ったのは、国産のハチミツ「菜の花クローバー蜜」が1500円、果汁とブレンドした「ゆず蜜」が2300円、話題のはちみつ「マヌカ蜜」が2900円、「蜜蜂よもぎ石けん」が500円、「はちみつ・ごま・かりん糖」が2つで500円、プラス消費税385円でした。合計は8085円になりましたが、5000円以上買うと宅急便が無料なので、つい買ってしまいました。

こちらの「杉養蜂園」は全国展開しており、本拠地である熊本でなくても、買えるのですが、やっぱり地元なので、思いきってお土産として買うことにしました。こちらは杉養蜂園・阿蘇みつばち牧場と名前が付けられており、ここの巣箱を全国に持っていってハチミツを集めるそうです。


ここでしか食べれないものがありました。それがこれです。ハチミツが入ったミツバチの巣です。右上の部分を食べさせてもらいました。
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食べさせてもらったところを拡大させてもらいました。初めて食べました。貴重なものですね。お土産を沢山買ったので食べさせてもらえたのかな。
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お土産で買った中の目玉商品がこれです。
話題のマヌカ蜜の中でも、ニュージーランド産のユニークマヌカファクター(UMF)13+という貴重なマヌカハニーだそうです。
右の写真はネットから拝借したマヌカの花です。
マヌカハニーはニュージーランドに自生しているマヌカの木の花の蜜の蜂蜜です。
ニュージーランドの先住民であるマオリ族は長年薬変わりとして用いてきそうです。UMFは数値でランクが分けられています。 
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こんな感じでいただいています。
UMF13+と言うのは13%以上のフェノール濃度に相当する殺菌力を備えている意味だそうです。もちろんフェノールは入っていません。ちょっと高いけれども健康に良いそうです。
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阿蘇の蜂蜜屋さん以外で買った九州のお土産を紹介いたします。
熊本の本場の辛子蓮根(からしレンコン)です。鼻につ~~~ん とくる辛らさでした。
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大分空港で買ったのがこちらです。さっそく帰って夕食でいただきました。
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そして大分の「ちりめんじゃこ」も空港で1kg買いました。安かったです。
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新そばを食べました。 [阿蘇山]

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久しぶりに家族で2泊(阿蘇と湯布院)3日で九州に旅行に行ってまいりました。一日目の昼食にはガイドブックに載っていた南阿蘇にある御蕎麦屋さんに行ってみました。

そこに「新そば・北海道産(限定品)・十割そば 1,000円」の張り紙があり全員頼みました。ただし、全員分は無くて1は「山かけそば」になってしまいました。


これが「十割の新そば」です。お漬物と飾りつけが洒落ていました。
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お蕎麦だけ拡大いたしました。
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麦とろめしも頼みました。おいしかったです。「とろろ」もたっぷりとかかっていました。
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こちらが十割蕎麦(新そば)が食べれなかった人が頼んだ暖かい「山かけそば」です。とろろがおいしいことを、試食させてもらって感じてしまいました。
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メニューを紹介いたします。天婦羅をやっていません。おいしい蕎麦だけでけを提供している雰囲気でした。


お店の中の雰囲気です。


このあたりは阿蘇山の伏流水が湧き出る場所のようで、その伏流水が湧き出ている明神池の水で蕎麦を打っているそうです。その明神池の水も飲ませていただきました。有名な白川水源も近くにありました。それでは、お店を紹介いたします。
  店名 明神そば
  住所 熊本県阿蘇郡南阿蘇村吉田1394
  電話 0967-62-8308
  営業 11:00~16:00
  定休 毎週火曜日
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明神池の説明です。


地図で明神そばの場所を紹介します。

白川水源 [阿蘇山]

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南阿蘇村の明神そばを食べた後に、この白川水源に来て見ました。来るまではどんなところなのか、知りませんでした。上の写真は車を降りて白川水源まで歩いていく道の横の水の流れです。

