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1995年以来の友人との会食 [安徽省]

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2014年6月23日~27日は中国に行っていましたが、6月25日は1995年9月7日懐かしい人との夕食となりました。その人と初めて会ったのは右の写真の1995年9月4日~9日で、それ以来の19年間の付き合いの方です。右の写真(1995年9月7日)の右側が私で、左側の人が、その友人の方なのです。今回の食事をしたのは私が泊まっていたホテルの個室(VIP-10)でした。個室にはトイレの部屋や給仕室が附属した大きな室でした。会食は計8名(中国4名 日本4名)でしたが、右の写真に19年前に同席した人が4名(中国2名 日本2名)も入った思い出深い楽しい会食となりました。

ちなみに食事をしたホテルは19年前に会った場所から車で103km(赤いライン)離れています。黄色のマークが19年前に会った場所で、緑のマークが今回の会食をしたホテルの場所です。
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食事の前に果物が出されるのが、このホテルのレストランの特徴です。この日のお酒はビールとワインにいたしました。中央の回転テーブルは電動でゆっくりと回りますが、手で力を加えると止めることも出来るし反対に回すことも出来ます。
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先ずは前菜はいくつか出されました。これは野菜の前菜です。飾り付けが洒落ていました。


こちらは魚の前菜です。塩味の効いたビールに合う味わいの前菜でした。こちら李飾り付けがきれいでいた。


レンコンの前菜です。


このようなレストランでは安い麻婆豆腐はメニューにも書かれていないし、普通は出されることが無いのですが、日本人は麻婆豆腐が好きなことをよく知っているので頼んでくれました。なくなるとさらに追加で頼んでくれました。
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こちらの料理もシャレた器に洒落た飾り付けがされていました。この料理は判りませんでしたが、しこしことした味わいの料理でした。
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アスパラガスがふんだんに使われた料理でした。
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こちらも野菜料理です。
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日本のシャブシャブに近い料理です。なかなかいい牛肉が使われていました。
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左側の鍋に牛肉を入れていただきます。
回転テーブルの上にも乗る小型のガスコンロが使われていました。
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サーモンの刺身も並びました。
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薬膳スープです。
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今日のメインは、この伊勢海老です。刺身でいただきました。やっぱり伊勢海老の刺身は美味しいです。
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刺身を食べ終わった後に身の入った殻は唐揚げになって出てきました。
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伊勢海老は、おじやにも使われました。
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細身の高級な川魚の料理です。淡水の魚ですが癖はありませんでした。
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おやきのような饅頭も出てきました。
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最後はチャーハンで締めとなりました。
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追伸
6月30日から3日間ほど信州に旅行に行ってきます。先週と同様に皆様のとこへの訪問が出来なくなることをお許しください。

ホテルの部屋は豪華でした。 [安徽省]

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こちらが2014年4月8日と4月9日に泊まった中国の地方都市のホテルの部屋です。上の写真はドアを開けて部屋に入った瞬間の景色です。通路の奥に見えるのが寝室です。

こちらが寝室です。入口の部屋と、こちらの寝室にもテレビがあるので2台の大型テレビがありました。かなり広い部屋であることが判ってもらえると思います。ベットもかなりの大きさでした。
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こちらがバスルームです。入口の応接室と寝室の間にありました。
広いバスルームには大きくて深い浴槽が贅沢に置かれていました。バスルームと寝室の間の仕切は開けることが出来るので開放的な雰囲気になりました。本来のドアは右側についています。
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ガラスで仕切られた2つの部屋は、右側がトイレルームで、左側がシャワー室です。シャワー室には大好きなレインシャワーが付けられていました。
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果物が置かれているのもうれしいですね。
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お店の名はズバリ「北京ダック店」 [安徽省]

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2014年4月7日は上海から車で4時間の地方都市にやってきました。日本からの3名と上海から1名と、その地方都市の日本人6名、計10名で夕食を食べました。選んでもらったお店のが「北京烤鴨店」です。つまりタイトルで書いている通りお店の名前がズバリ「北京ダック店」なのです。安い値段で、美味しい北京ダックが食べるお店があると聞いて、このお店にしていただきました。
セットされている雰囲気からも庶民的なお店であることが判ります。左端の御手拭が入った袋に「北京烤鴨店」と書かれているのが判ってもらえると思います。

