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世界遺産 アーグラ城塞 [インド]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2024年9月3日再掲載 タイトル : 世界遺産 アーグラ城塞
インドの世界遺産の5つ(新掲載1つ 再掲載4つ)紹介しました。私が訪れたのは7ケ所のなので、残りの2ケ所も再掲載させていただきます。2ケ所ともに15年前の2009年7月に掲載した記事です。先ずはアーグラ(Agraआगराآگرا‎)にあるアーグラ城塞(Agra Fort)をクリックすると拡大紹介します。アーグラと言えば、同じ世界遺産の右の写真のタージマハールが有名ですが、タージマハールは最後に再掲載させていただきます。
 2009年07月04日 掲載
 2024年09月27日 再掲載 閲覧数:5,708 nice!:113 CMT :12
 2024年09月28日     閲覧数:5,904 nice!:134 CMT :25
 2024年09月30日     閲覧数:6,089 nice!:165 CMT :30

2009年07月04日掲載 タイトル : 世界遺産 アーグラ城塞
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日帰ツアーで世界遺産のタージマハールに行ったことを報告いたしましたが、タージマハールがあるアーグラの町の城も世界遺産に登録されています。クリックすると拡大この442年前の世界遺産の登録名は「アーグラ城塞」ですが、そのアーグラ城塞にも行き、何枚か写真を撮ったので紹介いたします。右の写真がツアーで使われたバスです。
この写真はアーグラ城の入口であるアマル・シング門です。アーグラ城塞はムガル帝国時代の城塞で、赤砂岩で築かれた城壁の色から「赤い城」(ラール・キラー, Lal Qila)の別名があります。外側から見ると赤砂岩主体の「赤い城」であるが、城内の宮殿には白大理石も多用されています。
ムガル帝国の皇帝アクバルが1565年に着工して1573年に完成しました。
その後ジャハーンギール、シャー・ジャハーンまで3代の居城となったそうです。
ムガル帝国は1526年4月21日~1858年5月10日までインド地域を支配したトルコ系イスラーム王朝です。皇帝は17代続きました。その内、アーグラ城塞に皇帝が住んだのは3代(肖像画 : 左から第3代~第5代)です。
クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大 1. 1526年 バーブル
 2. 1530年 フマーユーン
 3. 1556年 アクバル
 4. 1605年 ジャハーンギール
 5. 1628年 シャー・ジャハーン
 6. 1658年 アウラングゼーブ
クリックすると拡大 7. 1707年 バハードゥル・シャー1世
 8. 1712年 ジャハーンダール・シャー
 9. 1713年 ファッルフシヤル
10. 1719年 ラフィー・ウッダラジャート
11. 1719年 ラフィー・ウッダウラ
12. 1719年 ムハンマド・シャー
13. 1748年 アフマド・シャー
14. 1754年 アーラムギール2世
15. 1759年 シャー・アーラム2世
16. 1806年 アクバル2世
17. 1837年 バハードゥル・シャー2世
  1858年 滅亡 イギリスに降伏 イギリスがインド全土を直接支配

アーグラ城塞を平面図で紹介いたします。見所は沢山ありました。Google航空写真でアーグラ城塞の大きさを確認すると東西670mで南北810mでした。
1. デリー門、 2. アマル・シング門 と アクバル門、 3. ジャハーンギル宮殿、
4. 寝殿とアングリー庭園、 5. 内謁殿、 6. 公謁殿、 7. 真珠モスク、 
8. バーザール街          北←810m→南

航空写真を掲載します。 上の図を90度右回転させると航空写真と一致します。
画面上の+をクリックすると拡大します。 -をクリックしていくとタジマハールとの位置関係がわかるはずです。


