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岩倉山反射板 [宝塚]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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兵庫県宝塚市の逆瀬川駅付近から西にある岩倉山の稜線に四角の物が昔から見えていて前々から気になっていました。上の写真の黄色の下向きの矢印のところです。写真をクリックすると拡大するのでわかっていただけると思います。上の写真の空き地は少し前までは古い建物が立っていましたが、解体されて今は山の稜線がよく見えます。もうすぐ8軒の家が建てられて売り出されるようなので、今だから見れる風景です。この写真を撮った位置から四角の物までの距離は1.99kmです。

上の写真では見えにくいのでズームした写真を紹介します。クリックして拡大写真を表示させると茶色の四角の物があることが判っていただけると思います。
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写真を撮ったカメラはコンデジなので解像度は良くありませんが四角の茶色が判ってもらえると思います。
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クリックすると拡大野上4丁目公園からも四角い板を見ることが出来ました。ここからの距離は2.02kmです。下の写真から反射板部分を切り取ったのが右の写真です。クリックするともう少し広い範囲を表示しますが解像度はもう一つです。
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以前に次の2つの記事で紹介したことがありました。その時に四角の板は阪急電車の岩倉山反射板と紹介させていただいていました。この写真は上の写真とは別の場所から撮ったものです。この写真を撮った場所から岩倉山反射板までの距離は2.11kmです。本写真をクリックして表示される拡大写真は2021年6月24日にYahoo知恵袋のベストアンサーに引用されています。
 2021年6月08日 宝塚の聖天さん 七宝山 了徳密院
 2021年6月24日 宝塚聖天からの塩尾寺への山越えの道
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その岩倉山反射板のところに行って写真を撮ることにいたしました。その写真を上の2つの記事で紹介したいと思ったからです。そしてすでに撮った写真を小さな写真ですが紹介いたしました。本来ならば黄色のラインが最短なのですが、地図もないし、いろんな道があり迷いやすいことを知っているので、遠回りになりますが以前に紹介した塩尾寺(えんぺいじ)まで行き六甲山縦走路を歩いて目的の岩倉山反射板( )に行くことにしました。目的の場所は比較的縦走路に近いところにあります。縦走路から目的の岩倉山反射板に行く分かれ道のところがです。出発地点Ⓐは実家の家が特定されないように野上4丁目の代表的な十字路にしています。行き(→反射板)の登りの標高図を右下に紹介します。クリックするとGoogleのオリジナルを表示します。水色ラインは阪急今津線の逆瀬川駅近くのコープの駐車場から見た方向です。距離は2.49kmです。岩倉山反射板がある住所は宝塚市小林西山になります。行きに関しては近道しようとして道に迷って約1kmロスしました。は野上4丁目公園の近くでもあります。
クリックすると拡大から西方向(左方向)に伸びている白い道が六甲山縦走路です。


実家を出で最初は住宅地を歩きます。ここは桜並木で有名な 「寿楽荘の桜並木(桜とんねる)」です。昨年の春に紹介させていただきました。→ポチッ
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クリックすると拡大ここは宝塚市武庫山の住宅地です。この近くには建築家の村野藤吾が設計した東京銀行宝塚クラブハウスが立っていました。右の小さな写真が東京銀行宝塚クラブハウスですが写っているのは私の両親と姉と私です。私は1月生まれなので6~7ケ月目ぐらいだと思います。郵便ポストのところを右に曲がってすぐに左の道に入って突き当りに宝塚クラブハウスが立っていましたが、今はありません。
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上の写真の右上の写真は小さくて見えにくいので一部分を拡大いたしました。クリックすると全体を表示するので、建築家の村野藤吾が設計した建物がもう少しわかると思います。写っているのは私の両親と姉と私です。私の小さいときの記事にも記載しています。この場所は長く探せなかったのですが、宝塚市の職員の方などの協力を得て探すことが出来ました。そんな経緯から母と姉とは別々ですが、この場所に行って記念写真を撮りました。
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急な上り坂になってきました。場所は宝塚市紅葉ガ丘3で、近くに甲子園大学がある場所です。すでに230m手前から宝塚駅からの六甲山縦走コースに合流しています。
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少し歩くと山道になってきました。ただし塩尾寺(えんぺいじ)までは車が登れる道です。
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山道の途中に広い広場がありました。広場の名前は塩尾寺休憩所で、白鳥大神が祀られていました。他にも祠がいくつかありました。急な上り坂になって塩尾寺までの中間地点でしょうか。ここから塩尾寺までは750mくらいです。
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塩尾寺休憩所から撮った写真です。右の道を登ってきて左の道を登りました。少し行ったところに塩尾寺まで700mと書かれた石柱が立てられています。
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塩尾寺までの間に展望台がありました。ここから先の岩倉山までは日が当たらない林の中を歩くことになります。今回は、それが少し問題でした。
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塩尾寺の入口に着きました。左の塩尾寺と書かれている前を左に上ると六甲山頂の方向ですが、境内に入って少し休憩いたしました。
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こちらが塩尾寺です。鐘楼の前の椅子に座って持ってきたお茶とチョコレートを食べました。
