猫の恩返し主題歌 風になる/つじあやの [歌]
2021年8月20日の金曜ロードショーでアニメ「猫の恩返し」を見ていて、軽い流れの主題歌(エンディング)が気に入ったので、覚えておく意味で主題歌をブログ内に埋め込みました。2つの動画を埋め込んでいますが、音質が少し違います。最初の方がアニメの主題歌の音質に近いと思います。いずれの動画も永遠に繰り返すように設定いたしました。
主題歌の名前は「風になる」でした。本歌を聴きながら上のスライドショーを楽しんでください。本歌のリリースはアニメ猫の恩返しの公開(2002年7月20日)の25日前でした。
歌名 風になる
作詞 つじあやの
作曲 つじあやの
歌手 つじあやの
発売 2002年6月26日(リリース)
歌詞を紹介します。
①忘れていた目を閉じて 取り戻せ 恋のうた
青空に隠れている 手を伸ばしてもう一度
忘れないで すぐそばに僕がいる いつの日も
星空を眺めている 一人きりの夜明けも
たった一つの心 悲しみに暮れないで
君のためいきなんて 春風に変えてやる
陽のあたる坂道を 自転車で駆けのぼる
君と失くした想い出乗せて行くよ
ラララララ 口ずさむ くちびるを染めて行く
君と見つけたしあわせ花のように
②忘れていた窓開けて 走り出せ恋のうた
青空に託している 手をかざしてもう一度
忘れないよ すぐそばに君がいる いつの日も
星空に輝いてる 涙揺れる明日も
たった一つの言葉 この胸に抱きしめて
君のため僕は今 春風に吹かれてる
※陽のあたる坂道を 自転車で駆けのぼる
君と誓った約束乗せて行くよ
ラララララ 口ずさむ くちびるを染めて行く
君と出会えたしあわせ祈るように※
(※~※くり返し)
君と出会えたしあわせ祈るように
もう一つ2020年の動画を追加しました。Live at VICTOR STUDIO 2020です。つじあやのさんの作品には他に雨音やありえないくらい奇跡などがあります。
猫の恩返しの予告編シーンが入った動画も紹介します。
宝塚市立文化芸術センター 大久保英治展 [宝塚]
現在、関西に来ています。千葉に帰る予定は2021年8月17日なので少し長い滞在になっています。そこで、2021年8月7日は実家がある宝塚の宝塚市立文化芸術センター(Takarazuka Arts Center)にやってきました。実は7月12日にも宝塚市立文化芸術センターに来て看板にある大久保英治展を見学したのですが、通り雨が来たために建物の写真が撮れなかったことから、建物を撮る目的で8月17日に訪れました。ポスターの作品の名前は「宝塚・地の層」です。
宝塚市立文化芸術センターは、古くは宝塚ファミリーランドの跡地でもあり2013年に閉園した宝塚ガーデンフィールズの跡地に2020年4月19日にグランドオープンした施設です。
駅方向からの入口です。左側の通路が建物の屋上の緑地(屋上庭園)に上がる道で、右側の通路がメインギャラリーがある建物の2階に行く道です。その左側の階段を下りると1階入口に行けます。
こちらが2階の入口に通じている通路です。
建物への入館は無料ですが、大久保英治展が行われているメインギャラリーは有料(800円)でした。ただし、中学生以下は無料でした。こちらが展示会のチケットです。シンプルなチケットで裏に日付がスタンプされます。上が表で、下が裏です。
入口に飾ってあった大久保英治の写真です。展覧会のタイトルは「山と川のはざま・宝塚の時間を求めて」でした。うれしいことに写真撮影は全てOKでした。
会期 2021年7月10日~8月22日
休館 毎週水曜日
時間 10:00~18:00