これはアマル・シング門の内側のアクバル門です。立派な門でよくネットにも写真が掲載されていました。
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こちらがジャハ-ンギル宮殿です。アーグラ城の中で最も大きな建物です。
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内謁殿から見たタージマハールです。川の名前はヤムナ川です。クリックすると拡大この内謁殿で右の記念写真を撮りました。クリックするとタージマハールが確認できると思うので是非ともクリックしてみてください。
タージマハールを建てたムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンもここから妻ムムターズ・マハルの墓であるタージマハールを眺めたのでしょうね。
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クリックすると拡大タージマハールの辺りを拡大いたしました。舌の写真の真ん中あたり(川の右側)に見える建物がタージマハールです。クリックするとさらに拡大いたします。
シャー・ジャハーンはヤムナー川の対岸(左側/北側)に対となる自分自身の黒大理石の廟の建設を構想していたと言われています。これは、タージ・マハルがイスラーム建築の原則である対称性に則していないことから発したもので、北岸に同じ形の黒い墓廟があれば南北の対称性は果たされるそうです。北岸の胸壁と望楼はその基礎工事の名残とも言われています。
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航空写真で見ると、アーグラ城塞とタージマハールと黒大理石の霊廟(幻の黒タジマハール)の建設予定の位置関係が判りやすいと思います。
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幻の黒タージマハールの建設予定だった位置からストリートビューで見たタージマハールです。この場所とタージマハールの間にヤムナー川(Yamuna River/जमुना)が流れています。


アグラ城の中にお猿さんが沢山いることが有名です。これもなかなか近づけないですね。場所はアングリー庭園だったような気がします。
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アーグラ城は高い城壁で囲まれていました。この景色は壮観さを感じさせてくれました。妻の霊廟としてタージマハールを建設したシャージャハン皇帝は、その晩年、息子達の権力争いに巻き込まれ、実権を握った三男のアウラングゼーブによってタージマハールの見えるアグラ城塞内のムサンマン・ブルジ(Musamman Burj 別名:囚われの塔)に幽閉されたそうです。その後、アウラングゼーブはデリーに移って第6代皇帝となったために、アグラ城塞の最後に住んだ皇帝はシャージャハンとなったわけです。こちらの城壁の写真はムサンマン・ブルジ(囚われの塔)から撮りました。
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クリックすると拡大長い間、この写真もアーグラ城の一部だと思っていましたが、今回、ネットで調べていると、これはアーグラ城ではないことが判りました。さらに調べた結果、アーグラの近郊のシカンドラにあるアーグラ城を建設したムガル帝国の第3代皇帝であるアクバルの霊廟でした。SV
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コメント 34

mimimomo

おはようございます^^
ご訪問ありがとうございました♪
インドにお住まいだったのかしら~(@@?
by mimimomo (2009-07-04 04:43) 

Susuwatari

mimimomoさん

おはようございます。コメントうれしいです。ありがとうございます。

インドには住んではいないのですが11回訪問しました。今まで行った時の写真を掲載させてもらっています。

http://makkurokurosk.blog.so-net.ne.jp/2009-05-23-32
by Susuwatari (2009-07-04 04:51) 

youzi

写真を見ていると、インドのイメージがどんどん変わっていきますね。
こんなに素敵な建物が沢山あるなんて、思ってもみませんでした。
by youzi (2010-01-04 21:44) 

SORI

youzi さん こんばんは
ほんと広い国ですね。すばらしい建物が沢山あるる国ですね。
by SORI (2010-01-04 22:32) 

Rinko

世界遺産のアーグラの町は知りませんでした!
ぱっと見、インドのイメージとは違う城壁ですね~。
by Rinko (2015-06-30 14:41) 

SORI

Rinkoさん こんにちは
世界遺産に登録されただけのことはありました。
いつか、山を活用したハイデラバード城も紹介したいと思います。
by SORI (2015-06-30 16:36) 

リンさん

素晴らしいですね。
大きくてきれいです。
日本のお城もそうですが、昔の人の技術には感心しますね。
by リンさん (2015-06-30 18:00) 

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

いつも思うんですが、、要塞よく作りましたよね。。
どのくらいの建設期間がかかったんだろうと思っちゃいます。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2015-06-30 21:50) 

SORI

リンさんさん こんばんは
ムガール帝国は332年続きました。安定した江戸幕府と近い時期ですが、ムガール帝国は侵略の時代だったのが大きな違いです。
 1526年~1858年 332年間 ムガール帝国
 1603年~1867年 264年間 江戸幕府

by SORI (2015-07-01 00:54) 

SORI

なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん こんばん
皇帝が住んだ城だけあって、堅固であり華麗でした。見事に残っているのがすばらしいです。
by SORI (2015-07-01 00:58) 

はらぼー

インドは煉瓦造りの建造物が多いのですね。
赤茶けた風景が、インドの暑い空気のイメージとピッタリです。
by はらぼー (2015-07-01 08:48) 

SORI

はらぼーさん おはようございます。
デリーのホテルの赤い石を使っていました。インドは確かに赤い石の建物が多いです。
by SORI (2015-07-01 09:49) 

kazukun2626

立派な城塞ですね
インドは歴史の宝庫ですね
by kazukun2626 (2024-09-27 08:49) 

