SSブログ

竹林鎮の洞穴住宅 窰洞(やおとん) [河南省]


泊まっていた鄭州のホテルから洛陽の世界遺産である龍門石窟を見に行くためにタクシーをチャーターして高速道路を往復いたしました。その高速道路沿いに洞穴が沢山あることに気が付きました。120km/hで走る車の中からなので写真ではなかなか撮れませんでしたがこのあたり一帯の崖は穴だらでした。
石窟ではなく土の洞穴でした。運転手さんに聞くと昔からの住居だそうです。洞穴の住居のことを窰洞(やおとん)と言います。

このあたり一帯は硬い粘土層で掘りやすく崩れないそうです。近くに少林寺がある登封の近くの村で看板には竹林鎮と書かれていました。


今でも人が住んでいる立派な扉が付いた洞穴の写真は残念ながらここでは撮れませんでした。
山西省でも見つけました。⇒ポチッ
いろんな場所に洞穴住宅があり、世界にはいろんなタイプの住宅があることを知りました。


写真の撮影場所を紹介します。
   写真撮影場所 洞穴住宅
   少林寺
   龍門石窟 世界遺産
   高速道路 鄭州~洛陽

nice!(50)  コメント(6)  トラックバック(0) 

nice! 50

コメント 6

youzi

私も郑州から小林寺に行った事があります。
当地人が乗るバスに揺られてでした。
窓側の席に座ったのですが、土の洞穴は見ませんでした。
あったけど、気がつかなかったんですかね。
by youzi (2015-07-07 12:56) 

SORI

youziさん こんにちは
私は見ることが出来てラッキーだったのですね。地元のバスで少林寺に行かれたとはすごいです。
by SORI (2015-07-07 13:12) 

km45

黄土地帯(陝西・山西・河南)には黄土の性質を利用した窰洞(ヤオトン)と呼ばれる住居が古来から築かれていました。これには横穴形式と縦穴形式とがありました。河南省の基本は縦穴形式で、これは遠くからはその存在は分かりません。戦線・山西省は横穴形式で、これは遠くからその存在が分かります。写真のは住居ではなく、倉庫として利用されていたものです。なお、源氏では経済の発展により、窰洞が住居として利用されることはなくなったようです(5月に黄河瀑布への往復で見かけた黄土高原での様子で確認しました)。
by km45 (2015-07-09 14:29) 

SORI

km45さん こんにちは
情報ありがとうございます。窰洞(ヤオトン)と言うものなのですね。竪穴式もあるとは驚きです。山西省では四合院と窰洞を組み合わせた住居を沢山見かけました。
by SORI (2015-07-09 15:35) 

km45

竪穴式とは大きな縦穴を掘り、この壁面に横穴を掘り住居としたものです。縦穴に下るため斜面の道路を付けます。中央の縦穴が庭になります。
by km45 (2015-07-09 16:39) 

SORI

km45さん こんにちは
縦に穴を掘って、その壁面に横穴を掘るとは想像できませんでした。確かに、これならば住みやすそうです。
by SORI (2015-07-09 17:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0