双子のたまご 九十九里ファーム [話題]
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2017年2月25日に写真の10個入りの双子卵を買ってきました。最近は双子ちゃん卵にはめったに出会えていない気がしていましたが、これがすべて双子ちゃん卵なのです。黄身が2つある双子卵のことを正式には二黄卵(におうらん)と呼びます。二黄卵のほとんどは産卵開始後間もない若鶏が産むそうです。産卵開始直後で排卵のリズムが一定しない時期に複数の卵黄が連続して排卵されることによって起こるそうです。商品名は「ふたごちゃん」です。
この双子ちゃん卵を買ったのはゴルフの帰りでした。2月25日は一番よくプレーをする富里ゴルフ倶楽部に行っていました。写真は富里ゴルフ倶楽部の谷越えの9番ホールです。正面に見える建物がクラブハウスです。9番ホールの左側が同じく谷越えの18番ホールです。この日の谷越えに必要な距離はレギュラーティーから168ヤードでした。
実は、ゴルフの帰りに「卵」を買う目的でお店に行ったのではなく、右下の写真のヨーグルトを買いに行ったのです。
以前に近所の方から頂いた右の写真のヨーグルトが驚くほど美味しかったので機会があれば買いたいと思っていました。このヨーグルトは九十九里ファームで作られているのですが、その販売店が富里ゴルフ倶楽部の近くにあることを最近知りました。家に帰る分かれ道から710mの距離です。
富里ゴルフ倶楽部 クラブハウス
九十九里ファーム販売店
━━ 2160m
こちらが九十九里ファーム販売店である「たまご屋さん Cocco」です。卵が沢山売られていましたが、その中に今回紹介の双子ちゃん卵を見つけたのです。卵やヨーグルトだけでなく野菜も売られていました。卵の加工品としては玉子焼やプリンやロールケーキも売られていました。九十九里ファーム産の卵を使って作られているのだと思います。野菜は発酵鶏糞を肥料にした循環型農業で作られたものだそうです。私はここですでに紹介したヨーグルトと双子卵を買いましたが、それ以外にシューラスクを2種、三浦だいこん、レタス、小松菜を買いました。お店の奥に食堂があり、9時~14時30分までは玉子かけごはんなどを提供する営業もしているようでした。ここに来たのが14時40分だったので食堂は終わっていましたが、沢山の車が停まっていました。
名前 九十九里ファーム たまご屋さん Cocco
住所 千葉県香取郡多古町喜多413-44
電話 0479-76-5054
営業 9:00~18:00
定休 なし
位置 国道296号起点(九十九里)から12km
農場 千葉県匝瑳市野手5731 (九十九里) 距離:17km
新鮮な内に食べようと目玉焼きをしてみました。一つは黄身が割れてしまいましたが見事な双子卵でした。
コショウをたっぷりとかけて焼きました。黄身が2つあるので、まさに目玉焼きです。
卵としては結構大きかったです。左がいつも買っている卵です。右が今回の双子たまごです。この新鮮な大きな卵10個が260円(税込み)でした。3月11日までは生で食べれます。重さは普通の卵の1.23倍~1.39倍でした。
ゆで卵も2つ作ってみました。普通の茹で玉子と半熟ゆで玉子です。写真は普通の茹で玉子で、茹でたての殻を剥いたところです。
普通の茹で玉子 冷水から入れて茹でる 沸騰10分
半熟の茹で玉子 沸騰してから入れて 沸騰 8分
こちらが半熟の茹で玉子です。双子卵であることがかろうじでわかってもらえると思います。沸騰してから入れて8分間ゆでました。普通の茹で時間は6~8分ですが、卵が大きいので8分にいたしました。
普通のゆで卵の方は、はっきりと双子卵であることが判りました。こちらは冷水から入れて沸騰してから10分間ゆでました。
方向を変えて撮りました。
さらに切ってみました。
2月27日は玉子かけご飯をしてみることにいたしました。先ずは玉子を器に割り入れました。ちゃんと双子ちゃんでした。
上の写真では黄身がくっついているので間に箸を入れてみると完全に黄身が独立していることが判りました。
少ない目のご飯だったので二人で卵は半分づつにいたしました。黄身を一つご飯に移して白身を適当に入れてかき混ぜてネギと海苔を乗せました。たれは醤油にいたしました。だし醤油も用意いたしましたが今回は醤油にいたしました。
九十九里ファームの直売所コッコのレシートを紹介します。買い物をして清算したのは2017年2月25日(土)14時41分です。
双子卵(二黄卵)の商品名「ふたごちゃん」を確認いただけると思います。
貴重で大きな卵が10個で260円(消費税込み)は安いと思います。野菜も安かったです。小松菜(80円/袋)は2袋で150円です。小松菜は2月25日と26日に食べました。レタスも2月26日に食べました。大きなレタスなので、まだまだ食べ続けられそうです。三浦大根も驚くほどの大きさでした。
シューラスクもヨーグルトも美味しかったので近いうちに紹介したいと思います。
ロールケーキや玉子焼きも一度味見してみたいと思っています。家から行くと往復60kmですが、ゴルフのついでであればお土産として買って帰る値打ちがありそうです。
お店の奥の食堂(9時~14時30分)のメニューを調べてみました。
① たまごかけごはん / たまご、ごはん、みそ汁は、おかわり自由 360円
② 鶏そぼろと炒り卵の二色丼 / テーブルのたまごは食べ放題 420円
③ 鶏ごぼう丼 / テーブルのたまごは食べ放題 420円
お店のあった国道296号
制定 1970年
長さ 65.5km
起点 千葉県匝瑳市(九十九里 国道126号交点)
終点 千葉県船橋市(宮本町 国道14号交点)
サイクリング部の現役と卒業生の交流会に行ってきました。 2017年2月4日 [思いで]
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私が学生時代に入っていたサイクリング部では毎年1年末~2月初の土曜日に現役と卒業生(OB・OG)の交流会が行われています。正式名称はOB・OG交流会です。今年も2017年2月4日に行われた交流会に参加いたしました。2016年度の主将は57代であるように、現役と卒業生の交流会が長く続いているは珍しいと思いますので紹介したいと思います。OB:Old Boy OG:Old Girl
交流会は学校構内の写真の会館で行われました。
現役は未成年者も多く、また構内でアルコールを飲むことは禁止なのソフトドリンクでの交流会となります。
交流会は11時30分に始まりました。最初に59代主将から開会のあいさつとスケジュールの説明がありました。写真の中の「開会のあいさつ」と「現役の活動報告」の間に現役とOBの自己紹介が入りました。右の写真はOBの自己紹介を行っている場面です。年度別に前に出て自己紹介をいたしました。偶然ですが同じ年代で3人のグループが3つありました。
①開会のあいさつ 11時30分~
②現役とOBの自己紹介(年度と名前) 11時35分~11時50分
③現役の活動報告 11時50分~12時40分
④現役とOBが一緒に混ざって昼食(まさに交流会)12時40分~14時30分
⑤OBからの経験談 14時30分~16時50分
⑥閉会 16時50分
現役の活動報告の光景です。最初に58代となるツーリング班の主将から全般的な活動報告があり、レース班の主将からの活動報告もありました。
各合宿などの報告は、それぞれ担当が変わってパワーポイントで行われました。現役からの活動報告が終わったのは12時40分でした。
こちらは秋合宿の説明です。我々の時代には秋合宿はなく、代わりに500㎞耐久レースと一般学生と走る公開サイクリングを行っていました。
現役の発表が終わって部屋に戻るとすでに昼食の準備が出来ていました。ついつい古い仲間同士で話したくなりますが、そちらは二次会に任せて、今回は現役の人との間で話ができるようにOBは各テーブルにばらけて座りました。
昼食を食べながら、昔のサイクリングの話を興味深く聞いてもらい、こちらも最近のサイクリングを興味深く聞きました。14時30分まで続いたので、まさに、これが交流会というところでした。昼食は次のような変遷がありました。小さな写真が合宿カレー(2014年)と模擬店ぜんざい(2011年)で、両方ともに手作りです。飲み物は、暖かいコーヒー、紅茶、お茶とペットボトルのソフトドリンクが用意されていました。合宿の養殖はカレーライスが最も多かったです。
2011年 合宿カレー 模擬店ぜんざい オードブル 菓子類
2012年 合宿カレー 模擬店ぜんざい オードブル 菓子類 と予想(欠席)
2013年 合宿カレー 模擬店ぜんざい オードブル 菓子類
2014年 合宿カレー 模擬店ぜんざい 饅頭
2015年 弁当 菓子類
2016年 弁当 菓子類
2017年 仕出し弁当 菓子類
これが合宿カレーです。合宿にはこの鍋を持っていくと思います。我々の時も同じタイプでしたが、右の写真のようにベコベコの上に薪を使ったので真っ黒でした。今年は仕出し弁当のためなかったので2014年の時の写真を掲載いたしました。右の写真をクリックしてみてください。
そしてこちらが模擬店ぜんざいです。こちらも2014年の写真です。秋の学園祭の時の模擬店で作っていました。昔は巨大な釜でぜんざいが作られていましたが、いつしか大釜はなくなってしまったようです。学生時代の写真→ポチッ
2011年~2013年は立食パーティー形式で、現役とOBが話が出来て和やかな昼食会でした。上で紹介した通り合宿カレーと模擬店ぜんざいもだされて盛り上がりました。椅子が使われるようになったのは2014年からです。写真は2013年の立食パーティーの様子です。
今年で51号となる部誌も1号から並べられていました。これをテーブルに持ってきて話をするOBも多数おられました。1号は手作りのガリ版刷りですが、2号以降は印刷で作られています。今年の51号は、ほとんどの部員が書いた72の原稿で構成された256ページの大作でした。72の原稿で256ページになることからわかるように一つの原稿も数ページの大作が多いのです。51号の発行日は昭和29年1月31日です。
昼食後は、今度はOBが体験談を中心に話をいたしました。
私は2011年から交流会に参加していて2014年から私もパワーポイントを使って説明するようになりました。
今回がパワーポント使って説明するのは4回目で、私のパワーポイントも恒例となったことから一番最後に説明させてもらうようになりました。そのパワーポイントを動画にいたしましたので紹介します。
是非ともプレーボタン( ► )をクリックしてみてください。1画面1秒で表示します。オリジナルは106画面ですが、その中の98枚を紹介します。ゆっくりと3秒間隔で見たい方はこちらをクリックしてみてください。→ポチッ
