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高橋牧場からの羊蹄山とニセコアンヌプリ [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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前記事で車で走った車内から撮った羊蹄山(えぞ富士)の写真を紹介しましたが、その羊蹄山の姿がきれいに見れる場所に行った見ました。その場所はニセコ町にある高橋牧場の放牧場でした。この日の前後は雨模様でしたが、幸いにも上の写真のように見事に晴れました。
 名前 高橋牧場 放牧場
 住所 北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1
 電話 0136-44-3734

羊蹄山の反対側にはスキー場で有名なニセコアンヌプリ(山)がそびえていました。この高橋牧場はニセコアンヌプリの麓にあるのです。写真の中央少し左の円錐形の形をした山がニセコアンヌプリです。ニセコアンヌプリはニセコ火山群に属しニセコ連峰の主峰で、周辺にはイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、シャクナゲ岳、白樺山、モイワ山、ワイスホルンがあります。
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この写真のように沢山の施設がありました。中央の山がニセコアンヌプリです。上の写真よりも建物に近づいて撮った写真です。
前記事で羊蹄山を紹介したのでここではニセコアンヌプリを紹介します。ニセコアンヌプリはアイヌ人が付けた名前ではなく和人がアイヌ語で名付けたものだそうです。推測だそうですが「家の屋根の形をした山」の意味であるチセネシリが本来の名前だそうです。そして各地にチセネシリ山と名付けられた山が北海道にはあるそうです。約70万年前から約25万年前に活動した火山で、安山岩質の溶岩流を繰り返し噴出しましたが、25万年前以降は活動は見られないそうです。その後はチセヌプリやニトヌプリ、イワオヌプリなどに噴火活動は移動したそうです。似古安岳は「にせこあんだけ」と読むようです。
  名前 ニセコアンヌプリ
  標高 1308.2 m 一等三角点(点名:似古安岳 1307.97m)
  山系 ニセコ連峰
  種類 成層火山・活火山(警戒レベル対象外)   
  名山 日本三百名山
  元名 チセネシリ(アイヌ語:cise-ne-sir 意味:家 or 等脚台形)
  所属 ニセコ積丹小樽海岸国定公園
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ニセコアンヌプリが大きく写った写真を紹介します。山の上の方に写っている建物はコンドラ乗降場所です。ゴンドラで登った山の上からの羊蹄山もきれいだと思います。冬のスキーの季節に特に活躍するのだと思います。
ニセコアンヌプリや羊蹄山の山頂近くには一等三角点や三等三角点があります。その北海道の三角点の数を紹介します。北海道は一等三角点の割合が多いことが分かりました。
区分 一等 二等 三等 四等 合計 電子基準点
 全国合計 974 5,061 32,392 69,410 107,837 1,240
 北海道 224 932 3,808 9,098 14,062 167
23.0% 18.4% 11.8% 13.1% 13.0% 13.5%
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牧場がニセコアンヌプリの麓にあることが分かる地形図紹介します。の位置に、そば畑がありました。ゴンドラやリフトが沢山あるようにニセコアンヌプリには歴史のある4つのスキー場があります。オープンの年を頭に書いています。カッコ内( )の名前はオープン当初の名前です。
 1961年 グランヒラフ       (ニセコ高原比羅夫スキー場)
 1972年 ニセコアンヌプリ国際スキー場
 1982年 ニセコビレッジ      (ニセコ東山スキー場)
 1991年 ニセコHANAZONOリゾート (ニセコひらふスキー場花園コース)
  高橋牧場     255m
  ニセコアンヌプリ 1308.2m  
  スキー場のゴンドラおよびリフト  
 ━━ 車で走ったルート


高橋牧場には昼食の手打蕎麦「いちむら」を出て真直ぐに向かいました。その途中の道ですがニセコアンヌプリが写っていました。ただし、写真を写したときは、この山がニセコアンヌプリであることは知りませんでした。ニセコ連峰の火山の活動時期は次のとおりです。これらの火山は古期火山群(古)、中期火山群(中)、新期火山群 (新)に分けられています。
 区 火山       標高   火山活動時期
 古 雷電山      1211m 160万年~100万年前
 古 ワイスホルン   1045m 150万年~100万年前
 古 目国内岳     1220m 110万年~65万年前
 古 岩内岳      1085m 73万年~50万年前
 中 シャクナゲ岳   1074m 80万年~30万年前
 中 白樺山       959m 70万年~30万年前
 中 ニセコアンヌプリ 1308m 70万年~25万年前
 新 チセヌプリ    1134m 30万年~2万年前
 新 ニトヌプリ    1080m 2万5千年前
 新 イワオヌプリ   1116m 3万年~7千年前
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北海道の2017年9月時点の火山の警戒レベル等を紹介します。
ニセコ火山群および羊蹄山は噴火警戒レベル対象外の火山ではありますが活火山であることに留意する必要がある山です。下記の着色文字をクリックすると最新の各地方の警戒レベルを表示します。警戒レベル設定火山→ポチッ
 北海道 東北 関東・中部 伊豆・小笠原諸島 中国地方 九州 沖縄 
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放牧場について最初に見た景色でした。
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トラクターには沢山の人たちが集まることもありました。


近くには蕎麦打ちの体験場らしき建物もありました。
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羊蹄山を背景にした干し草ロールも写真撮影ポイントとなっていました。この干し草ロールを作る機械がロールベーラーです。
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冒頭の写真ですが広さが分かってもらえると思います。
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羊蹄山から右に目をやるとさらに広さが伝わってくると思います。
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羊蹄山を中央にした写真です。
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羊蹄山の部分を拡大いたしました。
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上の写真でも拡大すると分ると思いますが、ひまわり(向日葵)も植えられていました。ヒマワリと羊蹄山のコラボ写真です。この写真はヒマワリの方にピントを合わせています。
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ヒマワリは持ち帰っていいのです。ここでいただいたヒマワリの花で記念写真を撮りました。持ち帰り自由は珍しいのではないでしょうか。


ヒマワリと羊蹄山共にピントが合うように離れて撮った写真です。雲の形も刻々と変わっていきました。
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雲がすばらしい形を見せてくれていたので雲を中心に撮りました。
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別方向の雲です。こちらも見事な姿を見せてくれました。
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この場所の雰囲気を感じてもらいたいので、一緒に行った長男家族の写真を紹介します。2歳児はトラクターの運転席が気に入ってしまって、なかなか離れようとしませんでした。



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羊蹄山 車からの景色 [積丹 余市 ニセコ]

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赤ばふんうに丼を食べた積丹(しゃこたん)から千歳に帰るときに、上の写真の羊蹄山(ようていざん)の近くを通りました。羊蹄山は別名・蝦夷富士(えぞ富士)と呼ばれている北海道を代表する成層火山です。
アイヌの人たちはマッカリヌプリあるいはマチネシリ(雌山)と呼び、南東にある尻別岳((1,107m)をピンネシリ(雄山)と呼んだそうです。すぐ近くのニセコアンヌプリのようにアイヌ語風地名が正式名になった山も沢山ありますが、この山に関しては明治ごろから日本書紀に記されている地名の後方羊蹄(しりべし)に由来して、後方羊蹄山(しりべし山)が正式名となりました。
しかしながら後方羊蹄山を「しりべしやま」と読むのは難しかったことから、地元の倶知安町が羊蹄山への変更を求めたのが聞き入れられて、1969年11月発行の地形図から羊蹄山と書き換えられて羊蹄山(ようていざん)が定着したそうです。ちなみに後方羊蹄は後方(しりべ)+羊蹄(し)なのです。2文字の漢字の「羊蹄」を1文字の「し」と発音するのも難読の一つだったのだと思います。ただし日本百名山に登録されている呼び名は羊蹄山ではなく後方羊蹄山(しりべしやま)です。羊蹄山の羊蹄は植物のタデ科スイバ属のギシギシで、漢字名が羊蹄なのです。和名は「し」ですが、生薬名はヨウテイとよびます。
  名前 羊蹄山
  標高 1898m
  山系 独立峰
  種類 成層火山・活火山(ランクC 警戒レベル対象外)   
  火口 直径700m、深さ200m
  名山 日本百名山
  別名 蝦夷富士(えぞ富士) 後方羊蹄山(しりべしやま)
  元名 マッカリヌプリ(アイヌ語)
  所属 支笏洞爺国立公園(しこつ・とうや国立公園) 羊蹄山地域

左上から青色ライン(━━)を走ってきて最初に羊蹄山を見ることが出来たのがの位置です。前および横方向で最後に羊蹄山を見ることが出来たのはの位置です。本記事では車の中から撮った写真の11枚をを紹介したいと思います。ただしのみ車を止めて外に出て撮りました。右の写真は高橋牧場から撮ったニセコアンヌプリ(1308.2m)です。住所は撮影位置です。
  北海道岩内郡共和町小沢
  北海道虻田郡倶知安町峠下155
  北海道虻田郡倶知安町琴平
  北海道虻田郡倶知安町南11条東1
  北海道虻田郡倶知安町岩尾別135-12
  北海道虻田郡倶知安町山田
クリックすると拡大  北海道虻田郡倶知安町樺山
  北海道虻田郡ニセコ町本通
  北海道虻田郡ニセコ町近藤
  北海道虻田郡真狩村社
  北海道虻田郡留寿都村豊岡
  羊蹄山      1898m
  尻別岳      1107.27m
  ニセコアンヌプリ 1308.2m  
  高橋牧場     255m


岩内郡共和町小沢  山頂までの距離:18.2km 13時13分
この場所で初めて羊蹄山を見ました。
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虻田郡倶知安町峠下155  山頂までの距離:13.1km 13時18分
羊蹄山は約6-5万年前に古羊蹄火山が活動を開始し、小規模なプリニー式噴火を繰り返し、活発に軽石や火山灰、溶岩流、火砕流を噴出したそうです。この活動によって、約4万年前までに標高1,700m程度の成層火山を形成したそうです。最新の噴火は約1,000年前に発生したものと推定されています。
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虻田郡倶知安町琴平  山頂までの距離:10.6km 13時22分
道路の進行方向が開けてきたので大きく見えるようになってきました。
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虻田郡倶知安町南11条東1  山頂までの距離:8.55km 13時28分
ここの信号は以前に紹介した場所です。→ポチッ
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虻田郡倶知安町岩尾別135-12 山頂までの距離:9.03km 13時30分
唯一、車を止めて撮った羊蹄山の写真です。電線が写っていな写真でもあります。冒頭の写真は同じ場所から撮った羊蹄山です。クリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。
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虻田郡倶知安町山田  山頂までの距離:8.62km 13時31分
車の中でしたが、山頂付近がよく見えたので写真を撮りました。
こちらの写真もクリックすると特別に広範囲を大きく拡大いたします。山頂付近が確認出来ると思いますので是非ともクリックしてみてください。ただし見ている方角から考えて最高峰点自体は手前の外輪に隠れているようです。
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山頂には直径700m・深さ200mの火口(父釜)があり、その火口の淵(外輪)に現在の山頂(1,898m)と旧山頂(1,892.7m 真狩岳)と三等三角点(1,843.7m 北山/雲泉)があります。西北西斜面にも側火口(母釜、子釜)があります。上の山頂付近の写真は北西方向(左上方向)から見ています。
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クリックすると拡大山頂の火口部分をGoogleマップの地形図と航空写真で表示させました。同じ位置、同じ縮尺で表示させています。
右の写真はネットから転用させていただいた火口(父釜)の写真です。
 山頂  1898m
 旧山頂 1892.7m 一等三角点 真狩岳
 北山  1843.7m 三等三角点 雲泉  



虻田郡倶知安町樺山  山頂までの距離:8.58km 14時19分
前記事である手打蕎麦の記事の中で紹介した、そば畑のある景色です。そば畑以外に、トウモロコシ畑、麦畑、ジャガイモ畑などがありました。上の写真と時間差があいているのは昼食に蕎麦を食べたからです。
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虻田郡ニセコ町本通  山頂までの距離:10.6km 15時01分
この写真は我々が進んでいく方向ではなく交差点で左側の道の方向を撮ったものです。高橋牧場に寄ったので上の写真との時間差があきました。
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虻田郡ニセコ町近藤  山頂までの距離:7.62km 15時04分
これは進んでいく方向の写真です。山腹にはキタキツネ、エゾクロテン、エゾリス、エゾシマリス、エゾモモンガ、エゾユキウサギなどの哺乳類が生息しているそうです。野鳥は130種類以上が確認されているそうです。
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虻田郡真狩村社  山頂までの距離:5.70km 15時10分
開けた場所で撮りました。頂上付近は雲で覆われてきました。今回の写真の中で最も近くから撮った羊蹄山です。
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虻田郡留寿都村豊岡  山頂までの距離:8.88km 15時16分
最後に羊蹄山を撮った写真です。これ以降は木が多くなって羊蹄山を見ることが出来なくなりました。左の写真が家内で、右の写真が私です。山の名前に使われている羊蹄の植物としての分類を記載いたします。
  界 植物界      Plantae
  門 被子植物門    Angiosperms
  綱 真正双子葉類   Eudicots
    コア真正双子葉類 Core eudicots
  目 ナデシコ目    Caryophyllales
  科 タデ科      Polygonaceae
  属 スイバ属     Rumex
  種 ギシギシ     Rumex  japonicus
 漢名 羊蹄
 和名 ぎしぎし し(古来の呼び方)
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こちらは初めて北海道旅行に行ったときの羊蹄山(エゾ富士)の写真です。


北海道の2017年9月時点の火山の警戒レベル等を紹介します。
ニセコ火山群および羊蹄山は噴火警戒レベル対象外の火山ではありますが活火山であることに留意する必要がある山です。下記の着色文字をクリックすると最新の各地方の警戒レベルを表示します。警戒レベル設定火山→ポチッ
 北海道 東北 関東・中部 伊豆・小笠原諸島 中国地方 九州 沖縄 
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タグ:北海道
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北海道旅行の2日目の昼食は手打蕎麦 いちむら [積丹 余市 ニセコ]

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積丹の赤ばふんうに丼ツアーの2日目の昼食は人気のお店の手打蕎麦にいたしました。下記のリストは2014年の蕎麦の年間生産量にあるように北海道は断トツの1位なのです。認知度は多くはないとは思いますが、蕎麦と言えば北海道と言ってもいいわけです。
私が住んでいる千葉県佐倉市の手打蕎麦屋さんでも北海道産を使っていることが多かったです。
 1位 北海道  13,000 t
 2位 長野県  2,560 t
 3位 茨城県  2,120 t
 4位 山形県  2,100 t
 5位 福島県  1,930 t
 6位 栃木県  1,660 t
 7位 秋田県  1,250 t
 8位 岩手県   934 t
 9位 福井県   911 t
 10位 青森県   684 t
  手打蕎麦 いちむら
  ニセコ髙橋牧場
 ━━ 車のルート
右上の地図にあるように羊蹄山の麓にある手打蕎麦「いちむら」で食べることにいたしました。

こちらがお店の外観です。橋を渡ってお店に入るユニークな構造のお店でした。時間は13時半だったので並ぶことなくすぐに食べれました。
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テーブル席もありましたが、2歳児もいることから奥の畳の席にさせてもらいました。
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全員、天せいろにいたしましたが、十割蕎麦と二八蕎麦を頼みました。
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こちらが十割そばです。天ぷらは揚げたてが順次出てくるので、この時点では海老とカボチャが蕎麦と一緒に出されました。
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クリックすると拡大そばだけを拡大いたしました。香りの高い田舎蕎麦タイプの黒い色の十割蕎麦でした。蕎麦の色は、実のどの部分が多く入っているかで決まります。内層部は白色で、表層部が多く入るほど黒くなるのです。つまり十割蕎麦だから黒いわけではないのです。
殻付きの玄そばは、中心から外側に向かって胚芽、胚乳、種皮、殻という順で構成されています。製粉するとそばの実は、中央から割れて粉になるので最初に出てくる真っ白の粉を1番粉と呼ぶそうです。その後に出てくる順に2番粉・3番粉と呼ぶそうクリックすると拡大です。
2番粉は少し緑がかった色をしていて、3番粉は黒っぽい色をしているのです。
 1番粉 胚乳の中心部が主体
 2番粉 胚乳と胚芽が主体
 3番粉 種皮部分も製粉したそば粉
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こちらが蕎麦粉が八割の二八蕎麦です。
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こちらも蕎麦を拡大いたしました。十割蕎麦よりも細めに作られていました。のど越し重視の蕎麦でした。
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私は二八蕎麦を頼んだので十割蕎麦と一部交換させてもらいました。並べると違いが分かりやすいと思います。こちらのお店では、どちらかと言えば二八蕎麦はのど越し楽しむ蕎麦で、十割蕎麦は香りを楽しむように作られているのだと感じました。
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こちらが蕎麦と一緒に出てきた海老の天ぷらです。緑の藻塩でいただきました。
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野菜天は後から揚げたてが出されました。これで天麩羅は全てそろいました。
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お店を紹介したいと思います。
 店名 手打蕎麦 いちむら
 住所 北海道虻田郡倶知安町字山田68-4
 電話 0136-23-0603
 営業 11:00~15:00
 定休 無休 ただし1月1~3日休業


