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パリへの出発便 JAL415(最新機787) [機内 CY]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2016年5月8日からパリ周辺に旅行に行っていた記事を時系列的に順番に掲載していきたいと思います。先ずは成田からパリへのフライトから紹介したいと思います。ここでは機内の料理だけでなく最新機である787の長距離機の設備に関しても紹介したいと思います。上の衛星写真での赤いライン(━━)が成田空港とパリ・シャルルドゴール空港を直線で結んだラインです。大きく曲がっているように見えますが平面で表した地図では直線はこのように大きく曲がって見えます。ラインはあくまでも直線で飛行ルートではありませんが近いところを飛んだと思われます。
  成田空港
  シャルルドゴール空港(CDG空港)
 ━━ 空港間直線ライン 9721km

最寄駅を8時53分に乗り、空港には9時31分に着いて、9時40分ごろにはチェックインいたしました。私の赤い方の大きなスーツケースの中身はガラガラですが、帰国の時に役に立ちました。


クリックすると拡大こちらが私の搭乗券ですが、クリックすると2名の搭乗券を表示いたします。
 5月08日(日) JL415 11:40 成田空港出発
 5月08日(日) JL415 17:10 CDG空港到着
すでに前記事で紹介した通り我が家には預けられないワンコがいるので私と家内が同時に旅行に行けないので、今回は私と娘でフランス旅行をいたしました。前回2016年4月23日~25日の石垣島の旅行では家内と娘が行き、私は留守番でした。5月23日~25日は家内が四国に旅行に行く予定です。11月11日~14日は家内と娘がベトナム旅行に行く予定で航空券は予約してあります。
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安全検査を通過して出国審査を受けてラウンジの席に座ったのが9時50分でした。一度、席に着いてから私は買い物やユーロ交換に出かけました。


こちらがラウンジの中の食事専用エリア「ザ・ダイニング」です。最初にこちらに来たのですが満席の上に行列が出来ていたので諦めて上の通常の席に座りました。10時20分ごろには空席が出来ていたので「ザ・ダイニング」に移動いたしました。


フランスは乗物のチケットや各所の入館料やレストランは全てクレジット支払うことが出来ることが分かりましたが、出国の時点では事情がよく分からないのでとりあえず230ユーロ(約3万円)だけユーロに交換いたしました。この時の交換レートは1ユーロ=125.44円でした。
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ラウンジでは、適当なツマミとスープでスパーリングワインをいただきました。これ以外に赤ワインを味見程度飲みました。
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こちらが我々が乗った新鋭機の787です。
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こちらが長距離便で使われているSKY SUITEと名付けられた最新の座席です。ファーストクラスほどの広さはありませんが、広さ以外はファーストクラスに近いコンセプトの座席でした。右のように記念写真を撮ってもらいました。娘が着ている薄緑色のカーデカンはJALから出されたものです。テレビ画面は23インチ(584mm)なのでかなり大きかったです。右の壁に付いているのが映画などを見るためのコントローラーです。これは後で説明いたします。
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水平飛行に飛行に入ると飲み物と、おしぼりが配られました。飲み物はシャンパンを選びました。ボリュームのあるタオル地のおしぼりは日本の航空会社の特徴です。
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食事タイムに入ると好きな飲み物をお願いすることが出来ます。私はシャンパーニュ(シャンバン)をお願いいたしました。シャンパンはCharles Heidsieck Brut Reserve N.V.(シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ N.V.)でした。普段はなかなか飲めないクラスのシャンパンでした。
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食事は和食と洋食が用意されていて、娘は洋食を選択したので、私は和食を選びました。先付は2種類出されました。
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先付の2品を紹介します。左側が「自家製ピクルスと自家製オリーブ」て゜、右側が「カニ入りコールスロー」でした。
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次に出されたのが九つ小鉢でした。名前はズバリ「九つの小鉢膳」でした。「膳」と呼ばれていたようにテーブルに一杯になるほど立派なものでした。
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九つの小鉢膳が立派だったので一品一品を全て紹介します。興味のある料理があればクリックしてみてください。
 分葱とあさりの山葵酢味噌味噌和え  玉子豆腐イクラ添え
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 鴨ロース菜の花巻き湯葉添え     鶏の柚子胡椒焼き
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 サーモンのたたき生姜にんにくあん  鮑すっぽんあんかけ
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 メバル南蛮漬け           鶏松風、青梅、海老鱧煮、紫蘇蓮根
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 かます寿司 焼き明太子和え     九つの小鉢膳
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シャンパンは少なくなるとすぐに注いでもらえました。
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次に出されたのが鯛生姜煮をメインとした膳でした。炊き立てのご飯は嬉しいサービスです。
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私は最後までシャンパンにいたしました。
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こちらが鯛生姜煮です。わらびや竹の子などの煮物も添えられていました。
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暖かい味噌汁は嬉しいものです。
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娘も最初はシャンパンにいたしました。美味しいシャンパンなので私が薦めました。上で紹介した通り、娘が着ている薄緑色のカーデカンはJALから出されたものです。
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洋食の前菜(アミューズメント)は和食の先付と内容が同じでした。