さっそく北京ダックをニ羽(二匹)ほど頼みました。個室の入口の前で皮を中華包丁を使って削ぎ始めました。
冒頭で安いと書かせていただきましたが、1羽が58元(952円)です。
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手慣れたものであっという間に出来上がりました。北京ダックは中国語圏では基本的に「北京烤鴨」ですが場所によって、次のように書かれることもあります。
  中国 北京烤鴨 ( 北京烤鸭 )
  香港 北京填鴨
  台湾 北平烤鴨
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一羽ぶんが一皿に盛り付けられました。
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二羽なのでニ皿です。
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巻く薄い小麦の皮(薄餅 / 荷葉餅)とネギとキュウリと味噌が付いて、これが北京ダックのワンセットです。
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自分の皿で皮に包みました。


これが出来上がりです。
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北京ダックの皮を削いだ身はいろんな料理にしてもらえます。一羽はスープにしてもらいました。
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もう一羽は唐揚げにしてもらいました。
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やっぱりビールですね。紹興酒も頼みたかったのですが紹興酒は置いていなかったのでワインを頼みました。上海では考えられないことですが、中国の地方都市では意外なことに紹興酒が置かれていないことがよくあります。ワインは大概のお店に置かれています。もちろんアルコール濃度の濃い白酒(パイチュウ)は必ずあります。


テーブルの雰囲気を紹介いたします。 全員がそろう前にテーブルを撮らせてもらいました。係りの人が料理を並べているところです。


それでは北京ダック以外の料理を紹介いたします。こちらは豚足です。


こちらもダック料理です。シンプルで美味しい料理です。
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いろんな野菜と肉の料理です。
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日本人ばかりなので春巻きも頼みました。
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辛い豆腐料理です。味は麻婆豆腐に似ていますが、麻婆豆腐とは少し違う、豆腐が主張した美味しい料理でした。
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その豆腐料理を拡大いたしました。


チーズケーキではありません。これは普通の蒸しパンです。
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ビールに合う川エビの唐揚げです。
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使われている野菜は違いますが、味わいは回鍋肉(ホイコーロー)でした。いろんな野菜が使われていました。
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こちらは有名な桂魚の料理「松鼠桂魚」です。切れ目を入れて薄衣揚げした桂魚に甘酢ソースがかけられた料理です。もう一つのメインデッシュです。
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味わいを伝えるために、身の部分を拡大いたしました。くりっくクリックするとさらに拡大いたします。
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野菜料理もたのみました。安いお店とのことですが、料理の飾り付けはなかなかのものばかりでした。
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幻の魚が食べれる魚料理専門店 [安徽省]



今回は日本人の人は滅多にお目にかかれない珍しい料理を紹介します。
中国の人は大変淡水魚を珍重されます。メイン料理に魚料理が選ばれるし、いろんな料理の中でも値段がも高い方です。
値段が高いこともあり淡水魚はそんなに食べる機会が多くありませんでした。そんな中で、長江(揚子江)沿いの本格的な魚料理専門店にって、珍しい魚を食べる経験をいたしました。

出てきた料理を順番に紹介します。(前菜の多くは省略)
さすがに魚専門店と言われるだけのことはあって魚料理が多かったけれど、その中に超高級魚が二種類ありました。お店の名前はおしながきの表紙から読み取ると「喜洋洋農家漁荘」です。
 名前 喜洋洋農家漁荘
 住所 Qiluoshan Rd, Jiujiang Qu, Wuhu Shi, Anhui Sheng
 電話 0553-581-6777
    

前菜の中の一品です。 鳥はキュウリと人参と玉子などで出来ています。下に並んでいる3種類の食べ物は蒲鉾のようでした。クリックすると拡大するように設定いたしました。この前菜のことを「彩鳳凰拼盤」と呼ぶことを2016年11月3日の記事を書くときに知りました。
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前菜は沢山種類が並びましたが、魚関係の中から2皿を紹介します。小魚のから揚げと魚の燻製のほぐし身です。
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先ずはスープです。 マイルドな酸辛いスープです。


