お人形が大人気でした。 [湖北省]


中国湖北省の省都である武漢の四川料理レストランで売られていたお人形です。価格は20元(260円)でした。
子供たちと一緒に食事をする家族をターゲットにした商売のようです。小さな人形は5元です。お母さんは5元の方を指差しています。

手前の方では飴らしいものを売っていますが人形の方が人気があるみたいです。こちらの写真はクリックすると拡大します。

武漢の四川料理 [湖北省]


ここは湖北省の武漢です。前日は湖北料理でした。
湖北省は辛い味なので四川料理も人気があるようです。この日は四川料理でした。
これは生野菜にゴマだれをかけたものです。見た目と違い意外とおいしいです。モロキューの葉っぱ版かな
細い竹の子です。今回は普段食べたことのないものが多かったです。

細い竹の子と肉です。

白菜とキノコかな

豆腐料理です。 麻婆豆腐のようには辛くありません。

ハムや焼き豚類です。

キノコとハム

地元産の上海蟹

肉です。

辛い具をパンのようなものに挟んで食べます。

これは辛かったです。

麻婆豆腐です。 前日のものよりもさらに辛かったです。

鶏とそば

スープ

これが一番の名物 魚です。

四川料理と言えば最後は坦々麺(担々麺)

きれいなお店も増えてきました。お店の名前は老房子かな?

アオタテハモドキ ムーラン湖の蝶 [湖北省]


ムーラン(木蘭)湖の蝶です。木蘭湖は下の地図に示す場所です。湖の中には島があり、そこには11月1日なのに写真の蝶が沢山いました。上の写真をクリックすると蝶を拡大します。
羽の裏側は意外と地味です。
ネットで調べてみると蝶の名前は「アオタテハモドキ」でした。
ネットで見つけた写真はこちらなので比べてみてください。→ポチッ
です。驚いたことに日本での分布は石垣島がある「八重山諸島」だそうです。日本では南国の蝶です。このムーラン湖は、かなりの内陸の上に、鹿児島と同じ緯度(いど)なのです。中国での分布はわかりませんが少なくとも亜熱帯ではないですね。新たな謎が増えました。
実は、このアオタテハモドキではなく、もっと大きな珍しい蝶がこのあたりに住んでいると聞いて来たのです。残念ながら、その蝶は見ることが出来ませんでしたが蝶が住みやすい環境なのかもしれません。とまっている花は一度紹介したことのある千日紅(センニチコウ)です。

場所は湖北省の省都「武漢」から北に80Kmの位置です。
千年以上昔の中国の伝説の主人公である花木蘭(ファ・ムーラン)が住んでいたと言われている場所だそうです。花木蘭は中国のジャンヌダルクといわれている有名な男装の

元になったのは、京劇で老病の父に代わり、娘の木蘭(ムーラン)が男装して従軍。異民族(主に突厥)を相手に各地を転戦し、自軍を勝利に導いて帰郷するというストーリーです。
ある日、中原侵略を目論む北方騎馬民族、フン族が侵攻してきたため、国中に各家男子一人の徴兵令が下った。これによりファ(花)家も男子一人を軍に入隊させなければならないが、ファ家の男性は高齢で病を患っている父のファ・ズーしかいなかった。父想いの一人娘ムーランは美しく長い髪を切り男装し、父に代わり軍隊に入隊した。物慣れない男装と想像を超える厳しい訓練によって、当初は失敗も多く、仲間達の意地悪もあったが、努力によって力をつけ、周囲の仲間達もムーランに一目置くようになる。行軍を続ける中、ムーランは司令官シャン隊長に淡い憧れを抱くようになる。
しかし、シャン隊長の父、リー将軍が率いていた別働隊がフン族によって全滅した事で、事態は風雲急を告げる。フン族に雪山で襲撃された軍は、ムーランの奇策によって勝利を収めるが、交戦中に負傷したムーランは気を失い、手当てを受ける間に女である事が発覚してしまう。軍規違反だとして処刑を迫る文官に対し、シャン隊長は彼女に「追放」を言い渡し、命を救う。

こうして、大功を挙げたムーランは帰郷、父に誇りと愛情をもって迎え入れられる。そしてシャン隊長も彼女に想いを寄せ、木蘭の花咲く庭に訪ねてくる。
これがムーラン地区(木蘭地区)のGoogle航空写真です。ナイフとフォークのマークのところで昼食をとりました。
緑色マーク

赤色マーク

黄色マーク

紫色押ピン

より大きな地図で木蘭地区を表示
ディズニーのムーランの動画を貼り付けました。liangさんのコメントで花木蘭が出てくる映画を紹介してもらえたので、早速に検索してみました。華流ドラマ「北魏馮太后」でした。
中国版「善徳女王」!中国史上初の女性権力者“馮太后(ふうたいごう)” の波乱に満ちた生涯を描く、大スペクタクル歴史劇です。下の写真が花木蘭役の沈傲君さんです。