羊蹄山(えぞ富士)の麓では蕎麦の花が満開でした。
見えている山が羊蹄山です。お店から車で5分の場所にこの蕎麦畑がありました。蕎麦を食べて、すぐに蕎麦の花を見ることが出来て、想定外のラッキーでした。北海道は全国の作付蕎麦の面積の約36%を占めているそうです。収穫量は42%だそうです。
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Googleのストリートビューで同じ場所を見つけました。住所は北海道虻田郡倶知安町樺山です。お蕎麦屋さんの住所と北海道虻田郡倶知安町まで同じです。


下記のグラフは北海道の蕎麦の作付面積と生産量の推移です。Wikipediaに掲載されていたデーターからグラフを作ってみました。
さらに2016年の北海道での作付面積と生産量のトップ10の町も調べてみました。驚いたことに北海道の1位の町が長野県全体の生産量に匹敵します。
地域 作付面積 順位 地域 生産量 順位
  ha   t
幌加内町 3,440 1 幌加内町 2,550 1
深川市 2,480 2 深川市 1,380 2
旭川市 1,090 3 音威子府村 766 3
音威子府村 964 4 旭川市 586 4
沼田町 605 5 沼田町 427 5
剣淵町 516 6 共和町 352 6
北竜町 499 7 名寄市 307 7
共和町 462 8 黒松内町 249 8
新十津川町 460 9 剣淵町 248 9
名寄市 445 10 美深町 236 10
北海道全体 21,500   北海道全体 12,100  
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お店の周辺の航空写真です。いろんなレストランが集まった場所にありました。北海道は広いのでレストランが集まっているのは長年の知恵ではないでしょうか。
マイナスのアイコン( マイナス)を数回クリックするとて周囲の雰囲気が分かってもらえると思います。

タグ:蕎麦 北海道
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昔の板壁の家が沢山残されていました。 [積丹 余市 ニセコ]

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北海道旅行で、すでに紹介した赤ばふんうに丼を食べた「みさき」の前に板壁で出来た古い建物がありました。2階の窓にバッテンが付けられており使われているように見えますが、1階の2つの窓の部分に沢山の観葉植物が置かれていることから、何らかの形で活用されていると思われました。
今回、積丹から千歳まで車で走った道筋にも板壁の建物があり、車の車内から出来る限り写真を撮ってみました。本記事では、その写真を紹介します。写真が撮れたのは緑のマーク( )の①~⑦の7箇所です。
  積丹郡積丹町日司町59
 ② 古平郡古平町港町27-6
 ③ 古平郡古平町港町17
 ④ 余市郡余市町浜中町150−1
 ⑤ 余市郡仁木町大江2丁目260
 ⑥ 岩内郡共和町小沢105
 ⑦ 虻田郡留寿都村泉川
上の写真が「みさき」の前にあった①の建物です。日司漁港の前のため昔は鰊番屋(にしん番屋)として使われていたのかもしれません。参考にネットで紹介されていた鰊番屋の写真を下に転用させていただきました。
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板壁を拡大いたしました。長い間、風雪に耐えてきた板壁だと思います。クリックすると広い範囲を拡大して表示します。
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古平郡古平町港町27-6
こちらは生活の痕跡があり今でも使われているようでした。板壁の建物が奥に一軒見えるので写真の中に2軒の板壁の建物があることになります。
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古平郡古平町港町17
こちらは②の建物から200mの距離にあります。ここも板壁の建物が2軒ほど見受けられるので上の建物も併せて少なくとも4軒の建物があることになります。郵便ポストがあります。
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余市郡余市町浜中町150−1
こちらは旧余市福原漁場と呼ばれる国指定の史跡です。旧余市福原漁場は明治36年まで福原家が経営していた漁場の一部です。その後、小黒家や川内家が経営したそうです。
この旧余市福原漁場は文化庁や道の補助によって修理・復元されたものだそうです。この写真も含めて3枚の写真を紹介いたします。
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クリックすると拡大こちらは漁期の食料を蓄えていた米倉のようです。さすがニシン漁のために作られただけあり見事な米倉です。右側には石壁の建物も見受けられます。鰊漁による裕福な時代があったことを感じさせてくれます。1977年に撮られた同じ地区の米倉の写真を紹介します。
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クリックすると拡大下の写真の建物は、屋根の上に櫓(やぐら)があることから鰊番屋と呼ばれる建物と思われます。右の写真は古平郡古平町にあった八反田家番屋の屋根の上の櫓です。こちらも1977年に撮られたそうです。鰊番屋とは網元が鰊漁のために作った住居兼漁業施設で、漁夫の外船大工、鍛冶職、屋根職などが暮らし、やん衆(季節労働者)が食事をしたそうクリックすると拡大です。
大きな番屋では200人以上の人たちが寝泊まりしたそうです。鰊御殿とも呼ばれたそうです。右の写真は現存する鰊番屋の中では最大の旧花田家鰊番屋です。
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上の鰊番屋はこちらの写真から切り取りました。右に石壁の倉庫らしい建物があるのが分かってもらえると思います。北海道の鰊番屋(鰊御殿)は下記のリストの通り、沢山残されています。      ♡:公開 ♤:非公開
クリックすると拡大 ♡ 田中福松邸  小樽市祝津3丁目
 ♡ 猪俣安之丞邸 小樽市桜1丁目
 ♡ 青山政吉邸  小樽市祝津3丁目
 ♡ 青山家住宅  札幌市厚別区
 ♡ 川村家番屋  古宇郡泊村
クリックすると拡大 ♡ 武井邸客殿  古宇郡泊村
 ♡ 白鳥家住宅  石狩市浜益区
 ♡ 白鳥家番屋  小樽市祝津3丁目
 ♡ 橋本与作邸  寿都郡寿都町
 ♡ 柳谷家番屋  礼文郡礼文町 
 ♡ 余市福原漁場 余市町浜中町      国の史跡
 ♡ 花田家番屋  留萌郡小平町      国の重要文化財
 ♤ 佐藤家    寿都郡寿都町歌棄町有戸 北海道指定有形文化財
 ♤ 佐賀家番屋  留萌市礼受町      国の史跡
 ♤ 関家番屋   留萌市礼受町
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ニシン漁が盛んだったころの雰囲気を感じていただきたいので、ネットから写真を転用させていただきました。一番右上の写真はニシンの運搬に使われた木製のモッコが写っています。写真をクリックすると分ると思います。木製のモッコは積丹ブルーの海の記事の中で紹介いたしました。
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余市郡仁木町大江2丁目260
ここからは内陸部の板壁の建物です。
前記事で紹介したきのこ王国仁木店を出発してすぐにありました。距離にして3.6kmです。入口部分や窓の部分と思われるところを新しい板で塞いでいることから、今は倉庫として使っているように思われました。
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岩内郡共和町105
こちらの建物は一部だけが板壁です。複雑な建物の形なので板壁の家に普通のタイプの家を増築したように見えます。拝戸商店と思われる文字が見えます。こちらにも郵便ポストが確認出来ます。
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虻田郡留寿都村泉川
ルスツリゾート遊園地を通り過ぎてすぐにありました。距離にして1.7kmでした。住宅密集地では防火のため板壁を見ることは少ないと思いますが、広い北海道だからこそ板壁の家を沢山見ることが出来るのだと思います。
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私が3歳から10歳(小4年秋)まで、下の写真の板壁の家に住んでいたクリックすると拡大ことがあります。そんなこともあり板壁の家は懐かしいです。当時の住所は分かりませんが、現在の住所は広島市西区井口明神2丁目です。そこには男明神と女明神があり、庭の南側は直接海で右の写真のように男明神が目の前に見えました。その男明神の向こうには薄っすらと宮島が写っています。この後に神戸に引越しました。下はいずれも私が7歳の時の写真です。下の段の3枚の写真は板壁の家の縁側で撮ったものです。写真はクリックいるといずれも大きく拡大いたします。
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タグ: 建物 板壁
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きのこ王国 [積丹 余市 ニセコ]

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上の写真は車の車内から撮った北海道のJR余市駅です。この日は積丹の宿を出発して念願の朝どりの一日限定15食の赤ばふんうに丼を食べて、積丹岬周辺を散策してた後に余市を通ってニセコ経由で長男家族の住んでいる千歳に向かいました。その時に撮った写真です。
すでに前々記事と前記事で北海道ならではのコーラ「ガラナ」やコンビニ「セイコーマート」を紹介しましたが、もう一つ紹介したいと思います。

余市からニセコに向かう道路て写真の立て看板が沢山置かれていました。そこに書かれていたのが「きのこ大国」と「夏祭り」でした。下の白地のところには「イベント終了後に撤去します。」と書かれていることから、何らかのイベントが行われていると思い、寄ってみることにいたしました。
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そのきのこ王国まで来て、広いスペースと規模の大きさに驚かされました。駐車場には沢山の車が停まっていました。雰囲気的には高速道路のサービスエリアや一般道の「道の駅」ですが、北海道だけの施設でした。その地域独自の施設として頭に浮かんだのが山口県の山賊村でした。こちらのお店は2010年4月2日にオープンしたそうです。
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日本で一番売れているきのこ汁108円(税込)をキャッチフレーズとした大きな看板が目に入ってきました。Wikipediaで施設のカテゴリーを調べると農産物販売所でしたが、農産物販売所と言うよりは食事や販売の総合施設と言った方がよさそうでした。
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きのこ王国だけあって沢山のキノコが売られていました。クリックするとわかりますが沢山の大きな椎茸が入ったパッケージが580円と、かなりお得なようです。きのこ王国は、(株)北海道名販の販売店だそうです。(株)北海道名販の販売以外の業務は、きのこ生産・きのこ加工食品製造だそうです。
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こちらがレストランです。きのこ汁だけでなくメニューも豊富でした。
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正面から撮りました。屋内で食べている人もおられますが、屋外に持って行って食べる人の方が多かったです。我々も屋外でいただきました。別のお店で昼食を食べるつもりだったので、きのこ汁だけ注文いたしました。
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天かすは無料なので、きのこ汁に入れさせてもらいました。
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右の写真のように夏祭りのイベントのテントが沢山並んでいました。テントでは金魚すくいなど子供が遊べるものや、いろんな食べ物が売られていました。長男家族はお土産も買っていました。もちろん108円のきのこ汁をいただきました。無料の天かすを沢山入れてしまったのであまり見えませんが、沢山のキノコが入っていました。このきのこ汁は年間60万食ほど売れているそうです。年間60万食は1日に換算すると1644食になります。
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きのこ王国は北海道に4ケ所ほどお店を構えているのですが、驚いたことに我々が通った道沿い(━━)およびその近くに4店( )ともにありました。我々が立ち寄ったのが余市とニセコの間にある仁木店でした。
 仁木店  北海道余市郡仁木町大江1丁目930  Open 2010年04月02日
 本店   北海道伊達市大滝区三階滝町637-1 Open   ?
 喜茂別店 北海道虻田郡喜茂別町相川157    Open   ?
 北湯沢店 北海道伊達市大滝区優徳町16-3   Open   ?


本店は道沿いにあったので車内から写真を撮ることが出来ました。こちらでのキノコ汁の価格は税抜きの100円で表示されていました。運営会社である(株)北海道名販の本社もここと同じ住所でした。
長野県にもきのこ王国いくつかあるようですが、関係はないようです。
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あとの2店は通った道の近くですが、道沿いではなかったので写真は撮れませんでした。したがってGoogleのストリートビューで紹介いたします。
 きのこ王国 喜茂別店 こちらも100円表示のようです。


 きのこ王国 北湯沢店 こちらも100円表示のようです。
この店舗にだけ、きのこ狩りの看板があることから、この場所にきのこ王国のキノコの生産工場があるようです。地図の中に大滝地熱きのこ生産組合の表示があり、2kmほどの距離に北湯沢温泉があることから温泉(地熱)がきのこの栽培に活用されていたのかもしれません。今も活動しているかどうかは確認できていません。

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北海道ならではの道路の景観 [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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北海道らしい道路の景観を紹介します。北海道と言えば寒い場所との印象ですが、日本海ほどの豪雪との印象はありませんが、道路わきに建っている下向きの矢印()を見ると、やはり雪が多い地域であることを実感いたしました。この道路の両脇に立てられている矢印は通称「矢羽根」とよばれていますが、正式名は「固定式視線誘導柱」だそうです。
建築基準法で、積雪荷重として定められている積丹町の垂直積雪量は150cmでした。北海道のなかで数値が一番大きいのは幌加内町(250cm)でした。次に数値の大きい230cmし6町村で代表的なのがニセコ町です。
一番数値が小さいのは60cmで日高地方の、えりも町と門別町と新冠町と新ひだか町と様似町と浦川町と日高町の中の旧門別町の7つの町でした。
離島を除く東京都は30~40cmです。ちなみに東京都の離島は5~20cmです。

この矢羽根は北海道らしさを感じる風景のひとつで、今回は上の写真のような赤白の矢羽根を多く見ました。ところが下の写真のように黄黒の矢羽根も見かけました。何かの意味があって使い分けられているのか、状況を比べてみましたが思い当たることがありませんでした。調べてみると、単に統一されていなだけでメーカーにより異なるようです。夜間でも分かるようにLEDランプで出来た矢羽根がありました。右上の5枚の内、赤白の3枚はLEDが組み込まれていました。
矢羽根は道路の境界を示す標識で、雪のために外側線(白いライン)が見えなくても矢羽根のおかげで路肩を意識して走ることができます。吹雪や霧などの視界不良時にも役に立ちます。
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今回、初めて気が付いたのが写真の左側に並んでいる設備です。防風のための設備と感じましたが、調べてみると「防雪柵」と呼ばれるものでした。風を利用して道路上の雪を吹き飛ばす設備だそうです。軽くてさらさらした雪の北海道だから可能な設備なのだと感じました。用途によって「吹きだめ柵」「吹き止め柵」「吹き払い柵」「吹き上げ防止柵」の4タイプがあるそうです。
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ここの防雪柵では羽が全て上げられていました。
防雪柵の羽は角度を変えたり、位置を変えたり出来るようです。夏期に収納できるタイプもあるようです。
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もう一つ、北海道らしい道路の設備を紹介します。ただし、こちらの写真は今回のツアーで撮ったものではなくて、2010年3月27日に小樽に行った時に撮った写真です。この日に北海道に来て空港でレンタカーを借りて、千歳のホテルに帰るところでしたが、猛吹雪となり、視界が悪くなったのですが、道路の両側に立てられた緑と赤(オレンジ)のランプのおかげで、小樽観光をした後になんとか走ることが出来ました。
クリックすると拡大こちらは視線誘導灯と呼ばれているそうです。
中央分離帯側が赤(オレンジ)のランプでした。時間は16時ごろですがこの後、右の写真のように視界はさらに悪くなりました。下の写真はランプが3つまで見えますが右の写真は、一番近いランプしか見えません。
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kyonさんからのコメントをいただいたので竪型の信号の写真を紹介します。赤ばふん生うに丼を食べたお店「みさき」まで2kmの場所の信号です。写真の右下に「みさき」と「中村屋」の看板があるのが分かってもらえると思います。
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一枚だけでは実感がわかないと思い信号が写った写真から切り取りました。確かに横型の信号は一枚もなかったです。kyonさんのコメントにあるように積雪面積を減らす工夫だそうです。右側の2枚の写真をクリックすると分ると思いますが、最近の縦型信号機は一番上の赤のツバだけは長めで、下2つのツバは短い工夫もされているそうです。ランプの順番は上から「赤」「黄」「青」です。
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クリックが面倒な方のために、上の4枚の右上の写真の信号の部分を拡大いたしました。一番上の赤のツバだけ長いのが分かってもらえると思います。背景の山は羊蹄山(蝦夷富士)です。この信号機の住所は表示されているように北海道虻田郡倶知安町 南11条東1丁目です。信号の位置→ポチッ
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タグ: 道路 北海道
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積丹からの帰り道で最初に寄ったのは人気のホームメイドアイスクリーム店 [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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すでに報告させていただいた通り、朝早く記帳して一日15食限定の朝どり赤ばふんうに丼を食べた後に積丹岬の近くにある島武意海岸(しまむい海岸)と積丹出岬灯台で積丹ブルーの海を見ました。
積丹出岬灯台からの最初に向かったのが、上の写真のアイスクリームが食べれる積丹で有名なお店でした。