透明な餃子のような料理でした。


蟹味噌と玉子の料理 蟹味噌がタップリ入っていました。


こちらは、なかなかの味だったので料理を拡大させてもらいました。


いよいよ魚料理が出てきました。マスのような魚の輪切りです。


超高級魚が出てきました。名前は「長江刀魚」で一匹の値段が4500円です。一皿に5匹乗っているので一皿が22500円となります。長江(揚子江)の魚ですが数が減ってしまったそうです。柔らかい身で癖のない魚です。小骨は取るのが面倒なので一緒に食べてしまいました。


魚の顔を紹介します。


キノコとつみれのスープです。


肉料理も出てきました。骨付きの牛肉です。ステーキです。


変わった食感の団子です。


もう一品の高級魚です。こちらは500gあたりが9200円の魚です。やはりこちらも一皿が2万円くらいになりますね。見た目は小型のナマズのような感じでした。身はコロコロしておいしい魚です。魚の名前は上の「おしながき」から読み取ってください。


こちらの魚の顔も紹介いたします。


普通ならば、この魚がメインになると思います。この魚もかなりの高級魚と聞きました。


魚の上に乗っていたのはハムでした。


野菜の入ったスープです。


玉子で巻いた料理です。


魚の身が入ったスープです。濃厚な魚のスープでした。


焼きそばと角煮です。


まさにチジミです。


野菜料理です。


この日のお酒は茅台(マオタイ)酒でした。今日は乾杯はしないことで始まりましたが、結局はマオタイを8本を開けてしまいました。
赤ワインもかなりの数が出てしまいました。
ビールは私の1本だけでした。

食事の雰囲気を感じてもらうために小さい写真ですが食事の風景を掲載させていただきました。

前日は干しアワビ料理でした。 [安徽省]


クリックするとネットの記事を表示40名座れる巨大円卓での前日の夕食は念願の干しアワビ料理でした。
中華食材の三大乾宝である、ふかひれ、干しアワビ、干しなまこです。フカヒレと干しナマコはすでに紹介しました。右の料理前の干しアワビの写真はネットから拝借いたしました。
 ふかひれは、こちらです。 →ポチッ
 干しなまこは、こちらです。 →ポチッ
 ツバメの巣+ふかひれ   →ポチッ
こちらで干しアワビの料理を紹介いたします。干しアワビ(干鮑)は水揚げされたその日のうちに塩もみ、丸一日塩漬けしたあと煮て、三ヶ月間天日に干してできあがるそうですが、更に3年の歳月をかけて熟成して、うまみが増した食材です。

この日は円卓ではなく対面で話が出来る形式の夕食となりました。

上の写真では狭いように見えますが一人のスペースは結構広かったです。それだけ長いテーブルだったということだと思います。


この日出てきた料理の一部ですが紹介します。概ね出てきた順番です。これはドームカバー(クロッシュ / Cloche)のなかに入っていた前菜です。


スープですが、料理の中でこれだけがピントがずれてしまいました。でも雰囲気は伝えられると思いそのまま掲載いたしました。


これがタイトルで紹介した干しアワビでする。干しアワビと言えば、この煮込み料理です。左側の丸いものは大きな椎茸です。干しアワビのだしで、こちらもおいしくなっていました。ちなみに中国料理の三大高級食材といえば、フカヒレ、つばめの巣、干しアワビです。 中華料理で古来から大切にされてきた四大海味はフカヒレ、干しナマコ、魚の浮き袋「魚肚(ユィドウ)」、干しアワビと、これにも干しアワビが入っています。
この汁が美味しいのでご飯が出されます。干しアワビを食べ終わった後に少しご飯を入れて汁を食べました。


冒頭の写真と同じですが干しアワビを拡大した写真を紹介いたします。干しアワビは不思議と生のアワビより数倍~10倍以上の値段がします。ネットでの戻す前の値段は10gあたり4410江でした。フカヒレの姿にも美味しいけれども、干しアワビは柔らかくて本当に美味しい料理です。私にとっても一番好きな中華料理でもありますが、なかなか手が出なくて数回しか食べたことがありません。


