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千種(ちぐさ)の桜並木 [宝塚]

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2023年3月23日は実家の近くにある「千種の桜並木」を見に行ってきました。千種は「ちぐさ」と読み、この辺りの地名です。上の写真が「千種の桜並木」です。桜並木の左側(西側)が遊歩道になっています。つまり桜並木の両側に道があるのです。左側に見えている高いネットの奥は古い歴史のある宝塚ゴルフ倶楽部です。昨年の2022年4月1日に「野上の桜並木」を見に行き、2022年4月2日に「寿楽荘の桜並木(桜トンネル)」を見に行き記事を書いて掲載した時に「千種の桜並木」があることを知りましたが、すでに満開を過ぎていたので翌年に来てみるつもりでいて、それを実行したわけです。

本地図の3ケ所の太い桜色ライン()が阪急逆瀬川駅に近い桜並木で、最も右下(東南)の桜色ラインが千種の桜並木です。この地図の中で寿楽荘の桜並木の右端(東端)あたりから千種の桜並木まで、緑色ライン()で示したまっすぐの道があります。途中には3ケ所の紫色ライン()のころに階段がある上に途中にある2つの川(支多々川と逆瀬川)には橋がないことから車の幹線道路ではないことは確かなのです。橋をありませんが、支多々川では32m下流側に歩道橋があり、逆瀬川にも50m下流側に歩道橋があることから、寿楽荘の桜並木から緑色のライン>()を歩いて千種の桜並木まで行けることから、本記事では直線の道と千種の桜並木を紹介したいと思います。
右下の小さな写真は2023年3月30日の「野上の桜並木」です。桜並木道名の右の駅名は最寄り駅(阪急今津線)です。クリックすると拡大
  直線の道(寿楽荘地区千種地区)
  階段
  歩道橋
  千種の桜並木  小林駅   逆瀬川駅
  寿楽荘の桜並木 宝塚南口駅 逆瀬川駅
  野上の桜並木  逆瀬川駅