下記の地図で青色ライン(━━)が島武意海岸(丹出岬灯台)から長男家族の住む千歳までの車で走ったルートです。ルートの終着点(B)は、その晩の夕食の食材を買うために寄った北海道の海産物の調達を行った「うおはん」です。積丹出岬灯台の駐車場(A)からアイスクリームのお店までの距離は12.6kmでした。下記の積丹出岬灯台( )から、うおはん( )までのマーク( )の場所に立ち寄りました。
 積丹出岬灯台
 ホームメイドアイスクリーム店
 きのこ王国     きのこ汁
 いちむら      手打蕎麦
 ニセコ髙橋牧場   羊蹄山の景色
 うおはん      夕食用の海産物の調達
 みさき       赤ばふん生うに丼


雷電国道(国道229号線)から見える右側の建物がアイスクリーム店で左側のお店が、レストラン・グリーンホリデーです。
地域にある雷電山、雷電岬、雷電温泉、雷電海岸などの地名から雷電国道の呼び方が通称となったようですが、その元となった雷電の名前の由来は相撲の力士名とは関係なく、アイヌ語のようです。アイヌ語の「ライニ(枯れ木)」や「ラエンルム(低い出崎)」が語源となったとの説が有力ですが、源義経や武蔵坊弁慶にまつわる伝説の中の「来年」が語源との説もあります。
クリックすると拡大同じ敷地にあるのでグリーンホリデーがアイスクリーム店を経営しているのではないかと感じました。レストランでは右の写真の生うに丼が食べれました。道路からの写真は撮っていなかったので、本写真はGoogleのストリートビューを利用させてもらいました。


こちらが私が撮ったホームメイドアイスクリーム店の写真です。
 店名 ホームメイドアイスクリーム(グリーンホリデー)
 住所 北海道積丹郡積丹町婦美町535
 電話 0135-44-2411( グリーンホリデー)
 営業 夏季:9:30~18:30 通常:10:00~17:30
 定休 第1、第3木曜日 ただし夏期は無休
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手作りアイスクリームはシングルとダブルがありました。我々はシングルを頼みました。ソフトクリームはジャムをトッピングするようです。
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手作りアイスクリームの種類は10種類以上ありました。その中で地元らしいアイスクリームを聞くと、イチゴとカボチャとルバーブとキイチゴ(木いちご)などの名前を教えてもらったのでカボチャとルバーブとキイチゴを注文いたしました。これ以外に、バニラ、あずき、バナナ、コーヒー、チョコマーブル、ラムレーズン、ザバリオーネの名前が記憶に残っています。
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こちらがカボチャのアイスクリームです。私が注文したのはキイチゴでしたが、こちらも味見をさせてもらいました。最も特徴のある味で、カボチャがこんなにも美味しいアイスクリームになることを教えてもらい衝撃的でした。もし、人に薦めるとしたら「これだ」と言う感じでした。
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クリックすると拡大これがルバーブのアイスクリームで、独特の酸味が美味しかったです。これは果実ではなく茎なのですが、独特の酸味に驚かされるアイスクリームです。右の写真は我家の近くでルバーブをいただいた時に撮ったルバーブの茎の部分です。
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クリックすると拡大冒頭の写真を再度掲載いたします。これが私の注文したキイチゴ(木いちご)のアイスクリームです。他ではなかなか味わえないアイスクリームなので値打ちがありました。もちろん見ての通り美味しかったです。右の写真が木イチゴですが、熟すと濃い色になるようです。
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近くの牧草地の景色です。北海道の雰囲気が伝わてきました。アイスクリーム店から、この牧草地まで6.5kmの距離です。
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お店の航空写真です。マイナスのアイコン( マイナス)を5回クリックすると黄金岬も出てきて周囲の雰囲気が分かってもらえると思います。

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積丹出岬灯台 [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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前記事で島武意海岸の積丹ブルーの景色を紹介しましたが、その場所から0.3kmで積丹出岬灯台の近くの展望デッキ(展望台)に行けると案内板の地図に書かれていました。その先も遊歩道は続いているのですが0.3kmならば2歳児が歩いて行けると考えて、積丹出岬灯台まで行ってみることにいたしました。その積丹出岬灯台が上の写真です。灯火の海抜は141.0mで地面から灯火までの高さは10.6mであることから出岬の灯台が建てられている地面の標高(海抜)は130.4m(=141m-10.6m)となります。トンネルを抜けた島武意海岸・展望台の標高が70mであることから、そこから60m登ってきたことになります。
 灯台名  :積丹出岬灯台(しゃこたん・でみさき・とうだい)
 所在地  :北海道積丹郡積丹町入舸町 (出岬)  〒046-0327
       Irikacho, Shakotan, Shakotan District, Hokkaid?
 光度   :実効光度9.9万カンデラ
 光達距離 :19.5海里(36.1km) or 21.0海里(38.9km)
 塗色構造 :白赤横線塔形
 灯質   :単閃白光 毎5秒に1閃光
 灯火海抜高:141.0m
 灯火地上高:10.6m
 塔高   :13.0m
 地面標高 :130.4m(=141.0m-10.6m)
 岬ピーク :134m
 点灯年月日:1965年12月22日
 改築年月日:1987年12月

灯火部分を拡大いたしました。クリックすると3倍(面積で9倍)の大きさの拡大写真を表示します。52年間、積丹の海の光となってきた灯火です。こちらは遠くから見ると5秒間隔でひかります。発光間隔は灯台毎に定められていて、その違いからどの灯台であるか判断できるようになっているそうです。したがって近隣にある灯台の光り方(灯質)は全て異なっています。
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灯台レンズの部分を拡大いたしました。灯台レンズの等級により分類されているようです。塔頂までの高さとの相関関係からレンズ直径は30cmで、この写真ではレンズは陸方向に向いているため回転灯器と想像されることから中型灯台に分類されるのだと思います。
 大型灯台 第1~3等レンズ     or 90,120cm回転灯器
 中型灯台 第4~5等閃光レンズ   or 30,40,60cm回転灯器/キセノン灯器
 小型灯台 第5~6等不動閃光レンズ or 37.5cm以下の無等不動レンズ
ちなみに現存する第1等灯台(レンズ径184cm)は次の5つです。
 犬吠埼灯台(千葉県)、経ヶ岬灯台(京都府)、出雲日御碕灯台(島根県)、
 室戸岬灯台(高知県)、角島灯台(山口県)
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上の写真とは反対側から撮った灯火部分の写真です。
こちら側にもレンズが付いています。この時のレンズは、東北東と西南西の方向で止まった状態でした。
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これが灯台の展望デッキ(展望台)か灯台までが0.3kmと書かれていた案内板の地図です。
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最初は2歳児も歩いていましたが、すぐにおんぶとなりました。そして実際に歩き始めてすぐに0.3km(300m)ではないことが分かりました。さらに高低差60mの急坂は2歳児は厳しかったのです。さらに抱っこにもなりました。帰りは下り坂なので全部ではないけれども結構歩いていました。この道では単独で来ている何組ものアジア系の外国人の家族に出会いました。



Google航空写真で距離を測ってみました。駐車場から積丹出岬展望台までの距離は627m(━━)で、駐車場からトンネル入り口までが58mのため、トンネル入口から灯台までは569m(=627m-58m)もあったのです。569m進んで60m上るということは平均で10.5%の傾斜なので、幼い子にはきついことが分かってもらえると思います。
灯台から展望台までが43mなのでトンネル入口から灯台までは526m(=627m-58m-43m)となります。0.3kmがどちらの表示だったとしても2倍近い距離でした。しかし0.3kmと書かれていたおかげで、今回の積丹出岬灯台を見ることが出来たのでした。灯台の名前の頭には積丹が付いていますが、岬の名前は積丹出岬ではなく単に出岬です。
  出岬
 積丹出岬灯台
 積丹出岬灯台・展望台 海抜130m
 島武意海岸・展望台  海抜70m
 駐車場
 ━━ 遊歩道 駐車場→積丹出岬・展望台(展望デッキ)
 ━━ 島武意海岸トンネル


2歳児を連れて積丹出岬灯台まで来た証拠写真です。ここでも抱っこでした。展望デッキ側から見た積丹出岬灯台です。
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ここから下に見える海岸も島武意海岸(しまむい海岸)でした。この建看板で初めて島武意を「しまむい」と呼ぶことを知りました。
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こちらは標高130.4mの展望デッキ(展望台)です。ここからの眺望もすばらしかったので紹介したいと思います。2歳児は柵の外側に行きたがって困りました。
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さすがに真下の浜辺は見ることが出来ませんでしたが、海が広がっていて130mの高さからの景色だと実感いたしました。
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クリックすると拡大こちらは東方向の景色です。このあたりには無名の岬が沢山ありますが目の前の岬も無名だと思います。この岬に隠れて見えませんが岬の向こう側に女郎小岩やピリカ峠があります。右の写真が案内板にあった女郎小岩です。
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岬の周辺は緑に囲まれていました。遊歩道が続いていて、ここからさらに進むと女郎小岩を見ることが出来るようです。
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積丹ブルーを実感してもらうために岩礁のあたりを拡大いたしました。
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岬の先をズームすると漁船らしき船が見えました。この岬の先辺りは昔から伝説の地で、アイヌ語ではシケヲシヨラウスと言うそうです。意味は「大きく削られた入江の中に佇むもの」だそうです。
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西方向には積丹岬(シャコタン岬)があります。海の向こうに神威岬(カムイ岬)も見えました。神威岬と積丹岬は先日紹介した黄金岬と合わせて積丹三大岬と呼ばれています。積丹岬より上に水平線があるので積丹岬より、この場所の方が高いことが分かります。
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上の写真を拡大して見ると、辛うじて神威岬灯台が確認出来ました。
防波堤の灯台を除いて、北海道の灯台は93基あります。それに対して岬が多い積丹半島(積丹郡+古宇郡+古平郡+余市郡)には、不思議なことに神威岬灯台と積丹出岬灯台の2基の灯台だけなのです。下の写真をクリックすると同じ縮尺で広範囲を表示します。この景色も積丹出岬灯台付近から見える景色なのです。積丹出岬灯台から神威岬灯台までの直線距離は11.7km(Google地図)です。右の2枚の小さな写真はWikimediaなどから転用させていただきました。
クリックすると拡大 灯台名  :神威岬灯台(かむいみさき・とうだい)
 所在地  :北海道積丹郡積丹町神岬町草内
 光度   :37万カンデラ(実効光度17万カンデラ)
 光達距離 :21.0海里(38.9km) or 23.0海里(42.6km)
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 灯質   :単閃白光 毎15秒に1閃光
 灯火海抜高:82.0m
 灯火地上高:10.2m
 塔高   :11.0m
 地面標高 :71.8m(=82.0m-10.2m)
 岬ピーク :83m
 点灯年月日:1888年8月25日 (明治21年)
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帰りは下りだったので2歳児も結構歩きましが、途中で座り込んだので抱っことなりました。でも最後は駐車場まで歩きました。
北海道の93基の灯台を枠内に紹介します。
日方泊岬灯台 檜山石崎灯台 洲根子岬灯台 奮部灯台 上泊埼灯台 香深灯台 金田ノ岬灯台 海驢島灯台 元地灯台 留萌灯台 石埼灯台 鴛泊灯台 仙法志埼灯台 沓形岬灯台 栄浜埼灯台 野付埼灯台 紋別灯台 音稲府岬灯台 サロマ湖口灯台 羅臼灯台 能取岬灯台 幌泉灯台 襟裳岬灯台 えりも港南突堤灯台 葛登支岬灯台 薫別灯台 鴎島灯台 日浦岬灯台 汐首岬灯台 恵山岬灯台 函館港第三防砂堤灯台 アヨロ鼻灯台 静内灯台 ポンモシリ岬灯台 苫前埼灯台 金比羅岬灯台 天売島灯台 赤岩埼灯台 焼尻島灯台 苫小牧灯台 木巻岬灯台 茂津多岬灯台 本目岬灯台 十勝大津灯台 稚内灯台 宗谷岬灯台 増毛灯台 神威岬灯台 積丹出岬灯台 幌灯台 石狩灯台 矢越岬灯台 松前灯台 白神岬灯台 松前小島灯台 ヨシ島灯台 日和山灯台 小樽港島堤灯台 浜鬼志別灯台 弁慶岬灯台 大丸磯灯台 大丸磯灯台 知床岬灯台 宇登呂灯台 チキウ岬灯台 室蘭港新日本製鉄ふとう灯台 北見枝幸港島堤灯台 北見神威岬灯台 日高門別灯台 落石岬灯台 納沙布岬灯台 緩島灯台 花咲灯台 ハボマイモシリ島灯台 ノッカマップ埼灯台 貝殻島灯台 香深港北島堤南灯台 広尾灯台 琵琶瀬港島堤北灯台 湯沸岬灯台 厚岸灯台 後志泊港灯台 釧路埼灯台 昆布森灯台 水垂岬灯台 小歌岬灯台 岩内港北突堤灯台 砂埼灯台 青苗岬灯台 室津島灯台 稲穂岬灯台 浦河灯台 豊浦港南島堤灯台




写真の中に見えているトンネルの先に、赤ばふんうに丼を食べた食事処「みさき」があります。ここの駐車場から、僅か2kmの距離です。
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最後に縦長の大きな写真で積丹出岬灯台を紹介します。クリックすると2倍(面積で4倍)に拡大いたしますので、灯台の表面がタイルでてきていることも確認できると思います。
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積丹ブルーに出会えました。 島武意海岸(しまむい海岸) [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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私が北海道に行く前から雨模様で、積丹に泊まった2017年7月21日も夕刻から雨が降り始めて朝方まで強い雨が降っていました。赤ばうんうに丼を食べに行く7月22日の早朝も厚い雲に覆われていましたが、うれしいことにウニ丼のお店がある日司漁港に着いた頃には晴れてきました。赤ばふんうに丼を食べた後に向かった積丹岬の島武意海岸(しまむい海岸)で出会ったのが、まさに積丹ブルー(しゃこたんブルー)の景色でした。

島武意海岸は積丹岬(P)の突端から東側に1.3kmほどの位置にあり、断崖絶壁に囲まれながらわずかな浜辺があるところです。マイナスのアイコンをクリックすると右側(東側)に女郎小岩( )やピリカ峠( )も出てきます。
  ルシ岬
  積丹岬
  出岬
 島武意海岸・展望台 海抜70m
 積丹出岬灯台
 積丹出岬灯台・展望台
 駐車場
 ━━ トンネル
 ━━ 遊歩道 駐車場→積丹出岬・展望台(展望デッキ)