昨年(2016年)のパワーポイントはこちらです。 → ポチッ
私の説明の中の一つである2年の春合宿の写真を紹介します。あえて雪が残る信州を選んで合宿をしました。下の写真は権兵衛峠(標高1522m)を越えるために権兵衛街道を東側から登っているところの走りながら記念写真です。ただし、左下の写真の場所で道が途切れてしまって峠に登るのは途中で断念いたしました。右の写真は前日(3月18日)に私が単独で西側から権兵衛峠に登った時の写真です。右の写真をクリックすると権兵衛峠と標高1,522の文字が読めると思います。下記のルートで諏訪湖から保古ノ湖が合宿(3月19日~4月2日 )で、前後はプライベートで移動したルートです。
メンバーは1年 2名、2年 3名、3年 3名の 計 8名でした。
宝塚(家 3月17日)→京都→名古屋→寝覚ノ床→権兵衛峠→諏訪湖(3月19日)→杖突峠→駒ヶ根→権兵衛街道→駒ヶ根→飯田→温田→南宮峡→新野峠→渋沢温泉→木ノ実峠→保古ノ湖→馬篭峠→保古ノ湖(4月2日)→名古屋→宝塚(家 4月3日) → http://goo.gl/maps/iB9r3
3年の春合宿の写真も紹介します。2年の時と同様に、あえて雪が残る信州を選んで合宿をしましたが、想像以上に過酷な合宿となりました。
本写真をクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。
写真は信州峠に北側から登っているところですが、道の雪は完全に凍って氷の世界でした。3年の時の春合宿は信州と九州と山陰の3グループでした。
今の信州峠はこちらです。 → https://goo.gl/maps/9mccgcKkjBm
信州峠の南斜面の下りはもっと過酷でした。雪が解けて道は泥沼と化していたからです。下記のルートで軽井沢から青梅が合宿(3月20日~3月25日 )で、前後はプライベートで移動したルートです。東京から宝塚まで走ったのは2度目でした。メンバーは1年 1名、2年 2名、3年 4名の 計 7名でした。
右下の写真のみ馬越峠で後は信州峠です。馬越峠の写真の背景の山の尾根に信州峠があります。
宝塚(家 3月18日)→彦根→中津川→塩尻→軽井沢→和美峠→内山峠→下仁田→塩ノ沢峠→十石峠→小海→馬越峠→信州峠→甲府→裂石→柳沢峠→青梅→東京→静岡→宝塚(家 3月27日) → http://goo.gl/maps/XXZqN
こちらも説明で使った写真です。学生時代の私の最後の4年の夏合宿です。写真は乗鞍山頂を目指して松本近くの奈川渡ダムあたりの10%の急坂道を登っているところです。メンバーは1年 3名、2年 2名、3年 3名、4年 3名の 計 11名でした。自分が撮っているため自分自身が写っていないのは残念ですが、これだけきれいな隊列で走っている写真は珍しいので気に入っています。急坂道だから撮れたのだと思います。当然ではありますが、このような写真はカメラ係がスピードあげて前に出でカメラを構えて撮ります。青いユニホーム着ているのが4年生です。写真はクリックすると拡大します。下記のルートで糸魚川から高山が合宿(8月5日~8月21日)で、前後はプライベートで移動したルートです。4年の時の夏合宿は信州と北海道と東北の3グループでした。
宝塚(家 8月3日)→敦賀→金沢→羽咋→七尾→糸魚川→白馬→長野→志賀高原→渋峠→新鹿沢→地蔵峠→車坂峠→青木峠→松本→乗鞍岳山頂→白樺峠→野麦峠→高山→岐阜→宝塚(家 8月22日) → http://goo.gl/maps/xX1MM
OBからの体験談の話が終わり、顧問の先生が挨拶したところで、みんなで冒頭の記念写真を撮りました。
右上から2011年、2013年、2014年む、2015年、2016年、2017年の記念写真です。6回出席してパワーポイントでの紹介が4回(2014年~2017年)で、記事掲載が3回(2012年、2016年、2016年)となります。着色文字をクリックすると記事を表示します。
2011年 1月29日(土) → 出席
2012年 2月04日(土) → 海外出張のため欠席
2013年 2月02日(土) → 出席(未掲載)
2014年 2月08日(土) → 出席(未掲載)
2015年 2月07日(土) → 出席(未掲載)
2016年 2月06日(土) → 出席 2次会 3次会 東京
2017年 2月04日(土) → 今回
私が参加した交流会の中でOBの参加者が25名と、最も多かったのが2015年でした。下記の写真はOBだけで行われた2015年の二次会です。
交流会が終了して解散したのが16時50分でした。
2次会
もちろんOBだけで2次会に行きました。これも楽しみの一つです。交流会が終わって居酒屋に着いたのは17時を越えていましたが16時からでも飲めるように探したお店が居酒屋「ニッパチ」でした。こちらのお店で「食べ放題」+「飲み放題」のコースを頼みました。こちらの「食べ放題」はバイキングと違いメニューで注文するのです。メニューの中に書かれているものであれば何を注文しても追加金額は発生しないシステムなのです。中国の上海ではよくあるシステムですが日本では珍しく、私は初めてでした。
我々が選んだのは食べ飲み放題2時間コース3000円です。
料理は自分の好きなものをメニューから選ぶのですが、最初に早く出せる料理を5品(固定料理)ほど店側から出されます。それがで終わった料理の注文が始まります。ドリンクも自由なので150種類あります。1名からでも食べ飲み放題が出来るとのことなので、5品というのはテーブルに座る人数と合わしているのではないかと感じました。
こちらも固定料理です。
こちらのお店の特徴は「食べ飲み放題」だけではありません。すべての料理が基本的に280円なのです。すべて280円と書かれているのが判ると思います。
こちらのページでは「うなぎ釜めし」だけが480円です。さすがに鰻は高いので280円では提供できないようです。
デザートも280円でした。「うなぎ釜めし」以外にも例外がありました。それは鍋です。5種類の鍋がありました。
タコ焼きも固定料理として出てきました。
フライドポテトも固定料理です。
こちらは注文して出てきたピザです。人数が多いので何枚も注文いたしました。
玉子焼きも頼みました。食べ放題なのでこれ以外にもたくさん注文いたしました。
3次会
食べ飲み放題は2時間だったので、いつも通り3次会に行きました。居酒屋系はほとんど満席で断られました。満席でなくても人数的に入れなかったので、大きなビヤホール「ニューミュンヘン南大使館」にいたしました。本場のビールで乾杯です。
ビールと言えばソーセージが食べたくなります。
ビールに合う唐揚げも頼みました。
チーズの盛り合わせも頼みました。
ピザも頼みました。食べ放題の2次会の後とは思えないほど頼みました。
蟹バケツ と 10種舟盛り [神戸]
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神戸の三宮地下街「さんちか」で<全記事で紹介した右の写真のチョークアートを見た2017年2月6日は、上海の長年の友人との飲み会でした。幹事の人に選んでいただいたお店は三宮の北野坂の近くにある、上の写真のお店でした。私が上海に行ったときは、その上海の友人が必ず食事会を段取りしてくれていて、最近掲載した上海のレストランは全て彼が選んでくれたのでした。→ポチッ
それでは三宮での飲み会の食事を紹介いたします。コース+飲み放題でいただきました。料理は名物の「カニバケツ」が入ったコースです。
先ずは小鉢3種です。 左から松前漬け、クラゲ、イカです。
どーんと舟盛りが2つ並びました。この日は6人の飲み会でした。つまり舟盛り1つが3人前になるのです。上海の友人と初めて出会ったのは1996年3月10日でした。今回のメンバーで彼と21年間のつき合いがあるのは私だけです。私は今までに中国に103回訪問いたしました。その中で80%以上は彼と会っていると思います。次に長い人が初めて彼に会ったのは2006年なので11年です。
刺身10種が盛られた舟盛りでした。10品はミル貝、イカ、赤貝、カンパチ、イクラ、ホタテ、タイ、サーモン、マグロ、タコでした。これで3人前です。これだけで、この日飲むお酒の肴としては十分の量がありました。
舟盛り(ふなもり)の発祥の地は北前船の寄港地の雄島村(現在の福井県坂井市三国町)とされています。ここでは古くから北前船の寄港を舟盛りでお祝いした独自の風習があり、江戸時代から明治時代に、往来したその北前船により全国に広まったとされています。雄島村の舟盛りの起源は、福井藩16代藩主松平春嶽の教育係であった中根雪江であるとされています。また、舟盛りの器は北前船の修理などを行なっていた山崎造船所の山崎甚兵衛に、中根雪江の隠宅にたびたび訪問していた伊藤五右衛門が依頼し製造したと言われています。参考に舟盛と船盛の使用頻度を検索数で比較してみました。
舟盛 約5,790,000件 100%
船盛 約103,000件 1.7%
先ずはビールで乾杯です。21年間の話で盛り上がりました。
次が海老入りサラダです。名前は「えびとアボガドの自家製シーザーサラダ」です。
フグの唐揚げです。やっぱりフグの唐揚げは美味しいですね。
殻付き牡蠣も並びました。一人2個です。
そして出てきました。タイトルの名物の「蟹バケツ」です。お店の紹介では「カニバケツ」と書かれていましたが漢字の方が雰囲気があるので、タイトルは「蟹バケツ」といたしました。兵庫県の香住から直送された蟹だそうです。
ステーキも出てきました。和牛ガーリックステーキです。
煮付けの味も本格的でした。たぶん魚はマナガツオだと思います。
締めは巻き寿司が出てきました。
飲み放題は時間設定がありますが、話が尽きないので特別に延長をお願いすると快く受けていただきました。これからは飲み物は単品で注文いたました。料理も単品で頼みましたが、軽めの料理となりました。先ずは、だし巻き玉子を頼みました。
漬物も頼みました。
イカの塩辛も頼みました。
お店を出るときに生簀があることに気が付きました。他にも美味しそうなものが食べれそうでした。この時、22時でした。冒頭の写真を撮ったのが17時4分なので約5時間もお店で過ごしたことになります。
お店を紹介します。中央の上の臙脂色のマーク( )がお店の位置です。
店名 魚匠 隆明 ぎょしょう たかあき 北野坂本店
住所 兵庫県神戸市中央区加納町4-5-3
電話 078-332-2017
定休 不定休
営業 11:30~14:00 17:00~24::00(L.O 23:30)
最寄 地下鉄三宮駅 阪急三宮駅 JR三ノ宮駅 阪神三宮駅 ...
