鶴見緑地 第84回ハイク参加 [大阪]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
新入社員と配属になったのが神戸事業所でそこの仕事仲間の人達の多くとは組織ごと東京に転勤になりました。その後、転勤や退職で神戸に帰った人たちが下記のようにハイキングなどを定期的に行っておられます。そのことを知って偶然関西にいる時やハイキングのある日に合わせて関西に行くようにして6回参加させていただいているハイキングに参加させていただいています。そして2023年6月20日に行われた第84回ハイクに参加させていただきました。場所は1990年に開催された国際花と緑の博覧会(花博)会場の跡地の鶴見緑地公園でした。本記事では鶴見緑地公園の歩いた場所を紹介したいと思います。上の写真は鶴見緑地公園のシンボル的存在の風車の丘です。
右上の小さな写真は会社のビルからポートタワー方向を撮ったものです。右の下側の写真は会社のビルの近くの別のビルからの夜景をネットから転用させていただきました。会社のビルは我々が東京に転勤してから建てられました。
鶴見緑地の場所(⓮)をGoogleマップで紹介します。下記リストはハイクに参加するきっかけとなった2018年12月26日の忘年会以降の記録と予定です。
新型コロナ感染拡大が無ければ、第81回は「青春18きっぷによる敦賀市内散策」で第82回は「明智光秀の居城・福知山城を巡るハイク」でした。(※マークのところ)
電車マークはこの時に泊まっていた実家の最寄駅の逆瀬川です。
紫色マーク( )が今までに参加したハイクです。
☆ 2018年12月26日(水) 冬の忘年会 権太
第70回 2019年01月19日(土) 兵庫七福神巡りハイク
第71回 2019年03月16日(土) 金比羅宮参拝と讃岐うどんを賞味するハイク
☆第72回 2019年04月20日(土) 神戸市北区の重要文化財巡りハイク
第73回 2019年05月18日(土) 奈良斑鳩の里での散策ハイク
第74回 2019年06月15日(土) 神戸にある世界の宗教寺院巡りハイク
☆ 2019年07月16日(火) 夏の親睦会 燦(SUN)
第75回 2019年09月20日(土) 神戸鶉野飛行場跡各種設備など散策ハイク
☆第76回 2019年10月19日(土) 京都洛西の竹林と古墳巡りハイク
☆第77回 2019年11月16日(土) 太陽の塔の内部見学(予約)と周辺散策ハイク
☆ 2019年12月25日(水) 冬の忘年会 権太
第78回 2020年01月16日(木) 神戸井植記念館と周辺散策ハイク
第79回 2020年01月30日(木) 京都迎賓館と周辺散策ハイク
☆第80回 2020年02月15日(土) 丹波篠山ハイク
※第81回 2020年03月21日(土) 神戸市立森林植物園の散策
※第82回 2022年06月21日(火) 神戸市立森林植物園のアジサイ鑑賞、散策
☆第83回 2023年05月13日(火) 宝塚花の道~文化芸術芸術センターなど散策
☆第84回 2023年06月20日(火) 鶴見緑地散策
☆ 2023年07月21日(金) 夏の親睦会 燦(SUN) 16名参加
☆:参加 ※:新型コロナを配慮して場所を選択 予:予定
こちらが大阪地下鉄(Osaka Metro)長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅です。写真の電車に乗ってきました。乘ってきた車両を撮るために、先頭車両の一番前のドアから降りて発車前に撮りました。長堀鶴見緑地線は1990年に開催された国際花と緑の博覧会(花博)会場へのアクセス路線として建設された路線で1990年3月20日に開業しました。花博の開催期間は1990年4月1日~9月30日なので開催初日の12日前に開業したことになります。当然ですが鶴見緑地駅の開業日も1990年3月20日ということになります。長堀鶴見緑地線は常設実用線として日本初の鉄輪式リニアモーター鉄道です。その後、都営地下鉄大江戸線(1991年)、神戸市営地下鉄海岸線(2001年)、福岡市地下鉄七隈線(2005年)、Osaka Metro今里筋線(2006年)、横浜市営地下鉄グリーンライン(2008年)、仙台市地下鉄東西線(2015年)が採用しました。阪急・逆瀬川駅からは阪急・今津線→阪急・本線→地下鉄・御堂筋線→地下鉄・長堀鶴見緑地線と乗り継いでいきました。
ホームから改札口の階に上がりました。
改札口の前の通路にはタイル画が描かれていました。鶴見緑地駅のデザインテーマのチューリップ(花博のシンボルもチューリップ)や右の写真の花博のマスコットキャラの花ずきんちゃん(チューリップの妖精)が描かれていました。
こちらが改札口です。改札口の前が広い広場になっているのは花博のためだと思います。もしかしたら花博開催時には、もっと沢山の改札機が設置されていたのかもしれません。
改札口の前の広い駅前広場です。地上より1階分低い位置になっています。このように地下に沈み込んだ庭(広場)はサンクンガーデン(Sunken Garden)と呼ばれています。サンクン(Sunken)は建築用語でオープン地下道を意味しているそうです。
