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三浦大根は和風スパゲッティーにも使いました。 [千葉]

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以前に簡単に出来る和風スパゲッティーを紹介したことがあります。茹でたてのスパゲッティーに「大根おろし」と「なめ茸(えのき茸の醤油漬け)」と「貝割れ大根とを乗せて「ポン酢」と「海苔」を掛けるだけのスパゲッティーでした。この中で欠かせないのが「大根おろし」と「なめ茸(えのき茸の醤油漬け)」と「ポン酢」です。特にたっぷりの「大根おろし」が決め手なのですが、先日、双子卵を買った九十九里ファームで大きな三浦大根を買ってきたので、すき焼きにも使いました。久しぶりに和風スパゲッティーを作ってもらえました。

こちらが今回の和風スパゲッティーです。今回は貝割れ大根ではなくネギを使いました。三浦大根の写真を撮っていなかったのでネットからクリックすると拡大転用させていただきました。右の転用させていただいた写真は三浦大根(左)と青首大根(右)を比較したものです。見ての通り青首大根に比べて、三浦大根は太くて重いので収穫の時に引き抜くのが重労働なことと農家の高齢化などにより少なくなってしまったそうです。
貴重な大根なだけに和風スパゲッティーの値打ちも上がった気がいたしました。
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ポン酢をかけると全体にしんなりします。スパゲッティーは茹でたてを使っているので全体は程よい温かさにあります。これは飽きない美味しさです。
前々から、えのき茸(エノキタケ)を原料に使っているのに商品名は「なめ茸」と名付けられているのが不思議でした。クリックすると拡大そこで調べてみると、エノキタケはWikipediaで書かれているようにエノキダケ、ナメタケ、ナメススキ、ユキノシタとも呼ばれていて、その中にナメタケ(なめ茸)もありました。さらに、えのき茸は調味料と煮込むと、えのき茸由来の粘性が出てくるそうです。その粘りを強調するために名前に「なめ茸」を選んだようです。転用させてもらった写真は右が栽培種で右下が野生種です。現在の白い栽培品種は光が当たっても着色しないものが使われているそうです。えのき茸の分類も紹介します。
クリックすると拡大  界 : 菌界      Fungi
  門 : 担子菌門    Basidiomycota
 亜門 : ハラタケ亜門  Agaricomycotina
  綱 : ハラタケ綱   Agaricomycetes
  目 : ハラタケ目   Agaricales
  科 : タマバリタケ科 Physalacriaceae
  属 : エノキタケ属  Flammulina
  種 : エノキタケ   Flammulina velutipes
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さらに下の写真のアマニ油(亜麻仁油)をかけるとなめらかになります。アマニ油は成熟した亜麻(アマ)の種子を圧搾して得られる油で、代表的なω-3脂肪酸であるα-リノレン酸をはじめとする不飽和脂肪酸が大部分(約90%)を占めています。今回のアマニ油はα-リノレン酸だけで50%~65%になると書かれていました。そんなことから栄養サプリメントとしても販売しているそうです。亜麻仁は亜麻の種子(仁)を表しています・英語でもFlax(亜麻)とSeed(種子)をくっつけて亜麻仁のことをFlaxseed(フラックスシード)と呼びます。それでアマニ油はFlaxseed oilあるいはLinseed oilと呼ばれます。日本での栽培は気候的に寒冷地である北海道となります。世界的にはカナダが一番多いです。花として鑑賞する品種もあります。亜麻の原産地はカフカス地方から中東にかけての一帯だそうです。
クリックすると拡大原料のアマ(亜麻)の分類を記載します。
  界 植物界     Plantae
    被子植物    Angiosperms
    真正双子葉類  Eudicots
  目 キントラノオ目 Malpighiales
  科 アマ科     Linaceae
クリックすると拡大  属 アマ属     Linum
  種 アマ 亜麻   Linum usitatissimum
 別名 ヌメゴマ、アカゴマ
 英名 Flax
 種子 亜麻仁 アマニ Flaxseed
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