宝塚 第83回ハイク参加 花のみち ⇒ 文化芸術センター ⇒ 手塚治虫記念館 [宝塚]
先日、第84回ハイク(鶴見緑地)の記事を掲載いたしましたが、2023年5月16日に参加した第83回ハイク(宝塚 花のみち など)の記事はまだ書けないでいました。実家のすぐそばだったことから参加者の写真は沢山撮ったのですが、うかつにも景色はほとんど撮らなかったことから記事に出来ないでいました。そこで、今回実家の宝塚に来た機会に記事を書くために花のみちの写真を撮りに行きました。ただし集合場所の阪急電鉄宝塚駅の写真はハイク当日に撮ったものです。この広場は「宝塚ゆめ広場」で中央に宝塚歌劇100年を記念して歌劇のスターをモチーフにしたシンボルの銅像が建てられています。除幕式は2015年9月1日に行われたそうです。
私の実家の最寄駅は2つ手前の逆瀬川駅ですが、実家から徒歩で直線に近い最短コースを歩いて来るとここに出ます。つまり当日も歩いて宝塚駅に行きました。ハイクの案内の内容を紹介いたします。
1.日にち:5月16日 (火)
2.集合 :阪急電鉄 宝塚駅 改札出口 11:00(厳守)
3.コース:花のみち→宝塚文化芸術センター(屋上庭園&メインガーデン
散策)→芝生広場(昼食&歓談)→自由解散
4.持参品:おにぎり等及び飲み物(食後のコーヒーは火気厳禁故無し)
芝生でのシート
5.その他:オプションとしては「手塚治虫記念館」
私は昼食用の弁当を阪急宝塚(デパート)で買って待っているとハイクをメンバーが集まってきました。最後のメンバーを待っているところです。この時10時53分でした。
11時には全員が集まったので出発しました。
エスカレーターで改札の階から冒頭の写真の地上に下ります。
エスカレーターの下の階が宝塚ゆめ広場と同じフロアーです。
冒頭の写真では宝塚歌劇シンボル像は背中側なので正面からの写真を紹介します。この後、左のアーケードに入って、花のみちを目指しました。
シンボルの銅像部分を拡大いたしました。記念写真を撮られていた横に立っている方にはぼかしを入れさせていただいています。
台座にはTAKARAZUKA REVUE(宝塚歌劇団)と書かれています。クリックすると上下の広い範囲で拡大いたします。
これが進んで行くアーケードSORIO1です。床に大きな矢印が書かれています。
矢印の方向に宝塚大劇場や手塚治虫記念館や宝塚ホテルがあることを示していたのです。こちらの写真は実際に、この角度で撮ったのではなく上の写真の左右方向のみを圧縮したものです。
さらに1階分下ります。下りる前も地面でしたが、下りても地面なのです。このあたりは地面の起伏の大きいところなのです。ここの階段の途中にピアノが置かれていて珍しく弾いている方がおられました。
これが置かれているピアノです。「たからものピアノ」と書かれていました。
調べてみると、子どもの成長で弾かなくなったピアノが市に寄贈されたことで実現し、2021年4月23 日から始まったようです。
宝塚市文化財団のHPに掲載されていた「たからものピアノ」の動画を紹介します。演奏しているのは佐々木英里奈さんです。
SORIO1の花のみち側の出口です。遠くに見える緑が花のみちの出発地点です。
我々は宝塚饅頭と呼んでいるやきもちの創業1934年のお店です。昔は、やきもちなどの和菓子などを主に売っているお店でしたが、今はパンを焼いて売るパン工房が主体で、やきもち(宝塚饅頭)も販売している形式のお店に変わりました。お店の名前は「ふぇるへん」ですが、河本本舗の名前も残されています。軒下の看板の店名「ふぇるへん」の上に小さく「やきもち・パン」と書かれています。
道路を渡ったところから'花のみち'です。
航空写真で花のみちのルートを紹介します。
紫色ライン(━━)が花のみちです。右の写真はWikipediaに掲載されていた蔵の花の季節の花のみちです。
阪急 宝塚駅
文化芸術センター
手塚治虫記念館
宝塚音楽学校旧校舎
━ 花のみち
花のみちに入りました。阪急宝塚駅から宝塚大劇場を結ぶ段葛型道路で、1924年の宝塚大劇場開場により造成されたそうです。宝塚歌劇へ続く花道の意味があるようです。
花のみちは桜が有名ですが、沢山の松の大木が印象的でした。
見上げてみると松の木の大きさが判ります。