集合時間の11時30分よりも48分も早く着いたので周辺を散策して見ることにしました。地上まで上がって駅の改札口の方向を撮った写真です。
かなりの時間があったので鶴見緑地公園を散策して戻って来るとまだ時間があったので駅の周辺を散策してみました。こちらの建物は駅との連絡のエレベーターです。コンビニがあったのでお茶を買いました。ここにコンビニがあることが分かっていたら前日にお弁当を買う必要はありませんでした。右のコンビニの写真は下の大きな写真から切り取ったものです。
上の写真にもコンビニは写ってはいるのですが、大きく撮ろうと正面まで行くと、コンビニの前には沢山の人がおられたので写真は遠慮して撮らなかったので、ストリートビュー(SV)を掲載させていただきました。コンビニはローソンの鶴見緑地駅前店でした。
コンビニが駅の方に下りる階段に来るとハイクのメンバーの一部がすでに着いていました。あとで知ったのですが向こうに歩いている2人はコンビニに行って昼食時に飲む日本酒を買って戻っていくところでした。
改札口の前にいるのは我々のメンバーだけでした。
まだ時間があったので駅前広場の写真を撮りました。
上の写真の真中にあった石像です。
全員が集まったので出発しました。この日の参加メンバーは私を入れて10人でした。
これから向かうあたりのGoogle地図の航空写真です。鶴見緑地公園の面積は122ha(112万㎡)です。人口密集地の町の中にありながら第77回ハイクで行った大阪・万博記念公園(264ha)の約半分の広さがあるのに驚かされました。池に向かってまっすぐにのびるメイン通りを歩いて、先ずは'風車の丘'に行くことにしました。
鶴見緑地駅の改札口と鶴見緑地公園の間には大きな道路があります。大阪市の市道・鶴見区第9001号線、通称花博通があります。その道路を渡って花博の跡地の鶴見緑地公園側に渡ります。
現在は地下鉄の鶴見緑地駅から鶴見緑地に行くためには道路(花博通)を横断する必要がありますが、花博当時は花博通は鶴見緑地駅の南東方向に迂回する形で作られたために道路を横断することなく中央ゲートに行けました。
こちらが花博通の西方向です。花博当時は駐車場だったようです。
こちらが東方向です。花博の中央ゲートがあった辺りだと想像されます。
横断歩道を渡ったところに公園名が書かれていました。公園の名称を鶴見緑地公園と書きましたが正式名は花博記念公園鶴見緑地です。
Wikipediaから1990年の国際花と緑の博覧会(花博)の写真を転用させていただきました。入場者は2312万6934人だったそうです。ちなみに1970年に行われた日本万国博覧会(大阪万博)は6421万8770人だったそうです。ただし大阪万博の参加国数は76カ国・4国際機関・1政庁・9州市に対して、花博は83カ国・55国際機関でした
花博記念公園鶴見緑地(鶴見緑地公園)の案内板です。中央口と書かれているところの道路を渡ったところが上の写真です。
道路を渡った中央口から大池の方向に太い道路が通っていました。大池までの途中にある中央噴水が写っています。花博の時は沢山の人が歩いたのだと思います。今はのんびりと歩けます。
こちらが中央口方向から見た中央噴水です。
大池側から見た噴水です。
中央噴水のそばには売店もありました。ここでもお茶などを調達できそうです。沢山はありませんが、飲み物の自動販売機も各所にありました。
噴水の横には立派な石碑がありました。
花博を記念した石碑でした。クリックすると読める大きさに拡大します。スマホの場合はクリックしなくても画面の拡大で文字を読むことが出来ると思います。
花は緑の精、緑は生命の象徴である。
1990年4月1日~9月30日(183日間)ここ鶴見緑地で開催された国際花と緑博覧会は万博史上最多の83カ国 55国際機関 600の諸団体等の傘下の下 2312万人の入場者を迎え盛況のうちに閉幕いたしました。
地球の自然と人間との共生を願った花の万博は近代の万博の転機をなす「いのちの祭典」であり21世紀への人類の新しい道を求めたものであります。枠内に記載内容を転記いたしました。ちようど閉幕10年目に建てられたようです。2000年9月30日 財団法人 国際花と緑の博覧会記念協会
石碑の横にタイルで飾られた階段があったので登ってみました。右側にある建物は花博記念ホールです。
門があり「山のエリア」と書かれていました。私が門の辺りにいる時にスーツケースを引いた外国の女性が入っていきました。
山のエリアの開園時間は4~10月が9:00~17:00で、11から3月が9:00~16:30でした。ここにはハイクのメンバーで来たのではなく、早く着いたのでし事前の散策で来てみました。
案内板では門の中は自然体験観察園と書かれていました。確かに自然体験にはピッタリの雰囲気でした。
石が並べられてエリアもありました。
事前の散策だったので時間が無いために門を入って少し見ただけで元の道に戻りました。
次は大池の展望エリアに来てみました。