ここが水が湧き出している池です。池のそこから水が湧き出しています。池全体は藻が茂っていますが水が湧き出しているところには藻が生えていません。灰色の部分が湧き出しているところです。毎分60トンもの水が湧き出ているこの湧水は、向こう側と手前側の両方に流れていき、一級河川「白川」となって熊本を通り有明海へと注いでます。
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持ってきたボトルに水を入れたり、ここで飲むことが出来ます。冷たく柔らかな感じの名水でした。環境庁選定「日本の名水百選」にも選ばれていて、つねに14℃に保たれます。この時期は冷たく感じました。その水は軟水で飲みごたえは軟らかくやはりおいしいと書かれていました。
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こちらが水の盛んに湧き出でる様子です。ここだけ見ていても量はわかりませんがこの池から名が出る水の量を見ると毎分60トンは納得でした。
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動画で、水が湧き上がってくる様子を紹介します。


水が湧き出ている周りには沢山の藻が生えていました。時々気泡が出ていました。気泡は光合成による酸素でしょうか。大昔から生えている藻だと思います。
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気泡がでるところを紹介するために動画で紹介いたします。画像の手前の方を見ていただいていると時々気泡が上がっていくのが判ってもらえるとおもいます。


この神社は水が湧き出ている池のそばに神社がありました。これは白川水源の守護神である罔象命(みずはのめのみこと)をお祭りしている白川吉見神社です。阿蘇神社の末社でもあります。湧水から発する白川は、肥後平野(熊本平野)の広い範囲の灌漑用水として利用されていることから、墾田の関係でも白川吉見神社は崇拝されていたそうです。元禄14年6月、第5代肥後藩主・細川綱利公が山狩りの際に、この白川吉見神社を参拝され、「当社は余が領地菱田の源神で、恩恵広大である。速やかに社殿を修造せよ。」と郡代に命じ造営されたとされています。
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こちらが白川吉見神社の参道が白川水源への道となっています。白川吉見神社の境内を覆う森(イチョウ、スギ)は、ふるさと熊本の樹木として登録されているそうです。
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白川水源は阿蘇山の伏流水でこのあたりには規模は小さいけれど沢山の湧き水があるそうです。たとえば「池の川水源」「小池水源」「寺坂水源」「湧沢津水源」「明神池」「塩井社水源」「妙見ケ池」「吉田城御献上汲場」「竹崎水源」です。

ミルクロード 阿蘇外輪山 [阿蘇山]

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阿蘇山の北西の外輪山の上を走る道があります。名前はミルクロードです。熊本と阿蘇を結ぶ国道57号線の空港近くから外輪山の上を通って大観峰までつながっています。高原の牧草地を走る道路て、おそらく牧場が沢山あることからミルクロードと命名されたのだと思いますが、観光道路ではありません。牧場も一般には開放されていない上にレストランも2軒しかありませんでした。

でもミルクロードからの景色はすばらしいです。阿蘇連山がいろんな角度から見ることが出来ました。
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ミルクロードの途中からミステリーロードと名の付いた道があったので走ってみました。右に行くと阿蘇スカイラインで左に行くとミステリーロードでした。
さすが900m近い標高です。9月でしたがススキが秋の風景を見せてくれていました。
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さすが、ミステリーロードです。ナビにも道路が表示されていませんでした。ナビ上は西湯浦牧場の敷地の中を走っていました。ミステリーロードは、このGoogleマップでマゼノミステリーロードと記載されていました。


別の角度からの阿蘇連山です。
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かなり遠いいけれど九重山もくっきりと見ることが出来ました。
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風の強い場所のようで阿蘇には風力発電が沢山設置されていました。


阿蘇の山頂から青いラインを走りました。青いラインの内、外輪山を走るところがミルクロードです。赤いマークが風力発電が沢山あった場所です。

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阿蘇外輪山 大観峰からの日の出 [阿蘇山]