こちらは海老団子のスープです。


北京ダックもメニューに入っていました。


こちらは大型の巻貝の料理です。これも新鮮でおいしいですね。


ロールキャベツのような料理でした。


ココナッツ(椰子の実)を器にしたスープです。


デザートはマンジューです。この後に麺類とフルーツが出されました。

40名座れる巨大円形テーブル [安徽省]

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先日、34名座れる巨大円形テーブルを紹介いたしましたばかりですが、もっとすごいテーブルに出会いました。こちらの円形テーブルは40名座れます。ただしこの日は36名で食事をしました。見た目でも34名座れる巨大円形テーブルよりかなり大きな感じがしました。部屋も前よりもかなり広いことから大きなテーブルでありながら部屋の隅から撮って何とか全体をとらえることが出来ました。おそらく将来も含めて、食事をした生涯最大のテーブルになるのではないでしょうか。迫力を感じてもらうために上の写真はクリックすると拡大するように設定いたしました。

テーブルの上は花で埋め尽くされていました。これだけで豪華な雰囲気でした。花の飾りの周囲に沢山の花びらが、ちりばめられていました。
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迫力を感じてもらうアングルの写真も紹介いたします。シャンデリアも豪華でした。椅子の間隔からゆったりとしたスペースで食事が出来たこともわかってもらえると思います。
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これが一人分のスペースです。真中の金属製の半球状のものはドームカバーと言います。クロッシュ(Cloche )が正式の呼名のようです。Clocheはフランス語で釣鐘のことです。日本では一般的ではないようです。クリックすると拡大クロッシュの価格を調べてみると300ドルくらいでした。この中に前菜が入っています。右上のガラスの器に入っているのはミスタチオとカボチャの種とクルミに似た地元の山核桃です。山核桃は剥くのが面倒なのですが、剥かれて実だけとなった山核桃でした。山核桃は御存じない方もおられると思いますので右にネットから拝借した山核桃の写真を掲載いたしました。


この日の料理のお品書きを紹介いたします。中国語と日本語の対比が出来ます。


この日のメインは干しナマコのアワビ汁煮でした。ナマコは中国では高級食材です。干しナマコは日本人にはなじみがないけれども、中華料理では、内臓を除いて煮た後に乾燥させたナマコを海参(ハイシェン)と呼び、滋養強壮の効果があるとして古来から尊ばれてきました。フカヒレや干し鮑と並ぶ三大乾宝で中華食材として珍重されています。前日の夕食は干しアワビの料理だったので、この日は干しナマコが選ばれたようです。
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もう一品、料理を紹介いたします。これは「かに肉の甲羅詰め蒸し物」です。今回のメインテーマは巨大円形テーブルなので料理の写真の紹介はここまでにしておきます。
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と思いましたが、最初の料理から最後のデザートまでを写真で紹介いたします。内容は上の「おしながき」から想像願います。写真は出てきた順番です。ただしお品書きに書かれている順番とは若干違います。料理の名前をメニューから転記いたしました。写真をクリックすると拡大するので興味がある料理があればクリックしてみてください。
 冷菜盛り合わせ アヒルの玉竹とツリガネニンジンスープ 河海老の塩ゆで

 遼東半島産ナマコのアワビ汁煮 かに肉の甲羅詰め蒸し物  薄切り魚の大根蒸し

 チャンチン若葉と卵炒め トウモロコシ団子/銀鱈の香り揚げ 空芯菜ニンニク炒め

 かけうどん        水晶餃子・春巻      フルーツ盛り合わせ


じゅんいちさんの疑問にお答えするために写真を追加させていただきました。
日本では箸は横向きに置かれますが中国では、右の写真のように縦向きに置かれます。中国の高級店では箸の素材としては黒檀の木の箸か象牙あるいは象牙に類似したものが使われます。そして箸の頭には金属の飾りがよくつけられていました。韓国も昔は中国に近かったものと思いますが、飲食店の箸は法律で金属製にすることが義務づけられました。主な理由は森林資源への配慮と残った料理を家畜の飼料に使うためだと聞きました。ちなみに爪楊枝(つまようじ)も飼料に混ざると胃を傷つけることから、韓国では法律により胃の中で溶ける素材が使われているとききました。あの、少し柔らかいプラスチックのような半透明の爪楊枝が溶ける爪楊枝なのです。