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六甲縦走路の登山道に入ります。塩尾寺のより先のこの細い道を歩くのは数十年ぶりです。走破距離56kmの六甲全山縦走大会に参加して以来のことなのです。塩屋を5時05分に出発して宝塚駅に14時15分に到着したので、56kmを9時間10分で歩いたことになります。ただし、年々競争がエスカレートして6時間で走る人が出てきたことから、予定より早く着く人にはチェックポイントの休憩が義務付けられていることから実質は8時間20分でした。
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上の写真の案内標識の部分を拡大しました。六甲山最高峰まで10.5kmと書かれています。
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上り坂は岩だらけの道や
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すり鉢のような道が続きました。この辺りから、ちょっと失敗したことに気が付きました。ダウンのチョッキにダウンのジャケットを着てきたのですが、ものすごく空気が冷たいのです。失敗は手袋を持ってこなかったことと、魔法瓶は持ってきたのですが、熱いお茶ではなく冷たいお茶を入れてきたことでした。仕方がないのでチョコレートを食べながら歩きました。
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塩尾寺を出発してから最初の目標値の砂山権現に着きました。鳥居と石の祠ずありましたが、境内がきれいに掃かれていたのに驚きました。これほどきれいと言うことは、ここまで歩いてきて頻繁に掃除に来られているのだと感じました。
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石の祠も少し変わった形の趣のある立派なものでした。ヘリコブターを使わないで、これを持ってくるのは、歩いて来るしかないので大変だったと思います。
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六甲山縦走路を進みました。道は平坦になってきたので岩倉山の山頂に近くなってきたことを感じました。
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ところが雪が残っているほどの寒さでした。
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標識は充実していました。
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さらに進むと「←この先展望良」と書かれた標識がありました。歩いた距離の感じでは目的地の岩倉山反射板があるところではないかと感じました。標識の下に手書きで「→岩倉山山頂」と書かれていたので、確信して左に曲がって進むことにしました。右に曲がって少し登ると岩倉山山頂のようです。いつもだったら岩倉山山頂に行ってから、岩倉山反射板の方に行くのですが、寒かったので岩倉山反射板に直行することにしました。標識の右側をまっすぐに伸びている道は六甲山縦走路です。
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標識の別の面を見ると「↑岩倉山反射板を経て猪谷、ゆずり・・」と書かれていました。石のために「ゆずり・・」の「・・」は確認できませんが近くの地名の「ゆずり葉台」と思われました。これで岩倉山反射板から下りれる道があることが判りました。標識の矢印(↑)方向の道を進みました。
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岩倉山反射板とは反対方向へは岩倉山山頂へ登る道がありました。写真の右上辺りが岩倉山山頂だと思います。
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これが岩倉山反射板に行く道です。
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反射板が見えてきました。四角の反射面は左奥方向に向いています。
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表側に回り込みました。
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確かに素晴らしい景色でした。こちら方向に通信用の電波を反射させているのだと実感しました。温かい太陽の日差しが当たっているので寒さの件も解決しました。暑いくらいでした。
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せっかく、この反射板の写真を撮りに来たのでいろんな角度からの写真を紹介したいと思います。ただし、周りには木が沢山生えているので、全体が写る角度は限られています。
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これが岩倉山反射板の全景です。全体にこげ茶色の錆止め塗装が塗られていました。岩倉山反射板は阪急電鉄が所有しているもので独自の通信網の中の無線通信の設備の1つだそうです。駅同士の連絡のように陸上の設備同士の場合は有線の設備で出来ますが、動いている電車との連絡は無線になります。地上からの電波をこの反射板で反射させて通信を行うことから反射板と名前がついているのだと思います。電波の発信設備と違い電源もメンテもほとんど不要なことから反射板が採用されているようです。
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上の写真では鉄塔の一部が木に隠れているので、すべてが見れる角度からの写真も紹介します。
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木が周囲に沢山あるので、離れて撮れないために全体がすべて見えている横長の写真は撮れませんでした。上の半分の横長写真です。
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反射板の部分だけの写真です。スマホのように公共の通信を活用する方法もあり得ることですが、スマホで頻繁に通信障害を起こしている現状や、災害時に予想される通信障害から、昔からの独自の通信網を維持しているようです。