店舗 隆明・北野坂本店 隆明・三宮店 神戸清隆
飲み会が終わった後は、神戸に住んでいる人と二次会に行ってしまい23時まで飲んでしまいました。
"さんちか"でチョークアート ストリートペインター「松本かなこ」 [神戸]
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20年以上のつきあいの上海の友人が日本に来られたので2017年2月6日に神戸の三宮で飲み会がありました。お店に行くまでに時間があったことから三宮の地下街である「さんちか」に行ってみることにいたしました。「さんちか」は1965年に出来た地下街で当初の正式愛称は「さんちかタウン」でしたがしたが、皆は「さんちか」と呼んでいたこともあり、1985年に正式愛称も「さんちか」となりました。阪急三宮駅から降りてくると地下街の中央で床に絵を描いている方がおられました。テープで仕切られておりガードマンの方も付き添っておられたので落書きではないことは一見して分かりました。正面の階段およびエスカレーターを上がると神戸交通センタービルで、この広場は「さんちか夢広場」と呼ばれています。
バレンタインに向けたイベントの一つで2017年2月4日から3日間(2月6日まで)かけて描いているチョークアートでした。描いているのはイタリアのフィレンツェで修業をされたストリートペインター「松本かなこ」さんです。イタリアで活動をしていて高い評価を得て帰国し、日本では2008年から活動をしているとのことでした。1日に6時間の作業なので18時間の力作ということになります。
平日の16時20分の夢広場の雰囲気です。
遠くからだと描いているところを撮るのは難しかったです。
ここに来たのが描き始めて3日目の2017年2月6日だったので、偶然にも完成する最終日に見ることが出来ました。実は床の絵は、見る方向が大切なのです。小さな女の子が、その場にいるように見えませんか。
横から見ると、このようになります。床に描かれた絵だとわかります。
頭の方向から見ると、こんな感じです。頭でっかちの絵になります。
座って描くので大変な作業だと思います。
2017年2月8日にも飲み会があったことから完成したチョークアートを見に来てみました。正面から見ると子供は床の上に立っていて、チューリップは地面から生えているように見えるのです。これがプロフェッショナルの腕前だと実感いたしました。
見る高さも重要です。こちらは床に座って低い位置から撮った写真です。上の写真に比べると立体感が下がります。いろんな高さで見ると一番いい高さが見つかると思います。
チョークアートが描かれていたのは兵庫県神戸市三宮の地下街「さんちか」で、下の地図の黄色の丸印(●)の場所でした。右は「さんちか」全体のフロアマップです。私が神戸市東灘区に住んでいた子供のころに「さんちか」出来ました。1番街から10番街と「味ののれん街」に分かれています。ただし4番街と9番街は欠番のため9っに区分されています。その3番街でチョークアートが行われていました。私が神戸の事業所に入社した時はすでに充実した設備でした。
正式愛称 さんちか(Santica)
正式名称 三宮地下街
所在地 神戸市中央区三宮町
開業日 1965年10月1日
延床面積 19,109 m²
商業面積 10,200 m²
店舗数 120店
チョークアートが描かれていた2月6日は、同じ3番街の中にある「さんちかホール」で「これからの工芸と雑貨のカタチ展」が行われていました。
2017年の「春一番」は謎の音で始まりました。 [送電線]
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2017年2月17日の朝に家内が散歩に出て帰ってくると近くの雑木林の方向から動物の鳴き声が聞こえるというのです。家の近くの雑木林の中にいる動物と言えは雉(キジ)か兎(うさぎ)くらいです。ネットで確認した兎の鳴き声とは違うようでした。あとはキジの声になるので、前に録音したキジの鳴き声を聞いてもらうと似ているけれとも少し違うような気もするとのことでした。私も雑木林の方の謎の鳴き声を聞きに行き、それが何の音であるかがわかりました。それが上の写真と関係があるのです。この送電線は房総変電所と新京葉変電所をつなぐ房総線ですが、現在送電線の交換工事が行われていてその工事と、この日の天気が関係していたのです。鉄塔が写った写真と動画は全て2017年2月17日に撮ったものです。
参考にキジの鳴き声を紹介します。音声バーの右端の►ボタンをクリックするとキジの鳴き声を聞くことが出来ます。右の写真をクリックしても聞くことが出来ます。何回も鳴き声が聞こえますが、これは編集したためで実際には1回だけです。→ポチッ
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
動物の鳴き声と思われた音はキュンキュン(またはヒュンヒュンあるいはチェンチェン)という感じの音でした。前々回の記事で紹介しているように50万ボルトの超超高圧送電線の電線を交換工事が行われているのです。
鉄塔の左側が交換工事が終わった送電線で、鉄塔の右側が交換工事中の送電線で4本をまとめる右の写真のスペーサーが外されているのです。さらに送電線は交換のために滑車に乗せられているのです。そのことから強風のために送電線(ケーブル)同士が接触して音が出ていたいるのだと直感いたしました。
そこで送電線沿いに散策をしながら動画を撮りました。風は左から右に吹いています。送電線のたわみから、かなりの強風だとわかってもらえると思います。風の音で聞きにくいと思いますが、送電線同士の接触音であるキュンキュンが確認できると思います。是非ともプレーボタン( ► )をクリックしてみてください。強い風も感じてもらえるかもしれません。聞こえる音は「カメラにあたる風の音」と「送電線の風切り音」と「送電線同士の接触音」ですが、2分13秒ごろから「下校時の子供たちの声」も聞こえます。
左から右方向に強風が吹いていることが分かってもらえると思います。4本のケーブルをスペーサーで束ねた左側に比べてスペーサーが外された右側は大きく右側に流されているのが判ると思います。右の写真の滑車の上に送電線が乗せられているのも大きいです。鉄塔間のスパンが大きいところにたるみが集中して、より大きくたわむためです。
これが4本のケーブルを束ねているスペーサーです。ケーブルに巻き付けられているのは風騒音防止および雪害対策のためのスパイラルロッドです。
右の写真はスパイラルロットを取り外している時の写真です。下の写真をクリックすると拡大するので、新しく交換したスペーサーの構造がよくわかると思います。鮮明な写真が欲しかったので、地上から三脚を使って400mmのレンズで撮りました。
このように4本で構成された送電線を4導体送電線と呼ぶそうです。電圧が高くなるほどコロナ放電防止などの観点から導体数を増やします。
写真を撮っていても体が流されるほどの強風だったので、これは「春一番」だと感じたため、家に帰ってネットで調べてみると予想通り「春一番」でした。2017年の「春一番」は2月17日でした。
千葉での瞬間最大風速は21.7m/sとのことですが、これは地上での風速なので100mの高さでは地上の2倍以上の風速であった可能性があります。風圧も相当なものだったと思います。次の建物に対する風荷重(風圧力)の計算式は建築基準法で規定されているものです。下記のグラフからも高いほど風速が速い傾向にあると想定されていることが判ります。ベルヌイの定理でも判るように4倍の風圧力は2倍の風速を意味します。
風圧力単位:kg/㎡
2017年2月17日に「春一番」が吹いた記事を枠内に転記いたします。
関東地方で「春一番」
4月並みの暖かさ なだれや融雪などに注意Yahooニュース 2/17(金) 10:33配信きょう17日の午前、気象庁は関東地方で「春一番」が吹いたと発表した。昨年より3日遅い観測。 きょうの関東地方は、サハリン付近にある低気圧と日本の南海上にある高気圧の影響で、南寄りの風がやや強く吹いている所がある。茨城県と千葉県の太平洋側や伊豆諸島、相模湾を中心に波が高くなるため、船舶や交通機関の乱れには注意が必要だ。
なお、きのう(16日)は九州北部地方で、けさは北陸地方で春一番の発表があった。 また、気温は朝から高く、日中は各地で4月並みの暖かさとなる見込み。関東北部の山沿いなど、積雪の多い所では雪解けが進むため、なだれや落雪などに十分な注意が必要となる。 関東地方での17日午前10時までの最大瞬間風速は以下のとおり。
東京 18.0メートル(午前9時10分)
千葉 21.7メートル(午前9時17分)
横浜 19.1メートル(午前7時33分)
【春一番】
春一番は、立春から春分の間に低気圧が日本海を進み、暖かな南風が強く吹き、前日より気温が上昇した最初の日に発表される。気象庁では、九州から関東にかけて春一番の発表をするが、基準を満たさず発表されない年もある。
明石海峡の昼網が食べれるお店 大 [神戸]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