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泊まっていた内牧温泉の近くにある大観峰(だいかんぼう)から日の出を見たくて朝早く(5時前)、車に乗って出かけました。前日に家族を誘ってみましたが朝が早いので私一人となりました。上の写真は6時27分に撮ったものですが、この写真を撮るまでが結構大変でした。

5時19分に大観峰(だいかんぼう)に着きましたが、まだ真っ暗闇でした。大観峰は標高は935.9mで、阿蘇北外輪山の最高峰であり、カルデラ盆地の阿蘇谷や阿蘇五岳をはじめ、九重連山を一望することができる場所です。「大観峰」の名は熊本県出身のジャーナリスト・徳富蘇峰によって命名されたとされており、古くは「遠見ヶ鼻」と呼称されていました。阿蘇谷を一望できることから熊本県内のテレビ放送局が阿蘇北中継局を設置しているほか、警察庁の無線中継所も設置されています。
こちらの碑では大観が使われていました。


5時23分の阿蘇山の方向の写真です。曇りのようで、この時間では山のシルエットも確認できませんでした。


5時40分になってやっと阿蘇山が見えてきました。それでもはF2.8でシャッタースピード4秒でこの暗さでした。 三脚がないのでカメラを石碑に押し当てて撮りました。これまでの間、かなり寒かったです。


クリックすると拡大5時59分です。 明るくなってきました。シャッタースピードも1/8秒です。手で持っての撮影なので手振れ補正だけが頼りでした。
右から杵島岳(1321m)、往生岳(1233m)で左から根子岳(1433m)、高岳(1592m)、楢尾岳(1323m)です。楢尾岳と往生岳の間に噴煙が上がっている近くに中岳があります。小さくて目立たないけれど判ると思います。
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これが大観峰の石碑です。上から2枚目の写真の木の記念碑は駐車場の近くのものです。さほど高さに差はないのですが最高峰まで10分程度歩きます。


大観峰の名前が付けられる前は「遠見ヶ鼻」と呼ばれていました。その遠見ヶ鼻と書かれた石碑も大観峰の石碑の横に立てられていました。
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6時24分に太陽が見えてきました。日の出時間はもう少し早かったのですが、雲のために太陽は、この時間まで見ることが出来ませんでした。この時は曇っていましたが昼になるときれいに晴れました。


西の方角です。私が立っている大観峰の影が外輪山にくっきりと出来ています。時間は上の写真と同じ6時24分でした。是非とも写真をクリックしてみてください。
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6時27分になると太陽がまた雲に隠れ始めましたがきれいな景色を見せてくれました。冒頭の写真はこの写真から切り取ったものです。クリックして拡大するとわかると思います。
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中央の小さな小山が「本塚/にえ塚」です。その少し手前の木が生えた丘が「北塚」です。「本塚」の左側の小さな丘が「灰塚」です。阿蘇山の裾野(写真の右上)に本塚と同じような小山が、有名な「米塚」です。これらが入った景色が、日が昇ってきて見えてきました。この時の時間は6時29分でした。
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6時44分です。大観峰の最高峰から降りてきて大観峰の方を撮りました。アンテナ群のさらに向こう側の一番高いところが大観峰の最高峰です。上から一枚目と二枚目の写真を除いてすべて大観峰の最高峰から撮ったものです。
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九重山です。大観峰からは東北東の方向です。6時45分の写真です。7時30分から朝食なので、そろそろ内牧温泉に帰ることにしました。
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阿蘇山の地形図で大観峰の場所を紹介いたします。黄色のマーク( )が大観峰です。ここから阿蘇カルデラがよく見えることが判ってもらえると思います。緑色のマークが牛の写真を撮った場所です。。空色のマーク内牧温泉です。黄色のラインで内牧温泉から大観峰まで車で走りました。紫色のマークは、上の6時29分の写真で紹介した米塚(954m)と本塚(573.8m)と北塚(552.1m)と灰塚(520m)です。