うに丼のお店「みさき」から2kmの距離にありますが、少し遠回りをして積丹岬の駐車場に着きました。この時10時10分でした。
下の写真の中央少し右あたりに展望台に抜けるトンネルがありました。
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トンネルの近くにあった案内図です。現在地と書かれている近くに展望台に抜けるトンネルがありました。緑のラインが積丹岬自然遊歩道で、赤いラインが車が走る道です。
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クリックすると拡大こちらが島武意海岸が見れる展望台に抜ける島武意海岸トンネルです。このトンネルのおかげで島武意海岸を絶好の場所から見ることが出来るのです。展望台からは海岸に歩いて下りることが出来ます。ただし70mの高低差があります。
クリックすると拡大この島武意海岸トンネルは1895年4月に手掘り(素掘り)で作られたそうです。当時は観光用ではなく、もっこ(畚)に入れたニシンを背って干場に搬送するためのトンネルだったそうです。その後、1972年に現在のトンネルが建設され、さらに2015年10月~2016年3月に改修工事が行われて現在の状態になったようです。転用させていただいた1979年撮影の右の写真は昔に積丹で鰊(にしん)の運搬に使われていた木製のモッコです。最近まで日常品の運搬に使われていたそうです。
ネット内でのトンネルの長さの記載のほとんどが30mと書かれていましたがGoogle航空写真で確認した長さは67m(━━) or 70mでした。駐車場側から見るとトンネル内で左に曲がっていて、歩いた感覚でも60m程度で30mということはありませんでした。私が想定したトンネル長さに67m or 70mと3mの差があるのは展望台の黒い部分が単に影なのか、そこにもトンネルがあるのか判らないためでした。珍しいのですが約70m約60mと記載した記事もありました。
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実際にニシン漁が行われていた時代にニシンの運搬に使われていた木製のモッコの写真があったので転用させていただきました。


これがトンネルを抜けて最初に目にした景色です。
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島武意海岸(しまむい海岸)の呼名ははアイヌ語の「シュマ・ムイ(岩の入り江)」に由来するそうです。ここにはウミネコ(あるいはカモメ)やオオワシなどの鳥類のほか、冬季にはアザラシも観察できるそうです。多くの奇岩と海の透明度の高さで知られ、日本の渚百選にも選出されています。
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展望台から見て右側の景色です。
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こちらが左側の景色です。
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そして正面の景色です。まさに積丹ブルーの世界でした。
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目の前の岩の写真です。離れた場所からの写真ですが、水が透き通っているのが分かってもらえると思います。いいときの透明度は25m以上だそうです。透明度の記載に関しては30m以上も多いです。
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展望台の真下には浜があり、人が見えます。歩いて行くには展望台からしかルートがないそうなので、全て展望台からの山道を下りた人たちと思われます。帰るためには同じ道を登る必要があるので我々は浜に下りるのは断念いたしました。
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目の前の大きな岩です。後で紹介する写真と見比べてもらうために大岩の先端が水平線より上に出ていることを覚えておいてください。海抜70mの位置から撮った写真で水平線より上に出ていることから大岩は70mより高いことになります。目測では大岩は75mの高さでしょうか。
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展望台の最も右端から、左側を撮った写真です。展望台の中央からでは見えなかった大きな岩を見ることが出来ました。
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展望台の右端から見えなかった2つの大きな岩が写った写真です。
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冒頭で紹介した写真です。海岸に下りていく道が写っています。
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前の海では漁も行われているいるようで船が見えました。
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透き通った水も紹介します。
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同じトンネルを通って駐車場の方に戻ってきました。
クリックすると拡大右の写真の長男家族(夫婦+2歳児)も満足した様子でした。ここにある下の写真の食事処・鱗晃(鱗晃・ 積丹本店)でも生うに丼が食べれました。値段は2300円で大盛りが3300円でした。こちらの鱗晃も積丹の生うに丼のTOP20の12位にランクされていました。
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次の3枚はトンネルの上の遊歩道からの景色です。上の写真より、かなり高い位置からの写真になります。上で紹介した写真よりも右側が開けていることからも高い位置からの写真であることが分かってもらえると思います。
島武意海岸トンネルの改修工事中の2015年10月~2016年3月は展望台から島武意海岸を見ることが出来なかったために、島武意海岸はこの位置からしか見れなかったと思われます。
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大きな岩も見下ろす感じでした。前半の写真では大きな岩は水平線より上に出ていましたが、ここでは水平線より下なので写真を撮った位置の高さがかなり違うことが分かってもらえると思います。大岩の高さが75mとすれば写真を撮った高さは目測で約95mとなります。
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クリックすると拡大水平線に近いところを拡大すると沢山の船が見えました。中央の漁船と思われる船には黒い大きな三角の旗が掲げられていました。調べてみると、旗ではなく三角帆(スパンカー)のようです。クリックすると横長の大きな写真を表示します。
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タグ: 積丹
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泊まった宿の朝食 海浜館 [積丹 余市 ニセコ]

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前々記事で宿の夕食を紹介したので翌朝2017年7月22日の朝食も紹介したいと思います。上の写真が大人3名の朝食です。2歳児のためのお茶碗がちゃんと用意されていました。
出発できる準備を終えてから朝食が用意されている部屋に向かうと夕食と同じ位置に朝食がセッテングされていましたが、品が数が多かったクリックすると拡大夕食に比べるとテーブルは少し短めになっていました。私と長男は朝食の前に17.3km離れたウニ丼のお店まで行き順番を書く用紙に名前を書いてきました。朝早く行ったのですでに紹介した通り2番目に名前を書くことが出来たので、安心して朝食を食べることが出来ました。

みんなが席につくと、こちらの膳に加えてみそ汁とイカ刺しが持ってこられました。素朴な朝食のように見えますが北海道ならではの食材を使った料理も見受けられました。目玉焼きやソーセージは宿の食事では珍しいけれども我々のように小さな子供がいる人には助かります。
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こちらが味噌汁です。
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地元の北海道らしい食材を紹介します。こちらは我々が席についてから出されたイカの刺身です。今年のイカ漁は壊滅的な不漁ですが、それでも新鮮なイカの刺身が朝から出してもらえるのは北海道だからだと思います。
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イクラの醤油漬け北海道を感じさせてくれました。ご飯に乗せるとイクラ丼になりました。
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こちらの3品も北海道ならではものでした。
一番上のものは素材も名前も判りませんでした。魚の麹漬けのような感じでした。魚の種類は分かりませんが、この辺りは、かつては鰊(にしん)の千石場所だったことから鰊のように感じました。
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鮭は日本全国どこでも食べれますが、北海道で食べる塩鮭は格別のような気がしました。目玉焼きの卵や豆腐や野菜も北海道のものだと思います。
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食事の後は赤バフンウニを食べるお店に向けて出発するのですが、朝食前に順番待ちの紙に記帳して来たために8時に出発すれば十分なので、ゆっくりとコーヒーが飲めました。
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食事のあとに下記のルートで次の目的地のウニ丼のお店に向かいました。今まで紹介して来た地図とは別の形式の地図で紹介します。今までの記事では宿からお店までの距離は17.3kmと記載してきましたが、こちらの地図では17.2kmと表示されています。このルートを1.5往復することで一日限定15食の朝獲り赤ばふんうに丼を食べることが出来たわけです。その時間の経過を紹介します。ただし、順番待ちの行列がエスカレートしないように、一部の時間は未公開とさせていただいております。すでに名前を書いていて開店時間は9時15分~30分と事前に通知されていたので着く時間は9時でも十分なのですが、9時だと駐車場のスペースがなくなってしまう恐れがあったので早く宿を出発したわけです。開店から22分後の9時37分の時点で75組(約200名)が記帳されていたので駐車場が混むのも仕方ないのかもしれません。
 4時00分 起床
 4時02分 部屋の窓から海の景色を撮影 → ポチッ
 4時48分 黄金岬を散策        → ポチッ
クリックすると拡大 未公開  順番用紙に記帳のために宿を出発
 未公開  うに丼のお店「みさき」に到着
 未公開  宿に戻る
 未公開  宿で朝食を食べる
 8時00分 4人全員で宿を出発
 8時20分 うに丼のお店「みさき」に到着
 9時19分 赤ばふんうに丼を食べる → ポチッ

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黄金岬からの景色 [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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積丹で泊まった宿の部屋から積丹半島の三大岬の一つである黄金岬を間近で見ることが出来ました。上の写真で緑の矢印()のところが黄金岬の展望台です。積丹半島の三大岬は次の3つの岬です。一般的に積丹三大岬と言われています。
クリックすると拡大上の写真をクリックすると露出の違う3枚の拡大写真を右のように1秒・1秒・2秒で表示します。
 K 黄金岬(オウゴン岬)
 P 積丹岬(シャコタン岬)
 T 神威岬(カムイ岬)

積丹半島には沢山の岬があります。Google地図に名前が書かれているだけで下記の28の岬があります。その中で神威岬と積丹岬は規模の大きな岬ですが、黄金岬は28の岬の中でも小規模な岬なのです。それにも関わらずに三大岬と言われているのは、黄金岬から見える景色に由来しているのではないかと感じました。28の岬の名前は余市郡余市町から左廻りの順(A~Z~b)に岩内郡共和町までを記載しました。マイナスをクリックすると周辺の岬も表示します。
 A.モイレ岬 B.シリバ岬 C.オトドマリ岬 D.鳥帽子岬 E.ワッカケ岬
 F.滝ノ潤ノ岬 G.蛸穴ノ岬 H.チャラツナイ岬 I.丸山岬 J.厚苫岬
 K.黄金岬 L.ビヤノ岬 (無名の岬) (無名の岬) M.マッカ岬 N.ピリカ岬
 O.出岬 P.積丹岬 Q.ルシ岬 R.武威岬 S.ワリシリ岬 T.神威岬
 U.沼前岬 V.ジュウボウ岬 W.川白岬 X.ノーラン岬 Y.マッカ岬
 Z.キナウシ岬 a.竜神岬 b.兜岬 


黄金岬は小さな岬にも関わらず積丹三大岬と言われている理由は、この景色ではないかと思いました。早朝でまだ太陽の光が当たっておらず解像度は低いのですが見事な景色でした。4つの岬が連なっています。一番手前の岬がビヤノ岬で一番遠くの岬がマッカ岬です。その間の岬の名前はGoogle地図にはなく現時点では不明ですが2つともに大きな岬です。とりあえずは「無名の岬」といたしましたが名前を御存じの方がおられたら教えてほしいです。
通常クリックすると2倍(面積で4倍)に拡大しますが、本写真はクリックすると4倍(面積で16倍)に大きく拡大します。
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上の写真はクリックすると特別に大きく拡大いたしますがクリックの面倒な方のために4つの岬の範囲の拡大写真を掲載いたしました。ビヤノ岬とマッカ岬はアイヌ語です。マッカの意味は「ルートがある」と言う記述がネットでありました。ビヤノのビヤがpi-yaの転訛したものとすればpi-ya-notは 岩と岸の岬と解釈できそうだとの記述もありました。アイヌ語の話者数は1996年の調査で僅か15人でした。2007年の調査ではさらに少なくなり10人とのことです。だんだん調べるの難しくなってきそうです。
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黄金岬から4つの岬を直線で結んでみました。上の写真の見えている角度と一致していると確認出来ました。距離の数値は黄金岬から直線距離です。拡大した航空写真によってこの場所には、黄金岬から見えていた岬以外にも沢山の岬があることが分かりました。ただしラインより内側の岬は近い側の岬に隠れて見えないのです。余談ですがマッカ岬は北海道で3つ見つけました。一部を見た範囲なので最低3つと言うことになります。→積丹1 積丹2 増毛町  
  K 黄金岬  0.00km 
  L ビヤノ岬 1.05km
  ・ 不明   3.41km
  ・ 不明   5.80km
  M マッカ岬 8.60km


少し広い範囲の写真にすると左下にゴメ島が入ってきます。この構図の写真も絵になります。本写真もクリックすると4倍(面積で16倍)に大きく拡大します。
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さらにカメラを引くと右に宝島が入ってきます。本写真はクリックすると横長画面で特別に大きく拡大します。
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それでは宿から黄金岬展望台に行くまでを紹介したいと思います。
黄金岬は航空写真のように美国港と茶津港を隔てる形で突き出していました。黄金岬への入口は少なくとも3つありました。泊まった宿の近くに入口3( )がありましたが、気が付かずに入口1( )から登りました。遊歩道の総延長は約770mです。
黄金岬の標高は52.9m(四等三角点)です。
          黄金岬まで 千春の碑まで 入口エリア
 黄金岬入口1   415m   200m   美国港
 黄金岬入口2   560m   345m   美国バス停
 黄金岬入口3   435m   220m   茶津港
 黄金岬展望台   標高は52.9m
 松山千春ロマンの碑
 泊まった宿    汐さいの宿・海浜館
 ━━ 黄金岬遊歩道
 ━━ 茶津トンネル   105m
 ━━ 水中展望船の航路


これが我々が泊まった宿の前の展望台登り口(入口3)です。ここから登れば一番近かったのですが、戻ってくるまで気が付きませんでした。
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ここから遊歩道が始まります。
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実際に登ったのは美国港の近くにある登り口(入口1)でした。そのために茶津トンネル(105m)を歩いて美国港側に行きました。このトンネルは行き止まりなっている米津地区だけのためのトンネルのため車は滅多に通らないことから安心して歩けました。トンネルの中にケーブルが通っています。茶津地区に必要な電線や電話線もトンネルの中を通している珍しいトンネルです。
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美国港側の登り口(入口1)です。トンネル横の、この階段を登ります。
朝起きてから17.3km離れたお店で一日限定15食の朝獲り赤ばふんうに丼を食べるまでを紹介します。日にちは2017年7月22日でした。
暗い早朝の撮影になったことが理解してもらえると思います。
 4時00分 起床
 4時02分 部屋の窓から海の景色を撮影
 4時48分 黄金岬を散策
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 極秘   うに丼のお店「みさき」に到着
 極秘   宿に戻る
 極秘   宿で朝食を食べる
 8時00分 4人全員で宿を出発
 8時20分 うに丼のお店「みさき」に到着
 9時19分 赤ばふんうに丼を食べる
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展望台までの距離は0.4kmと書かれていますが他の標識などとの整合性から、ここから展望台までの距離は415mと推測いたしました。その推測の助けになったのが松山千春ロマンの碑までの距離の標識です。
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入口2からの遊歩道の合流地点近くまで階段が続きました。
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バス停からの入口2との合流点の標識です。230mが入口2までの距離です。つまり入口2から展望台まで560m(=230m+330m)になります。
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合流地点からは緩やかな登りになりました。
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茶津港の入口3からの道との合流地点に近いあたりに建てられていた案内板です。入口300mと書かれているのは入口2までの距離で、いろんな標識から逆算すると入口3までは175mと思われます。この案内板でも入口2から展望台までは560m(=300m+260m)になります。
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クリックすると拡大次に「松山千春ロマンの碑」がありました。松山千春が、28歳で亡くなった北辰一刀流の曽祖父(そうそふ)つまり、 ひいおじいさんに捧げた詩です。碑の説明として「この碑は、かつて鰊の千石場所として繁栄した美国と、そこに漂泊し、漁場の抗争の渦中に、若くして壮然に散って逝った剣客(曽祖父、故砂山重太郎)の限りない情熱とロマンを詩った松山千春氏の詩を刻み建立したものである。」と書かれていました。右の写真は史実などの説明書きの部分です。クリックすると読むことが出来ると思います。ロマンの碑の詩文は次のとおりです。
クリックすると拡大  砂山重太郎殿
 空を求め 海を求め
 美国の里に眠りつく
 愛を忘れるな 夢を忘れるな