最初の展示は床に石を並べたものでした。最初のエリアの真ん中に置かれていたので空間も楽しむのだと思います。今回、展示されていた作品の中で一番新しいものでした。本作品は中国の五行思想を表す5色の石が同心円状に床に並べ、天井から吊るされた石との間にわずかな「はざま」を形作っているそうです。
作品名 水・宝塚
制作 2021年
少し上の角度からの写真も紹介します。中央に立っているように見える長い石は天井から黒い糸で吊るされています。
次のエリアです。
部屋の真ん中には長い作品が置かれていました。紙に土が塗られた作品でした。
作品名 折本 宝塚の山里を歩く
制作 2020年
材料 折本 土
作品名「折本 宝塚の山里を歩く」の一部を紹介します。折本の作品には「折本 宝塚の川筋を歩く」がありました。
壁にかかっていた作品です。沢山の棒のように見えるのは土が入った試験官です。
作品名 宝塚の土
制作 2020年
材料 試験官 土 小瓶 木箱
この部屋には、冒頭の写真に写っていたポスターの作品の写真がありました。写真をクリックすると特別に大きく拡大するので土の層がよくわかると思います。
作品名 宝塚・地の層
制作 2020年
材料 土 小鬢 木箱
材料が地図と紙なのが面白いです。
作品名 宝塚・山と川のはざま2
制作 2019年
材料 地図 紙
自然の材料を使った作品でした。
作品名 宝塚の山里
制作 2020年
材料 土 石 枝 写真 他
上と似た作品がもう一つありました。
作品名 宝塚の川筋に沿って
制作 2020年
材料 土 石 写真 他
立体感を感じてもらうために斜めから撮った写真を紹介します。石を糸で止めているのが判っていただけると思います。
不思議な作品もありました。
作品名 サイト202006 サイト202004 サイト202003 サイト202002
制作 4作品ともに「2020年」
材料 4作品ともに「和紙 鉄粉 鉛筆」
大きな作品も紹介します。
作品名 宝塚の川筋に沿って
制作 2021年
材料 ダイヤル鍵 土 瓶 木箱 バナー
上の作品の真ん中に置かれていたのはこちらです。
次のエリアです。床に並べられた大作が印象的でした。
5つの中の一つを紹介します。いろんなデザインが並んでいます。
さらに拡大いたしました。
鏡を使った作品が5つ並んでいました。
作品名 うつろ・ふ TAKARAZUKA 2019-3
制作 2019年
材料 缶 鏡 木
鏡の範囲から飛び出しているのが特徴のようです。
作品名 うつろ・ふ OSAKA 2020-5
制作 2020年
材料 金属片 鏡 木
鏡を使った5作品の残りの3作品を紹介します。正面から撮ると鏡に自分の姿が写りこんでしまうので、すべて斜めから撮っています。右の小さな写真が5作品の説明カードです。クリックすると拡大します。
作品名 うつろ・ふ
OSAKA 2019-2/OSAKA 2020-4/OSAKA 2020-6
制作 2019年/2020年/2020年
材料 缶 鏡 木
こちらも存在感のある作品でした。
作品名 水の記憶
制作 2011年
材料 ライター アクリル
カラフルの色は使い捨てライターでした。
日本海沿岸を歩き、拾い集めたライター約45,000個を積層させた時間の彫刻との説明板が設置されていました。ライターを封じ込めたアクリルケースの高さは大久保氏の身長と同じ172cmなのもこだわりが感じられます。海岸で45,000個の捨てられたライターを一人で拾うのにどれ程の歳月を要したのだろうと思いが募ります。作品名の「水の記憶」に思いが込められているのかもしれません。
木の葉を使った作品も5つありました。
作品名 カーデン 2
制作 2020年
材料 葉 アクリル
もう一つ木の葉を使った作品を紹介します。
作品名 カーデン 3
制作 2020年
材料 葉 アクリル