洋食で次に出されたオードブルは、牛タンの塩漬けハムの入ったマスタードソースのサラダでした。カメラを娘に渡して撮ってもらいました。パンはメゾンカイザーの特製パンが使われていました。プチナチュールとハーブのプチパンでした。
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オードブルの「牛タンの塩漬けハム マスタードソースのサラダ」にはブロッコリーやマッシュルームも入っていました。
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メインデッシュは2種類が用意されています。「和牛のサーロインステーキ」と「鰆のソースクリー 筍添え」でしたがステーキの方を選択しました。ここで右の写真のように赤ワインを頼みました。
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赤ワインを入れてもらっている写真も掲載します。銘柄はシャトー・ボー・シット2013(CHATEAU BEAU-SITE 2013)です。娘のカメラも私と同じG7Xです。と言っても私の方が後から買いました。家族の海外旅行は右の写真のイタリア旅行以来でした。


前菜(先付)と同様にデザートのムースも和食と洋食は同じでした。私は紅茶でいただきました。
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デザートの名前は「ミカフェクのアイスコーヒーゼリーとココナッツ風味のミルクムース」です。この時、離陸して2時間40分後でした。いつもだったら上海への着陸態勢に入る頃なのでいかにゆっくりと食事と飲み物が楽しめているかが分かってもらえると思います。
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食事が終わるころになるとシベリアの景色になってきました。5月ですが、まだ氷の世界でした。
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機内販売では長距離便のファーストクラスとビジネスクラスだけで特別価格(3200円)で売られている焼酎「森伊蔵」を購入いたしました。持ち帰りが面倒なのが分かっていましたが、かなりお得な値段なので帰りの便で無くなる可能性があると思い買ったのでした。機内の価格は3200円ですがAmazonの価格は15980円なのですごく得なのです。
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今回の機体である787は最新機なので長距離便の最新鋭機体の設備に関して、すこし紹介したいと思います。
窓には日よけ用のブラインドがありませんでした。窓の下のボタンを押すと窓が5段階の明るさに変るのです。ボタンの上半分の白いところを押すと明るくなりランプが一番上に行くと完全にクリヤーになります。ボタンの下半分の黒い方を押すと暗くなります。魔法のガラスと言った感じでした。右側の窓が完全にクリヤー状態で、左側の窓の色が中間位置です。色が変わるのにボタンを押してから少し待つ必要があります。
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今回の座席であるSKY SUITEの特徴は完全に水平になることでした。一番上の3つのボタンの右側のボタンを押し続けると水平になります。
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水平にした座席の上にマットを敷いてベッドメイキングしてもらいました。これで完璧なベッドに変身です。このサービスはファーストクラスと同じです。枕の素材も特殊で軟粘性で固くもあり柔らかかくもありました。
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羽毛の掛布団も付いているのでホテルのベットで寝るのと同じでした。行きのフライトでは、ぐっすりと眠らさせてもらいました。
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トイレがウォシュレット(温水洗浄便座)だったのです。
前々からウォシュレットだといいなと思っていたのですが、やっと実現したとの印象でした。形から見て航空機用に特別に開発されたものだと思われました。
ちなみにウォシュレットはTOTOの商品名ですが、この製品がTOTO製かどうかは確認しておりません。
yosさんのコメントでウォシュレットはTOTO製であることが分かりましたので報告させていただきます。→ポチッ