             松山千春 作

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展望台の方向の道です。ここまでは木に覆われていて遠くの景色はほとんど見ることが出来ませんでしたが、ところどころに隙間がありました。
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歩きながら見えたビヤノ岬です。
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反対側には美国港側の町を見ることが出来ました。
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さらに進むと美国港が見えてきました。
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展望台が見えてきました。
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黄金岬の表示板もありました。
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さっそく展望台の上に登りました。
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最初に目に入ってきたのが上で紹介したこの景色でした。
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中央の無名の2つの岬の部分を拡大すると無名の岬は2つではなく3つのようです。朝早くて暗かったので解像度が低いのが残念です。写真では明るく写っていますが実際にはかなり暗らかったのです。晴れた昼間であれば、積丹ブルーの海とともに鮮明な連なった岬が見えたと思います。
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左端に泊まった宿「海浜館」が写った写真です。
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展望台が建っている黄金岬の地面の上から撮った写真です。周囲の木に邪魔されて視野が狭くなってしまうことが分かってもらえると思います。
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実は上の写真も周囲をトリミングしたものです。オリジナルはこのような写真でした。高い展望台があるおかげで広い視野の写真や下で掲載しているような動画を撮ることが出来ました。
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本動画を見ていただくと、より雰囲気が分かってもらえると思います。是非ともプレーボタン( )をクリックして動画を見てほしいです。本動画は撮った2つの動画を編集いたしました。オリジナルはこちらです。→ 動画1 動画2


動画の最初に写っていたのが、こちらの宝島です。本写真をクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。クリックしてもらうとウミネコやカモメが岩山に沢山とまっているのが分かってもらえると思います。本写真もクリックすると4倍(面積で16倍)に大きく拡大します。
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実はその岩山は本写真のように宝島とは離れているのです。本写真は展望台の脇に立てられていた宝島の説明板の写真です。ここに書かれていた内容を転記する形で紹介します。右の写真をクリックすると説明文が読めると思います。
開運の島:宝島(たからじま)
クリックすると拡大積丹ブルーの海に浮かぶ宝島は、上空からモルトハート形に見えます。かつてニシンの大群が押し寄せたことからその名が付いたとされています。黄金岬からこの[黒ハート]型の宝島を眺めながら手を合わせて、恋愛成就・良縁・開運を願ってみてはいかがでしょうか。
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鳥がとまっている岩山を拡大いたしました。
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さらに岩山の上部を拡大いたしました。
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積丹の岬群と宝島とゴメ島(意味:カモメ島)です。
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ゴメ島を中心にした写真も紹介します。
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そのゴメ島を拡大いたしました。このゴメ島の近くにも、わざわざ観光船(水中展望船)がやってくる有名な岩礁のようです。
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泊まった宿の夕食 海浜館 [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

前記事で北海道の積丹の泊まった宿からの景色を紹介しました。本記事では宿の夕食を紹介したいと思います。
この日、成田空港を8時10分発のフライトで出発して千歳で長男家族(夫婦+2歳1ケ月児)と合流して千歳で味噌ラーメンを食べて、途中でサクランボ狩りをしてニッカウヰスキー余市蒸溜所に寄って夕刻(16時30分)には積丹の宿「汐さいの宿 海浜館」に着きました。上の動画の初期画面が宿「海浜館」のある米津地区で、クリックすると拡大中央の大きな建物が海浜館です。近くの黄金岬に登って撮った動画です。プレーボタン( )をクリックすると宿の前の景色の雰囲気が分かってもらえると思います。右の写真は大広間での食事風景で、窓の外に写っているのが黄金岬です。

こちらが宿の夕食です。特別に頼んだ料理ではなく宿泊とセットとなった食事ですが沢山の料理に圧倒されました。15品とデザートのスイカでした。
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こちらが前菜の6品です。奥に見えているのは魚の煮付けと積丹の生のキタムラサキウニです。
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北海度に来るとやっぱりサッポロビールです。生ビールもありましたが瓶ビールにいたしました。
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食事が始まると活きアワビが出されました。
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うれしいことに、もう一品、アワビ料理がありました。
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そして積丹で獲れた生ウニです。積丹ではエゾバウンウニとキタムラサキウニが獲れますが、色から判断してキタムラサキウニと思われます。寒い地域に生息するキタムナサキウニは暖かい地域のムラサキウニとは別種で、ムラサキウニよりはエゾバフンウニに近い種類です。キタムラサキウニはムラサキウニより、味は良いと言われています。この時はウニの種類までは分かりませんでしたが、翌日にウニ丼を食べに行ってウニの種類が分かりました。
   ムラサキウニ ナガウニ科    ムラサキウニ属  温暖な地域生息
 キタムナサキウニ オオバフンウニ科 オオバフンウニ属 寒冷地生息
  エゾバフンウニ オオバフンウニ科 オオバフンウニ属 寒冷地生息
    バフンウニ オオバフンウニ科 バフンウニ属   温暖な地域生息 
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茶碗蒸しにもウニが入っていました。つまりウニ料理が2品、アワビ料理が2品あったわけです。北海道積丹だからこその贅沢でした。
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お造りも一皿ありました。もちろん、これて一人分です。今年は壊滅的な不漁のイカの新鮮な刺身も入っていました。
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北寄貝を使った洋風の料理もありました。
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こちらが煮付けです。
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焼きアワビが食べごろになりました。柔らかくて美味しかったです。塩味が付いているのでそのまま食べれました。
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やっぱり北海道積丹の日本酒(冷酒)が飲みたくなります。積丹岳の麓に湧き出る伏流水を使用して作った、積丹の地酒です。名前は純米原酒・丹水(たんすい)です。丹水には日本酒度+1(甘口)の純米吟醸原酒も販売されているそうです。
 銘柄      純米原酒 丹水
 日本酒度    +3(やや辛口)
 精米歩合    60%(吟醸酒相当)
 アルコール   17~18度
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イカと貝と海老の一皿もありました。
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最後は海鮮鍋に火をつけていただきました。
最終的に夕食で飲んだお酒は次の通りでした。
 サッポロビール 5本(中瓶)
 冷酒      1本(300ml)
 丹水      1本(300ml)
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宿の近くの航空写真です。写真の右下の部分が美国漁港で、宿があったのは小さな鄙びた米津漁港のある米津地区です。宿からは観光名所である黄金岬や宝島やビヤノ岬を見ることが出来ました。最寄の550mをクリックすると海浜館からバス停までの徒歩ルートを表示します。
右下の写真は高速バスしゃこたん号てす。
クリックすると拡大 名前 汐さいの宿 海浜館 HP
 住所 北海道積丹郡積丹町大字美国町字船澗366-4
 電話 0135-44-2131
 営業 5月~10月
 最寄 美国バス停から550m 北海道中央バス 

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泊まった宿(汐さいの宿 海浜館)からの景色 黄金岬 宝島 ゴメ島 ビヤノ岬 [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

北海道積丹の赤ばふんうにツアーで初日に泊まった宿を紹介します。
上の動画は積丹の宿の部屋から2017年7月22日4時30分ごろに撮ったものです。前日の7月21日の夕刻から雨が降り始め、夜にはかなりの雨でしたが、7月22日の早朝には雨は止み、昼には快晴となりました。早朝に動画を撮った時点は、まだ厚い雲に覆われていました。
クリックすると拡大右の写真が宿から17.3kmの場所にある「みさき」で食べた赤ばふんうに丼です。
泊まった宿は小さな入江に経っていて右に黄金岬があり左にビヤノ岬があり、沖には宝島がありました。入江の中にはゴメ島と名付けられた小さな岩礁があるような環境でした。動画は鄙びた(ひなびた)漁村から始まり黄金岬を見て、次に宝島が出てきます。小さな岩礁がゴメ島で、最後はビヤノ岬方向の景色です。鄙びた漁村とは「いかにも田舎という感じがする漁村」のことです。

この写真は早朝に黄金岬に登って宿の前の入江を撮ったものです。実はこの写真に写っているエリアは美国港から出港する水中展望船・ニューしゃこたん号の航路になっています。
左端に宝島が写っています。岬がいくつか写っていますが一番手前がビヤノ岬で一番遠くに見えるのはマッカ岬と思われます。左端の岩礁がゴメ島です。この写真は朝の散歩で黄金岬に登って撮ったものです。本写真はクリックすると横長画面で特別に大きく拡大します。
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我々が泊まった「汐さいの宿 海浜館」の周辺の航空写真です。目の前の海は水中展望船のルート(━━)がありました。宝島は空から見るとハート形です。そんなことから開運の島と言われています。2回ほどプラスをクリックすると形がはっきりすると思います。
  汐さいの宿 海浜館 我々が宿泊した宿
  他の候補の宿
 ━━ 水中展望船 ニューしゃこたん号の航路
 ━━ 茶津トンネル
 ━━ 黄金岬の方向 と ビヤン岬の方向


こちらが泊まった宿「汐さいの宿 海浜館」です。道路を挟んだ駐車場から撮りました。宿の裏がすぐ海です。右の写真が泊まった部屋です。こちらの部屋の窓からの景色を主体に紹介していきたいと思います。冒頭の動画もこちらの部屋から撮りました。
 名前 汐さいの宿 海浜館
 住所 北海道積丹郡積丹町大字美国町字船澗366-4
 電話 0135-44-2131
 営業 5月~10月
 HP http://www.big-hokkaido.com/kaihinkan/
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近くからでは全体が分かりにくいので翌日の早朝に登った黄金岬から撮った宿の写真を紹介します。
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こちらは海辺に出て撮った宿の写真です。
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宿専用のプライベートビーチです。
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さっそく長男家族も海辺に出ました。この日泊まっていたのは3組でした。


私も海辺に下りると丁度、水中展望船・ニューしゃこたん号が、小さな岩礁のゴメ島の近くまで来ていました。
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防波堤のテトラポットで見にくいけれども拡大するとニューしゃこたん号であることが分かります。宿の2階から写真を撮るとよく見えると思い、急いで部屋に戻りました。
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こちらが部屋に戻った写真ですが、すでにゴメ島から離れて宝島の方に行っていました。
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拡大した写真を掲載します。クリックすると同じ縮尺で広範囲を表示するのでウミネコやカモメたちを確認できると思います。
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こちらはホームページから転用させていただいたニューしゃこたん号と宝島の写真です。
 運行期間 4月下旬〜10月下旬の毎日 荒天時運行
 コース  美国港→宝島→ゴメ島→宝島→ビヤノ岬→キト浜→宝島→美国港
 営業時間 8:30〜16:30
 出航時間 50~60分間隔で随時出航
 所要時間 約40分
 定員   10名〜78名 予約は15名以上
 料金   大人1,400円 小人700円 
 問合せ先 積丹観光振興公社 0135-44-2455 HP
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7月22日の4時3分の部屋の窓からの写真です。東は右の方向になります。厚い雲に覆われていたのでまだ暗かったです。右が黄金岬で左が宝島です。黄金岬は積丹三大岬の一つです。ちなみに積丹三大岬は神威岬、積丹岬、黄金岬です。積丹の黄金岬の名前の由来はまだ調べ切れていません。北海道には黄金岬と名のついた岬が、積丹(しゃこたん)と留萌(るもい)にあります。留萌の方の黄金岬はニシンの見張り台だったそうです。そこから夕陽に照らされたニシンの群れが黄金色に輝きながら押し寄せたことから留萌の岬は黄金岬と呼ばれるようになったそうです。積丹の黄金岬の由来も似ているのかもしれません。 明治から大正にかけて北海道西海岸のニシン漁は全盛を極めており海の色も変わるほどだったようです。
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宝島とゴメ島の写真です。このあたりに鰊(にしん)の大群が押し寄せて大きな富をもたらしたことから宝島の名前が付けられたと言われています。ゴメ島の名前は、ゴメとも呼ばれるカモメが羽を休めている姿に似ていることから名付けられたそうです。つまりカモメ島と言う意味のようです。
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こちらがビヤノ岬です。晴れていると太陽があたって輝いているはずです。実は宿を出発する時間帯には晴れたので後半で紹介いたします。
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小さな漁村も趣がありました。ここの漁港は茶津港(茶津漁港)だそうです。地名にはありませんが、ここの集落は茶津地区と言われているようです。
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朝から宝島でウミネコ(またはカモメ)が泣いていたので、動画を撮りました。是非ともプレーボタン( )をクリックして鳴き声を聞いてほしいです。


こちらの写真は宝島などの周辺を廻っている水中展望船ニューしゃこたん号から撮られたもので、ネットから転用させていただきました。
上でウミネコ(またはカモメ)と書きましたが、下の写真からこの場所ではカモメとウミネコの両方がいることが分かりました。ただしカモメは渡り鳥(冬鳥)で、ウミネコは留鳥(移動しない)なので、夏の今の時期はほとんどがウミネコだと思った方がクリックすると拡大よさそうです。
くちばしの先の下側が赤いのがカモメで、くちばしの先端が上も下も黒い(少し赤が混じっています。)のがウミネコです。足の色でも違いが分かります。クリックすると拡大するのでさらに分かりやすいと思います。
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今回の宿は小さな集落の海辺にありました。実はこの集落の奥は行き止まりになっているのです。この集落は1本のトンネルで美国港のある美国町の中心部とつながっていてそのトンネルが唯一の外部へのルートなのです。
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集落の一番奥まで行って、行き止まりの部分を確認してきました。確かに車で行けるのはここまででした。
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集落の方に散策に行った時にソーラン節の碑を見つけました。積丹がソーラン節の故郷だったのです。
ヤーレンソーランソーラン ヤレン ソーランソーラン ハイハイ
 鰊来たかと鴎に訊けば わたしゃ発つ鳥 波に聞け チョイ
ヤサエンエンヤーーーァサーァノ ドッコイショ ハードッコイショドッコイショ
(以下、緑色の囃し言葉省略)
 漁場の姉コは白粉いらぬ 銀の鱗で肌光る
 今宵一夜は緞子の枕 明日は出船の波枕
 沖で鴎の鳴く声聞けば 漁師稼業はやめられね
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さらに驚いたことにソーラン節は鰊場音頭(にしんば・おんど)の四つの作業歌の一つだったのです。四つの作業歌は下記の枠内の通りです。鰊場音頭は鰊場作業唄とも言われています。鰊場音頭は江戸時代後期から昭和時代中期まで隆盛を極めたニシン漁に従事する出稼ぎの漁師たちが、仲間の結束を固め作業の憂さを晴らすなかで自然に生まれた民謡だそうです。北前船の乗組員や、東北地方からの出稼ぎ漁師が持ち込んだ東北民謡を基にした作業唄で、漁の流れに沿って四部構成になったそうです。
鰊場音頭とは、ソーラン節を含めた代表的な四つの作業歌からなっております。
 一.船漕ぎ音頭
 二.網起し音頭
 三.沖揚げ音頭(ソーラン節)
 四.子たたき音頭(イヤサカ節)
この作業歌を伝授している積丹町鰊場音頭保存会は、昭和五十六年度北海道文化財保護協会から表彰されております。


朝食が終わると晴れてきました。こちらがビヤノ岬です。
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こちらは左からゴメ島、宝島、黄金岬です。晴れていますが太陽は右からさしているので島や岬は黒く写っています。
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ゴメ島を拡大いたしました。うに獲り船と思われる船が写っています。きっと沢山のウニが獲れるのだと思います。ゴメ島は小さく見えますが岩に留まっているカモメやウミネコの大きさから意外と大きいことが分かりました。
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それだけに密漁には悩まされているようです。
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宿の前からの写真ですが、このトンネルの向こう側が美国港で、このあたりで一番大きな町です。その美国港から水中展望船ニューしゃこたん号が出発します。この茶津トンネルは1977年11月竣工です。写真でも分かるように大きなトンネルの左側の奥に小さなトンネルがありました。
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これがその小さなトンネルです。隧道の文字が読み取れます。文字は右から書かれていることから随分と古いトンネルだと思われました。調べてみると1928年10月8日着手し1929年2月1日竣工したそうです。この隧道は御大典記念事業だそうで、昭和天皇が即位したのを記念して掘られた隧道のようでした。大きなトンネルが出来るまではこの隧道が使われていて、その前は歩いての山越えするか船を利用したのだと思います。まさに陸の孤島的存在の集落だったのだと思います。
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こちらが美国港側から見たトンネルです。トンネルを抜けると宿のある集落です。トンネルの中に宿の建物の一部を見ることが出来ます。トンネルの名前は茶津トンネルです。左の階段を登ると黄金岬に行くことが出来ます。上の小さな隧道は写っていませんが右側にあります。小さな隧道には茶津隧道と言う名が付いていたのかもしれません。
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黄金岬から見た美国港の写真も紹介します。
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こちらが美国港(びくにこう)です。
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遠くに見える中央の船がニューしゃこたん号です。
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広い範囲の地図で「汐さいの宿・海浜館」の位置を紹介します。宿の候補は今回の海浜館も入れて5ケ所でした。その中で宿から海が見えるのは「海浜館」と「みはらし荘」の2ケ所でしたが、「みはらし荘」は小さい子供が泊まれないとのことだったので、今回の「海浜館」に決めた経緯があります。
鱗晃荘はウニ丼のお店「みさき」まで1.67kmの距離で、且つウニ料理も美味しそうだったので候補でしたが、海が見える方を優先いたしました。
 みさき         赤ばふん生うに丼
 汐さいの宿・海浜館   泊まった宿
 他の積丹の宿の候補   みはらし荘 海のや 美国観光ハウス 鱗晃荘
 味の一平        味噌ラーメン
 山本観光果樹園     さくらんぼ狩り
 ニッカウヰスキー余市蒸溜所

