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初めて千葉名産の落花生を送りました。 新豆 [話題]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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前記事で、近所で頂いた落花生の記事を紹介させていただいたので。初めて落花生の新豆を買いに行った時のことを紹介したいと思います。仕事の関係で関西(神戸)から関東(千葉)に引越してきて長くなります。その間、熊本の叔父さんからはお米を初め、熊本の果物などを年に8~10回もいただいております。こちらからは千葉で有名な梨などを年に2回程度と少ないのですが、送っていましたが、千葉の名産である落花生は送っていませんでした。理由は落花生に関しては、安い中国産の落花生があることから、人によって好みが違うと思っていたからです。最近、叔父さんが落花生を好きだということが判ったことから、初めて送ることにしたのでした。同じ送るなら新豆にしたいので、電話で確認すると11月の中旬以降に新豆が出るということなので最終確認の電話を入れて上の写真のお店に買いに行きました。
新豆と書かれた幟の一番下に書かれている文字が判らないので右下の写真のように反転して見ると文字は「ますだ」でした。この写真は上の写真を切り取って反転させていますが、単純な反転でないことはクリックしていただくと判ると思いまクリックすると拡大す。
 店名 ますだ
 住所 千葉県八街市八街ろ-26
 電話 043-443-0155
 定休 火曜日
 営業 9:00~17:00
 SV https://goo.gl/maps/J17pLygByAq

送ったのは写真の品種が「千葉半立」の殻付き(さやいり)300gです。せっかく叔父さんに送るので7ケ所に渡すことにしたため写真のものを11袋買いました。3ケ所はその場で宅急便にして、1ケ所はレターパックプラス(510円 )で送り、1ケ所はレターパックライト(360円)で送り、2ケ所は会った時に手渡しいたしました。レターパックライトは郵便受に入れるために厚み3cmの制限があるのですが、この300gの真空パックは均等に均すと2.8cmになるのです。驚いたことに北海道に送ったレターパックは翌日に届きました。落花生のようなものは航空便で送ることを郵便局の人に教えてもらいました。
 3ケ所 宅急便           300g×2パック+剥き落花生
 1ケ所 レターパックプラス(510円) 300g×1パック+剥き落花生
 1ケ所 レターパックライト(360円) 300g×1パック
 2ケ所 手渡し           300g×1パック
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パッケージに書かれている  千葉半立   天日干し   新豆  が、贈る上での大切なアイテムです。
千葉半立は1952年に千葉県農業試験場で選抜育成された草型が半立の品種で煎豆の食味に独特な風味があり人気のため千葉県作付面積の66%(2017年)を占めているそうです。ただし晩生で収量性は少ないそうです。
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もし300gパックが3cmを越えるかもしれないので150gの真空パックも買いましたが、300gのものでもレターパックライトで送れたので、150gパックは家用にしました。それ以外に買った剥いた落花生とカレー味も買いました。
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銘菓も買ってみることにいたしました。落花生の銘菓としては右の写真のクリックすると拡大房総ぼっち」が好きなのですが、今までに何度か食べたことがあったので下の写真の2種類を買いました。
 葉重(はがさね) 165円(税込)
 ぴーなっつ最中  108円(税込)
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せっかくなのでピーナッツを使った千葉銘菓の写真を紹介します。
こちらが葉重(Hagasane)です。
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ピーナッツの味があるレーズンクリームが、味のポイントでした。クラッシュピーナッツとクリックすると拡大レーズン入りのクリームを最中(もなか)の板で挟んでいました。最中の原料は餅で、薄く伸ばした餅を型に入れて焼いたものだそうです。右の小さな写真は菓子を乗せている皿の裏の刻印赤膚山です。
このお皿は奈良の赤膚焼で直径は11.3cmです。裏に赤膚山の刻印のみが押されていることからクリックすると拡大江戸時代から続く古瀬堯三窯の窯元で作られたもののようです。他の窯元の作品は赤膚山(or 赤ハタ)の刻印+作家印や窯印も押されているそうです。
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こちらの「ぴーなっつ最中」はピーナッツの形をした最中でした。お皿の直径は14cmあるので、意外と食べごたえのある銘菓であることが判っていただけると思います。お皿は四国の砥部焼です。
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最中の中にはピーナッツの餡がが入っていました。若干ピーナッツの形が残っているので餡に変化がありました。もっともピーナッツがたっぷり入った銘菓でした。
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千葉県の落花生生産量は日本全国の78%に達しています。その千葉県の56地区の中で最も沢山の落花生を収穫しているのが八街市です。今回買った殻付き落花生も八街産です。
八街は「やちまた」と呼びます。八街が地名に使われたのは、下総台地の開墾着手のために命名が行われた明治2年5月25日(1869年7月4日)だそうです。この名前が付けられた経緯は判りませんが、「やちまた(八衢)」の意味は「道が八つに分かれている所。道がいくつにも分かれている所。分かれ道が多くて迷いやすいこと。」だそうです。その時、13の地域に名前が付けられましたが、その時の名前が残っているのは八街市だけです。全国の78%を生産する千葉県で1位ならばクリックすると全国を表示八街市は落花生の生産日本一の「市/地区」になります。2017年の都道府県ランキング2位の茨城県の生産量は1670t/yと同程度を生産しているのが八街市です。地区別の生産量(収穫量)の新しいデーターが無かったので2006年のデーターで比較できる円グラフを作ってみました。
クリックすると全国を表示

千葉県内には、今回紹介したお店以外にも、沢山の直売店があると思いますが、とりあえずは落花生を買った今回のお店とネットで出てきた八街にあるお店の場所に落花生マーク( )を付けました。マイナスのアイコンを4回クリックすると東京からの位置が判ると思います。住所は最初に紹介したように千葉県八街市八街-26ですが、地名にひらがなの一文字'ろ'が使われいるのも珍しいと思います。八街には「い・ろ・は・に・ほ・へ」があります。千葉県に残る「いろは地名」は次の通りです。八街市はひらがなで、他はカタカナです。着色文字をクリックすると市のエリアと場所を表示します。地図内のマークは「いろは地名」の場所です。
 1 旭市イ・ロ・ハ・二
 2 匝瑳市八日市場イ・ロ・ハ・二・ホ
 3 香取市佐原イ・ロ・ハ・二・ホ
 4 山武市蓮沼イ・ロ・ハ・ニ・ホ
 5 八街市八街


今回ではありませんが、2018年4月4日に近所の方から頂いた「ゆで落花生・千葉のかほり」と「八街産・半立うす皮煎り」を紹介します。その方は全国から美味しいものを取り寄せられていますが、千葉では直接車で買いに行かれていて、千葉のグルメに詳しい方なのです。その方が今回我々が買った「ますだ」の落花生を選ばれていたのです。
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食べるときに写した落花生です。クリックすると大きく拡大いたします。
ゆで落花生に適していると言われているのが、大粒で柔らかい「おおまさり」です。「おおまさり」は千葉県農業総合研究センターで2006年に作られた品種です。ただし、この時の茹で落花生の品種は確認しませんでした。
 左:ゆで落花生・千葉のかほり 千葉県産
 右:八街産・半立うす皮煎り  ますだ産
       茹で落花生            煎り落花生
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タグ:新豆 落花生
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