小龍海老と大龍海老 ( 小龙虾と大龙虾 ) [中国]
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2019年10月1日20時追記 タイトル:niceが出来なくなった方へ
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2019年10月1日19時掲載 タイトル:小龍海老と大龍海老
写真は小龍海老です。中国のちょっと田舎の訪問先の昼食で出てきました。茹でると驚くほど真赤になる食材のようでした。
小龍海老はザリガニのことです。
普通に炒めただけの料理です。ザリガニにはチョット驚いきましたが食べてみました。身が小さいけれど意外とおいしいかったです。
この時は「ザリガニ!! 食べれるんだ!」という感じでした。安い食べ物の代名詞のような感じでしたが、最近はザリガニ料理が大ブームとなっていると聞き、古い写真ですが記事として掲載させていただきました。
では大龍海老は?
答えは イセエビです。
1文字違うだけで大違いです。
食べた場所は江蘇省張家港市塘橋鎮にある江蘇華程集団の右の写真の工場内の食堂でした。この時は内モンゴルの呼和浩特と山東省の済南にも次のルートでいきました。上海と張家港の往復は車で後は飛行機(6回)でした。
6月19日 成田→北京→呼和浩特
6月21日 呼和浩特→北京→済南
6月23日 済南→上海→張家港→上海
6月24日 上海→成田
小龍海老と大龍海老の文字はレストランで使われていました。一般的にはザリガニは小龙虾が使われていて、伊勢海老(ロブスター)は大龙虾または龙虾が使われています。龍の簡体(中国語)が龙で、海老(エビ)の中国語訳が虾(蝦)なのです。つまり龙・虾の単純な日本語訳は龍・海老となることから、小龍海老と大龍海老は日本人を意識して使っていたのかもしれません。
川の物をもう一品紹介します。それがこちらの写真です。
タニシ それも食用の巨大タニシです。
ただしこれでもまともな四川料理店の料理です。結構ピリ辛でおいしかったです。 北京の四川料理なら ⇒ ここ がよかったです。
中国で大龍海老(伊勢海老)はよく食べました。中国でも伊勢海老だけは昔から刺身で食べられていました。私が初めて中国で伊勢海老の刺身を食べたのは24年前の1995年でした。その頃は上海だけでしたが、2002年頃からは済南や南京や蕪湖など内陸でも高級店では普通に伊勢海老の刺身が食べれるようになりました。2007年頃には年に10回くらい伊勢海老の刺身を食べるペースになりました。実感していただくために見つかった写真を掲載いたします。こちらは2002年9月10日に上海の九龍塘漁村で伊勢海老を食べた時の写真です。残念ながら料理の写真は撮っていませんでしたが、もちろん刺身でいただきました。
中国では元々、生簀で活かした淡水魚など料理することが多かったことから海鮮類でも活きたものが食べれるようになったのです。こちらは2006年5月30日に上海の海鮮専門店で食べた伊勢海老です。
店名 東駿燕窩魚翅海鮮酒家
住所 上海市淮海西路518号
電話 021-6281-1978
2017年1月19日に上と同じお店で伊勢海老の刺身をいただきました。この時の伊勢海老の値段は1.385kgで936元(約14100円)でした。12年前はキロ1万円でした。こちらは記事にも書きました。→ポチッ
お店によっていろんな盛り付けがありました。ワサビもついていますが、日本のものと少し違うので、中国に行く時はいつも日本製のワサビを持って行きました。最近ではどこのお店でも別途、日本製のチューブ入りのワサビが置かれるようになったので持って行く必要はなくなりました。この写真は2007年11月23日に撮りました。
こちらは伊勢海老の一種の錦海老です。巨大な海老でした。2007年7月28日に食べました。
2007年7月11日に安徽省蕪湖で食べた伊勢海老です。イセエビ(伊勢海老)とクルマエビ(車海老)とザリガニ(蝲蛄・蜊蛄・躄蟹)の分類を紹介します。イセエビとザリガニはエビ亜目まで同じなのでクルマエビより近い種同士と言えるのかもしれません。イセエビ科には現生種12属60種のイセエビが含まれていて、アメリカザリガニ科には400種以上のザリガニが含まれています。クルマエビ科は現生種25属224種、化石種25属65種で、合わせて49属289種です。我々がよく食べているブラックタイガー(ウシエビ)もクルマエビ科です。
界 動物界 動物界 動物界
門 節足動物門 節足動物門 節足動物門
綱 軟甲綱(or 甲殻綱) 軟甲綱(or 甲殻綱) 軟甲綱(or 甲殻綱)
目 十脚目(エビ目) 十脚目(エビ目) 十脚目(エビ目)
亜目 エビ亜目 根鰓亜目 エビ亜目
下目 イセエビ下目 ザリガニ下目
上科 クルマエビ上科
科 イセエビ科 クルマエビ科 アメリカザリガニ科
属 イセエビ属 クルマエビ属 アジアザリガニ属
種 イセエビなど クルマエビ ニホンザリガニなど
最初の頃は輸入物でしたが、いつのころからか大連あたりでの養殖物になりました。ヒラメなどの高級魚も急速に養殖物が増えました。全て生簀で行かされているので魚類の刺身も普及してきました。この写真は2008年5月21日に撮りました。
2009年5月27日に安徽省で食べた伊勢海老です。
いつもだったら平目と伊勢海老を1匹づつですが、沢山食べたいので伊勢海老も平目も2匹づつ注文いたしました。1匹は伊勢海老でもう1匹は錦海老にいたしました。いずれも2kg前後の巨大伊勢海老でした。平目の刺身の石の器には氷の彫刻が置かれていました。右の活きクルマエビも頼みました。8人だったので支払いは全て私がいたしました。
店名 Crowne Plaza Wuhu
住所 蕪湖市鏡湖区中山北路77号
伊勢海老を3匹頼んだ時もありました。食べたのは2008年9月25日でした。
こちらは2012年2月20日に上海で食べた伊勢海老の刺身です。
記事はこちらです。→ポチッ
店名 東駿燕窩魚翅海鮮酒家
住所 上海市淮海西路518号
電話 021‐6281-1978
1995年以来の友人との2014年の会食で食べた伊勢海老の刺身です。内陸の町ではありますが、かなり洗練されてきました。記事はこちらです。→ポチッ
店名 海螺国际大酒店皓月厅 海螺國際大酒店皓月廳
住所 蕪湖市镜湖区文化路39号 蕪湖市鏡湖區文化路39號
電話 0553-311-3188
上の写真の伊勢海老を食べた蕪湖市と、ザリガニを食べた張家港市を、Google地図で紹介します。
蕪湖市 ザリガニを食べた場所 上海浦東国際空港
2019年10月1日23時追記 タイトル:niceが出来なくなった方へ
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