34名座れる巨大円形テーブル [安徽省]

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クリックすると拡大中国を今までに89回訪問いたしました。宴会も沢山経験してきましたが、そのような中で写真のような巨大な円形テーブルに初めて遭遇しました。この時が68回目の訪問でした。このテーブルに34名座りました。非常に貴重な経験だったと思います。はずかしいけれど右のように記念撮影してしまいました。(笑)

テーブルの上には沢山の花が飾られ花びらがテーブル全体にちりばめらけていました。
ここは市の人口が200万人程度の地方都市です。そこには何軒か高級ホテルがありますが、その中で最も由緒あるホテルです。
数年前に当時の胡錦濤主席がこの町を訪問され、その時に、このホテルに泊まられたそうです。恐らく、この円形テーブルは胡錦濤主席が出席の宴会でも使われたのなのだと思います。もしかしたら、胡錦濤主席のために、このテーブルを製作したとも考えられます。ホテルの説明では毛澤東、劉少奇、朱徳、江澤民、李鵬氏もホテルに来訪したと書かれていました。いずれにしても光栄な歓迎宴会でした。


1人分をこんな形でセットされていました。名札の白抜きの部分に私の名前が書かれていました。その手前の紙に中国側の19名の出席者の名前と肩書きが書かれていました。おそらく中国側の席には日本側の出席者の名前が書かれた紙が置かれていたのだと思います。この日の中国側のトップは市の書記と市長でした。中国では市長よりも書記の方が偉いので一番上に書記の方の名前が書かれていました。中国語の「書記」は日本語では「書記長」のことですが役割は全く違い市長より上の立場なのです。このときの市長は、すぐに書記に昇進されました。
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ここではテーブルにど肝を抜かれましたが、せっかくなので料理も少しだけ紹介しておきました。料理はすごいと言う感じではなかったけれど品数はすごかったです。スープだけでも3種類ほど出てきました。
その中の一つです。スープに関しては3種類とも紹介します。
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こちらはトマト系のスープです。


こちらは、きのこスープです。 金色のお皿の上に料理の乗ったお皿が順番に乗せられていきました。新しい料理が出てきたときに前り料理が残っていると、その残った料理持っていくかどうかを聞かれます。まだ食べるとしぐさで示すと横に置かれます。新しい料理を横に置くか、前の料理を横に置くかは残り次第です。前の料理に手をつけない場合は新しい料理が横に置かれます。 したがって乾杯のために自分の席を開けていて戻ってくると新しい料理が周りに並べられているのです。
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これは、タコと野菜とナッツの料理です。内陸の地域で海鮮料理店以外では蛸の料理は珍しいですね。
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大きなテーブルなので回転テープというわけにはいかないのでフランス料理のフルコースのように各自に順番に出されます。これは百合根の料理です。
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下の写真が魚料理です。これは桂魚ですね。淡水魚ですが、ススギの種類で、いろんな料理に使われる人気がある魚です。クリックすると拡大クリックすると拡大このような料理が沢山出た後にデザートが出てきて、最後の締めは麺やご飯ものがありますが麺を選択させてもらいました。そのあとにフルーツを食べて終了でした。右の写真がデザートと麺です。クリックすると拡大します。
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日本のタレで食べる羊のしゃぶしゃぶ [安徽省]


この見かけがすごい鍋に関して説明いたします。
すでに紹介している中国で流行っている羊のしゃぶしゃぶを日本のタレで食べてみたいと前々から思っていました。
今回はそれを実現させるべく日本からタレを持参してみました。
ところが中国の人に頼んで電話で予約して、お店に来てみるとしゃぶしゃぶの専門店ではありませんでした。そしてこの火鍋が出てきました。どう見てもいつものしゃぶしゃぶではありませんでした。出てきたのは羊の肉の鍋でした。
一旦、出していた持参のタレは、しまって今回は羊鍋を楽しむことにしました。大きな羊の肉の塊が入っているのです。驚いたことに、この肉がとろけるように柔らかく煮てあってすごく美味しかったのです。初めての食感でした。