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内牧温泉からの景色 [阿蘇山]



九州旅行では湯布院(由布院)と阿蘇の2ケ所に泊まりました。阿蘇で泊まった場所は内牧温泉です。今回、6名で予約すると3部屋を用意してもらえました。上の写真は部屋の中から撮ったものですがベランダに大きな露天風呂が付いていました。窓からは阿蘇連山がが目の前に見えます。

24時間温泉に入れたのは良かったです。お風呂も大きかったです。


お風呂の位置からの景色です。


窓からの景色を紹介します。7時10分の景色です。出発した8時半ごろには晴れてきれいな景色を見せてくれました。
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阿蘇の中岳(1506m)、高岳(1592m)に根子岳(1408m)です。


こちらは往生岳(1238m)と杵島岳(1321m)です。


阿蘇の山麓は牛さんがいっぱいでした。 [阿蘇山]

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この日の午前中は泊まっていた内牧温泉を出発して阿蘇の火口を目指しました。阿蘇駅の近くから阿蘇パノラマライン坊中線をレンタカーで走りました。道の両側はすべて牧場で牛がところどころに集まっていました。車を停めて眺めていると遠くから人懐っこそうな牛さんが一頭近づいてきました。柵の間から顔を出して、なでなでしてほしそうでした。

顔をのぞかせるちょっと前です。写真はクリックするとすべて拡大いたします。是非とも拡大して見てやってください。
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この牛さんの背中越しに見た景色です。遠くの牛さんの群れから一頭だけが近づいてきたのです。
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遠くに見える山並みは九重山です。
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少し拡大してみました。
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別の角度から牛さんを撮りました。
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この日は6人だったのでレンタカーはエステマにしました。右が九重山の方向で左が阿蘇山の方向を撮ったものです。この日は夕方のフライトで3人が帰った後に熊本空港で車をプリウスに代えて、すでに紹介した湯布院温泉(由布院温泉)に行きました。
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この山は阿蘇連山の一つである往生岳(1238m)です。その山の奥にあるのが杵島岳(1321m)です。
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こちらは同じく阿蘇連山の中岳(1506m)、高岳(1592m)に根子岳(1408m)です。この日は阿蘇山噴火口も行きました。→ポチッ
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道路の両側は牛が入って来れないように柵が作られていました。左の山が杵島岳(1321m)で道路に迫ってきます。
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道路と柵もきれいな景色の一つになります。
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柵があってもやはり牛さんが道路に出てくることがあるのでしょうね。牛さんと馬さんの注意の看板が沢山ありました。写真をクリックすると周りの景色を表示します。
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米塚を見下ろす位置まで上がってきました。阿蘇の外輪山もきれいに見えました。外輪山よりも高く上ったようで外輪山の外側の山々もくっきりと見えていました。米塚は阿蘇山の中でもっとも新しく出来た山で1500年前に生まれたそうです。
外輪山の内側は30-9万年前に発生した4回の巨大カルデラ噴火により形成された阿蘇カルデラです。その大きさは世界最大級でカルデラを取り囲む外輪山も阿蘇火山に含まれ、東西約18km・南北約25kmに及びます。
この日、朝早く行ったカルデラを見下ろす大観峰は、カルデラ噴火前の火山活動による溶岩とカルデラ噴火による火砕流堆積物(溶結凝灰岩)でできた山だそうです。
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子供たちは、小さいころ、この草千里ケ浜で馬に乗ったことを覚えていました。クリックして拡大すると馬がわかると思います。この山は鳥帽子岳(1337m)です。もう少し進むと火口につきます。
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このあたりでも牛さんが放牧されていました。
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牛さんのいる景色は絵になるのでもう一枚撮りました。
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阿蘇山の地形図を掲載いたします。阿蘇カルデラは南北約25 km~東西約17kmと非常に大規模なものです。緑色のマークが冒頭の牛の写真を撮った場所です。道路は阿蘇パノラマラインと名付けられています。空色のマークが朝出発した内牧温泉です。緑のラインで火口まで車で走りました。