こちらが建物の配置図です。2階(2F)のメインギャラリーで展示会が行われていました。円弧状のモダンな建物です。
上の配置図の1階(1F)の現在地と書かれているところからライブラリー方向(上方向)を撮った写真です。
ランチボックスがあったので昼食で食べてみることにいたしました。上の写真で女性が2人いるところがお店です。
店名 MEL MILHI(メルミルヒ)
営業 10:00~18:00
定休 水曜日
珍しい国の料理でした。ジャマイカ料理だったように思います。
ライブラリー(読書エリア)から撮った写真です。
サブキャラリーではギャー旅展が行われていました。こちらは無料でした。次の4人のアーティストのコラボ展でした。右の写真はいただいたギャー旅展のパンフレットです。クリックすると裏面の説明も含めて大きく拡大いたします。
SASAMARU (笹埜能史)
ZUVALANGA (ズワランガ)
KUROKITEC (黒木テック)
YOSHIDA ICHIRO (吉田一郎)
写真の中の赤色の球体型ベンチテーブルはKUROKITEC (黒木テック)氏の作品です。
面白いものが沢山ありました。
宝塚市立文化芸術センターの建物の写真を紹介します。こちらの写真は2021年8月7日に撮りました。屋上に緑があるのが判っていただけると思います。屋上が庭園になっています。この写真は宝塚市立手塚治虫記念館の前から撮った写真です。
屋上の庭園を紹介します。
紹介されていた大久保英治作家の経歴を紹介します。クリックすると読める大きさに拡大(面積で16倍)いたします。
1944年 兵庫県西宮市生まれ 岡山県小田郡矢掛町育ち
1967年 日本体育大学教育学部卒業
1970年 勤め先の学校の美術格子の影響で絵をえがきはじめる
1985年 兵庫県宝塚市山本に住む(~1988年)
主な個展 1980年から 28回以上
主なグループ展 1978年から 27回以上
宝塚市立文化芸術センターの場所の航空写真を紹介します。以前に紹介した宝塚市立手塚治虫記念館やメインガーデンの場所も分かると思います。メインガーデンに関しては近いうちに紹介したいと思っています。宝塚歌劇の大劇場もすぐ近くにあります。最寄駅は阪急の宝塚南口駅ですが、宝塚駅からも近いです。
ラジオ関西トピックスの記事の中に宝塚市立文化芸術センターの開館記念展の動画があったので転用する形で紹介します。この動画は左端になる上下左右の矢印をクリックすると見る方向を変えられます。天井や床方向も見ることが出来ます。
タグ:宝塚
宝塚神社 [宝塚]
前々記事で紹介した平林寺を見た後に宝塚神社を訪れました。宝塚神社は平林寺に隣接しています。創立年は現在においては不明ですが隣接する平林寺の記録によれば、承和四年(837年)作の仏像安置から、聖徳太子開基とされる平林寺が創建されたとされる飛鳥時代頃には神社が存立していたものと思われているそうです。宝塚神社には平林寺の敷地からから入る裏参道から入りましたが、本記事では表参道から順に紹介したいと思います。つまり実際に歩いた順とは逆に紹介いたします。こちらが表参道入口です。
参道入口に近くに良元村道路元標と書かれた石碑が残されていました。昔は武庫川の西側の辺りは良元村で、今でも良元街道の名前が残されていました。
こちらが宝塚神社の一の鳥居です。
表参道は途中で阪急電鉄の今津線の線路を渡ります。こちらが線路を横切る踏切でする。名前は平林寺踏切道と書かれていました。平林寺の表参道はこの踏切ではなく線路を潜るガードですが、不思議なことに平林寺踏切道と名前が付けられていたのです。
踏切のところには水が湧き出る部分に石造の祠が建てられていました。その脇に五角天神(勤学の神)と天満神社(学問の守護神)の看板が立てられていました。