これは一緒にサイドメニューとして注文した羊のスペアリブです。これは中国国内で今までいろんなところで食べた羊料理の中で最高でした。表面にかかっているのは七味そっくりの香辛料なんです。大きいものから取り分けてた物です。骨付き肉はどうしてこんなに美味しいのかな?と思ってしまいます。


鍋の中の羊肉はすべて平らげてしまったので、途中からしゃぶしゃぶに変更しました。しゃぶしやぶ専門店ではなかったけれども、メニューの中にしゃぶしゃぶがありました。この皿を8皿ほど注文して本格的なしゃぶしゃぶとなってきました。これで日本のタレでしゃぶしゃぶを食べる最初の思惑が実現でしました。そして中国の人へも日本のタレの美味しさを紹介できました。皆さん納得でした。


これが日本から持参したタレです。サラダや冷しゃぶ用です。なぜ、このタレにしたかと言うと容器がプラスチックだからです。 
液体は機内持ち込みできないためスーツケースに入れることになりますが、ガラスだとスーツケースの中で割れる恐れがあります。普通のしゃぶしゃぶのタレよりちょっとだけ甘めですがこれが良かったです。
中国の羊のしゃぶしゃぶと日本のタレの相性は抜群でした。辛味と甘みが丁度マッチしていました。


野菜も沢山注文していつものしゃぶしゃぶの雰囲気でした。一旦、日本に帰って再度中国に来たときにしゃぶしゃぶの専門店で挑戦することにしました。



次の機会に、羊のしゃぶしゃぶ専門店で日本のタレを使うことが実現しました。
今度はガラスの容器に入ったタレにしました。液体物は機内持込みが厳しいため預けなければなりません。割れることも覚悟の厳重な梱包で持っていきました。そして無事に着きました。お店は「小尾羊」でです。このお店は内モンゴルから肉を直送しているそうです。

スープも二種類にしました。


最高鮮度の羊の肉を何皿も何皿も沢山頼みました。


牛肉もあるので注文いたしました。でもここに来たらやっぱり羊のしゃぶしゃぶが薦めです。

「小肥羊」ではなくて「小尾羊」 [安徽省]

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今回紹介の羊のシャブシャブ店は小尾羊といいます。
以前モンゴルでの記事で紹介した「小肥羊」は第一号店出店以来7年間で700店以上の店舗を展開する中国第2位の外食チェーン企業だそうですごい人気なんです。
日本でも小肥羊は渋谷に一号店を出しました。と思っていたら小尾羊も日本でオープン、驚きです。

ネットで調べると「小尾羊は2001年創業」で「小肥羊は1999年創業」でした。 
それぐらいの人気店なので似たチェーン店が沢山出来ています。以前にも「緑色小肥羊」を紹介しましたが「小尾羊」は発音が類似しているのです。タクシーに乗って「小肥羊(しやお・ふぇい・やん)」て言うと「小尾羊(しやお・うぇい・やん)」に行ってしまうのです。このときもそうでした。

これはこのお店「小尾羊」のメニューなんです。今回注文した品数を赤字で書き込みました。スープ入りの鍋が16元(200円)で上写真は最上級の肉ですが、一皿22元(280円)です。やはり臭みがなかったです。
ランクの下の肉も頼んで見ました。明らかに違いました。


レシートです。青島ビール大瓶4本で28元(360円)です。合計が171元なので日本円だと2200円くらいです。4人で食べたので一人550円と、地方でのシャブシャブは、やっぱり安いです。

このスープは16元ですが辛い麻辣スープは28元(360円)です。


今回は海老を頼んでみました。やはり内陸のためこれが一番高くて28元(420円)です。


見ての通り通りエノキとシイタケです。


これはなにかな。
麩(ふ)のような感じでした。日本の麩(ふ)より少し硬いものです。


筍に麺です。

鉄板焼 [安徽省]