2017年2月3日から2月10日まで関西に行っていました。その中で懐かしい人と2月8日にJR神戸駅前で飲むことにいたしました。私が入社した時は神戸の事業所でしたが、東京に転勤してから神戸で飲むときは神戸に勤めている人にお店を決めてもらっていましたが、今回飲む人は最近関東から関西に転勤になった人なので私がお店を決めることになりました。そこで早めに来てお店を探すことにいたしました。そこで見つけたのが昼網の魚が食べれるお店でした。昼網とは当日の昼に水揚げされた魚類のことなのです。つまり数時間前には生きた魚が食べれるお店でした。上の写真は数時間前には海を泳いでいた昼網の目板カレイの刺身です。
こちらがお店です。キャッチフレーズは次の4つですが、その中でも気に入ったのが当日の昼に水揚げされた魚が食べれる③の「午後網漁師直送」です。水揚げからの時間スケジュールも右のように書かれていました。当日の15時ごろに揚った魚が箱詰めされて送られて、16時ごろにお店に到着するそうです。
キャッチフレーズ
① 漁師直送
② 明石海峡の天然地魚
③ 午後網漁師直送
④ 浜値で!
カラー刷りのメニューがありましたが、それ以外におすすめのお品書きがあり、その真ん中に大きく今日の地場の昼網の魚が書かれている欄に9品の刺身が書かれていました。
二月八日水曜日
午後とれの漁師直送!
明石海峡の地魚
2017年2月8日の明石海峡の昼網は下記の9品でした。その9品の中で注文したのは「かわはぎ併肝造り」「目板かれい造り」「たこぶつ」の3品でした。どれも美味しそうで、迷いましたが明石海峡と言えば明石蛸なので「たこぶつ」を入れました。もっと食べたかったのですが、2人だけだったこともあり、刺身類は3品にいたしました。
すずき造り かわはぎ併肝造り 太刀魚造り
目板かれい造り ホウボウ造り たこぶつ
いわし造り さわら焼霜造り 黒鯛造り
今回は食べませんでしたが、本日の魚の煮付けも食べてみたかったです。特に瀬戸内海で沢山獲れる「あぶらめ(アイナメ)」の煮付けは昔食べた味を思い出します。
もちろんビールで乾杯です。 珍しく大ジョッキがあったので2人で6杯ほど飲みました。
こちらが「目板かれい造り」です。メイタガレイは新鮮でないと刺身で食べられないので煮付けで食べることが多いけれども新鮮な刺身は美味しい魚であることは神戸に住んでいたころに知ったので期待して注文しましたが、期待以上でした。
盛り付けも工夫されていました。魚型の皿の上に氷が敷かれていてその上に金網が乗っており、金網の上に刺身が並べられていました。魚型の皿の尻尾のところにワサビが置かれていました。なかなか考えた出し方でした。
このメイタガレイの刺身は絶品だったので食感を感じていただきたくて拡大写真を掲載いたしました。この次の時もこの刺身は注文します。
そして、さらに拡大いたしました。
下の刺身の写真は是非ともクリックしてもらいたいです。
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
目 : カレイ目 Pleuronectiformes
科 : カレイ科 Pleuronectidae
属 : メイタガレイ属 Pleuronichthys
種 : メイタガレイ Pleuronichthys cornutus
英名 : Frog-flounder、Finespotted flounder
漢字 : 目板鰈、目痛鰈
こちらが「かわはぎ併肝造り」です。まったく肝の臭みはありませんでした。やはりカワハギは美味しいですね。
こちらも拡大写真を掲載いたしました。カワハギの分類も紹介したいと思います。右の写真はWikipediaから転用させていただきました。
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
目 : フグ目 Tetraodontiformes
科 : カワハギ科 Monacanthidae
属 : カワハギ属 Stephanolepis
種 : カワハギ Stephanolepis cirrhifer
英名 : Thread-sail filefish
漢字 : 皮剥 鮍
明石蛸の「たこぶつ」です。こちらのも氷と金網を使った盛り付けでした。
タイトルで昼網と書きましたが、正確には昼網ではありません。昼網は、明石でとれた魚を港のすぐそばの「昼の市」で競りにかけられ鮮魚店の店主が競り落として、海から上がったばかりの魚やタコは生きたまま運ばれ、昼過ぎに店頭に並んだものです。ここは午後に水揚げされたものを漁師から直接仕入れるので、夕時の時間に限れば昼網よりさらに新しいことになります。
こちらも拡大いたしました。マダコの分類も紹介したいと思います。右の写真もWikipediaから転用させていただきました。長く日本を含む東アジアのマダコと大西洋や地中海のマダコ(Octopus vulgaris)は同じと考えられていましたが、2016年に別種であることが認定されました。(2021年5月31日追記)
界 : 動物界 Animalia
門 : 軟体動物門 Mollusca
綱 : 頭足綱 Cephalopoda
上目 : 八腕形上目 Octopodiformes
目 : タコ目(八腕目) Octopoda
亜目 : マダコ亜目 Incirrina
科 : マダコ科 Octopodidae
亜科 : マダコ亜科 Octopodinae
属 : マダコ属 Octopus
亜属 : マダコ亜属 Octopus
種 : マダコ
Octopus sinensis
英名 : Common octopus
漢字 : 真蛸
ここから下はカラー刷りメニューから頼んだものです。こちにはタコの唐揚げです。ししゃもも頼みました。
地魚以外に食べたかったのが、串カツだったのです。10本の盛り合わせです。
皿の左側です。
こちらが右側です。
もちろんウスターソースでいただきました。二度付け禁止の大阪の串カツを思い出しました。
チヂミを頼むと、こんなに分厚いチヂミが出てきました。タコがたっぷり入っていて美味しかったです。次回も注文したくなる料理でした。
こちらも拡大写真を掲載したくなりました。
お店を紹介します。中央付近の臙脂色のマーク( )がお店の位置です。
店名 大 DAI 神戸駅前店
住所 兵庫県神戸市中央区相生町4-3-1
電話 078-360-3737
定休 月曜日 祝日の場合は火曜日
営業 17:00~24:30
最寄 神戸駅 ハーバーランド駅 高速神戸駅 大倉山駅
店舗 神戸駅前店 板宿駅前店 新長田駅前店 新長田駅前総本店
数時間前まで食べた魚が泳いでいた明石海峡(あかしかいきょう)の場所を紹介します。明石海峡は淡路島と兵庫県明石市の間にある海峡です。最狭部の幅が3.6kmで、その内1.3kmが潮流の主流部です。大潮のときには主流部の流速は13km/hを超えるそうです。その速い海流によって渦が発生し深く沈む窒素やリンなどの栄養源を海面に巻き上げ植物性プランクトン・海藻類が発生し動物性プランクトンが繁殖し、さらにその海流によって砂礫・岩礁やごろ石などの魚たちが集まる環境を作り出し、日本有数の漁場となっているそうです。当海域の単位面積当たりの年間漁獲量は37.8トン/k㎡です。これは日本海の38倍以上、ペルシャ湾の約126倍にもなるそうです。
50万ボルト高圧送電線の架空地線交換 地上100mの水平ケーブル1本が頼り [送電線]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
高圧送電線の一番上の細いケーブルに人がぶら下っているのが判ってもらえるでしょうか。写真をクリックしてもらうと右の写真の人がぶら下っている場所が特定できると思います。
ここの鉄塔と次の鉄塔のスパンは517mです。
この高圧送電線は、房総変電所と新京葉変電所を結んでいる房総線と呼ばれている50万ボルト送電線です。ここの鉄塔の高さは87mです。隣の鉄塔が高さ106mで、その隣の鉄塔が高さ121mです。さらにその隣の鉄塔は107mの高さです。上の写真は2017年1月31日に撮ったものです。今回の送電線を単に高圧送電線と記載いたしましたが、電圧が50万ボルト(500KV)であることから超超高圧送電線に分類されます。
超超高圧線 500KV
超高圧線 200~275KV
特別高圧線 154~187KV 110~66KV 33~22KV 22KV
高圧線 6.6 ~3.3KV (配電系統)
低圧線 200~100V (家庭用)
この房総線では送電線の取替工事が行われています。2017年2月初めの時点で鉄塔の左側の送電線と一番上の細い線の取替工事が完了いたしました。右側の送電線の取替工事は2月13日から始まりました。送電線は右側と左側の2系統で構成されています。片側が使われている時は反対側は予備系統として事故/災害/故障に備えているのです。送電線は交流三相なので3段の送電線になっています。一番上の細い1本の線は架空地線(かくうちせん)と呼ばれて、下の3段の送電線を雷から守っています。送電線の取替工事に関しては2016年12月16日のタイトル「みのむし軍団 高圧送電線補修のプロフェッショナル」の記事で紹介いたしました。
