SSブログ

戒めのモニュメント [ベルリン]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
クリックすると拡大ドイツのベルリンで朝に散歩をしていると(鷲)のモニュメントが乗った石の塔を見つけました。ドイツの国章は鷲なので国章にちなんだものであることは感じ取れました。

下の写真をクリックすると判ると思いますが、石の塔の部分に2つの年号が刻まれていました。一つが1914年で、もう一つが1918年でした。この年号から、1914年から1918年にかけて戦われた人類史上最初の世界大戦である第一次世界大戦に関係したものであることは判りました。おそらく第一次世界大戦戦没者の慰霊碑のようなものであると思います。
クリックすると拡大

その第一次世界大戦慰霊碑の下に、もう一つのモニュメントがありました。中央に剣が配置されその周りに四角い石が7つ置かれていました。影は最初に紹介した鷲の塔です。
クリックすると拡大

最初の石には1939年と刻まれていました。次の石には1940年と刻まれ、最後の石には1945年と刻まれていました。この年は第二次世界大戦の期間と一致しています。こちらは第二次世界大戦の慰霊碑だったようです。写真をクリックすると1939年~1942年と刻まれた石が確認できます。
クリックすると拡大

第二次世界大戦は1939年から1945年にかけ、ドイツ、イタリア、日本の三国同盟を中心とする枢軸国陣営とイギリス、フランス、アメリカ、ソ連、中華民国などの連合国陣営との間で戦われた全世界的規模の戦争です。1939年9月1日のドイツ軍によるポーランド侵攻とともにヨーロッパ戦争として始まりました。戦火は文字通り全世界に拡大した悲惨な戦争でした。
剣(つるぎ)の部分を正面から撮りました。
クリックすると拡大

斜めからの剣も紹介いたします。ドイツのモニュメントは他の国とは違う気がします。戦争慰霊碑と言えども勇ましさが伝わってきます。クリックすると1943年、1944年、1945年と刻まれた石碑が確認できると思います。
7つの石碑の意味は何でしょう。7年間も続いた悲惨な戦争を表しているのか。それともそれぞれの年に亡くなった人たち慰霊しているのでしょうか。いずれにしても戒めや警告を表しているのだと思います。
クリックすると拡大 クリックすると拡大

この航空写真の中央に剣のモニュメントがあり、その左下に鷲のモニュメントがあります。航空写真の中のプラスのアイコンを2回クリックすると、かろうじて剣を確認出来ると思います。左上の茶色の屋根は以前紹介したSIEMENS社の建物Siemens-Forumです。建物の住所はRohrdamm 85 Berlinです。 のマークは地下鉄UバーンのSIEMENSDAMM駅(ジーメンスダム駅)です。


モニュメントのそばに欧州旗ドイツ国旗ベルリン市旗が立っているのが確認できます。一番右の旗は旗の順番と色合いからSIEMENS Flagのように感じました。

クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大