山わさびソースで食べるローストビーフ [話題]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
北海道に住んでいる長男家族から、家内への母の日とプレゼントとして送られてきた北海道の食材の中に山わさびが入っていました。山わさびとして検索すると最もよく出てきたのが山わさびの醤油漬けでした。山わさびはフィンランドや東ヨーロッパが原産で、正式名はホースラディッシュです。そのヨーロッパでのホースラディッシュの欠かせない使い方がローストビーフ用ソースだそうです。そこで山わさびでソースを作ってローストビーフを食べることにいたしました。ローストビーフ用ホースラディッシュソースの作る上で参考にしたのが次のレシピでした。
山わさび 20g
サワークリーム 30g
柚子汁 15cc (レモンで代用)
マヨネーズ 5g
オールスパイス 少々 (白コショウで代用)
塩 少々
ネギ 5g
URL http://ws-plan.com/sannsai/horseradish-sauce.html
ローストビーフ用のソースを作るのにあたりホースラディッシュ以外に欠かせないのがサワークリームなので、サワークリームだけは今回のソースのために買ってきました。こちらが用意したサワークリームです。今の時期に柚子は手に入りにくかったのでレモンで代用いたしました。オールスパイスは右上の写真の右側の胡椒挽(ペパーミル)の白コショウで代用いたしました。左側の胡椒挽は黒コショウに使っています。
ホースラディッシュ(山わさび)を20gほどおろしました。
そこに残りの材料を入れてかき混ぜました。
これが出来上がったソースです。
ソースが手作りなので、ローストビーフも手作りするために肉屋さんでローストビーフ用の肉を342gほど買ってきました。
これがローストビーフにした肉です。
こちらがガスオーブンを250℃に予熱して約20分焼き上げて出来上がったローストビーフです。私としても、見栄えとしても、もう少し赤い方がいいのですが、家内の好みの焼き具合にいたしました。
上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
大盛りのサラダも用意いたしました。
実はタイミングよくkazuさんからサラダに適した野菜を沢山いただいたのです。全てkazuさんの畑の採りたての野菜です。
エシャロットを用意いたしました。こちらもkazuさんの畑で採れたものをいただきました。
やっぱり赤ワインが飲みたくなります。タイミングよく、フランス旅行で買ってきたワインが1本あったのです。
このワインは2010年産のMargaux(マルゴー)です。2016年5月8日から行っていたフランス旅行中に飲んだ赤ワインの中で、一番おいしかったのが5月11日にパリに住んでいる方に連れて行ってもらったワインバーL'ECLUSEで最初に選んでもらって飲んだ2010年産のMargauxだったのです。
その方も「Margauxなら2010年産」と、こだわっておられました。2010年が当たり年だったそうです。名前をメモしておいて帰国の日に空港で買いました。
パリのワインバーでの2010年産のMargauxは10cl(100cc)で8ユーロ(約1000円)でした。買ってきた2010年産のMargauxはワインバーとは下記のように銘柄違いましたが期待通り美味しかったです。パリに住んでいる方も銘柄はいろいろあるけれども、どれでもいいからMargauxの2010年産を買うように教えてもらいました。右の写真はボトルの裏側です。右の写真も下の写真もクリックすると拡大いたします。
2010年産のMargaux
ワインバー Château Bellevue de Tayac Margaux 2010
空港で購入 Château Marsac Séguineau Margaux 2010
ボトルの口の部分も記念に撮りました。赤ワインは常温で飲むものだと日本では言われていますが、実はフランスで涼しい地域の室温で飲まれていたものを常温と訳してしまったのとのことで本当は15℃程度(高くても20℃まで)で飲むのを進められたので少し低すぎるけれども冷蔵庫の野菜室で入れていました。保管としては10〜16℃の間で「一定している事」が理想と言われています。
準備が出来ました。
フランスで買ってきた赤ワインをあけでいただきました。
ローストビーフを各自に取り分けました。
ホースラディッシュを使ったサワークリームソースをローストビーフにかけました。
こちらの写真も拡大いたしました。
残ったサワークリーム60g(90g-30g)はパンにつけていただきました。山わさびは、次のような食べ方で、全ていただきました。
天ぷら
板わさ
山わさび丼
山わさびの醤油漬け
ローストビーフ用ソース
一度紹介した植物学的な「山わさび」と「わさび」の分類を比較です。わさびが清流などの水の中に生えているのに対して、山わさびは寒冷地の土の上に生えています。そのためか卸した時の水分量が違いますが、味は似ています。比較のための写真はネットから転用させていただきました。
呼名 | 山わさび | わさび | |||
ホースラディッシュ | 本わさび | ||||
セイヨウワサビ | 水わさび | ||||
英名 | Horseradish | Japanese horseradish | |||
Wasabia | |||||
学名 | Armoracia rusticana | Wasabia japonica | |||
界 | 植物界 | Plantae | 植物界 | Plantae | |
門 | 被子植物門 | Magnoliophyta | 被子植物門 | Magnoliophyta | |
綱 | 双子葉植物綱 | Magnoliopsida | 双子葉植物綱 | Magnoliopsida | |
亜綱 | ビワモドキ亜綱 | Dilleniidae | ビワモドキ亜綱 | Dilleniidae | |
目 | フウチョウソウ目 | Brassicales | フウチョウソウ目 | Brassicales | |
科 | アブラナ科 | Brassicaceae | アブラナ科 | Brassicaceae | |
属 | セイヨウワサビ属 | Armoracia | ワサビ属 | Wasabia | |
種 | セイヨウワサビ | A. rusticana | ワサビ | W. japonica |