その時、送電線にぶら下っている写真も紹介しましたが50万ボルト(500KV)送電線の場合は右の写真のように4本構成されており安定している上に4本のケーブルであることから安心感もありました。今回の場合は細い1本で高さも約100mと最も高いことから紹介させていただくことにいたしました。
下の写真は鉄塔の最頂部で作業をしている光景です。
見た範囲で細い1本のケーブルに人がぶら下る機会は2回でした。下記の①~⑦の手順の中で②と⑦の時に人がケーブルにぶら下りました。すべて見ているわけではないので最低2回と理解願います。
①滑車を取り付ける。
②ガイドの赤いロープ(ケーブル)を鉄塔間に渡す。
③赤いロープを鉄塔に固定する。
④架空地線を1本につないで赤いロープをガイドに取り換える。
⑤新しい架空地線を鉄塔に固定する。
⑥赤いガイドロープを外す。
⑦架空地線に突起物を取り付ける。
鉄塔との接続部分の下からの写真です。
こちらがガイド用の赤いロープを鉄塔から鉄塔に渡す作業です。
鉄塔からかなり離れました。ガイドのついた赤いロープーを伸ばしていきます。こちらの写真はクリックすると特別に大きく拡大いたします。クリックすると迫力があると思います。人と鉄塔の間にガイドが一つ取り付けられていることが分かってもらえると思います。
真下からの写真です。
ガイドが2つ取り付けられた写真です。
上のオリジナルの写真から切り取った写真です。赤いガイドロープを引っ張りながら進んで、鉄塔間に赤いロープを渡している雰囲気を伝えたくて、この拡大写真を掲載いたしました。上の写真をクリックするとこちらの写真を表示するように設定しています。
赤いガイドロープが張られた写真です。
隣の鉄塔の写真です。こちらの鉄塔の高さは106mです。すでに紹介した通り、その隣の鉄塔の高さは121mです。ここの鉄塔は送電線をV型に碍子で吊り下げるタイプです。冒頭の鉄塔は送電線の固定点で碍子で水平に引っ張るタイプの鉄塔です。
すでに左側にはガイドの赤いロープが張られています。
同じ写真ですが頂部を拡大しました。すでに架空地線は滑車に通されています。いつでも取り換えられる体制です。架空地線は右に引っ張って交換されました。鉄塔間の古い架空地線をつなぎ、さらに新しい架空地線をつないで一気に交換するのだと思います。動きまでは写真では分からないのですが、交換中の写真かもしれませ。この時は三脚を持っていなくて動画は撮らなくて写真だけでしたが、ブレがあっても動画を撮っておけばよかったと後悔しています。
架空地線の交換が終わると⑦の架空地線に突起物を取り付ける作業です。冒頭の写真です。鉄塔の高さは87mですが、鉄塔が高いところに建っていることから実質的には100m以上の高さになります。
100mの高さに長さ513mのケーブルにぶら下って人力で移動すると考えていただくと、この作業の凄さを実感していただけるのではないかと思います。
突起物取り付け作業を動画で紹介します。作業をしながら移動していきます。取り付けではなくペンチで捩じると突起物がケーブルから出るように見えます。
87m下の地上からの写真です。架空地線はグラウンドワイヤ (Ground Wire)とも言われます。業界では略してGWと呼ばれているそうです。また架空アース線とも呼ばれる場合があります。我々には空中地線といった方が意味が伝わりやすい気がします。
冒頭の写真と同じ場所から400mmのレンズで撮った写真です。
人より右側には突起物を確認することができます。クリックすると特別に拡大するので取り付けられた金具が確認できると思います。この金具によって確実に雷を捕らえるののではないでしょうか。あるいは冬の積雪による被害を防ぐための「難着雪リング」(右の写真)かもしれません。
突起物の形状がよく見える写真を拡大いたしました。やはりスパイラルではなくリングの突起物でした。
ところが隣の鉄塔間の架空地線にはスパイラルのワイヤーが巻き付けられていました。さらに写真の中央の装置が鉄塔間に2ケ所に取り付けられていました。おそらくダンパーと呼ばれる振動を抑える装置だと思います。上の写真のリング上の突起物は付いていませんでした。同じラインなのに明らかに上のタイプとは違う架空地線でした。
この動画の4本の太いケーブルで構成される送電線とは安定感が違うと思いませんか。こちらは送電線へのスパイラルロッド取付け作業の動画です。この時もすごいと思いましたが、今回の1本のケーブルでの作業を見てプロの仕事のすごさをさらに再認識いたしました。
完成した鉄塔との接続部分です。
接続部分にはいろんなものが取り付けられていました。
地上87m~121mで水平のケーブル1本にぶら下っての作業はいかがだったでしょうか。大変な作業だと思います。寒い日や強風の日もありました。
今回の4本の巨大鉄塔を紹介します。冒頭で紹介した鉄塔が一番奥です。奥の鉄塔から順番に87m、106m、121m、107mの高さになります。
こちらの写真は2017年1月17日に撮ったもので、架空地線の工事は始まっていませんが送電線の取替工事を行っていました。クリックすると特別に大きく拡大するので。プロフェッショナル達(みのむし虫軍団)が送電線にぶら下っているのが判ってもらえると思います。
同じ4本の鉄塔を別の角度から撮りました。左から87m、106m、121m、107mの高さの鉄塔です。写真をクリックするとさらに右側の鉄塔も含めて5本の鉄塔が写った写真を表示するように設定しています。こちらの写真は2017年2月15日に撮りました。クリックして出てくる拡大写真で、2本目と3本目の鉄塔にはすでに送電線交換用の滑車が取り付けられていることが判ると思います。
房総線の鉄塔の位置を全てプロットいたしました。房総変電所から新京葉変電所の間が房総線です。Google地図上で確認できる鉄塔は109本ですが、ネット上では110本と書かれていました。国道296号線を跨ぐあたりに新しく建てられた鉄塔が含まれているのかもしれません。別画面で表示させると非表示にしている五井火力発電所と房総変電所を結ぶ送電線(五井火力線)の鉄塔を表示させることが出来ます。
赤白塗装の鉄塔
シルバー塗装の鉄塔
送電線の取替工事拠点の鉄塔
房総変電所 新京葉変電所 江東変電所
五井火力発電所 総出力 188.6万KW 使用燃料 LNG(天然ガス)
━━ 五井火力線 五井火力発電所~房総変電所
━━ 旧房総線 新京葉変電所~新野田変電所(旧・東東京変電所)
コメントの中でミケシマさんに紹介いただいた動画を紹介いたします。
Eテレ0655おはようソング「素晴らしき 世界 シリーズⅡ -高の界-」です。動画の頭から2分27秒のところから送電線の歌が始まります。その歌詞を枠内に紹介します。
(前奏) これなんだ 送電線 何かが するする 動いてる これなんだ ものすごく 高いところに 人がいる この世には 我々の 想像もしない 場所で こうやって 人知れず 守ってくれてる 人がいる 送電線 メンテナンス 送電線 高所 送電線 雪など 送電線 付着を防ぐ追伸 2017年2月17日
(間奏) これなんだ ほぼ空中 何かが するする 動いてる 鉄塔と 鉄塔の 間を渡る 送電線 この世には 我々の 毎日を 守るために 緊張を 強いられる さまざまな 仕事がある 送電線 点検 送電線 今日も 送電線 誰かが 送電線 守ってる (エンディング)
残念ながら「-高の界-」の動画の配信は停止されました。
シャンボール城 その3 螺旋階段編 [ロワール]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
フランスのロワール地方にある右の写真のシャンボール城に関してその1とその2の2つの記事を掲載いたしました。
その3として紹介したいのが、有名な上の写真の二重の螺旋階段(らせん階段)です。
二つの階段を使えば、相手に出会うことなく3階まで昇り降りができます。二重の螺旋階段に関して現代のものですが、判りやすい写真がネットにあったので右に紹介します。シャンボール城の二重の螺旋階段は広々としており、シャンボール城見学のハイライトとなっており、城の最上部から照らし出されています。フランソワ王によってレオナルド・ダ・ヴィンチがイタリアからフランス招かれて晩年まで過ごした時期であることから階段を設計にレオナルド・ダ・ヴィンチの構想が反映されたと考えるのは自然なことですが、確認する手立ては見つかっていないそうです。この種の構造を有する近代以前の建造物は世界的にも珍しいものですが日本にも存在します。それは、江戸時代である寛政8年(1796年)に建立された会津のサザエ堂です。本来は三匝堂(さんそうどう)ですが螺旋構造や外観がサザエに似ていることから通称で栄螺堂(さざえどう)あるいはサザエ堂と呼ばれたそうです。
栄螺堂は二重の螺旋階段で江戸時代後期の東北~関東地方に多数作られたものですが、現存は6つで、外から螺旋階段がはっきり判るのは会津の栄螺堂です。
