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初めてのカップ麺の年越そば [新年]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大クリックすると拡大私が子供のころから12月31日の大晦日にはテレビを見ながら右の写真のような生めんの年越蕎麦を食べてきました。結婚して子供が出来て、実家ではなく私の家での大晦日の時にも、クリックすると拡大ほぼ100%続いてきた習慣でした。今回は家族全員が実家に集まりましたが、さすがに8人分を作るのは大変なので、年越そばの省略も考えましたが、省略するくらいならばカップ麺での年越そばにすることにいたしました。

こちらが年越そばして買ったカップ麺です。
スーパーにまだ年越し蕎麦が並んでいない時期に買いに行くとカップ麺の蕎麦はプライベートブランド(トップバリュ)しか売っていなくて人数分の8個買いました。価格は98円でした。ところが12月30日になると日清の蕎麦のカップ麺も売られたことから違いが知りたくて2個買いました。つまり年越そば用のカップ麺が10個用意出来たわけです。カップ麺を年越蕎麦にするのは初めての経験となったので報告させていただきます。
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クリックすると拡大すでに前記事で紹介した通り、大晦日の夕食は右の写真のシャブシャブでした。夕食を食べ終わってデザートを食べてから年越し蕎麦にすることになりました。食べたい人が随時食べたので、その時にだれが食べたのは判りませんでしたが翌日に残った数を数えると3個だったので7人が食べたことが判りました。日清とトップバリューの違いが知りたくてお湯を入れる前を並べてみました。左がトップバリューで右が日清です。大きな違いは蕎麦の上に乗せる天ぷらでした。2つの違いがありました。1つは包装です。日清は簡単に天ぷらが取り出せるのに対してトップバリューは包装が密着していて切るのも大変でなかなか取り出せませんでした。年配者では難しいかもしれないと感じました。もう一つの違いは天ぷらを入れる時期です。トップバリューは天ぷらが堅いので麺と同時に入れてふやかす必要があるのに対して、食べる寸前に天ぷら入れることでした。サクサクしていてすぐに食べれるのです。当然ですが、日清の方が高いのです。イオン系のお店でトップバリューが98円で売っていたのに対して日清は132円で売られていましたが、近くのスーパーで日清が特別に98円で売られていたのです。もちろん私が買ったのも98円の日清でした。
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麺の違いも紹介します。お湯を入れる前の写真です。左がトップバリューで右が日清です。上の同じ写真から切り取ったので色調も露出も同じです。よく見ると麺の色合いもつぶつぶの数にも違いがありました。
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こちらが2018年12月31日の年越そばです。
にしん蕎麦にするために、市販品の身欠きニシンの甘露煮を乗せました。1匹は大きすぎると思い半分を乗せました。きざみネギも乗せました。
年越そば(としこしそば)に関して調べてみると、大晦日(12月31日)に縁起を担いで食べる蕎麦だそうです。地域による特色があり、呼び方も晦日蕎麦、大年そば、つごもり蕎麦、運蕎麦、大晦日蕎麦、年取り蕎麦、年切り蕎麦、縁切り蕎麦、寿命蕎麦、福蕎麦、思案蕎麦など、沢山あるそうです。
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クリックすると拡大ニシンを1匹乗せてみたかったので2019年1月5日の昼食はカップ麺のニシン蕎麦にしてみました。やはり迫力がありました。こちらが冒頭の写真だったのです。見欠けニシンは電子レンジで温めて乗せました。
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ここから下で、過去の大晦日の年越そばの写真を紹介します。
こちには2017年12月31日でした。この時は5人でした。生麺のセットの場合、カップ麺と違うのは関西風の薄い色の出汁が多いことです。
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こちらは2016年12月31日の年越そばです。今回紹介している過去の年越そばは2017年以外の5回は私の住んでいる千葉で食べました。
年越そばに関して1814年の大坂繁花風土記に「十二月三十一日 晦日そばとて、皆々そば切をくろふ。当月節分、年越蕎麦とて食す。」と書かれていることから、現在のように細く切って麺で食べる蕎麦は江戸で花開いた食文化ですが、205年前の1814年には、すでに大坂で年越しそばが定着しいたことから、年越そばの起源はさらに古いようです。麺の年越そばに関する記録は江戸中期ごろまで遡るようです。さらに鎌倉時代や室町時代まで遡る年越そばの説では蕎麦掻き(そばがき)であるようです。諸説ある中の一つを紹介すると、「鎌倉時代に中国から博多に来ていた貿易商が年の瀬貧しい人達に「蕎麦かき餅」をふるまったら、運が向いたのがきっかけといわれています。」と書かれていました。
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こちらが2015年12月31日の年越蕎麦です。私が住んでいる千葉(関東)でも年越しそばとして売られているものは薄い色の出汁が多かったです。
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こちらが2012年12月31日の年越し蕎麦です。今回紹介している過去の6回の年越蕎麦の中で最も濃い色の出汁だったのが2012年の時でした。私が住んでいる千葉(関東)では偶に濃い色の出汁の生麺セットもありました。2012年の時点で、大晦日に年越そばを食べる人は57.6%だったそうです。現在はどのくらいか気になりますが、6年前の調査なので大きな差はないのかもしれません。
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クリックすると拡大こちらが2011年12月31日の年越そばです。この年越しそばに乗せているニシンは、ふじっ子の「にしん姿煮」です。
ラーメンの生めんは沢山の種類が一年中店頭に並んでいるのに対して、美味しい生そばセットやニシンの甘露煮は年末にしか沢山並ばないのは残念ですが、上で書いた2012年の調査結果から見れば自然なのかもしれません。
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そしてこちらが2010年12月31日の年越そばです。この時はニシンをクリックすると拡大2匹入れていました。写真を撮っている範囲ではありますが、年越しそばは全て、にしん蕎麦でした。記事内に、にしん蕎麦が沢山登場したので、ニシンの分類を紹介します。皆さんご存知のようにお正月に良く食べられるカズノコ(数の子)はニシンの卵です。
クリックすると拡大  界 動物界    Animalia
  門 脊索動物門  Chordata
 亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
  綱 条鰭綱    Actinopterygii
クリックすると拡大  目 ニシン目   Clupeiformes
  科 ニシン科   Clupeidae
  属 ニシン属   Clupea
  種 ニシン    C. pallasii
 和名 鰊 鯡
 別名 春告魚(はるつげうお)
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 魚卵 数の子(かずのこ)
 加工 身欠きニシン
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ニシン蕎麦は特に昔は北海道京都で盛んに食べられたようです。積丹・余市・ニセコに行った時に書いた鰊番屋の記事で紹介したことがありますが、北海道でニシン漁が盛んだったころの写真をネットから転用させていただきました。
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