中国の安徽省の地方都市に行ったときのことです。この町(市)は人口で言えば安徽省の中では11番目程度の市ですが行政や経済産業的には2~3番目の市(副省都級)です。この町の日本食店は3年前までは1店しかありませんでしたが、最近、急に増えて現在は知る限りでは6店舗でさらに増える傾向にあるそうです。その町で日本式の鉄板焼を食べる機会がありました。こちらでは2組を受け入れることが出来ます。

これが席の前のセッティングです。鉄板焼は上海などの大きな町のホテルの日本食店の中に併設されていることが稀にありますが、地方都市では非常に珍しいことだと思いますので紹介いたします。


先ずはカボチャのスープです。


鉄板料理の最初はこちらです。並んでいるのは玉子の殻です。鉄板で蒸しあげます。


左が蒸すために水を鉄板に掛けているところです。右がキャビアを乗せているところです。


こちらが出来上がりです。玉子の殻を器にした茶碗蒸しで、キャビアと焼いたフォアグラが乗せてありました。


次に野菜と魚を焼き始めました。お酒はビールと赤ワインをいただきました。ワインもいつものワインとは違っていました。
シェフは上海の鉄板焼屋さんから引き抜いてきた方だそうです。


魚は鱈です。日本では鱈は大衆魚ですが、中国では鱈は輸入あるいは遠洋で捕ってくる魚なので高級魚に分類されます。野菜はアスパラガスに大きなマッシュルームにエリンギです。


次に焼き始めたのがフォアグラです。両面を焼色が、つくまで焼いていました。


フォアグラはパイナップルの上に置かれていました。これほどの大きさのフォアグラを食べたのは初めてでした。上に乗っているのはキャビアです。


ここでサラダが出されました。


ここから、メインの肉を焼き始めました。用意されたのは霜降りのフィレ肉のようでした。先ずはニンニクを炒めます。


みんなの焼具合を聞いてニンニクを炒めた油で肉を焼き始めました。


見た目からもいい肉であることが判りました。そんなに注文が入らないので、いい肉食べるには事前に予約しておく必要があります。


このような感じて出されます。そのままでもいいし前にあるタレをつけても美味しかったです。


私は焼具合はいつもはミディアムですが、全員がミディアムを頼んだので今回は焼分けられるのかを試す意味でレアを頼んでみました。ちゃんと私にはレアで焼かれた肉が出てきました。試して、申し訳ありませんでした。柔らかな肉でした。大連近くで生産されている特別な牛肉と聞きました。このような肉が中国国内で生産されているとは知りませんでした。ネットで調べると大連霜降牛肉(雪龍黒牛)と出てきました。


次は肉汁が残った鉄板で野菜炒めを作り始めました。


キャベツの野菜炒めでした。


次が中国語で「黄金炒飯」です。サフランで色づけされたチャーハンです。サフランライスと言ったらいいかもしれません。日本だとガーリックライスというところですか、さすが中国という味でした。


これで黄金炒飯の出来上がりです。


最後はデザートです。焼きバナナの上にアイスクリームを載せています。


ここでブランデーを掛けて火をつけます。


表面が少し溶けた状態で出されました。


紅茶かコーヒーですが、私は紅茶を頼みました。


こちら(右の写真)がコースの菜単(おしながき)です。中国語の記載はわかりませんが内容は次の通りです。
 ・かぼちゃのスープ          南瓜浓汤配面包
 ・キャビアとフォアグラの茶碗蒸し 黒魚粒鵝肝蒸蛋
 ・鱈と野菜の焼き物          冰島鱈魚
 ・フォアグラ               法式香煎鵝肝
 ・サラダ                  精选色拉
 ・ステーキ                雪龍牛排
 ・野菜炒め                季節蔬菜
 ・黄金チャーハン            黄金炒飯
 ・アイスクリーム            火焰冰淇淋
 ・コーヒーまたは紅茶         咖啡或紅茶
雪龍牛排が霜降り牛肉のことのようです。別のお店では霜降りのことを雪花とも呼んでいました。
漢字で書かれているとなんとなく判る気がします。
キャビアは黒魚粒でフォアグラは鵝肝のようです。そしてサラダは色拉です。そしてアイスクリームは冰淇淋です。野菜は蔬菜となります。
  翻訳ソフトではこうなります→ 翻訳