丁度、阪急電車が通ったので写真を撮りました。
写真を撮った背中側に宝塚神社があります。この登り坂は正直坂と名前が付けられています。
正直坂は続いていました。
ここでU字に曲がって登ります。右側が正直坂で、左側の清明坂を登り切ると宝塚神社に着きます。
もう少しで宝塚神社です。左の階段を登ると二の鳥居です。
二の鳥居と拝殿方向に上がる部分に狛犬がありました。
こちらが左側の狛犬です。前掛けには「子年 男 八十六才」と書かれています。
こちらが右側の狛犬です。前掛けには「巳年 男 五十一才」と書かれています。
こちらが二の鳥居です。宝塚神社の拝殿が見えます。
二の鳥居をくぐったところに手水舎があります。
拝殿の正面に百度石がありました。
こちらが宝塚神社の拝殿です。
拝殿の建物を拡大いたしました。例祭は10月18日前の土日に、だんじり祭が行われるそうです。住吉型地車1基があるそうです。
名前 宝塚神社
住所 兵庫県宝塚市社町4-8
主祭神 素盞嗚尊 大山咋命
社格等 旧村社
創建 不詳 飛鳥時代と推定されている。
例祭 10月18日前の土日
右側の狛犬です。前掛けがかわいらしいです。
左側の狛犬も紹介します。
拝殿の扁額です。宝塚神社は行者山などが連なる山脈の端にあり、山岳修験道から当地に白山権現を祀り、白山権現社と号していたそうです。さらに武庫郡小林村の村社であった牛頭天王社の東氏神に対して、西氏神と呼ばれていたさうです。明治初期の廃仏毀釈により日吉神社へ改称し、(1908年(明治41年)には天神社・愛宕社を神社合祀したそうです。1965年あるいは1966年に東氏神の素盞嗚神社(旧牛頭天王社)を合祀して宝塚神社へ改称したそうです。
名前の変遷 白山権現社 → 日吉神社 → 宝塚神社
拝殿を右斜めから撮りました。
境内側から見た境内の景色です。
宝塚神社の本殿です。
宝塚神社の御朱印です。この写真はサンプルの御朱印で「奉拝 寶之神 令和三年一月一日」と書かれていました。
境内には恵比寿社(宝塚えびす)があります。本建物は清荒神清澄寺より天保年間に本殿を移築したものだそうです。行事としては1月9日と10日と11日に、えびす大祭が行われるそうです。
宝塚恵比寿社の説明板版です。クリックすると読みやすい大きさに拡大いたします。
宝塚恵比寿の扁額も紹介します。
本殿の階段に小さなお人形が並べられていました。
お人形を拡大いたしました。
摂末社としては宝塚えびす社が大きいのですが、それ以外にも4つの祠がありました。こちらの左が大神社で右が愛宕社です。大神社は天照大神(五穀豊穣)が祀られていて、愛宕社には火迦具土神(鎮火)が祀られています。
石で造られた祠ねありました。こちらは三社で、伊勢神宮と住吉神社と春日神社が祭神です。
普段の日は訪れる人が少ないようで社務所はしまっていました。
逆瀬川駅から平林寺経由の裏参道の入口です。右側の祠は天満神社で菅原道真公(学問勧学)が祀られています。
平林寺側から見た入口の鳥居です。実際にはこちらから入りました。こちらにも狛犬が置かれていました。
左側の狛犬です。
右側の狛犬はマスクをしていました。
可愛らしいので拡大いたしました。こちらの狛犬の前掛けには「奉納 午年 女 二十歳」と書かれていました。左の狛犬の前掛けには「奉納 実年 女 二十四歳」と書かれていました。
宝塚神社の敷地と参道を紹介します。橙色に着色した部分が宝塚神社の敷地で、緑色に着色した部分が平林寺です。ただし、前記事でも書いているように平林寺と宝塚神社の間は実際に境界を示すものはなかったので仮に境界を決めさせていただきました。青色ライン(━━)が宝塚神社の表参道で、逆瀬川駅から平林寺を経由した裏参道が鶯色ライン(━━)です。