タグ:宿 宝島 積丹
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ニッカウヰスキー余市蒸溜所 [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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2017年7月21日は9時50分着のフライトで新千歳空港に着いて長男家族と昼食を食べた後に積丹の宿に向かいました。途中で2ケ所に寄りました。1つが前記事で紹介したサクランボ狩りで、もう一か所が今回紹介するニッカウヰスキー余市蒸溜所です。上の写真が余市蒸溜所の正門です。
ここはNHKの朝ドラのマッサンの主人公で会った竹鶴政孝がウイスキーづくりの理想の地を求めて1934年にスコットランドに似た気候風土を備えていたこの場所に蒸溜所を建設したのです。つまりニッカウヰスキーの創業地なのです。建設当初の名前は大日本果汁株式会社でした。ウイスキーは熟成するには長い年月を必要とするため、先ずはリンゴジュースを作ってウイスキーづくりを支えようと考えて会社の名前を決めたそうです。敷地内には沢山の登録有形文化財や近代化産業遺産があることから訪問者を無料で受け入れる施設が整っていてウイスキーの無料試飲も出来るのです。

車から正門を見た後に観光施設の駐車場に向かいました。こちらはその駐車場の入口の道路です。さくらんぼ狩りをした山本観光果樹園からわずか4kmの距離でした。ここを見た後は、この日の宿に直行いたしました。
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駐車場エリアに入りました。正面の建物にレストラン樽と無料試飲ラウンジであるニッカ会館あります。
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単式蒸溜器(ポットスチル)のモニュメント(オブジェ)が広場の中央に置かれていました。表面が緑青(ろくしょう)色に酸化していることから本物の銅製の単式蒸溜器がオブジェに使われているように感じました。
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駐車場から先ずは散策ルートを歩いて正門に向かいました。正門の横にある受付で無料の試飲のための用紙をもらうのが目的でした。その後、来た道を戻りながら建物を見学いたしました。敷地エリアの中のお大きな建物のほとんどがウイスキーを熟成するための貯蔵建物です。ウイスキーの熟成には長い年月が必要なことから熟成樽の置場が沢山必要なのだと思います。右上の四角をクリックすると別画面で地図を表示するので、その地図を見ながら記事を読むと判りやすいと思います。
 ━━ 7月21日の車での移動ルート  空港→果樹園→余市蒸溜所→積丹の宿
 ━━ ニッカウヰスキー余市蒸溜所エリア
 ━━ 散策ルート 400m 往復:800m
  正門
  乾燥棟(キルン塔)
  蒸留棟
  混和棟
  粉砕・糖化棟
  醗酵棟
  旧事務所
  リタハウス
  旧竹鶴邸
  1号貯蔵庫
  ウイスキー博物館
  無料試飲ラウンジ(1階) レストラン樽(2階)
  ショップ ノースランド


こちらが余市蒸溜所に立てられていた案内図です。無料のガイド付き見学が9時から30分ごとに行われていることが書かれていました。所要時間は60分で正門横の見学者待合室で申し込むようです。
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正門から散策ルートに沿って順番に紹介いたします。冒頭の写真が、外側から見た余市蒸溜所のせいもんですが、こちらの写真は内側から見た正門です。余市蒸溜所を紹介します。
 名前 ニッカウヰスキー余市蒸溜所
 住所 北海道余市郡余市町黒川町7-6
 電話 0135-23-3131
 料金 無料
 操業 1934年(昭和9年) 83年前
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こちらが乾燥棟(キルン塔)です。
第一乾燥棟と第二乾燥棟は登録有形文化財&近代化産業遺産だそうです。
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乾燥棟では原料の乾燥が行われる建物です。説明板にはウイスキーの出来るまでの手順が書かれており乾燥は最も最初の段階の作業のようです。手順は、乾燥→粉砕→糖化→醗酵→蒸留→熟成→ビン詰め、と書かれていました。
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上の写真が第一乾燥棟で、こちらの写真が第二乾燥棟だと思われます。余市蒸溜所の特徴に石造りがあります。これは火災保険が安くなることもあったようです。
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クリックすると拡大こちらが蒸留棟( )です。
次の石炭直火焚き製法によるウイスキー製造は9月中旬に行われると書かれていました。
2017年7月6日付の「蒸溜所だより」によると7月1日~9月10日まで各製造工程の設備の整備工事を行っているとのことでした。どうやら整備期間を過ぎると建物の中に入れるようです。
これにより長期間ご覧いただけない製造設備が多くなっております。
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単式蒸溜器(ポットスチル)が並んでいる。こちらの建物も登録有形文化財&近代化産業遺産です。工事用シートの奥にもポットスチルがあるようです。ポットスチルの下には燃料の焚口があるように石炭直火蒸留が行われたそうです。会社を設立して2年目の1936年に蒸留を開始したそうです。余市蒸溜所のポットスチルは、スペイサイド地区の重厚な味わいの原酒を作っていたポットスチルを参考に作られたそうです。そこの代表的なウイスキーがLongmorn glenlivetだそうです。スペイサイド(Speyside)はスコットランド全土の約半数にあたる約50の蒸留所が存在するそうです。
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釜の上部に注連縄が施されているのは、竹鶴政孝の生家である竹鶴家が日本酒の蔵元(竹鶴酒造)であったことに由来しているそうです。
竹鶴家は古来から広島県竹原の三大塩田地主のひとつで、冬場に余剰の労働力を流用して1733年(享保18年)から酒造業も手がけて、現在も続いている竹鶴酒造となったそうです。姓の竹鶴も酒造業に由来しているようです。
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混和棟( )の内部では樽の製造工程やウイスキーの貯蔵や混和作業の様子が展示されていました。ここは昔はリキュール工場でもありました。2005年に国の登録有形文化財に認定されました。モルト原酒同士を混和することをヴァッティング(Vatting)と呼ぶそうです。ヴァッティングの目的により2種類に分類されます。樽ことに微妙に味が違うものを大樽に入れて均一化することと、もう一つが違う蒸留所のモルトをブレンドすることだそうです。前者はシングルモルトウスイキーとなり、後者はヴァッティングモルトウイスキー(ブレンデッドモルトウイスキー)と呼ばれます。ブレンデッド(Blended)とは使い分けられているようです。
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ヴァッティング(Vatting)とブレンデッド(Blended)に関してネット上の資料を元にして紹介します。大切なモルト原酒からウイスキーの味を決める大切な作業のようです。
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こちらが散策道路です。沢山の人が訪れていました。
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クリックすると拡大こちらが旧事務所( )です。
竹鶴政孝の事務所として1934年7月に建設されました。余市町の「指定文化財」です。企業内の建物としては北海道内で初めて文化財に指定されたそうです。こちらの沢山の人たちが30分ごとの無料のガイド付き見学だと思われます。
右の細長い写真は建物に横に建てられていた説明の木柱です。その柱には「余市町指定文化財 大日本果汁株式会社(ニッカウヰスキー㈱) 工場創立当時の事務所」と書かれていました。右の写真も下の写真もクリックすると拡大いたします。 
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歴史のある旧事務所の説明板です。工場創立当初に建てられたことが詳しく書かれていました。クリックすると読みやすい大きさに拡大いたします。
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沢山の見学者が去ってから撮った旧事務所です。ゆっくりと見学出来ました。今から83年前に小さな事務所から始めたことが実感されました。
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ガラス越しですが旧事務所の室内を見ることが出来ました。建物の外観は小さく見えましたが室内は気品がありきれいでした。
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こちらはRITA HOSUE リタハウス( 旧研究室)です。
工場建設前の1931年に建てられた元の地主であった但馬八十次の邸宅でしたが、1934年の蒸溜所開設時に事務所およびウイスキー製造の研究室として使用されたそうです。建物は登録有形文化財&近代化産業遺産です。建物名前のリタ(RITA)は竹鶴政孝がスコットランドに滞在中に親交深めて1920年1月8日に結婚した奥さんの名前(竹鶴リタ)からつけられたと思われます。結婚前も通称はリタでしたが正式名はジェシー・ロバータ・カウン(Jessie Roberta “Rita” Cowan)でした。リタハウス以外のリタに由来する施設や商品として、リタ幼稚園、リタロード、ニッカバー リタ、ニッカ アップルブランデー リタ 30年、リタハイボールがあります。
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旧事務所の近くでは熟成樽を運ぶフォークリフトにも出会えます。写真を撮ると運転している方が挨拶してくれました。散策路を横断するのでガードマンの人が交通整理をされていました。リタハウスも近くにあります。
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リタハウスと旧事務所とフォークリフトが写った写真があったので紹介します。
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こちらは旧竹鶴邸( )です。
1935年に竹鶴政孝・リタ夫妻の住居として工場内に建てられました。その後に余市町の郊外山田町に移設されましたが2002年に再び工場内に移築・復元されたそうです。玄関ホールと庭園が一般公開していました。こちらも登録有形文化財&近代化産業遺産でした。
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クリックすると拡大こちらが竹鶴邸の玄関ホールです。
ニッカウヰスキーの創業者の竹鶴政孝は広島県賀茂郡竹原町(現・竹原市)で酒造業・製塩業(現在の竹鶴酒造)を営む竹鶴敬次郎の四男五女の三男として1894年6月20日に生まれたそうです。酒造りの第一歩は兄二人が酒づくりを敬遠していたこともあり、大阪高等工業学校(現在の大阪大学工学部)の醸造科に進学したことでした。1916年3月に卒業を待たずに大阪市の摂津酒造に入社し頭角を伸ばしてきて社長の阿部喜兵衛と常務の岩井喜一郎の命を受けて単身スコットランドに赴き、グラスゴー大学で有機化学と応用化学を学ぶことになり積極的にウイスキー蒸留場で実習を行ったそうです。竹鶴政孝のこの現地修行が成功していなければ、現在の日本のウイスキーは実現していなかったといわれるほどでした。クリックすると拡大
1920年1月8日にリタと結婚し、同年1920年11月に帰国しました。その後、世界恐慌などにより摂津酒造を1922年に退職し、現在の桃山学院高等学校で教鞭をとっていました。そこに寿屋(現在のサントリー)の社長の鳥井信治郎から声がかかり、竹鶴の技術によって1924年11月11日に山崎蒸溜所を竣工させ、竹鶴はその初代所長となったそうです。それから約束の10年経ち1934年3月1日に退職して、自分がウイスキー造りの理想の場所とした余市に大日本果汁(現在のニッカウヰスキー)を設立するに至ったそうです。
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部屋の奥から見た玄関側の写真です。左に竹鶴政孝と妻の竹鶴リタの写真が飾られていました。
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玄関ホールに竹鶴邸の模型がありました。右の建物が玄関ホールで左の建物が住居部分です。
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玄関ホールから見た玄関部分です。洋風な雰囲気がありました。
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ウイスキーの熟成樽の貯蔵庫群だと思われます。
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こちらも貯蔵庫だと思われました。
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散策路沿いに創業時に建てられた1号貯蔵庫( )がありました。見学用に開放しているため、空樽を設置しているそうです。こちらも登録有形文化財&近代化産業遺産です。
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1934年当時の貯蔵庫と思うとロマンを感じます。このような熟成樽の貯蔵庫を見たのは2度目となりました。クリックすると拡大初めて見たのがアメリカのケンタッキーのバーボン工場でした。そこにも巨大な貯蔵庫群がありました。その時に知ったのがスモールバッチ(Small Batch 少量生産)のバーボン(Bourbon)でした。その時の記事はこちらです。→ポチッ
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こちらがウイスキー博物館( )の入口です。
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ニッカウヰスキー余市蒸溜所のパンフレットの中にウイスキー博物館の配置図(館内図)があったので紹介します。上の写真はINと書かれた部分から入ったところです。


ここの一番奥で有料ではありますが貴重な余市モルトの試飲が出来ます。
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クリックすると拡大最後に訪れたのがニッカ館の2階にある無料試飲ラウンジ( )です。案内板には試飲会場と書かれていましたが、会場と呼ぶよりはラウンジと呼ぶ方がふさわしい雰囲気なので試飲ラウンジと書かせていただきました。下の写真で右の方が入口で、そこの入口の方に名前を書いた用紙を渡して3種類の無料のウイスキー等を受け取りました。つまみは自動販売機でビーフジャーキーを買いました。建物の1階はレストランになっていました。
左の方に水や氷や炭酸水が置かれていました。さらに飲み放題のジュースも置かれていたので子供も大満足でした。ここで有料なのは自動販売機のつまみだけでした。
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こちらが3種類の無料ウイスキー等です。アップルワインは普通のワインではなくウイスキーのようにきついものなので調べてみるとアルコール度数が22%でした。どうやらアップルワインにアップルブランディーをブレンドしているようでした。
 左側 竹鶴
 中央 スーパーニッカ
 右側 アップルワイン
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我々のテーブルです。私と息子が試飲のウイスキーを飲んだのでここからは息子の奥さんが運転いたしました。
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2階の試飲ラウンジからの余市蒸溜所の景色です。遠くに見える建物は貯蔵庫のように思われました。
ニッカウヰスキーの「ヰ」が気になって調べてみました。「ヰ」自体は日本語の「わ行」の2番目の音節で片仮名(カタカナ)の一つです。平仮名(ひらがな)では「ゐ」で、発音は「イ」と同じです。WHISKYは元々は「ウヰスキー」と書かれる事が多かったそうです。竹鶴政孝は会社登録するとき、水が命なので「ヰ」ではなく井戸の「井」を使った「ニッカウ井スキー」にしたかったそうですが、形が似ていたことから、役所がその頃の一般的な書き方のウヰスキーだと思い会社名は「ニッカウヰスキー」になってしまったそうです。ただしニッカの第一号ウイスキーの商品名「NIKKA WHISKY」は日本語表記が「ニッカウ井スキー」となっているそうです。
  わ行:わ (う) ゑ を   ワ行:ワ (ウ) ヱ ヲ


ニッカウヰスキー余市蒸溜所で長男家族と楽しく過ごした写真を紹介します。私は5枚目と8枚目の写真に写っています。4枚目と5枚目は同じ場面で4枚目は私が撮って、5枚目は息子の奥さんが撮った写真です。
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ニッカウヰスキー余市蒸溜所の場所をGoogle地図で紹介します。
  ニッカウヰスキー余市蒸溜所      7月21日
  山本観光果樹園   さくらんぼ狩り  7月21日
  みさき       赤ばふん生うに丼 7月22日
  汐さいの宿・海浜館 泊まった宿    7月21日~22日
  新千歳空港              7月21日 7月23日
 ━━ 新千歳空港 A B 汐さいの宿・海浜館  7月21日移動ルート

北海道はサクランボの季節でした。 山本観光果樹園 [積丹 余市 ニセコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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2017年7月21日に千歳空港に着くと長男が孫を連れてくるまで迎えに来てくれていました。一旦、長男家族の家まで行き、積丹の宿に向かいましたが、北海道は今がサクランボが旬と言うことでサクランボ狩りが出来る場所に寄りました。孫は6月12日に2歳になったばかりでした。