栄螺堂の二重の螺旋階段が独自に考えられたものか、シャンボール城の二重の螺旋階段の影響を受けたものかは判らないそうです。右上の写真はWikipediaから転用させてもらった会津の栄螺堂です。堂の周囲が二重の螺旋階段になっています。
シャンボール城 1519年~1547年建設
会津さざえ堂 1796年建立
少し離れて見た二重の螺旋階段です。
2つの階段が見える角度からの拡大写真です。
シャンボール城を案内するガイドの方は、この螺旋階段の説明を必ず行うほど、シャンボール城の大切な存在となっているようです。
建物の中央に二重の螺旋階段があります。北の塔と西の塔のそばにも螺旋階段があります。赤丸(〇)の部分が螺旋階段です。
螺旋階段は中央の高い塔の上まで続いています。
その螺旋階段の部分を拡大いたしました。この部分の螺旋階段のピッチから塔の部分の螺旋階段は二重ではないようです。
螺旋階段の中心は吹き抜けの塔になっていて、その周囲に螺旋階段が巻き付いています。
我々も説明を受けながら二手に分かれて登りました。
我々のガイトの方も登りながら説明をしてくれました。
私はもう一方の階段を上ってみました。
ここが中央の空間です。
登りながら写真を撮りました。
登ってきた方向を撮った写真です。
上に行くと螺旋階段の周囲は透明のステンドグラスで周囲が覆われる状態になり屋上に出ました。ここから、さらに上の塔に螺旋階段が続きますが、非公開の部分のようで、我々は登ることができませんでした。
こちらが屋上への出入口です。
屋上を見学した後、登ってきた二重の螺旋階段で下に降りるところです。
中庭の北コーナーと西コーナーにも見事な螺旋階段がありました。2階から見た北コーナーの螺旋階段です。
同じ北コーナーの螺旋階段の2階より上の部分です。
全景を紹介したいので縦長の写真で紹介します。
これが北コーナーの螺旋階段を下りてみました。この螺旋階段は一重であることが分かってもらえると思います。
螺旋階段から1階に降りてみることにいたしました。
こちらが1階から見た螺旋階段です。中央の二重の螺旋階段ほどではありませんが。こちらも見事な螺旋階段でした。
8年3ケ月ぶりの新幹線は雪でした。 [話題]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
2017年2月3日から関西に行っていて、2月10日に千葉の家に帰ってきましたが、帰りは新幹線を利用しました。
タイトルで8年3ケ月ぶりの新幹線と書きましたが、山口県の墓参りで新大阪⇔新岩国に関しては新幹線を利用しており直近では2016年12月25日にも利用いたしました。その時にはエヴァンゲリオン新幹線を見ることができました。
8年3ケ月ぶりなのは東京⇔大阪の新幹線です。つまり東海道新幹線に最後に乗ったのは2008年11月12日で、乗った区間は新神戸から東京でした。20代から30代前半のころは新幹線の乗車回数は年間200回を超えていました。同じ製品で同じ仕事でしたが、ユーザーは国内から海外に移っていき飛行機に乗る機会が増えていき、国内の仕事であってもプライベートであっても関東と関西の移動は飛行機になってしまったからです。上の写真は新大阪から新幹線に乗って京都駅到着寸前の窓からの景色です。
2017年2月10日は実家にある古いウイスキー類を持ち帰るために新幹線にいたしました。ご存知のように飛行機は機内にアルコール類が持ち込めません。手荷物として預けるのはかなりしっかりと梱包しないと瓶が割れてしまうのが心配なために新幹線にいたしました。今回は下記のスコッチウイスキー3本とブランデーを持ち帰りました。ぼちぼち飲んでみるつもりです。左からWHITE HORSE、GLEN GARRY、Ambassador Royal、COURVOISIERです。すべて1970年代のものです。→ポチッ
前日から大雪が話題になっており、京都駅では雪がありませんでしたが、京都を出て数分で上の写真のようにすぐに雪景色になりました。
進むにしたがって雪が多くなり暗くなってきました。車内放送では京都と岐阜羽島の間で降雪のために減速運転しており12分から14分の遅れになるとの言っていました。
確かにかなりの吹雪で新幹線の窓からも降っている雪がはっきりと見えるほどでした。風も強いようで遠くの雪も横に流れていました。
こちらの写真もクリックして拡大すると降っている雪が拡大できると思います。
山間部を過ぎると少し青空も見えましたが窓には雪があたっていました。
天気は頻繁に変わりました。
岐阜羽島駅を過ぎたとたんに晴れました。ただし畑や屋根の上には雪が残っていました。
京都駅から岐阜羽島駅までの新幹線ルート(━━)です。
京都駅 米原駅 岐阜羽島駅
関ケ原
━━ 東海道新幹線 京都駅~岐阜羽島駅
名古屋近くになると積もった雪もなくなりました。結局、名古屋には12分遅れで着きました。
浜名湖あたりになると快晴でした。富士山の景色も期待したくなる天気になってきました。
8年3ケ月ぶりの東海道新幹線からの景色で変わったのが太陽光発電です。特に浜名湖周辺は太陽光発電が多かったです。ウナギの養殖場が減って、そのスペースに太陽光発電を設置したのだろうと感じました。
静岡あたりでは茶畑の景色を久しぶりに堪能いたしました。
期待していた富士山です。頂上付近に雲がかかっている富士山の景色でした。
新幹線は進んでいきましたが、頂上の雲は居座ったままでした。
この後、右側の山に隠れて富士山は見えなくなりましたが、8年3ケ月ぶりの新幹線からの富士山の景色を堪能いたしました。
新横浜あたりの景色です。徐々に雲が多くなってきました。
品川駅へ停車寸前の景色です。
東京駅寸前の景色です。山手線と京浜東北線です。
東京駅には4分遅れで着きました。名古屋駅で12分遅れだったので8分ほど挽回したことになります。
東海道新幹線の基本情報です。
名称 東海道新幹線
開業 1964年10月1日 東京オリンピック開会式:1964年10月10日
起点 東京駅
終点 新大阪駅
駅数 17駅
所有者 東海旅客鉄道(JR東海) 運営者:同じ
路線距離 515.4 km(実キロ)
営業キロ 552.6 km(在来路線に準じた距離)
軌間 1,435 mm
電化方式 交流25,000 V・60 Hz
最大勾配 20 ‰ 1000mで20m
最小半径 2,500 m
最高速度 285 km/h 山陽新幹線:300 km/h
8年3ケ月前の2008年11月12日の景色も紹介したいと思います。今回(2017年2月10日)、大雪だった関ケ原あたりの景色です。富士山の景色を期待させてくれる快晴でした。
浜名湖でも晴れていました。この時も富士山の景色を期待していました。
富士山に近づくと虹も見れました。でも徐々に不安にさせる曇り空になってきました。
この時も富士山の頂上には雲がかかっていました。近くに来るまで晴れていたので、ちょっと残念でした。
ご神木 [日々]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
いつか車がぶつかるのではないかと前から思っていました。2017年2月4日の夕方に実家から駅に向かっているときに衝突防止の反射板が沢山付いた棒が曲がっていました。
反射板は割れておらず、鉄の部分がめくれていることから車が擦るように当たったと思われます。右の写真のように棒の先端が壊れていて、木にも棒の先端が当たったと思われる部分にも傷がありました。
写真の中の空色の丸印が傷のあるところです。
私が高校2年の時に今の実家に引っ越してきた時から木はありました。その時から木は道路にはみ出しているけれども切られることもなく存在し続けています。きっと「ご神木」的な存在なのだと思います。
反対側から見た景色です。宝塚から芦屋に抜ける道では道路の真ん中に神聖な大きな岩があり、道路が2つに分かれているところもありました。今はどうなったのでしょう。
私が実家に住んでいるころには木には葉があり生きていましたが、今は枯れているようにみえました。
根本の部分です。車道への出っ張り具合が判ると思います。
その根元をよく見ると、新しい芽が出ていました。ちゃんと生きていたのです。春を過ぎると緑の葉を見ることが出来ると思います。
インドネシアのジャカルタにも道路の真ん中に枯れた「ご神木」があり、ここだけ車線が減るために交通渋滞の原因になっていますが、祟りを恐れて誰も切らないそうです。
上で書かせていただいた宝塚から芦屋に抜ける道では道路の真ん中に神聖な大きな岩です。*ピカチュウ*さんがコメントしていただいた鷲林寺町の大きな岩もこれのことだと思います。
鹿児島黒毛和牛 部位は「うで」 [料理]
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実家の近くのスーパーで珍しい部位の牛肉が売られていたので 、つい買ってしまいました。ヒレ肉だと100gが1380円だったので、かなりお得な値段でした。
ステーキ用と書かれていますが写真のように、焼肉に適した厚みだったのでステーキではなく焼肉にすることにいたしました。折りたたまれていますが、それぞれ大きな1枚の肉でした。
