SSブログ

シロヘビ館 白へびの赤ちゃん「ラブちゃん」 [山口県]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
以前に錦帯橋に来た時に、シロヘビ館を新しく(リニューアル)するために、仮設のシロヘビ観覧所がソフトクリーム店の前に作られていたので、子供の時以来初めてシロヘビを見たことを報告させていただいたことがあります。その仮設シロヘビ観覧所でシロヘビを2015年12月26日に見て以来、リニューアルされたシロヘビ館を訪れたいと思っていました。5年半以上経ちましたが、やっと今回2021年9月18日に実現させることが出来ました。上の写真は2020年10月31日に生まれたばかりの白ヘビの赤ちゃんです。手のひらに乗っているので大きさが判ってもらえると思います。この写真が載ったパネルが掲載されていたので、そのパネルを撮った写真から切り取りました。これが白ヘビなのかと思われる方がおられると思いますが、生まれたばかりの赤ちゃんは皮膚が薄く毛細血管が透けることからオレンジ色の模様が浮き上がって見えるそうです。クリックすると拡大成長して大きくなると模様がなくなり、右の写真のように白色かクリーム色になります。名前はラブちゃんです。頭の額にハートマークがあったことから命名されたそうです。あとでラブちゃんの今の姿を紹介したいと思います。頭の模様はいろんな形が現れるそうですがハート型は珍しいそうです。

シロヘビ館を最初に入った部屋の展示物です。江戸時代の白へびと人々の関りを表したものです。岩国ではネズミなどを捕ってくれる白へびを大切にしていたのです。
クリックすると拡大

展示されていた古地図に米蔵の場所が書かれていたことから上の写真は、その米蔵を再現したものなのかもしれません。
クリックすると拡大

入口て写真のタッチペンが渡されました。このタッチペンで展示物の操作を行うことが出来るのです。主に子供たちが興味深くタッチペンで操作していました。指でも操作できるのですが、新型コロナ対策として消毒したタッチペンを渡しているのだと感じました。


展示物の一部を紹介します。細長いものは脱皮したヘビの皮です。
クリックすると拡大

こちらがガラス張りのシロヘビの展示室です。多くのシロヘビは岩の下にいるのですが表に出てきていたのは1匹でした。左端に見える円筒状のケースには冒頭で紹介したシロヘビの赤ちゃんのラブちゃんが入っています。ただし、生まれて11ケ月経つのでオレンジ色の模様はありませんでしたが、体は小さな赤ちゃんヘビでした。
クリックすると拡大

上のシロヘビも岩の下に入っていきました。爬虫類の4目の中でヘビが属する有鱗目は7160以上の種がいる最大のグループで、その中のヘビ亜目(ヘビ)は3000以上の種がいます。右の写真が旭山動物園のアオダイショウです。岩国のシロヘビ(白蛇)はアオダイショウが白化したヘビです。クリックすると拡大
 カメ目       Testudines   約500種
 ムカシトカゲ目   Sphenodontia  2種のみ
 ワニ目       Crocodilia    23種
 有鱗目       Squamata   
  トカゲ亜目    Sauria     4000種以上
  ヘビ亜目(ヘビ) Serpentes   3000種以上
  ミミズトカゲ亜目 Amphisbaenia 約160種
クリックすると拡大

岩の下に沢山のシロヘビがいました。
クリックすると拡大

こちらがラブちゃんが入ったケースです。真ん中に大きな拡大鏡になっていますが、ラブちゃんは地面にいました。
クリックすると拡大

こちらが現在のラブちゃんです。オレンジ色の縞模様は少なくなっていました。ハートマークまでは確認できませんでした。ネットで確認した結果、2021年3月3日の時点ではハートマークが確認できました。
クリックすると拡大

ハートマークの赤ちゃんシロヘビのラブちゃんの説明を紹介します。枠内が転記した内容です。
ラブちゃん 恋愛の神様の使い!?
シロヘビの赤ちゃんにロマンチックなハートマークを発見!!
このようにハートに見えるものは、飼育員でもめったに見ることが出来ません。拝めば、ラブ運上昇かも!!
クリックすると拡大

シロヘビの赤ちゃんは皮膚が薄いのでオレンジ色の模様であることの説明が書かれていました。
生まれた時はオレンジ色
赤ちゃんは皮膚が薄く毛細血管が透けるため、オレンジ色に見えます。特に頭部にはいろんな形の模様を見ることができます。
しかし、成長すると模様は次第に消えていきます。大人になる頃には、体の色は白色またはクリーム色になります。
クリックすると拡大
クリックすると拡大

シロヘビ館の外観を撮り忘れていたのでストリートビューを掲載させていただきました。


航空写真で見たシロヘビ館です。右斜め下方向が前記事で紹介した鵜飼育施設(吉香 鵜の里)です。


錦帯橋のシロヘビ館を紹介した30秒の動画がネットにあったので掲載させていただきました。サイトの名前はやまぐち映像図鑑です。


以前に掲載したシロヘビの記事「岩国のシロヘビ 天然記念物」を紹介します。

続きを読む


nice!(133)  コメント(44)