飛行機という特殊な環境に取り付けるために、今度は技術的なハードルをいくつも越えなければなりませんでした。狭いスペースで便座の奥行きを確保するため、ノズルの角度を変更したり、機内の限られた電力と水を有効に使うために、一人当たりの使用回数と時間の工夫をしたり。また、耐火性や強度といった飛行機の安全性の確保など、クリアしたハードルは数知れず…。「ウォシュレット」の製造を担当するTOTO社を始め各社の皆さま、本当にありがとうございました!
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エンタテイメントのコントローラーはタッチパネル式のスマホタイプでした。見たい映画はコントローラーの画面でスクロールしながら出してタッチして選択します。映画は「レヴェナント:蘇えりし者」「オデッセ」「コンカッション」の3つを見ました。フライトマップはテレビ画面でもコントローラー画面でも出せるので映画を見ながらコントローラー画面で飛行機の場所を確認することが出来ました。下の写真は2秒ごとに3枚の写真を表示します。一枚目は両方の画面にフライトマップを出している状態でコントローラーにピントを合わせています。二枚目は両方フライトマップでテレビ画面にピントを合わせています。三枚目は映画を見ながらコントローラーでフライトマップを表示させている状態です。
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クリックすると拡大離陸直後の食事の後は、コントローラで次の飲み物やデザートや食事を予約することが出来ました。いつでも好きなものを食べることが出来ます。オーダーの大区分は次の通りです。下の画面はアラカルトです。
  アラカルト
  セットメニュー
  チーズ&リフリッシュ...
  ワイン
  日本酒・焼酎
  その他アルコール
  ソフトドリンク
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長距離便では離陸直後の食事と、着陸直前の軽食が用意されていますが、その中間でも好きなものを注文することが出来ます。今回は利用しませんでしたが、飲み物を頼むのに便利そうでした。用意されているものは、グリルチキンのサラダ、JAL特製ビーフカレー、醤油ラーメン、山菜うどん、サーモンとカッテージチーズのサンド、三元豚のカツサンド、各種チーズの盛り合わせ、フレッシュフルーツ、DEAN&DELUCAのアイスクリームがありました。
私はアイスクリームと紅茶を頼みました。
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程よい固さで、美味しくいただきました。離陸から6時間後だったので、ちょうど中間地点でした。
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着陸直前にも2種類の軽食が用意されています。その軽食とは「フミコの和食」と「フミコの洋食」です。私はフミコの和食を頼みました。和食と言っても黒毛和牛のフィレステーキが入った台物がメインです。椀物は生姜がきいたワカメのお吸い物でした。
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こちらが黒毛和牛のフィレステーキが入った台物です。白いものはモッツアレラチーズです。名前にフミコが使われているのは、パリを拠点に料理プロジューサーとして活躍されている狐野扶実子さんが監修された献立だからだそうです。
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こちらの味噌系のソースで食べるステーキは美味しかったです。
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漬物も美味しくいただきました。娘は醤油ラーメンを食べていました。醤油ラーメンの写真は撮り忘れました。
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着陸した時のフライトマップ画面の写真です。フライトは12時間30分の予定でしたが12時間10分と20分早く空港に着きました。空港には西から着陸いたしました。今回は2人ともぐっすりと寝れたおかげで、ホテルに到着後にセーヌ川やルーブルやノートルダム寺院など、歩いて行ける場所を22時近くまで散策することが出しました。翌日からのモンサンミッシェルのツアーをお願いしているマイバス(ツアー会社)の事務所(集合場所 7時15分)の前まで行き、ホテルから歩いて5分で行けることも確認できました。事務所の中に入って予約済であることも確認できました。
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