魏のホア・フー将軍の娘。一家処刑からフォン・シー(シューイーの実兄)を救った父と共に、郊外で暮らす。父親の代わりに応召して男装し軍人となる。活躍が認められ将軍となる。
アオタテハモドキを見つけた場所の航空写真です。この航空写真の中央あたりに沢山のアオタテハモドキが舞っていました。
レッドドラゴンさんのアオタテハモドキのメスにトラックバックしています。
my蝶あるばむさんのアオタテハモドキ(2)にトラックバックしています。
湖北省で「しゃぶしゃぶ」火鍋! [湖北省]


中国では昔から羊のしゃぶしゃぶが安く食べられていました。全国的にしたのが内モンゴルの「小肥羊」で日本でもお店を開くほど国際的に急成長したようです。
今、中国では「小肥羊」を真似た羊のシャブシャブ店が沢山出来ています。
その一つのお店で食べてみたので紹介します。このお店は湖北省の省都である武漢に本店をおくチェーン店だそうです。その本店に行って見ました。
上の写真のスープ以外に辛いスープでも食べれます。
鍋の値段は約16元(320円) 日本のお店では2500円だった2種類のスープだと22元(約440円)でした。
辛い方は食べていないので判りませんがスープは本家と同じ位においしいです。不思議なことに出てきた時は白濁していますが最後は透明になるんです。アクもとる必要がありません。これは内モンゴルでも日本でも同じでした。だからアク取りは出てきません。
しゃぶしゃぶの肉は3種類です。日本の時と同じように最初は一皿づつ試しに頼みました。同じ量だと日本の8分の一ぐらいの値段です。肉は内モンゴルのものだそうです。

並 18元(約360円)

高級 22元(約440円)

牛肉 16元(約320円)

高級と並では値段は大差ないし味に差が感じられたので高級の方を2皿追加した結果、ちょっと食べ過ぎになってしまいました。
4人でビールも沢山飲んで合計195元(約3900円)で食べれました。やはり日本の時の5分の1ぐらいで食べれました。

野菜は特に安く感じます。一皿あたりの量も日本の4倍くらいです。

キクラゲ 4元(約80円)

筍 6元(約120円)

青い野菜 6元(約120円)
鍋にだいぶ入れた後の写真です。この値段ですごい量がありました。
これ以外にも何品か頼みました。

店名:「緑色小肥羊」
住所:武漢市漢口開放大道太平洋鉄橋路特1号
TEL :027-8388-5338
中国最大のチェーン店「小肥羊」とは別のお店で
す。 ここでは「小尾羊」という名前のお店もあり
ました。発音が類似しています。
右側が内モンゴルの「小肥羊」ですが似ています。


お店は大繁盛です。お店の高級感は右側の内モンゴルとはかなり差があります。価格的にはほぼ同じでした。


木蘭(ムーラン)湖畔でワイルドな昼食 [湖北省]



中国湖北省の木蘭(ムーラン)山を紹介しましたが近くに木蘭湖があります。昼食のためにその木蘭湖の中の島にあるリゾートホテルにモーターボートで行きましたが食事が出来ないことがわかりました。
これがリゾートホテルです。洒落た建物が沢山ありました。クリックすると航空写真を表示します。鮮明ではないけれど雰囲気がわかってもらえると思います。

そこで同じ島の中にある高級レストランに行きました。中華料理だけれど建物は日本風でした。

本館と3つの別館で成り立っており別館には日本の名前がつけられていました。「松の屋」「竹の屋」「梅の屋」です。

その本館に入りお茶出してもらいました。そこからの景色はきれいでした。
念のため冷えたビールはありますかと聞くと「ない」との答え。さらに聞くと「これから冷やします。」との答えでした。


出発地点に戻ってきました。⇒
結局、高級レストランでの食事を断念してまたモーターボートに乗って陸地に戻り、下の写真のお店に入りました。モーターボートに乗る前から電話していたので冷えたビールが出てきました。この手のお店では考えられないことなのです。
運転手さん自らが料理の献立を考えてくれ、おしながきまで書いてくれました。そして料理が出来上がるまで厨房で見張ってくれていたのです。
下の写真はそれで出で来た料理のすべてです。
理由はこのあたりには日本人はほとんど来ないためこのあたり普通の味は日本人には合わないことを州都「武漢」に勤めている運転手さんは知っているのです。
だから下に出てくる料理は見かけと違いものすごく美味しかったです。素材は新鮮なこともあったと思います。味も薄味にしてくれているのです。

これは、日本でも食べたことのあるなまず料理です。 もちろん料理の方法は違いますが、味付けも気を使ってくれたため我々の口に合う味でおいしかったです。

このナマズを料理したのです。

肉団子と里芋の料理です。

チゲ チヂミと同じです。

木蘭湖の小魚です。干した魚で日本的な味わいです。塩味なんです。ビールのつまみに最高でした。
写真をクリックすると干している魚が出ます。

焼き豆腐の料理 中国にも焼き豆腐があるのには驚きでした。

鶏肉のスープ 見かけによらずおいしい!素材が新しいこと判ります。

イノシシの肉です。こちらでも貴重な肉です。

この食感の野菜は日本にはないです。セロリとウドの中間のようなおいしい野菜です。

5分前には地面に植わっていた野菜です。チンゲンサイだと思います。

ウズラです。

お店の雰囲気と違い料理はおいしかったです。冷たいビールもあったし! 運転手さんのおかげだったのですが良く聞くとこのお店は運転手さんの出身の実家だそうです。家の人に色々仕切っていた謎が解けました。日本人のことも良く知っているので味付けに関しても細かく指示したのだと思います。いずれにしても取れたて新鮮なものが食べれました。
この湖が木蘭湖です。複雑な形をした湖です。
滑り台で降りる 木蘭天池 [湖北省]