さくらんぼ狩りに行ったのは余市の近くでの山本観光果樹園です。下記の写真が事務所で、建物内には果物などの直売所とレストランがありました。下記の料金は食べ放題コースので、食べ放題+500g持ち帰りは大人で1850円でした。今回は食べ放題のみで、10%引きのクーポンがあったことから3人で2970円(=3300円-330円)でした。
 名前 山本観光果樹園
 住所 北海道余市郡余市町登町1102-5
 電話 0135-23-6251
 料金 大人:1100円    小学生:880円
    園児・乳幼児:無料  ワンちゃん:無料
 特徴 いろんな種類のサクランボが食べれる
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こちらの果樹園では、さくらんぼ以外にブラム、もも、ぶどう、りんご、和なし、プルーン。ブルーベリー、くるみ、栗が植えられており、かなり大きな果樹園と推察されます。その中で臙脂色ライン(━━)で囲ったところが、さくらんぼ畑で、かなりの広さがありました。さくらんぼ畑の右側(東側)はリンゴ畑(またはプラム畑)でした。美味しいウニが食べれる季節とサクランボの季節が一緒だから実現したサクランボ狩りでした。
 6月中旬~7月上旬 いちご狩り
 6月下旬~8月上旬 さくらんぼ狩り
 8月上旬~8月下旬 もも・プラム・プルーン・ブルーベリ狩り
 8月下旬~11月上旬 りんご・なし・ぶどう・栗など狩り
 山本観光果樹園の直売所&レストラン
 ━━ 山本観光果樹園エリア
 ━━ さくらんぼ畑エリア
 ━━ 散策ルート


沢山、サクランボが売られていました。
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冒頭で、こちらのサクランボ狩りの特徴として、いろんな種類のサクランボが食べれると記載いたしましたが、イメージ的には20~30種類のサクランボがあったように感じました。そんな中で気の名前の札を撮ったのは次の12種類でした。それ以外に、名前が分かっている範囲で、紅さやか、月山錦、サミット等がありました。
 佐藤錦、元祖佐藤錦、大将錦、紅ゆたか、紅てまり、南陽、
 夢あかり、 紅きらり、おりひめの季節、水門、紅秀峰、さおり  
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事務所から出たこの場所でサクランボ狩りに関する説明を受けました。事務所の近くは上にビニールが張られていました。今の時期に美味しいのは佐藤錦で赤く色づいたもので。露天の部分は傷ついているものもあるけれども、太陽が直接当たるのでお薦めだと教えてもらいました。お客さんの半分以上はアジア系の外国人で、全て個人ツアーで来られた人たちでした。いろんな言葉が飛び交っていました。食べ放題ですが、我々より上品な食べ方でした。
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クリックすると拡大こちらは事務所近くの紅秀峰です。見事な実を沢山つけていました。事務所近くの木は低いところの実は少なく高いところの実が沢山残っていました。紅秀峰は1979年に佐藤錦に天香錦を交配して得られた実生から選抜育成され、1991年に品種登録された品種です。
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クリックすると拡大こちらは「佐藤錦」です。最も有名な佐藤錦が最も沢山植えられていました。スーパーで見る佐藤錦とは比べ物にならないほど見事な大きさでした。佐藤錦は佐藤栄助によって果肉が固くて酸味のある「ナポレオン」と、甘いが保存の難しい「黄玉(きだま)」の交配を15年かけて大正13年に作り出された品種で、現在日本で最も栽培されています。
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拡大いたしました。産地だからこそ完熟が食べれるので、もっと甘い赤色の濃いものがおすすめです。太陽が直接当たる露天では沢山の真っ赤な佐藤錦をいただきました。他のサクランボも含めて一人80粒以上は食べたと思います。
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クリックすると拡大こちらは「水門」と言う品種です。佐藤錦より少し小粒でしたが、今回の中で一番おいしく感じられたサクランボでした。ただし、この写真のサクランボではなくもっと日当たりの良いところで、さらに赤い色の実でした。品種よりは完熟度の影が大きいのかもしれません。
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こちらが日当たりの良いところで真っ赤に熟していた「水門」です。こちらは一番おいしいと感じました。水門は明治時代に小樽市の藤野園で発見されて、北海道でも古くから親しまれてきた品種だそうです。1911年に命名されたそうです。
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その「水門」の木全体の写真です。この木は日当たりが良いところに植わっていることが分かっててもらえると思います。
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クリックすると拡大こちらは「紅てまり」という品種です。
名前のように鮮やかな紅色をしていました。いろんな品種を同時に食べたからこそ味の違いが判りましたが、別々に食べると違いは判らなかったと思います。1980に交配されて2000年に品種登録された新しい品種です。我家のワンコ(ムサシ)と同じ17歳です。
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こちらも「紅てまり」だと思います。
2014年の日本の生産量の順位です。現在の北海道の生産量も状況から判断して2位と思われます。北海道は2005年には3位にも入っていなかったことから、徐々に順位を伸ばしてきたのではないでしょうか。
 1位 山形県 14,500 t
 2位 北海道 1,430 t
 3位 山梨県 1,190 t
 4位 青森県 605 t     5位 秋田県 364 t
 6位 福島県 337 t     7位 長野県 278 t
 8位 群馬県 118 t     9位 新潟県 104 t
 10位 岩手県 29 t      全国合計 19,000 t
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クリックすると拡大右の写真のように高い脚立が各所に沢山置かれていたので高いところの実も採ることが出来ました。下の写真のような籠を事務所の出発場所で渡されました。採ったサクランボはそのまま食べるので、食べた後の種を入れました。2歳になったばかりの孫ですが30粒以上は食べたと思います。
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クリックすると拡大こちらが佐藤錦より大粒で高価な品種「南陽」です。この品種は晩生種で、サクランボで有名な山形県では開花時期が遅いことなどから結実が不安定で、栽培が普及しなかったようですが、開花時期が揃う北海道においては着色、食味共に出来が良く、1988年には優良品種に認定され栽培が広がったサクランボです。北海道のための品種と言えると思います。写真のものはまだ色が薄いけれども食べごろの実もありました。
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クリックすると拡大こちらは「おりひめの季節」という品種です。色はアメリカンチェリーのようですが、味は別物でした。「サミット」と言う品種も同じような色でした。やはり佐藤錦のような色合いのサクランボの方が美味しく感じてしまいます。
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クリックすると拡大こちらが「夢あかり」です。枝にそって実がついているのが分かってもらえると思います。夢あかりはサクランボとしては実が硬いために、過熟になりにくい性質があることから、氷温貯蔵により正月に食べることが出来るそうです。
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こちらは事務所から遠くに離れた場所の「佐藤錦」です。ここまでくると人気の佐藤錦も食べごろの実が沢山残っていました。見事な景色でした。
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どこを見ても沢山の実がついていました。食べ放題を実感いたしました。きれいで色が濃くて大きな実だけを沢山食べました。
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低い位置にも佐藤錦の実が残っていたので、2歳1ケ月の孫でも自分で採って食べることが出来ました。事務所に近いところでは出来なかったことでした。やはり自分で採って食べるのは子供にとってもうれしいと思います。
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クリックすると拡大こちらも事務所から遠いところの「紅きらり」です。こちらも赤くて見事な実がを沢山つけていました。平成元年(1989年)に「レーニア」♀と「コンパクトステラ」♂を交配し、2008年に品種登録されたサクランボです。ほとんどのサクランボは自分の花粉では実が出来ないので2本維持用植える必要がありますが「紅きらり」は、極めて珍しい自家和合性の品種で、自分の花粉だけで結実するそうです。
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直売所で売っていた佐藤錦です。奥から2300円、1150円、1000円、550円、450円です。どれもお得なようです。家に帰ってから、このことをムサシと留守番している家内に話したら「送ってくれたらよかったのに」と言われてしまいました。確かに!
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一番左が北海道に適したサクランボ「南陽」です。どれも見事なサクランボでした。これらを一人990円で食べ放題で食べてきたわけです。値打ちがありました。 南陽:3000円 サミット:1300円 佐藤錦:2300円
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さくらんぼ狩りをした山本観光果樹園の場所を広い場所の地図で紹介します。我家の近くのスーパーでは少し前まではサクランボが沢山並んでいましたが、今はモモやブドウにかわってサクランボを見枯れることはありませんが、北海道ではサクランボの季節だったのです。
  山本観光果樹園   さくらんぼ狩り  7月21日
  みさき       赤ばふん生うに丼 7月22日
  汐さいの宿・海浜館 泊まった宿    7月21日~7月22日
  新千歳空港              7月21日 7月23日
 ━━ 新千歳空港 A B 汐さいの宿・海浜館  7月21日移動ルート


クリックすると拡大くだもの狩りの詳しい説明の部分をパンフレットから転用させていただきました。
ワンちゃんを連れてきて散歩させながらサクランボが食べれるのもいいですね。小学校に入る前の子供さんは無料なのでお得です。
小さい文字が読みにくい場合はクリックすると拡大するので読みやすくなると思います。

日司漁港(ひづかぎょこう) Hiduka Fishing Port [積丹 余市 ニセコ]

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クリックすると拡大前記事で積丹(しゃこたん)の赤バフンウニ丼を食べたことを紹介しましたが、その右の写真の赤バフンウニ丼を食べたお店は、開店から25分後には順番待ちの紙に75組(約200名)が記入されるほどの人気店の「みさき」でした。
その人気店があったのが日司漁港(ひづかぎょこう)の近くだったのです。お店に着いて開店までの時間に日司漁港を中心に周辺を散策したので紹介したいと思います。

クリックすると拡大お店「みさき」と日司漁港の位置関係を示した案内図です。日司漁港(ひづかぎょこう)は英語ではHiduka Fishing Portと書かれていました。本案内図は漁港に立てられていた案内板の一部で、クリックするとHiduka Fishing Portと書かれた案内図全体を表示します。
 住所:北海道積丹郡積丹町日司町564
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Googleの航空写真でも日司漁港と周辺を紹介いたします。 みさき( )と中村屋( )が前記事で紹介した生うに丼が食べれる評判のお店です。航空写真の中の徳弥というお店も生うに丼が食べれるようです。徳弥は積丹20選の18位になっていました。まるてん佐藤食堂でも生うに丼が食べれるようです。
  みさき 北海道積丹郡積丹郡積丹町日司町236
  中村屋 北海道積丹郡積丹郡積丹町日司町50-1
 ━━ 汐さいの宿 → みさき駐車場 17.3km


日司漁港はいくつかの大岩か取り囲むようにしてつくられた港でした。その中でも最も存在感のあった大岩がこちらでした。大岩の上には鳥居が建てられており、この地域の人たちにとっても大切な存在なのだと感じました。この大岩の名前は弁天岩だそうです。
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少し角度を変えて見た大岩です。手前の船は、うに獲り船です。是非ともクリックしてみてください。第一明見丸の名が読み取れると思います。別の角度から撮った写真からは漁栄丸と真美丸の船名が判りました。それ以外にも2隻に名前の痕跡がありましたが読み取るほどの鮮明さはありませんでした。
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大岩の上の鳥居です。神社に建てられる形の鳥居のようです。材料は木で作られているようです。
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大岩の上にには鳥居以外にも構造物が建てられていました。電線も見受けられました。写真内にはウミネコ(またはカモメ)が写っています。クリックするとウミネコ(またはカモメ)が4羽ほど写った別角度の写真を表示します。
日司漁港は訪れる釣り人(つりびと)が少ない穴場的釣り場として紹介されていました。一番大きな堤防のL字の角はテトラ越しの外海側ではクロガシラガレイ、スナガレイ、ホッケ、アブラコがヒットするそうです。港の左端にある南堤防の先端から狙うとスナガレイ、マガレイがヒットするそうです。港内の突堤、岸壁から広範囲に狙うとマイカ、ヤリイカ、マメイカなどが釣れると書かれていました。
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右奥に「みさき」が見える写真です。海辺にはウニ獲り船が9隻並んでいます。
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上の写真と同じ場所から日司漁港(ひづかぎょこう)の方向を撮った写真です。イカ釣り漁船らしい船が写っています。
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そのイカ釣り漁船らしい船の写真を撮るために漁港の方に歩いていきました。やはりイカ釣り漁船でした。船名は第八明見丸でした。上で紹介した小さなウニ獲り舟は第一明見丸でした。関連があったのです。ネットで情報を調べてみると、釣り船や観光船としても使われているようです。
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イカ釣り漁船のあたりから大岩方向を撮った景色です。日司漁港は釣りの穴場的存在のようです。→ポチッ
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漁港には倉庫のような建物もありました。漁港にはトイレが完備しているので、お店の開店前にも利用が可能です。お店の順番待ちの記入用紙の上に「トイレは港にありますで、そちらを御利用下さい。」と書かれていました。
今回の旅で新しい訪問場所が増えました。→ポチッ
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歴史を感じさせてくれる板壁の建物もありました。
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中央バス積丹線の日司停留所です。大岩も写っています。
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こちらの道を進むと積丹岬です。
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港から見た神威岬方向の景色です。
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ネットで書かれていた積丹の生うに丼のTOP20を紹介します。ただし、個人的な評価であり私自身で確認したわけではないので参考程度と考えてください。
ここにリストアップされてお店以外に沢山の名店はあると思います。
下記地図の画面内には「B柿崎商店 海鮮工房」と「I勝栄鮨」を除いた18店舗がプロットされます。地図上のマイナスのアイコンを2回クリックするとすべてが表示されます。左側の上の地図は今回赤ばふん生うに丼を食べた「Aみさき」の周辺です。ただし赤色マークの「Aみさき」は「C中村屋」の下に隠れています。左の下の地図は我々が宿泊した「汐さいの宿 海浜館( )」の周辺の地図です。下記地図はA~Tで表示していますが、数値の①~⑳でも地図を作りました。→ポチッ
リストの中の「Gみはらし荘」は宿泊場所の候補でしたが小さな子供はNGだったので泊まれませんでした。「L鱗晃 積丹本店」の関係した「 鱗晃荘」も候補でしたが、宿の部屋から海が見える方を優先して「汐さいの宿 海浜館( )」に決めた経緯があります。
  1位 A みさき
  2位 B 柿崎商店 海鮮工房
  3位 C 中村屋
  4位 D 美国観光ハウス
  5位 E ふじ鮨 積丹本店
  6位 F 純の店
  7位 G みはらし荘
  8位 H 港寿司
  9位 I 勝栄鮨
 10位 J 新家寿司
 11位 K 温泉旅館 北都
 12位 L 鱗晃 積丹本店
 13位 M なぎさ食堂
 14位 N カムイ番屋
 15位 O さわ
 16位 P 新生
 17位 Q いい田
 18位 R 徳弥
 19位 S うに膳屋 積丹本店
 20位 T 田村 岩太郎商店

赤ばふん生うに丼 みさき [積丹 余市 ニセコ]

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2017年7月21日から7月23日まで北海道旅行に行ってきました。目的は2014年4月1日に北海道に転勤なった長男家族に初めて会いに行くことですが、この時期に決めたのは上の写真の貴重な赤バフンウニを食べに行くためでした。赤バフンウニの正式名称はエゾバフンウニです。食べることが出来るのは6月から8月で、7月が美味しいとのことでした。他のウニに比べて収穫量が少ないことから貴重なウニです。北海道の積丹(しゃこたん)で、その赤バフンウニを食べさせる超有名なお店に長男家族に連れて行ってもらったのでした。
そのお店は漁師が経営しており、自ら朝に採ってきた赤バフンウニを割って丼にして出す「赤ばふん生うに丼」は1日15食限定なのです。それを食べるためには開店と同時にお店に入る必要があるのですが、お店では名前を書く紙が開店より前に入口に出されるので、長男だけが宿泊している宿を朝早く出発して名前を記入て、宿に戻って朝食をとって開店前にお店に着くようにみんなで宿を出発することにいたしました。私もそれを体験させてもらうために長男と一緒に記入のために朝早く行ってみることにいたしました。

宿である「汐さいの宿 海浜館」からお店までの距離は17.3km(━━)です。つまり名前を書くためだけに往復で34.6kmほど走るのです。
  赤バンフウニをたべたお店 みさき
  我々が宿泊した宿     汐さいの宿 海浜館
  アイスクリーム食べたお店 ホームメイドアイスクリーム
 ━━ 汐さいの宿 みさき 17.3km