左右に渡る陸橋がありました。宝塚ホテルの少し手前です。
宝塚南口駅前からこちらに2020年6月21日移転した宝塚ホテルです。移転前の旧館は創業1926年当時の建物(古塚正治設計)だそうです。その旧館の三角形の屋根を新館でも採用したそうです。
花のみちの左右には車道がありますが、左側(北側)は10時から18時は車両は入れなくて歩行者専用道路になっていました。
宝塚ホテルの辺りは2階のフロアが作られていました。花のみちの両側に車道があることがよくわかる写真です。
振り返った宝塚ホテル方向を撮った写真です。
宝塚歌劇の建物が見えてきました。
宝塚歌劇の関連施設の建物が並んでいました。
手前が宝塚歌劇の宝塚バウホールで奥が宝塚大劇場だと思われます。
昔、この辺りに宝塚ファミリーランドの入口があったと思います。子供を連れて実家に来た時はよく行きました。
1985年の航空写真に紫色ラインで'花のみち'を書き込んでみました。クリックして拡大すると宝塚ファミリーランドも確認できると思います。
阪急電鉄の創業者の小林一三(1873年1月3日~1957年1月25日)の像が立てられていました。阪急電鉄の創業者と言うことは宝塚歌劇の創業者でもあるのです。小林一三(こばやし いちぞう)は鉄道を中心に都市開発・流通事業・観光事業などを一体的に進めて相乗効果を上げる私鉄経営モデルの原型を作った人でもあるそうです。
少し進んで振り返って撮ると右端に宝塚ホテルが写っていました。
この辺りは桜の木が多いです。花のみちは両側の車道より高くなっているのが判っていただけると思います。
少し進んだ景色です。
この辺りに松の大木が植わっていました。
松の木の世代交代を考えて植樹されているようです。やはり松の木にはこだわっているようでした。
姉妹都市の植樹の木にも桜ではなく松が植えられていました。
宝塚らしい像が立てられていました。
正面から撮りました。
ジグザクになっているところもありました。
ベルサイユのバラが植えられている中にベルサイユのバラにちなんだ像が立てられていました。
高く作られた部分が花のみちにアクセントをつけてくれていました。
また松の大木が沢山植わっている部分になりました。
花のみちの標識です。
一休みできる部分も作られていました。
みんなで歩いている写真を紹介します。
立派な花のみちの標識が立てられていましたが、'花のみち'ではなく'花の道'になっていました。
正面から撮った標識です。
花のみちの一番東の端に来ました。
少し進むと文化芸術センターや手塚治虫記念館が見える交差点に出ました。
交差点の名前は手塚治虫記念館前です。
ニトリの看板方向が文化芸術センターへの屋上庭園への道と建物に入るための道があります。今までのイベントを紹介します。
☆ 2018年12月26日(水) 冬の忘年会 権太
第70回 2019年01月19日(土) 兵庫七福神巡りハイク
第71回 2019年03月16日(土) 金比羅宮参拝と讃岐うどんを賞味するハイク
☆第72回 2019年04月20日(土) 神戸市北区の重要文化財巡りハイク
第73回 2019年05月18日(土) 奈良斑鳩の里での散策ハイク
第74回 2019年06月15日(土) 神戸にある世界の宗教寺院巡りハイク
☆ 2019年07月16日(火) 夏の親睦会 燦(SUN)
第75回 2019年09月20日(土) 神戸鶉野飛行場跡各種設備など散策ハイク
☆第76回 2019年10月19日(土) 京都洛西の竹林と古墳巡りハイク
☆第77回 2019年11月16日(土) 太陽の塔の内部見学(予約)と周辺散策ハイク
☆ 2019年12月25日(水) 冬の忘年会 権太
第78回 2020年01月16日(木) 神戸井植記念館と周辺散策ハイク
第79回 2020年01月30日(木) 京都迎賓館と周辺散策ハイク
☆第80回 2020年02月15日(土) 丹波篠山ハイク
※第81回 2020年03月21日(土) 神戸市立森林植物園の散策
※第82回 2022年06月21日(火) 神戸市立森林植物園のアジサイ鑑賞、散策
☆第83回 2023年05月13日(火) 宝塚花のみち~文化芸術芸術センターなど散策
☆第84回 2023年06月20日(火) 鶴見緑地散策