山の上にある池なので天池と名づけたようです。
天池への道はかなりの登りで寒い季節だけれど汗をかいてしまいました。



その「花 木蘭」が住んでいたと言われている場所だそうです。
伝説なので真意のほどは判りませんがいろんな観光施設がありここもそうです。
日本人でこの場所に来た人はいるのだろうかと思ってしまうような場所でした。
クリックすると場所が判ります。⇒
道は渓流沿いにあり景色は日本の山の中を思わせるような感じです。池よりも途中の景色が良かったです。

途中には滝も沢山あります。

これが最後の大きな滝でした。

山の上からは蝶が沢山いた木蘭湖が見えます。

石で出来た滑り台を滑って山を降りるのです。すごく長い滑り台です。

車の運転手さんもうれしそうでした。

お土産に乾燥した山草を売っていました。

駐車場の近くにあった旅館です。景色は独特できれいです。商店街ですがお客さんはほとんどいませんでした。


ここにも断崖のお寺 木蘭(ムーラン)山 [湖北省]



九華山で断崖のお寺を以前紹介しましたがここにもありました。西暦485年に建てられたようです。
断崖のお寺と言えば九華山を思い出しますが木蘭山のお寺群は独特です。山頂まで約50のお寺が連なっているのです。日本で有名でないのが不思議なくらいな絶景です。ここには近隣から沢山の人が訪れているようです。何百段の階段を登ります。近くに木蘭天池や木蘭湖が観光地なっていますが、木蘭山に来る観光客の人たちを期待して開発されたのだと思います。
違う角度からの写真ですが、写真を撮っている場所までは車で登れます。この後は徒歩で階段を登ります。見た目は簡単に登れそうですが意外ときつい運動になります。

水はお坊さんが運びあげているのです。少林寺の修業が思い浮かびました。

ここから急な階段を一気に登ります。

頂上です。ここが最高峰です。このお寺にもお参りをしました。

第二峰から撮った最高峰です。

最高峰から第二峰を撮った写真がこちらです。佛一天峰と名前がつけられているようです。

ここは頂上が2つあります。これが第二峰です。こちらは単独で断崖の上に立てられています。2枚上の写真はここから撮ったものです。

この角度からだと断崖のお寺の雰囲気が出てると思います。

お寺が尾根に連なっていることが判ると思います。

お寺では占いをしてくれるんです。このお寺の中に入ってお参りをするといきなり中からおばちゃんが出てきて占いをし始めました。木蘭山のお寺の特徴です。参道にも沢山の占いをする人が居て声を掛けてくれますが言葉がわからないので断念しました。お寺の中では一緒にいた仲間が中国語が出来るので通訳してもらいました。

お寺のおばあちゃんがくれた占いのお札です。文字の感じからすると木版でつくったものでしょうか。その時の私の占いです。日本風に言えば(超)大吉です。沢山いいことが書かれているそうです。丁寧に説明をしてくれて時間を費やしたので山頂には一番最後に到着しました。普通は一番早く登っているのですが!


その伝説の花木蘭(ファ・ムーラン)がこの近くに住んでいたとも伝えられています。アニメの動画を紹介します。主人公のムーランが、病気のお父さんの代りに男装をして戦争に出て、活躍する話です。
youziさんの記事に中国歌劇「木蘭・ムーラン」が掲載されています。
広範囲の地図で木蘭山の位置を表示いたします。クリックすると航空写真を表示します。木蘭湖や木蘭天池が入った航空写真はこちら→ホチッ

本場の湖北料理 [湖北省]


湖北省の省都の武漢に来る機会が出来ました。中華料理も地域によってずいぶんとちがいます。湖北料理はここの本場の料理なので着いた日は湖北料理を食べに行きました。先ずはセロリの料理です。この後は出てきた順番に掲載しています。4名で人数の割りに少し量が多いようですが種類を優先させました。
キノコのスープです。湖北料理らしいスープです。

ここの名物です。まわりはもち米です。これは日本でもよく見かける料理ですが、全般的には普段はお目にかかれない料理が多いのが地方の中華料理です。

白菜の煮物です。これが美味しいんです。

竹の子の料理もよかったです。

見ての通り麻婆豆腐です。湖北料理店で食べる四川料理です。味の違いに興味があるので、いつも麻婆豆腐を頼むようにしています。こちらから言わないと、安い料理なので出てくることはありません。

魚料理ですが、これは大きいです。中華料理では魚料理がもっとも高価なことが多いです。大きさを実感してもらうために写真はクリックすると拡大するようにいたしました。この回の料理の写真ではこれだけが拡大します。

最後はチャーハンにしました。