大きな1枚から脂の部分を取り除いて、食べやすい大きさに切り分けてお皿に盛りつけました。
野菜は茄子と人参と山芋です。白いのが山芋です。
さっそく、焼き始めました。
焼きあがってきました。
肉は食べごろです。
やはり焼肉にはビールが合います。
硬いのではないかと心配でしたが、まったく心配は不要で、柔らかくて、美味しかったです。味もあり、ロース肉に負けていませんでした。ほんと、掘り出し物でした。部位には「うで」と書かれていましたが補足で「かた」とも書かれていたので「肩ロース」に近い部分なのかもしれません。焼肉のたれでいただきました。
山芋もなかなかの絶品でした。
野菜はポン酢でいただきました。
関西に行った日は節分でした。 [日々]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
前記事で紹介した通り、節分の2月3日に関西に行きました。関空に着いてそのまま実家に向かいました。せっかく節分の日なので恵方巻を食べようとスーパーに寄り道して買ったのが上の写真の中巻でした。太巻きは食べにくいので中巻にしたわけです。
やはりイワシも欲しかったので焼きたてのイワシも買いました。結構、お得な値段でした。
刺身も買いました。これ以外に焼き穴子も買いましたが、意外と量があったので、焼き穴子に関しては2月5日にいただきました。
鰯は電子レンジで温めていただきました。
前回、12月に実家に来た時に9種類の一番搾りセットを買ってあったので、この日は取手工場の一番搾りをいただきました。
こちらが飲みくらべセッの9種類の一番搾りです。写真をクリックすると記事を表示します。
本当は1本を丸まま食べるのが、本来の食べ方のようですが、食べやすくするために半分に切りました。左から「穴きゅう」「えびサラダ」「ねぎマグロ」です。
次のビールは岡山工場の一番搾りを開けました。
刺身はヒラメにいたしました。
オクラはお袋が用意してくれていました。
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飛行機に一番早く乗れて一番早く降りれる席 [機内 CY]
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今、関西に来ています。2017年2月3日に上の写真の飛行機で成田空港から関西空港に移動しました。家に帰るのは2月10日の予定です。
こちらが搭乗券です。座席は1Dを選びました。こちらの航空会社では非常口席は優先搭乗があるので早く乗れるのです。一番前の席なので到着した時に一番早く降りることが出来るのです。前回の時に頭上の荷物入れが満杯で入れられなかったことから優先搭乗の席にしたわけです。ただし、非常口席はWebチェックインが出来ないので発券機の前に30分前(絶対)までに到着しなければならないデメリットもあります。
この日2月3日(節分)は快晴でした。
一番早く席に座りました。
席からの景色です。早く降りれることが判ってもらえると思います。CAの人の前の席を我々はお見合い席と呼んでいました。
下高野の辻切り 2017年 今年も参加させていただきました。 [風習・歴史]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
先日、千葉県佐倉市井野で2017年1月25日に行われた藁の大蛇を集落の道の境(辻)に飾る「辻切り」を紹介いたしました。それと同じ伝統行事が近くの千葉県八千代市下高野にもあります。その下高野の辻切りの行事に2012年から参加させていただいています。それは2010年1月26日に「辻切り」をブログに掲載し、それを見た下高野の辻切りのメンバーから辻切り作りのお誘いをいただいたのをきっかけでした。2013年は1月24日から1月27日まで海外に出ていたために参加できませんでしたが、2013年以外は参加させてもらえる幸運に恵まれました。そして2017年も参加させてもらったので報告させていただきます。
下記の地図で赤色ライン(━━)で囲った範囲が八千代市下高野です。その中で集落の一番外側に藁の大蛇( )が飾られます。その数は6か所です。
下高野地区では江戸時代(少なくとも天保)から辻切りの風習が行われていたそうです。ただし、今の大蛇になったのは今から二十数年前で、その前はしめ縄型の辻切りだったそうです。周辺には昔からヘビ型の辻切りの風習があったことから大昔にはへび型であった可能性もあります。右の写真は近くの佐倉市小竹地区の注連縄型の辻切りです。
八千代市下高野
下高野の辻切り
上高野の辻切り
上の地図の2番の辻切りの近くのから北東方向に撮った写真です。左側に人家が並んでいます。世帯数27軒は明治時代から変わっていないそうです。
人家が密集している場所で、この写真の中で、辻切り(大蛇)作りが行われました。戦国時代には、写真の中央の木に覆われている小高い丘の上に下高野城(下高野館)がありました。
今までに4回ほど下高野の大蛇づくりを見てきましたが、今回初めてねる作業がありました。それが写真の「藁すき」です。藁のしっかりした茎の部分を残すのが目的のようです。
今までは、鉄の櫛で行う藁すきはすでに終わっていたようです。
動画でも藁すき作業を紹介します。今回は新しい若い方が2名メンバーに入ったこともあり、最初はベテランの方が作業をされて、そのあと若い方が作業されていまし。
大蛇づくりには2種類が藁が使われます。名前は「みとらず」と「こしひかり」です。「みとらず」は名前の通り「実採らず」で米を採るのが目的ではなく注連縄などの藁細工専用のワラです。「こしひかり」の藁に比べて柔らかいのです。井野の辻切りづくりで藁を大槌で叩いていたのは「こしひかり」などの硬い普通の藁を使っていたためであろうと教えてもらいました。
さっそく、ハウスの中に入って、みんなで藁の大蛇づくりを始めました。私も大蛇の頭を一つ担当いたしました。5回目となると少しは慣れてきました。
ハウスの中は暖かかったので作業はしやすかったです。3人の方が写真を撮りに来られていました。
この二つを合わせると頭になります。
頭が出来上がりました。後ろ側を3つに分けて胴を編んでいきます。
胴を作るのは注連縄の技術です。先ずは2本で綱を作り、その後に1本を巻き付けて胴を作ります。
今回のメンバーには注連縄作りの名人がおられます。周辺の神社などの注連縄をすべて作っている方です。写真の注連縄も作られました。大きな神社の注連縄も作られています。
大辻を作ったところで、自宅用の小辻を作ります。
10時48分になったところで自家製の甘酒と持ち寄ったお菓子で休憩です。
恒例のかき餅も出されました。大人気でした。
30分程度休憩して作業再開です。完成した大蛇の胴をなめして滑らかにしているところです。使っている板には注連縄の寸法が書かれていました。
蛇の胴体をなめすところの動画も紹介します。
昼食です。いつもはメンバーの奥様がおにぎりとみそ汁を出していたいただいていたのですが、少しけがをされたために今年は弁当持参となりました。それでも美味しい漬物を出していただきました。ビールも2缶いただきます。
13時に作業再開です。
これが舌と目に使う大きな唐辛子です。
その唐辛子の目と舌を付けているところです。
大蛇の胴には小枝やお札などを突き刺します。突き刺す順番決まっていて下高野の辻切りでは頭の方から、ヒイラギの小枝、塞神のお札、杉の小枝、ヒイラギの小枝、お札をもらった神社の幣束(ごへい)、杉の小枝です。お札と幣束は村上の神社で購入するそうです。お札には次の文字が書かれていました。参考に読み方も記載いたしました。
塞神 さいのかみ 境の神
八衢比古神 やちまたひこのかみ
八衢比女神 やちまたひめのかみ
久那戸神 くなどのかみ
三柱守護 みはしらしゅご
6体の大蛇が完成いたしました。一番手前の大蛇のお札と幣束(ごへい)は取り付けに行った辻の近くの家で受け取って付けるそうです。
こちらが正面から見た6体の大辻(大蛇)です。
この時、13時43分でした。9時に作業を始めたので4時間43分かかったことになりますが、休憩と昼食で1時間30分あったので実際の作業時間は3時間13分ということになります。
完成したらすぐに取り付けに行きます。6体の大辻はこの地図の赤いマークのところに設置します。①~⑥の順番に軽トラックに乗って、みんなで取り付けにいきました。境界となる地域は次の通りです。その地域の方向にヘビの頭を向けて取り付けます。頭の方向に矢印(→)を書き込みました。
① 青菅/井野 ② 上高野 ③ 米本 ④ 保品 ⑤ 先崎 ⑥ 青菅
① 青菅/井野との境
写真は古い大辻です。
ここだけは大蛇を作った場所から歩いて行けるので二人でもっていきます。取り付けるまでの写真を掲載いたします。
こちらが取り付けられた新しい辻切りです。ここは車の通りが多く6箇所の中で一番目立つ場所になります。
② 上高野との境
軽トラック3台で取り付けに来ました。
③ 米本との境
ベテランの方が、若い方にひもの結び方を伝授していました。
④ 保品との境
頭は保品方面に向いています。