☆ 2023年07月21日(金) 夏の親睦会 燦(SUN) 16名参加
予第85回 2023年10月13日(火) 兵庫大仏/清盛塚など散策
☆:参加 ※:新型コロナを配慮して場所を選択 予:予定
宝塚市立文化芸術センター
上の写真から文化芸術センターへの入口部分を切り取りました。
文化芸術センターの全景は以前に撮った写真で紹介します。我々が歩いてきたところより1階低いところから撮った写真です。
交差点の信号でばらけたので、後続組みを手塚治虫記念館の前で待っているところです。
こちらが文化芸術センターへの入口への道です。左が屋上庭園に登る階段です。右が文化芸術センター2階入口への道です。先ずは計画通りに左の屋上庭園への階段を上りました。
上からみんなが上ってくるところを撮った写真です。
屋上に上がってみると屋上庭園は貸切られていました。ここで昼食を食べるつもりでしたが地上にあるメインガーデンに移動して食べることにいたしました。参考に利用料金表を紹介します。一日貸切ると5700円で2時間だと1900円でした。この時、利用されている人たちは瞑想しているように感じました。
利用料金表
施設名 利用時間 面積 利用料金
おおやね広場 16時-18時 226.96㎡ 900円
屋上庭園芝生部分 10時-18時 476.82㎡ 5,700円
屋上庭園芝生部分 10時-12時 476.82㎡ 1,900円
以前に撮った写真で宝塚市立文化芸術センターの屋上庭園を紹介したいと思います。階段を登り切ったところの景色です。
西方向からの屋上庭園の全景です。
東方向からの全景です。広い芝生の広場でした。
東野エリアには原っぱの丘イメージして植物が植えられたエリアがありました。
原っぱの丘に植えられている植物の説明板です。植えられていたのは、メアザミ、オトコエシ、カワラナデシコ、ワレモコウ、オミナエシ、フジバカマ、オニユリ、カントウヨメナ、キンキズヒキ、ミソハギ、ホタルブクロ、ウツボグサ、ハマナデシコ、キキョウです。
屋上庭園から見たメインガーデンです。こちらで昼食をとることにいたしました。
メインガーデンに入るとすぐに昼食を食べる場所が見つかりました。ガーデンハウスに付属した小さな広場にはテーブルと椅子が置かれていて静かにくつろげそうでした。ここが第83回ハイクの昼食を食べた場所です。今回は冒頭でも説明したように、ほとんどが人しか撮っていないので、以前に来た時に撮った写真を掲載させていただきました。新型コロナに関する注意事項が書かれた張り紙がテーブルに貼られているのが判ると思います。
朝食を食べながら会話している風景です。
久しぶりに会って話が盛り上がったことを紹介したくて9枚の写真を掲載しました。
みんなで記念写真を撮りました。私は右から2人目です。
メインガーデンで食事はしましたが、話が盛り上がったので散策しなかったので以前の記事の写真でメインガーデンを紹介します。見覚えがある方もおられると思います。
本衛星写真は建物の屋上に庭園がないことから建設途中の写真と思われます。黄色の枠で囲った部分がメインガーデンで緑色ラインが散策ルートです。入口は左側(西側)と右上側(北側)にあり、今回は西側(左側)から入りました。左の建物が手塚治虫記念館です。
メインガーテーンに入っていった手塚治虫記念館の方向から紹介したいと思います。右側の建物が手塚治虫記念館です。
道を進むと庭園らしい景観になってきました。今回の中で人が写った唯一の写真です。
上の写真から人の写っている部分を切り取って追加掲載させていただきました。マスクをされているので「ぼかし」なしで掲載させていただきました。このように小さなお子様を連れた方を数組見かけました。
左側に振り向くと宝塚市立文化芸術センターの建物が見えます。建物の屋上が緑に覆われているのはいいですね。
メインガーデンへの入口の写真を撮り忘れたので以前に撮った写真を紹介します。この時は閉園していたので扉は閉まっていました。今回の写真の中から入口の門が小さく写った写真写真を見つけたので切り取って右に追加掲載いたしました。2枚上の写真と同じものです。
庭園内には小さな池と水が流れている小川があります。飛び石が見えます。