上海で本格的な日本式の鉄板焼を間違いなく食べるとしたら花園飯店(Okura Garden Hotel)の33階にある「鉄板焼 さざんか」ではないでしょうか。ホテルのパンフレットにはバレンタインデー鉄板焼コースが1888元/2名と書かれていました。おそらく和牛は120g程度だと思います。200gのコースは1名で1888元と書かれていました。
参考に上海の「鉄板焼 さざんか」の1888元のコースのメニューを下に紹介します。
 ・前菜盛り合わせ
 ・コンソメスープ
 ・季節の野菜焼き
 ・活オマールのグリル(1身) または アワビ(1個)
 ・有機野菜のサラダ
 ・雪龍黒毛和牛サーロイン(200g)
 ・ガーリックライス
 ・海老と湯葉入りの味噌汁 香の物
 ・デザート
サービス料(15%)やワインなどを入れると1888元のコースはワインの飲み方にもよりますが日本円で軽く3万円を越えるのではないでしょうか。ただし、これを2名で食べてもOKです。量的にも多いので2名で食べた方がいいかもしれません。上で紹介したバレンタインデー鉄板焼コース1888元/2名はこれに近いものだと思います。
1888元以外に898元や1280元のコースもありますが、基本的な違いは肉の重さです。898元は100gで1280元は150gでした。

日本人がほとんど住んでいない町の日本料理店 [安徽省]

この町に住んでいる日本人は数人だけなんです。もちろん日本料理店は1軒だけです。このお店が出来る前も1軒ありましたが、このお店が出来たとたんに閉店してしまいました。前のお店は、名前が名月と言う小さな居酒屋でした。
ここの日本食は本格的です。板前さんを上海から連れてきているので我々が食べても日本の味とそん色ありません。地方では本当に珍しいお店です。
そして豪華なのです。お店も恐ろしく広いのです。上の写真は入口からお店の中を撮ったものです。カウンターの中が調理場で、その向こうににテーブルがあります。さらに奥には座敷の個室が沢山あります。

こちらはテーブル席から入口の方を撮った写真です。
日本のお客さんが少ないのに、こんなに広い理由は少し複雑です。理由はお店を作ったときは日本人が少なかったからなのです。 ??でしょう。
日本人が少ないので中国のお客に入ってもらう必要があります。だけども日本食は中華料理より圧倒的に高いのです。一方高級な中華料理店は、ものすごく豪華なのです。居酒屋のようなお店ではとても入ってもらえないとのことでした。高級な中華料理店に見かけで勝たなければならないとの説明をされました。ここは地方の省の第二の都市くらいのランクの町です。日本だと例えば島根県の第二の都市です。ただし地方の省と言っても人口は6600万人を超えるので簡単には比較は出来ません。


みんな若いです。左の人は店の責任者なんです。注文数が多いいせいもありますが、すごく日本人を大事にしてくれます。従業員の明るさはベトナムの日本食店を思い出します。


やっぱり料理が気になりますね。そこで料理を紹介いたします。実はこちらのお店では食べ飲み放題138元(1800円)があるのです。メニューに書かれている料理は、種類や量に関係なく注文しても値段は一人138元(1800円)です。そして身長が1.2m以下の子供さんは半額(69元)です。


やっぱり高級なものを頼んでしまいます。もちろん、お寿司もあります。あまり余らない程度に頼むようにするのがマナーかもしれません。


もちろんメニューの中にすき焼きもありました。しゃぶしゃぶなどの鍋ものも豊富です。写真をクリックすると出来上がりを表示します。
クリックすると出来上がりを表示

すき焼きは、やっぱり卵ですね。生卵も安心して食べれます。


これは長いもの揚げ物です。


天婦羅もはずせないですね。海老の天婦羅も食べ放題です。これはキスの天婦羅です。


赤貝は中国でも採れるので新鮮なものが食べれます。


牛肉のタタキもありました。メニューは豊富で200種類はあると思います。