宿泊場所は北海道積丹郡積丹町大字美国町字船澗366-4にある「汐さいの宿 海浜館」で宿泊した部屋からは黄金岬とビヤノ岬と宝島とゴメ島が目の前に見えます。右端の島が宝島で、小さな岩礁がゴメ島で、左に見える岬がビヤノ岬です。この写真は朝の散歩で黄金岬に登って撮ったものです。本写真はクリックすると横長画面で特別に大きく拡大します。
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宿を長男と一緒に出発しました。宿の前です。隧道の名前はクリックすると拡大茶津トンネルです。下の写真では上から垂れ下がっている草木のためにトンネルの名前を読むことが出来ませんでしたが反対側から撮った写真がありました。
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あと2kmのところで赤バフンウニを食べることが出来る「中村屋」と「みさき」の看板がありました。
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お店に着くまでの海沿いの景色です。遠くに見えているのが積丹岬です。
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写真の左のカーブを曲がった先に見える白っぽい建物が目的の「みさき」です。その少し手前の2つの生うに丼の看板が立っているのが「中村屋」です。両方ともに漁師がやっているお店です。 
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目的のお店が目の前で車の中から撮った写真です。すでに1台の車が到着していて駐車していました。
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左端の赤い車が我々より早く来ていた車です。我々は右のシルバー色の車です。赤い車の人が1番で、我々が2番でしたが、まだ名前を書く紙が出されていませんでした。
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名前を書くのは長男に任せて、私は目の前の海の写真を撮りに海の方に行きました。
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お店に戻ってくるとすでに紙が出されて名前が書かれていました。到着後3分後に紙が出されたそうです。私はその1分後にお店に戻ってきたとのことでした。我々は2番目に書くことが出来ました。1番の組は4名で、我々も4名でした。一人は2歳なので注文するのは3食予定です。これで1日限定15食の赤ばふん生うに丼を食べれることが出来そうです。紙が出された時間は記載すると今後さらにエスカレートすると思われるので、あえて時間は伏せさせていただきます。1番の方に後で話を聞くと、北海道の方で家を暗い内から出発してここに直接来られたと言われていました。出発時間は教えてもらいましたが、同様の理由で記載は控えたいと思います。
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一旦、泊まっている宿に帰って朝食を食べてから全員で開店時間に合わせて来ればよいことになります。したがって、ここにいる必要がないのですぐに泊まっている宿に向かって出発いたしました。お店の開店は9時15分~30分ごろとのことなので、再訪は9時頃でもよいのですが、開店時間では駐車スペースがなくなってしまうので、8時半までには来るつもりです。
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宿に戻る途中で看板が沢山あることに気が付きました。この写真では「みさき」だけですが、「中村屋」の看板も沢山ありました。これほど沢山の看板を出しているお店は無かったので、どうやら一般の人が赤バフンウニを食べることが出来るのは、積丹では漁師直営の2軒だけのようです。
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朝食を食べた後に宿「汐さいの宿 海浜館」をチェックアウトして、今度は4人全員で出発いたしました。写真は宿の駐車場を出発するところです。
うれしいことに宿の女将に見送っていただけました。
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赤バフウニが食べれるお店までの景色を3枚の写真で紹介します。
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道の境を示す標識が並んでいる景色です。雪が深いことが判ります。
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山間部から海の見える場所に出ました。ここから右に曲がって海沿いを走りました。ここから2kmでお店に着きます。お店から、さらに進むと積丹岬(しゃこたんみさき)に行けます。左に曲がると神威岬(かむいみさき)です。
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お店の前まで来ました。開店前でしたが沢山の車が駐車していました。これは予想したことでした。
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お店の近く駐車場は満車になっており、70m奥にある駐車場に行きました。そこにはまだ1台しか駐車していませんでした。つまり我々が2番目でした。


奥の駐車場からお店に戻って来ました。レンタカーカーの方が多いのに驚かされました。店の前は早い時間帯に来られた方ですがそこのレンタカーは2割程度でしたが、開店前後に停める人が多い奥の駐車場は約8割がレンターカーでした。つまり北海道以外からも沢山の人が来られているのだと感じました。


この時はすでに14組(38名)の名前が書かれていました。
14組の内訳は4名+4名(SORI)+2名+2名+2名+8名+3名+3名+2名+2名+3名+2名+2名+1名=38名でした。すでに開店前に1日限定15食を越えていましたやっぱり早く来てよかったと実感いたしました。
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お店の隣には積丹神社がありました。ここにも駐車出来るスペースがありましたが、我々は正規のお店の駐車場に停めました。
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お店の前のバス停です。バス停の名前は日司(ひづか)でした。中央バス積丹線で一日に両方方向共に6本でした。
 小樽方面  06:51 10:57 12:37 14:06 15:37 18:27
 神威岬方面 08:53 10:53 12:03 13:53 17:03 18:43
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開店まで時間がたっぷりあったので海の方に出て、お店の方向の写真を撮りました。ウニを採るための船が沢山並んでいました。確認出来た船名は漁栄丸と真美丸と第一明見丸でした。
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反対方向から、うに獲り舟を撮りました。手前の箱が舟の巻き上げ機です。堤防から海の中を除くと沢山のウニを見ることが出来たことからウニの多さを実感することが出来ました。ここの海の色は積丹ブルー(シャコタンブルー)と呼ばれています。
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こちらが、ウニを獲るための船です。大岩の名前は弁天岩だそうです。
こちらは日司漁港(ひづかぎょこう Hiduka Fishing Port)です。 
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船にはウニを獲るための網が積まれていました。船の上から海の底を見ながら、一つ一つウニを獲っている姿が目に浮かびます。
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写真に写っている子供が2歳の孫です。
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開店が近くなったのでお店に戻りました。時間は9時8分で23組(62名)が記入されていました。24の欄まで記入されていますが、22の欄の方が横棒線で消されて隣のお店「中村屋」の方に行かれました。
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赤ばふん生うに丼が食べれるもう一軒のお店「中村屋」にも車が沢山駐車していました。
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のれんをかける作業が始まりました。すると、周辺で待っていたみなさんが集まってきました。
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のれんがかけ終わったところで店員さんから説明がありました。記帳された順番に名前を呼ばれてテーブルに1組づつ案内されます。注文はテーブルの上に置かれているボタンを押すと店員の方が来られるので、その人に注文内容を伝えます。
テーブルへの案内は間隔をあけて行われますが、数が少ない赤ばふん生うに丼を注文する人は、注文内容を事前に決めておいて、席に着いたらすぐにボタンを押して注文を伝えることをお薦めします。迷って時間をかけていると、後からの人が先に注文してしまう可能性もあるのです。
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店内の景色です。左奥が1組目の人たちです。


座った席からの写真です。店員さんが3組目を迎えに行くところです。
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こちらが丼物と定食関係のメニュー(おしながき)です。クリックすると拡大もちろん、赤ばふん生うに丼を頼みました。味を比べてみたかったので生うに丼も頼みました。生うに丼の生うにはキタムラサキウニと思われます。もう一軒の赤バウンウニが食べれる中村屋の前まで行くとメニューが貼られていて生ウニはムラサキウニと書かれていましたが積丹で獲れるもう一種類のキタムラサキウニと推察したわけです。
注文内容は次の通りです。
 赤バフンウニ丼   4950円 x 2食
 キタムラサキウニ丼 2600円 x 1食
 合計金額      12500円
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一品料理や飲み物類のメニュー(おしながき)も参考に掲載します。
並んでいる人が多いので追加注文は出来ないので、最初に全て注文する必要がありました。また「活うに」と、「活うに」が入った「生うに丼セット」は、時化(しけ)のためお休みでした。
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注文が終わったところで、名前の記入の紙を確認に行ってみました。
この時、29組(75名)で、テーブルに案内されたは5組(14名)でした。22組目(60人目)の方は15組限定の赤バフンウニは食べれないと判断して中村屋の方に行かれたそうです。この時が9時16分なので8分間で23組(62名)→29組(75名)と6組(13名)が記入されたわけです。
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待望の、赤ばふん生うに丼が出てきました。目の覚めるような赤い色の雲丹でした。こちらのお店は漁師の方が当日の早朝に自ら獲ってきたウニを割って出しているそうです。お店の方に確認したところ、日によって獲る量は違うようでこの日は沢山の人が食べれたようです。赤ばふん生うに丼以外に、赤ばふんうに丼や赤うに丼と呼ばれることがあります。
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雲丹丼だけを拡大いたしました。クリックすると特別に大きく拡大いたします。赤バフンウニの分類を紹介します。
  界:動物界       Animalia
  門:棘皮動物門     Echinodermata
  綱:ウニ綱       Echinoidea
 亜綱:真ウニ亜綱     Euechinoidea
 上目:ホンウニ上目    Echinacea
  目:ホンウニ目     Echinoida
 亜目:ホンウニ亜目    Echinina
  科:オオバフンウニ科  Strongylocentroidae
  属:オオバフンウニ属  Strongylocentrous
  種:エゾバフンウニ   Strongylocentrotus intermedius
 俗称:赤バフンウニ
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上の写真はフラッシュを使っていますがツブツブがしっかり見れるようにフラッシュなしの写真を掲載いたしました。こちらもクリックすると特別に大きく拡大いたします。エゾバフンウニはバフンウニと全くの別の種です。バフンウニは オオバフンウニ科バフンウニ属で北海道南端から九州・中国中南部沿岸・朝鮮半島南部に生息しています。バフンウニも多く食べられていますが時期により苦み成分のプルケリミンが増加することから、エゾバフンウニ(赤バフンウニ)が美味しいと言われる化学的根拠になっている可能性が高いです。
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上の写真はクリックすると拡大いたしますがクリックの面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
エゾバフンウニ(赤バフンウニ)は北海道周辺の冷涼な沿岸に生息しているものが主に食用とされています。エゾバフンウニは雑食で、動物性の餌を食べたものはアミノ酸のバリンが蓄積される影響で苦みを呈することがあることから、コンブなどの海藻類を餌にしている方が美味しいとされていることから、コンブの多い積丹のエゾバフンウニは美味しいとされて特別に赤バフンウニと呼ばれているようです。
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比較のために注文した生うに丼と比較してみました。赤ばふんうに丼を赤うに丼と呼ばれることがあるのに対して白うに丼と呼ばれることもあります。
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積丹では2種類のウニが獲れるそうです。一つがすでに紹介した赤バフンウニ(エゾバフンウニ)で、もう一つがキタムラサキウニです。こちらも積丹の昆布を食べた美味しいウニです。やはり朝に獲ったものを割って丼に乗せて出すそうです。一般的なムラサキウニは、ナガウニ科(Echinometridae)ムラサキウニ属(Heliocidaris)に分類されるのに対してキタムラサキウニはオオバフンウニ科(Strongylocentroidae)オオバフンウニ属(Strongylocentrous)であることからムラサキウニよりは赤バフンウニに近い種類と言えます。ただし白ウニと呼ばれるように色は全く違います。
  界:動物界       Animalia
  門:棘皮動物門     Echinodermata
  綱:ウニ綱       Echinoidea
 亜綱:真ウニ亜綱     Euechinoidea
 上目:ホンウニ上目    Echinacea
  目:ホンウニ目     Echinoida
 亜目:ホンウニ亜目    Echinina
  科:オオバフンウニ科  Strongylocentroidae
  属:オオバフンウニ属  Strongylocentrous
  種:キタムラサキウニ  Strongylocentrotus nudus
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左がキタムラサキウニで、右がエゾバウンウニ(赤バフンウニ)です。
上で書かせていただいたように、この日は時化(しけ)のために殻付きのウニの提供はなかったことから、本写真をネットから転用させていただきました。


お味噌汁の写真も掲載いたします。
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食べている実感を感じてもらえるかもしれない写真も掲載いたします。赤バフンウニのフラッシュなしの写真です。
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3割くらい食べた写真です。
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こちらも拡大いたしました。宿で朝食をしっかりと食べてきましたが、全く関係なくペロリと食べてしまいました。
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食べ終わった帰るときに、名前の紙を見ると3枚目で、35+36+4=75組が来られていたことになります。29組の時に75名でなので平均は2.58名/組であったことから、我々が帰る時点で約200名(=75x2.58=194名)が来ていたことになります。
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帰るときの車の中からの写真ですが、大変な車の数でした。
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満車の看板も出ていました。公式の開店は9時45分ですが、お客が多いので準備が出来次第早めに開店するようです。この日の開店時間の事前提示は9時15分~9時30分で、実際の開店は9時15分でした。
みさきを紹介します。44年前の1973年にお店を始めたそうです。
 店名 みさき
 住所 北海道積丹郡積丹町大字日司町236
 電話 0135-45-6547
 営業 9:45~16:00(4月下旬~10月31日)
 定休 基本的に毎月第2、第4水曜日(不定休)
 創業 1973年
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ネットのTripAdvisor Galleryによると北海道のウニ丼の名店8選は次のお店だそうです。函館市のうにむらかみでウニ丼を食べたことがあります。店名をクリックすると位置を表示します。
積丹のエリアの積丹町と余市町のお店が4店舗(50%=4÷8)も入っていて、その4店舗の中に「みさき」と「中村屋」も入っていました。広い北海道の中で積丹エリアが50%の数値であることからもウニと言えば積丹(しゃこたん)なのだと感じました。店名をクリックすると周辺地図を表示します。「みさき」と「中村屋」のマークは重なっているので積丹エリアは3店舗にしか見えませんが4店舗なのです。右の写真は函館の「うになかむら」のウニ丼です。丁寧にウニが並べられているのが特徴でした。
クリックすると拡大 積丹町 みさき
 積丹町 中村屋
 積丹町 田村 岩太郎 商店
 余市町 柿崎商店海鮮工房
 函館市 うにむらかみ 函館本店
 羅臼町 羅臼の海味 知床食堂
 礼文島 海鮮処 かふか
 利尻島 食堂 丸善


赤ばふん生うに丼が食べれるもう一軒のお店である中村屋も紹介します。上で紹介した「みさき」とは直線距離で85mの場所にあるため待っている時にお店の前まで行き写真を撮りました。
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こちらのお店ではメニューが貼られていました。10食限定のスペシャルうに丼が気になります。2種類のウニが乗った丼ではないかと思いました。メニューの「赤うに」はおそらく上で書いている赤バフンウニ(エゾバフンウニ)で、「むらさきうに」はキタムラサキウニだと思われます。ムラサキウニの主な産地は兵庫県・徳島県・三重県で、生息域は日本海では青森県以南、太平洋では茨城県以南であることもキタムラサキウニとした理由です。ネットで調べてみるとエビ捕り漁師さんが、1999年に番屋を改造して始めた食堂で、クリックすると拡大スペシャルうに丼はネットから転用させていただいた右の写真のような2種類が入った生うに丼でした。
 赤うに丼(ばふんうに)  5500円 
 生うに丼(むらさきうに) 2800円
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こちらも開店前から「みさき」ほどではありませんが沢山の名前が書かれていました。クリックするとメニュー(おしながき)の一部が読み取れます。上の価格は、そこから読み取りました。この時の時刻は8時40分でした。
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中村屋を紹介します。
 店名 中村屋
 住所 北海道積丹郡積丹町日司町50-1
 電話 0135-45-6500
 営業 9:00~18:00(季節にり変動) 4月上旬~11月中旬
 定休 第2,4火曜休み
 創業 1999年
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広い範囲の地図で「みさき」と「中村屋」の位置を紹介します。他のマークは今回の旅で訪問した場所です。最近食事をしたレストランの地図にも「みさき」を追記いたしました。→ポッチ
 みさき 中村屋   赤ばふん生うに丼
 汐さいの宿・海浜館 泊まった宿
 積丹出岬灯台
 山本観光果樹園   さくらんぼ狩り
 味の一平      味噌ラーメン
 きのこ王国     きのこ汁
 手打蕎麦 いちむら
 ホームメイドアイスクリーム
 ニッカウヰスキー余市蒸溜所
 ニセコ 髙橋牧場

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