⑤ 先崎との境
先崎に向かって睨みを効かしています。
⑥ 青菅との境
ここは6ケ所の中で2番目に目立つ場所です。
古い大蛇の取り外しから新しい大蛇の取り付け開始までの動画を紹介します。
右の3台の軽トラで5ケ所を廻って辻切りを作ったハウスに戻って解散しました。解散したのは15時20分でした。一旦家に帰って夜会に参加しました。
家に帰ってすぐに作った小辻を取り付けました。すぐに夜会の場所である蕎麦屋さんに向かいました。杉の小枝とヒイラギの小枝は刺しましたが、塞神のお札と幣束は買っていないので刺していません。
夜会は下記のお店でした。夜会は15時35分から始まりました。明るいうちから始まる夜会となりましたが、もちろん終わった時は真暗でした。
名前 味楽庵
住所 千葉県佐倉市宮ノ台3-3-8
電話 043-487-3926
お通しです。
さっそくビールで乾杯です。料理は薄揚げ作った餃子です。
ワカサギの唐揚げです。
味噌田楽です。
鶏のモツ煮込みは美味しかったです。話が弾んで、出て来た時に撮り忘れてしまっで気が付いた時には、ここまで減っていました。
ゲソの唐揚げです。天ぷらに近い感じでした。
近くの地区にも辻切りの風習が残っています。隣の地区である青菅、先崎には辻切りの風習は残されていませんでした。今回で辻切り関連記事は12個になりました。着色文字をクリックすると記事を表示します。
6ケ所 八千代市下高野 ヘビ形 土曜日 or 日曜日
5ケ所 八千代市上高野 ヘビ形 土曜日 or 日曜日
9ケ所 佐倉市井野 ヘビ形 1月25日固定
5ケ所 佐倉市小竹 しめ縄形
対象年 地区 掲載 行事が行われる日
2017年 八千代市下高野 → ポチッ 2017年1月29日(日) 参加
2017年 佐倉市井野 → ポチッ 1月25日(水) 見学 下見
2016年 八千代市下高野 → ポチッ 2016年1月31日(日) 参加
2015年 八千代市下高野 → 2015年2月02日(月) 参加
2014年 八千代市下高野 → ポチッ 2014年2月02日(日) 参加
2013年 佐倉市小竹 → ポチッ
2013年 八千代市下高野 → 2013年1月27日(日)
2012年 八千代市下高野 → ポチッ 2012年1月29日(日) 参加 小辻
2012年 八千代市上高野 → ポチッ 2012年1月28日(土)
2010年 八千代市下高野 → ポチッ 2010年1月24日(日)
2009年 佐倉市井野 → ポチッ 1月25日(日) 見学
2008年 佐倉市井野 → ポチッ 1月25日(金)
追伸
2017年2月3日から2月10日まで関西に行ってきます。その間はネット事情の関係から皆様のところに訪問できないことをお許しください。
グレープフルーツジュースを試してみました。 [日々]
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我家には誕生日にもらったスロージューサーがあります。いつもリンゴジュースを作って飲んでいます。一度飲んでみて驚くほどに美味しいので、子供たちや姪っ子たちが来た時には必ず作っています。リンゴは切って入れるだけで手間がいらないのも理由の一つです。リンゴばかりではもったいないので、少し手間ですがグレープフルースでジュースを作ってみることにいたしました。
こちらの小ぶりのグレープフルーツを2個使いました。
先ずは外側の皮(プラベド/外果皮)を剝きました。少しでもジュース量が増えるような気がして白い海綿状の部分(アルベド/内果皮)も出来る限り取り除きました。
ミカンなどの柑橘類の部位の呼び方を知らなかったので本説明図を掲載いたしました。柑橘類の構造部位名です。
外側から、油砲、外果皮(プラベド)、内果皮(アルベド)、繊管束、じょうのう、砂じょう、果心と知らない呼び方ばかりです。
房ごとに分けました。果肉が入っているふくろ(房)は「じょうのう」と呼びます。
その房(じょうのう)を一つ一つ、スロージューサーに入れるとジュースとカスが別れて出てきます。スロージューサーは水分の多い果物に向いています。ニンジンをやってみましたが残念ながら僅かしかジュースは出てきませんでした。押しつぶすだけで絞るので材料によって向き不向きがあるようです。
ジュースが出てくるところです。
ジュースが出来上がりました。小ぶりのグレープフルーツを2個でコップ3杯のジュースがとれました。これも格別に美味しかったです。リンゴに比べるとグレープフルーツは房にするまでの手間が大変ですが、それだけの値打ちがある美味しさでした。
タグ:ジュース
2017年2月1日のムサシの散歩 [むさし]
2017年2月1日の夕方のムサシの散歩です。前回紹介した散歩の動画は2016年10月19日なので3ケ月ぶりとなります。実は2016年11月に右前足を痛めてしまいました。いつもならば2~3週間で治るのでが、今回は長引いています。歩くのが少し不自由な状態で軽くですが懸命に走っている姿を紹介したいと思います。私も2月1日は小竹地区の辻切りを見に行ったり遠くまで歩いて買い物しに行ったりで27362歩ほど歩きました。2ケ月後の4月4日の誕生日で17歳になります。
2017年1月30日の朝の散歩の動画も紹介します。最後に近所のワンちゃんに出会えたシーンが少し写っています。短いシーンですがシッポを振っているのが判ってもらえると思います。残念ながら電池切れとなってしまいました。この前に動画を沢山撮っていたのですが、撮りすぎて肝心なところを逃してしまいました。
今は毎日、2種類の薬を朝夕2回に、サプリメントを3錠の計7錠を飲ましています。今まで大好きなチキンジャーキや茹でササミやパンやブロッコリで飲ましていましたが、それでも薬を飲ませるのに苦労しています。同じ手はなかなか効かないのです。手を変え品を変えです。今は豚まんの皮の部分か、蒸しパンか、写真の木村屋総本店のミニむしケーキです。薬とサプレメントを飲ますためなら、食べさせる食材が体にいいかどうか言っていらません。サプリメントの成分は天然酵母と水溶性クルクミンとマリアアザミエキス(シリマリン)です。
ミニむしケーキで薬を飲んでいる時の写真です。ミニむしケーキが一つで5錠を飲ませています。小さく切って、一つに1錠づつ入れます。朝が5錠(薬2錠+サプリ3錠)で夕が2錠(薬2錠)です。サプリは大粒で苦労するため早めに飲ませるようにしています。
パープルクイーンで梅酒 [料理]
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もうすぐ梅の花の季節です。6月には実が収穫され各家庭で梅干しや梅酒や梅シロップが作られると思います。我家でも数年に1度ですが、思いついたように梅酒を作っています。上の写真が昨年作った梅酒と梅シロップで、これ以外に2瓶作りました。梅の種類を変えたり、氷砂糖の代わりに蜂蜜を使ったりするので種類が多くなります。組み合わせは下記の①~④です。昨年の目玉は写真の右上の瓶に入ったピンク色の梅酒が、パープルクイーンを使った梅酒でした。梅の果実の英名はJapanese Apricotと呼ばれるほど日本に馴染んだ食べ物です。上の写真は2016年6月3日にパープルクイーンの梅酒を仕込んで5日目の6月8日に撮ったものです。5日でこれだけ色が出るのです。
① 南高梅 or パープルクイーン
② 梅酒 or 梅シロップ
③ 氷砂糖 or 蜂蜜
④ 生梅 or 冷凍梅
出来上がったパープルクイーンの梅酒の特徴は、なんといっても美しいピンク色です。とてもお洒落な飲み物になります。パープルクイーンは白王の枝変わりの小梅で、和歌山県田辺市中三栖の廣畑治により発見されたそうです。果実全体が濃い赤紫色に色づくのが特徴です。パープルクィーン名は1996年品種登録され、商標権はJA紀南が保持しているそうです。右のパープルクイーンの写真はネットから転用させていただきました。
界 植物界 Plantae
門 被子植物門 Magnoliophyta
綱 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 バラ目 Rosales
科 バラ科 Rosaceae
属 サクラ属 Prunus
種 ウメ Prunus mume
品種 パープルクイーン Purple Queen(英名)
もう残り少なくなってしまいましたが、湯豆腐でいただきました。
湯豆腐とは似合わないけれどスープもいただきました。
ピンク色の梅酒はお洒落で洋風の食事にも会います。そんなこともあり、家内はパープルクイーンの梅酒が気に入ったようなので、今年も作る気満々のようです。実現すると2年連続となります。
ちなみに蜂蜜(はちみつ)で浸けた梅酒はこちらです。今までに記事内に梅酒を飲んだことがある記事は6つ書いており、今回の記事が7つ目です。→ポチッ
実を食べる梅の品種も下記のように沢山あります。
南高梅、小粒南高、パープル南高、白加賀、豊後、鴬宿、古城梅、改良内田、地蔵梅、加賀地蔵、剣先、NK14、橙高、ミスなでしこ、八郎、翠香、竜峡小梅、甲州最小、白王、紅王、衣笠、パープルクィーン