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下から見上げた写真です。
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上野写真と似たアングルですが、反射板の真横から撮りました。
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少しで全体が入った横長の写真を撮ったつもりです。
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離れると木で隠れる部分が増えます。
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帰る方向の最後の写真です。つまり南側から登ってきた場合に見える最初の岩倉山反射板です。
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ここから帰る道を紹介していきたいと思います。
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雑木林の中を下りていきます。
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突然左右に同じ程度の道で分かれるところがありました。そこにテープ道しるべが書かれていたので、この行者山への矢印の方向の道を選びました。
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十字路になったところに下りてきました。まっすぐに進むと行者山で。右に登っていくと、ゆずり葉台か、上で分かれた道に戻るようです。左方向の道が、私が目指す光ガ丘です。
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行者山方向のところにハイキングコースの地図が立てられていました。私が目指す光ガ丘の方向も柱に書かれていました。
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ボールの先の地図を紹介します。行者山をハイキングする人達のために整備されているようです。
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私が下りてきた道は現在地から右下に伸びている破線だったのです。私は現在地から左に進んで光ガ丘に向かうので、正規の道よりもかなり短くなったようです。行者山には2015年に行ったことがあり正月の記事で報告させていただきました。その時も同じ十字路から光ガ丘に帰りました。
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2015年に行者山に登って、今回のように光ガ丘に下りた時のルートを紹介します。上の案内板とは上下が反対の地図です。赤色で点滅しているところがその時に歩いたルートです。この地図の左上から光ガ丘口までのルートが今回と同じです。
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光ガ丘方向の道は谷を歩いて下りる感じでした。雨が沢山降ると水が流れるのだと思います。ネットでの記載の中で「②光が丘コース:光が丘住宅北西(行者山光が丘口標柱)→猪谷→行者山下→岩倉山西方の縦走路」と書かれていたことから、この谷が岩倉山の標識に書かれていた猪谷ではないかと想像しています。さらに「支多々川源流の猪谷」と書かれているサイトもあったので間違いなさそうです。
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しばらく行くと谷から離れます。
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両側が谷になった尾根を歩きました。
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大きな砂防ダムのところに出ました。下流側を鉄砲水から守る設備です。
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砂防ダムの名前は西山堰堤となっていました。兵庫県が木島組に施工させたようです。設備工事の種類は通常砂防工事と書かれていました。
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上の方の猪谷は水は全くありませんでしたが、住宅地に近くなったところでは水が染み出てきていました。
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住宅地の支多々川の最も上流になります。
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光ガ丘に出てきました。近くに光が丘中学校がありました。
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実家に帰る途中には宝塚聖天さんがあるので寄ってから帰りました。
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今回は一部だけですが懐かしい六甲山縦走路を歩いたので、参考に私が歩いた時の六甲全山縦走のコースを紹介します。岩倉山反射板はの間にあります。クリックすると拡大山の部分に深緑色のマーク( )をプロットいたしました。時々表示される深緑色マーク( )群の最も右側(宝塚寄り)が岩倉山です。マークの数は25個になりました。プロットしてみることで、沢山の山を登り下りしたことを実感いたしました。25個の内訳は16個が上で紹介の名前が分かっている山で、9個が等高線から山と判断していますが、名前が分からない山 1 ~ 山 9です。画面内のは私が歩いた時の市民大会の右の参加証のチェックポイントです。本画像は10枚のGoogle地図のハードコピーを3秒間隔で表示させています。このコースを8時間20分で歩いたわけです。私が塩屋から歩いた時の56kmの距離に対して、須磨浦公園駅から44.9kmを歩いた場合の上りの累積高さは3165mになるそうです。クリックするとGoogle地図で表示します。
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上の六甲山縦走路(━━)の地図を拡大して今回の辺りを表示させました。岩倉山の下(南)すこし右(東)の空色の点が岩倉山反射板が建っている場所です。

タグ:六甲山
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