散策路の右側にカンゾウ(萱草)に似た花が咲いていました。ヨーロッパで日本や中国の野生のカンゾウを改良を作られたヘメロカリスという名の花であることが、後で分かりました。
そのヘメロカリスの花を拡大いたしました。
棚につる性の植物が巻きついていて白い花を付けていました。
つる性の植物はタイワンソケイ(台湾素馨)でした。
シダも植えられていました。洋風の庭園でシダが使われているのは珍しく感じました。
花が沢山咲いているエリアにあです。
今咲いている主な花の説明板がありました。これでカンゾウ(萱草)に似た花がヘメロカリスであることが判ったわけです。
メインガーデン全体はイングリッシュガーデンのような雰囲気ですが、花が沢山植えられている辺りは幾何学的なデザインになっていました。
円形の中心部分です。
円形部分の最も外周です。
鮮やかなオレンジ色の花がありました。説明板にはなかったので名前が分かりませんでしたが、 sanaさんにコメント欄でアルストロメリアであることを教えていただきました。
界 植物界 Plantae
被子植物 Angiosperm
単子葉類 Monocots
目 ユリ目 Liliales
科 ユリズイセン科 Alstroemeriaceae
属 アルストロメリア属 Alstroemeria
こちらは説明板のハドベキア・プレーソーサンのようです。
ユリも咲いていました。
円形の部分の中心です。
円形の庭園の部分を離れて自然な雰囲気の部分に入りました。
上の方で紹介した飛び石のところも歩きました。
小川のある景色です。紫色の花が咲いていました。
見慣れない大きな植物がありました。大きな植物で背丈より大きくなっているのもありました。
その花を紹介します。
散策路は木々に覆われている部分が多かったです。
小川の流れる景色を別の角度から紹介します。
メインガーデン(庭園)内にある建物の名前はガーデンハウスです。
庭園から見た宝塚市立文化芸術センターの建物です。
手塚治虫記念館
まだ時間がたっぷりあったので元々の計画ではオプションだった手塚治虫記念館に入って見ることにしました。
中から入ってくる入口を撮った写真です。この写真は今回ではなく以前に来た時の写真を使わさせてもらいました。
受付をしているところです。うれしいことに団体割引になりました。
館内の説明図です。以前に貰ったパンフレットの建物内の配置図です。3階建てですが、一番下がG階でその上が1階で、最上階が3階になります。1階が入口のある階です。建物が傾斜した地面に建っていることからG階は完全な地下ではなく、G階にも出入口があります。画面をクリックすると別画面で拡大配置図を掲載するので、その配置図を見ながら記事を読んでいただくとわかりやすいと思います。
G階の奥の部屋は皆が楽しめるアニメ工房となっていました。
子供たちが座っている機会は情報・アニメ検索機です。子供たちに人気があるようでした。
ハイクの日は2階でリボンの騎士の特別展示が行われていまし。
こちらも特別展示の部屋の1つです。
画像は良くありませんが、上の写真から一部を切り取り拡大表示しました。漫画の色ももう少しはっきりさせるために色調整もしました。
見終わって帰るところです。手塚治虫記念館を出たところで、皆さんとは別れて実家に帰りました。皆さんは宝塚駅に向かったそうです。
手塚治虫記念館からは東方向に'花のみち'に似た雰囲気の道が続いていました。この写真はハイクの時でなく、本記事を掲載するために写真に撮りに来た時に撮ったものです。
おそらくファミリーランドがあったころの名残ではないかと想像してしまいました。
'花のみち'に似た雰囲気の道を左に曲がった景色です。ツタが絡んだ建物があります。
これがその建物です。
こちらが入口の門です。
門には宝塚音楽学校旧校舎と書かれていました。1937年から宝塚音楽学校本校舎として使用され、戦前戦後を除き、1998年までの約45年間にわたって、多くの卒業生を送り出してきた施設でした。
正面玄関側から見た建物です。
玄関にも宝塚音楽学校旧校舎と書かれていました。
館内の案内図があったので撮りました。部屋の用途は当時とは違うと思いますが、配置は当時のままのように感じました。
階段が昔の音楽学校を感じさせてくれているように感じました。この次は上の階に上がってみたいと思います。
使用麺玄関とは反対側です。