SORI

kazukun2626さん おはようございます。
デリーで観光バスで1人で行きましたが、デリーの郊外に出たところでバスが故障して、代替えバスの手配で1時間ロスしました。今となればそれも思い出です。
外人ばかりの観光バスで東洋人は数人だけで欧米人が多かったです。
by SORI (2024-09-27 10:11) 

JUNKO

重厚な城砦が綺麗に残っていますね。インドの歴史を感じます。
by JUNKO (2024-09-27 12:26) 

SORI

JUNKOさん こんにちは
ほんと、見事な城でした。白の赤色が不思議な威圧感を漂わせていました。
by SORI (2024-09-27 12:30) 

お散歩爺

タージマハールやアーグラ城塞はトルコに似てますね。
インドは北部の方が栄えてるようですね。
by お散歩爺 (2024-09-27 12:57) 

SORI

お散歩爺さん こんにちは
この時のデリーからの日帰りツアーは、朝早く出で、夜遅く帰ってくるハードなツアーでした。
by SORI (2024-09-27 13:55) 

ファルコ84

こんにちは
アーグラ城塞、重厚で立派な・・・お城ですね!
有名なタージ・マハルが、墓廟(墓)だと知りました。
インド旅行、何故か勇気がいります。
by ファルコ84 (2024-09-27 16:29) 

Take-Zee

こんにちは!
アーカイブの記事なんですね・・・
コメント欄に2015なのでびっくりしました!

by Take-Zee (2024-09-27 16:38) 

SORI

ファルコ84さん こんにちは
昔は、もっと勇気が行ったと思います。仕事でもプレッシャーがかかる人が多かったのかもしれません。今はかなり良くなったと思います。
by SORI (2024-09-27 17:44) 

SORI

Take-Zeeさん こんにちは
一番古いコメントは2009年7月04日でした。読み直してみると記憶がよみがえてきます。
by SORI (2024-09-27 17:46) 

溺愛猫的女人

お猿さんがいっぱい、可愛いですね(*^^*)
by 溺愛猫的女人 (2024-09-27 17:51) 

SORI

溺愛猫的女人さん こんばんは
尻尾が細くてすごく長いお猿さんでした。種類はハヌマンラングールの可能性が高いように感じます。
by SORI (2024-09-27 20:16) 

夏炉冬扇

世界中、かけまわっていらっしゃいますね。エライなぁ。
by 夏炉冬扇 (2024-09-27 20:36) 

SORI

夏炉冬扇さん おはようございます。
このころは、海外にこんなに出ることになるとは思いませんでした。
by SORI (2024-09-28 03:20) 

tarou

SORIさん お早うございます
達磨山高原レストハウスからの富士山にコメントを
お早うございます。
レストハウスから歩くのは大変なので、この時は山頂へは
挑戦しませんでした。機会を見てチャレンジして見たいと
思っています。
インドは素晴らしい建築物がたくさん有りますね。
by tarou (2024-09-28 08:24) 

ヨッシーパパ

普段は見かけないような装飾が、インパクトがあります。
by ヨッシーパパ (2024-09-28 19:39) 

SORI

tarouさん おはようございます。
インドの遺跡や建物は石で作られた建物が多いです。それも見事なものが多い気がします。
by SORI (2024-09-30 04:38) 

SORI

ヨッシーパパさん おはようございます。
お土産に石で作られたものをたくさん買ってきました。
https://makkurokurosk.blog.ss-blog.jp/2013-02-07
by SORI (2024-09-30 04:41) 

トモミ

サルは野生ではないのですよね(笑)?

by トモミ (2024-10-01 13:42) 

yokomi

インドは写真を見て行った気分に(^_^;) 凄い建物ですね。
by yokomi (2024-10-01 16:14) 

SORI

トモミさん こんにちは
野生と言うのが正しいかどうかわかりませんが、どこにでも自由に行けます。お城に住み着いているのだと思います。少なくとも飼われているのではないようでした。
by SORI (2024-10-02 17:26) 

SORI

yokomiさん こんにちは
ほんと凄い建物です。451年前にこれほどのものを作っていたのですね。これほどの規模の石造りの建物を人力で8年間で完成させるとは考えられないほどの人を投入したのでしょうね。
by SORI (2024-10-02 17:33) 

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