ここで園内バスが走っていることを知りました。バス停名は大池東でした。発車時刻表には10:03~16:03までの30分古都の時刻が書かれていました。つまり1日に13本で月曜日は運休(ただし祝日は運行)と書かれていました。定員は13名のため乗れないことがあるようで、65歳以上と障害者が優先と書かれていました。
こちらが歩いてきた駅の方向です。中央噴水が遠くに見えます。
門で仕切られたエリアがありました。公園のメインエリアのように感じました。
公園のシンボル的存在の風車の丘があることから、やはりメインエリアのようでした。案内板を見ると、ここの中にも山のエリアがあるようでした。
広い道が続いていました。先ずは風車の丘を目指すのですが広すぎて迷いそうなので、何度か聞きながら歩きました。右の写真は門を通ってすぐに撮ったので後ろに門があります。ここはまだ平らですが、少し進んだところで上り坂の方に向かいました。
上で紹介した大池とは別の角度の景色を見ることが出来ました。
大池は動画でも紹介します。360度を動画で写しました。
ここは政府苑跡の辺りのようです。
位置的にはこの上にシンボルの風車があります。
風車が見える場所に出ました。ここのバス停名は「風の広場」で、風車まで広がっているのは大花壇です。
風の広場で風車の反対側を見ると立派な長屋門がありました。この長屋門はトイレとしても使われていました。
風車に向かって歩き始めました。
途中から大花壇の中の道を歩きました。
大花壇にはいろんな花の苗が植えられていました。これはヒマワリのようでした。私の住んでいる千葉県の佐倉市にもオランダ風車があって、夏には右の写真のようにヒマワリが植えられます。春はチューリップで秋はコスモスが植えられます。
大花壇の中の道から来た方向を撮りました。
風車をズームで大きく撮りました。
風車の丘まで登り切って風車を撮りました。沢山の幼稚園の園児も来ていました。
風車の横に東屋があったので休憩いたしました。そこで記念写真も撮りました。私は右端です。
見上げで撮った風車です。
動画も撮りました。
幼稚園児たちが次のエリアに出発しました。われわれも出発しました。
風車の次はバラ園に行ってみることにしました。
こちらがバラ園の入口です。
東側から見たバラ園の全景です。
バラ園の一番高いところから東側の景観です。
このバラ園の特徴が一番出ている写真です。遠くに大阪の街が見えます。ビル群が見えるバラ園は初めてでした。
記念写真も撮りました。
日本庭園で持ってきた弁当を食べる計画だったので、日本庭園を目指しました。
ここはソビエト社会主義共和国連邦の庭園(あるいは展示館)があった場所だと思われます。花博の翌年1991年12月26日に完全に崩壊(各国独立承認)しました。
いろんな国の展示エリアを歩きました。
印象的な不思議なエリアがあったので入ってみました。
ここがアイルランド庭園のようでした。ケルト人による古代アイルランドの庭園を再現したそうです。
アイルランド庭園の中には岩のトンネルがありました。古墳を再現した出入口のようです。ただし、今は出入口に鉄格子が取り付けられているので中には入れません。
食事をしようとしていた日本庭園に着きました。左端に茶室むらさき亭の屋根が写っています。
こちらも日本庭園の一部です。
茜庵 むらさき亭別館です。
こちらも日本庭園です。残念ながら日本庭園の中や周辺では10人がお弁当を食べれるエリアはありませんでした。鶴見区は大阪府と神奈川県にありました。
大阪市鶴見区 8.17k㎡ 111,494人 13,647人/k㎡
横浜市鶴見区 33.23k㎡ 295,913人 8,905人/k㎡
太い道に出ました。瓦塀で囲まれたエリアがありました。
瓦塀で囲まれたエリアはブルガリア人民共和国の庭園だった場所でした。このほかにも沢山の国のエリアが残されていました。
日本庭園までには10人が一緒に食べれるところはありましたが、それ以降は見つからなかったので結局、大池近くで2つのテーブルに別れて食べることにしました。
お弁当以外に、みんなに飲んでもらうためにJPS(John Player Special)のスコッチウイスキーを小瓶に移し替えて持ってきました。ウイスキーを入れて来た小瓶は右の写真のトリスの小瓶でした。元のラベルを剥がしてトリスの瓶に貼り付けてきました。白いコップには別の人が持ってきた日本酒が入っています。
私は宝塚の実家に遅くても16時20分までに帰りたかったので、ハイクの途中で中央噴水あたりで別れました。下は別れる時に見送っていただいた写真です。写真の右端に写っている建物は花博記念ホールです。
Googleマップの航空写真で歩いたルートを紹介します。❶鶴見緑地駅→❷中央噴水→(❸自然体験観測園→)❹花博記念石碑→❺大池→❻政府苑跡→❼大花壇→❽風車の丘→❾休憩した東屋→❿バラ園→⓫日本庭園→⓬ブルガリア人民共和国庭園→⓭グレートブリテンおよび北部アイランド連合王国庭園→⓮昼食場所→❷中央噴水→❶鶴見緑地駅
━━ ❶鶴見緑地駅→❾風車の丘(休憩した東屋)
━━ ❾風車の丘 →⓮昼食場所
━━ ⓮昼食場所 →❶鶴見緑地駅
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