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タグ:阿蘇山 火山

阿蘇山噴火口 [阿蘇山]

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阿蘇の記事現在、先日の箱根の家族旅行の記事を掲載しつつあります。やはり家族で阿蘇山に行ったことがあるので、箱根も火山なので、阿蘇の記事も再掲載いたします。
阿蘇に来たならは、やっぱり中岳の噴火口には行きたいです。そこで、泊まった内牧温泉からまっすぐに火口を目指しました。上の写真の噴煙が上がっているのが中岳の火口です。

中岳の噴火口は下のようなような立ち入り制限の基準が設けてあります。実はこの日は微妙だったのです。阿蘇バノラマラインを通って阿蘇山公園道路の入口の料金所(阿蘇山西)で、今は登ることが出来るぎりぎり数値なので、長く火口近くにいないように言われました。団体の観光客の中の喘息(ぜんそく)の人はロープウェイ降り場に待機させられていました。この日のガス濃度が2~5ppmの範囲で5ppm未満だけれども5ppmに近かったのでしょう。料金所の人には火口が見れて幸運だとも言われました。


これが阿蘇公園道路です。左上の山の部分が噴火口のある部分です。歩いている人も沢山見かけました。料金所のあった阿蘇山西からはロープウェーでも登れます。


これが噴火口です。
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別の角度から見た噴火口です。
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中岳には六つの火口があります。今、噴煙を上げているのが第1火口です。
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これが第1火口です。この写真を撮っている位置からは、かなり火山ガスの硫黄のにおいがしていました。緑の水が沢山たまっています。
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第1火口を拡大いたしました。ネットから火口のことを調べてみました。
枠の中がネットで記載されていた内容です。
阿蘇山の火口は新旧、大小取り混ぜてはっきりした数が分からないほど沢山あります。現在、未だに活動を続けているのは中岳の火口だけです。
火口の直径は約600m、深さ約130m程あり、吹き上がる溶岩の温度は1000度~1200度に達します。静穏時には雨水がたまり50~80℃のお湯となります。
火口の池は青緑色ですがこれは周りの岩石から溶かされた鉄と銅の色(鉄→緑、銅→青)によるものです。
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実際に、見ている雰囲気を味わってもらうために撮った動画を掲載いたします。短い動画なので是非ともプレーボタン( )をクリックしてみてください。


第2、3火口あたりです。ただし火口の形はわかりませんでした。
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ここは第4、5火口あたりだと思います。自然のすごさが伝わってきました。
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第6火口あたりです。
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沢山の観光客の人が来られていました。80%くらいが海外の人でした。
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第1火口の写真を皆さん撮られていました。


山上身代不動です。


第1火口の近くには避難シェルターが並んでいました。この景観からも噴火口に来ているのだとの実感が伝わってきました。
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高校の修学旅行で来たときもシェルターの印象が残っています。
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ここからは火口からの周りの景色を紹介いたします。これが、先ほど紹介したロープウェーです。クリックすると広い範囲を表示させます。
クリックすると広い範囲を表示pg