こちらが直線の道の出発点となる寿楽荘の桜並木(寿楽荘の桜トンネル)です。
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右の道に入って右に曲がった途端に上の写真の景色に出会えます。左の道を登ると千種方面への直線の道です。先ずはこの直線の道の景観を順番に紹介していきます。
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前の写真の坂道を登り切ったところからの進行方向の写真です。この辺りの道幅は広いです。
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名前はついていませんが直線の道に交差する道も桜並木がありました。画面の手前に写っている道の左から右が今回紹介している直線の道です。
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少し進むと道幅が狭くなってきてきました。起伏も結構あります。
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急な上り坂になりました。上の写真の一番奥のところです。
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道の正面に白いポールが2本の車止めが見えます。
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車止めのところに来ると最初の階段がありました。道はあくまでもまっすぐに伸びています。この道が作られた時期と経緯が気になっています。住宅の進んでいない、車も普及していない頃に作られた道のように感じます。もしかしたら阪急今津線の辺りにある良元街道(西宮街道)のような江戸時代の道だったのではないかと想像してしまいます。
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階段を下りていきます。住宅が少なかった時代に歩いていることを想像してしまいます。遠くに道を横断するような黒い部分が支多々川です。SV上 SV下
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支多々川のところまで来ました。道はまっすぐに伸びていますが橋がありません。大昔には橋があり、いつの時代からか橋は完全になくなったのではないかと想像してしまいます。六甲山から流れてくる大川は昔から大雨が降ると鉄砲水に襲われました。近年でも下記のような被害でているほどです。ただし今は砂防ダムなどの鉄砲水対策がとられています。記載している人数は死者+行方不明者で、戸数は住宅の全壊+流失数です。数値は兵庫県(全国合計)で表示しています。1938年の被害は全て六甲山周辺(神戸市、芦屋市、西宮市、宝塚市)です。
 1938年 昭和13年阪神大水害  715名(715名)  5732戸(5732戸)
 1961年 昭和36年梅雨前線豪雨  41名(357名)   ? (1758戸)
 1967年 昭和42年7月豪雨    100名(369名)  363戸( 901戸)
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川越しにズームしてみると2番目の階段が見えています。上の写真でも小さく写っています。
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下流側32mの位置に歩道橋があるので、こちらを渡ります。
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歩道橋を渡って川の反対側から来た方向を撮りました。下りてきた階段が見えます。
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進んでいく方向を見ると2番目の階段が見えます。
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こちらが2番目の階段です。SV下 SV上
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階段を上り切る寸前で撮った写真です。
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階段を登り切って野上通りまで進んで、進行方向を撮った写真です。
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進んでくと下りの階段に出ました。3番目の階段です。これが最も長い階段です。この先に逆瀬川があります。SV上 SV下
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階段を下り切ったところから進んでいく方向の景色です。
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逆瀬川まで出ました。野上と書かれた停留所にがありました。
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逆瀬川の対岸には道が続いていますが、やはり橋はありません。水道用アーチがあります。
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下流側50mのところに歩道橋があります。
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こちらが歩道橋です。
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歩道橋から上流側を見ると正面に甲山(かぶとやま)が見えました。六甲山(ろっこうさん)は約1億年前に地下深くで生成された花崗岩が100万年前以後に地殻変動によって隆起して出来た山ですが、甲山は1200万年前に噴火して出来た輝石安山岩の山です。昔は山の形状からトロイデ(鐘状火山/溶岩円頂丘/塊状火山)と思われていましたが、昭和30年代に研究がすすんで、1200万年前は大きな火山で、噴火が終息した200万年前から浸食し火道周囲のみが塊状に残って今の形になったことがあきらかになったそうです。トロイデという呼び方は火山地形の旧分類でもあるそうです。
歩道橋から下流側には逆瀬川駅がありますが川が少し右にカーブしているので駅そのものは見えませんが、駅周辺は分かります。
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歩道橋を渡って進んで行くべき道のところまで来て、対岸を見ると来た方向の道があり、下りてきた階段も見えました。道がまっすぐなことが判っていただけると思います。
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進んで行く方向の写真です。一番奥が坂道になっていて左側に階段があります。
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左側が階段になった急な上り坂があります。坂の上には車止めもあります。
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上り切ったところに桜の並木があります。右側が遊歩道で左側が一般道です。
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桜の木が続いていました。千種の桜並木に着いたようです。この千種の桜並木道も一直線です。写真を撮られている方がおられました。ここからの写真は全てクリックすると面積で16倍に拡大します。
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一般道から見た景色です。
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桜の咲き具合が判るように花をアップしました。
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すこし進んで遊歩道側から進んで行く方向を撮りました。遊歩道は道路より高くなっているので、道路よりも、桜の木を少し高い位置から見ることになります。
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高い目線から写真です。近くにN。(NOTRE SOUHAIT)という洒落た名前のカフェがあることを記事を書き始めてから知りました。次の時は寄ってみたいと思います。
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満開に近い字様態でしたが花弁はまだ散っていない状態でした。これが2023年3月28日の状態です。
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道路側からも景色を撮りました。細い桜の木が植え替えられているところがありましたが、それは少なくてほとんどがまだ古木で頑張っていました。野上の桜並木は30%は新し木に植え替えられているのとはかなり差があります。寿楽荘の桜並木も古木が頑張っていました。
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遊歩道に戻って前に進みました。この辺りの右側は住宅地でした。この辺りの住所は宝塚市千種4丁目です。
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さらに進むと右側が宝塚ゴルフ倶楽部の敷地になってきました。金網のところが宝塚ゴルフ倶楽部関係のところです。ここには新しく植えられたきがありました。これ以降はなかったと思います。
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右側(西側)が宝塚ゴルフ倶楽部のエリアに入ってくると桜の木も大きくなり見ごたえもありました。どこまでもい直線の桜並木でした。
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一般道の方から歩いてきた方向を撮りました。この辺りの住所は宝塚市千種3丁目です。
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同じ場所から進んで行く方向を撮りました。高いフェンスになっているのはゴルフボールが飛び出してくる可能性がある位置なのだと思います。
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遊歩道に戻って歩いてきた方向を撮りました。ここはGoogleマップに「 千種の桜並木」が書かれているあたりです。
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こちらが進んで行く方向です。遠くに上で紹介したゴルフボール飛び出し防止のフェンスが見えます。
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金網の隙間からゴルフ場の中を撮りました。ゴルフ場の中にも沢山の桜の木が植えられていました。
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千種の桜並木の南端まで来ました。千種の桜並木の南端の目印は右端に写っている松の木です。
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道路側から撮った南端からの桜並木です。松のの枝写っているので南端であることが判っていただけると思います。
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同じ場所でもストリートビュー(SV)では撮影された日しか見ることが出来ないので、満開の桜は見ることは出来ません。でも紅葉の季節の景観は確認できました。画面の右下の日付を確認すると撮影されたのは昨年(2022年)の11月でした。更新されたら日付が変わります。クリックすると全体表示


桜の花の咲き具合も紹介します。
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冒頭で紹介した千種の桜並木の写真です。
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桜並木の端の松の木も紹介しておきます。ランドセルを背負っているので、小学校の新1年生が桜との前撮りに来たのかもしれません。
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冒頭2番目に紹介した地図を航空写真表示にしました。南北の範囲は地図よりも広げています。細いピンクのラインは、名前のある3ケ所の桜並木以外で、桜の木が並木として植えられているところです。ただし気が付いたところだけ記載したので、まだまだ沢山あると思います。検索→煤渡黒助 and SOIR
見えている宝塚ゴルフ倶楽部の歴史は1926年(大正15年)から始まったそうです。宝塚ゴルフ倶楽部の敷地の大半が宝塚市蔵人という地名です。
 1926年  3ホールを開場
 1927年  9ホール完成
 1930年  18ホール完成(現:旧ホール)
 1958年 新18ホール完成 新旧合わせて36ホールとなる。

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