鳥帽子岳(1337m)の方向の景色です。丸い建物があるところがロープウェーの乗口です。鳥帽子岳の左の奥にあるのは御竈門山(1153m)です。
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こちらは杵島岳(1321m 左)と往生岳(1238m 右)です。当然ですが阿蘇連邦の山はすべて火山活動で出来た火山です。杵島岳は比較的新しい火山で、杵島岳の周辺では7つの火口を見ることが出来るそうです。
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今も噴煙を上げている中岳の火口あたりの衛星写真です。変色している部分が雨水が溜まった火口です。静穏時の写真のようで噴煙は写っていません。
阿蘇山は30万年以上前に現在の外輪山などを形成している火山群の活動があったそうです。そして約30万年前から9万年前までに大規模な噴火が4回あり、地下から大量の火砕流や火山灰を放出したため、巨大な窪地(カルデラ)が形成されたそうです。その中でも4回目の噴火が最も大きく、火砕流は九州中央部を覆い一部は海を越え山口県にまで達し、火山灰は北海道に至る日本全土の他朝鮮半島でも確認されています。高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳は4回目の巨大カルデラ噴火後に活動した火山で、根子岳は4回目の巨大カルデラ噴火よりも古いと推定されています。
現在では阿蘇山の噴火に限っては予測が容易になり観光客の立ち入り禁止や避難誘導が行なわれていますが、以前には突然の噴火で死者も出たそうです。教訓として紹介します。
 1958年06月24日 22時15分 死者12人      
 1979年09月06日 13時06分 死者3人・負傷者11人
 2015年09月14日  9時43分 死者0人・負傷者0人

高校の修学旅行で阿蘇山に行きました。矢印が私です。
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2015年9月14日に大規模な噴火がありました。幸いにも死者・負傷者はありませんでした。ネットに掲載された記事を紹介します。噴火の歴史→ポチッ
<阿蘇山噴火>60キロ先で降灰 けが人なし
毎日新聞 9月15日(火)0時25分配信
クリックするとオリジナルを表示14日午前9時43分ごろ、熊本県の阿蘇山で噴火が発生した。噴火したのは阿蘇山・中岳第1火口で、噴煙は2000メートルまで達した。これを受け、気象庁は阿蘇山の噴火警戒レベルを「2」(火口周辺規制)から「3」(入山規制)へ引き上げた。噴火警戒レベルの導入後、阿蘇山で「3」に引き上げられるのは初めて。県によると、人的被害は確認されていない。
気象庁は噴石が火口から2キロの範囲に飛散する可能性があるとして、警戒レベルを引き上げた。噴火直前に火山性地震の増加や、顕著な地殻変動などの前兆現象は観測されなかった。噴石の飛散と、約60キロ離れた福岡県筑後市など広い範囲での降灰が確認された。火砕流が発生した可能性もあり、今後詳しく調べる。
警戒レベル引き上げを受け、地元自治体などで作る阿蘇火山防災会議協議会は、中岳第1火口周辺の入山規制を半径1キロから2キロに拡大した。また、中岳に通じる主要3ルートについて、いったんは火口から約3.5~4.7キロの地点で通行止めを実施。その後、2ルートは通行止めを火口から約2.5キロの地点に緩和した。観光地の「草千里ケ浜」までは通行できる。住宅があるのは火口から最短で約5キロ。
気象庁によると、中岳第1火口は、火山活動が高まると火口湖「湯だまり」の温度が上昇して干上がり、火口底が露出した後に噴火を繰り返し、沈静化する活動サイクルが見られる。今回の活動では、昨年7月以降、湯だまりが消失し、同8月に噴火警戒レベルが「2」に引き上げられた。
同11月に小規模なマグマ噴火が起き、今年6月以降は火山活動が鈍化していた一方、今月も小規模噴火を繰り返していた。小泉岳司・火山対策官は「今回の噴火は活動サイクル終盤のものとみられ、今後は活動が徐々に収束する可能性が高い」と説明した。
阿蘇山では、中岳第1火口の西約3キロにある「草千里」の地下4~12キロ程度にマグマだまりがあるとされる。気象庁が地下のマグマ供給量を試算した結果、今回より大きな噴火の発生は考えにくいという。ただし、同程度の噴火が起きて火口から2キロの範囲で火砕流や噴石の飛散が起きる恐れはあり、注意を呼び掛けている。
阿蘇山では、1979年9月に観光客ら3人が噴石で死亡する噴火があった。噴石が火口から1キロの範囲で飛散する噴火は、90年4月の噴火以来。【久野華代、取違剛】
最終更新:9月15日(火)3時35分

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