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白川水源 [阿蘇山]

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南阿蘇村の明神そばを食べた後に、この白川水源に来て見ました。来るまではどんなところなのか、知りませんでした。上の写真は車を降りて白川水源まで歩いていく道の横の水の流れです。

ここが水が湧き出している池です。池のそこから水が湧き出しています。池全体は藻が茂っていますが水が湧き出しているところには藻が生えていません。灰色の部分が湧き出しているところです。毎分60トンもの水が湧き出ているこの湧水は、向こう側と手前側の両方に流れていき、一級河川「白川」となって熊本を通り有明海へと注いでます。
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持ってきたボトルに水を入れたり、ここで飲むことが出来ます。冷たく柔らかな感じの名水でした。環境庁選定「日本の名水百選」にも選ばれていて、つねに14℃に保たれます。この時期は冷たく感じました。その水は軟水で飲みごたえは軟らかくやはりおいしいと書かれていました。
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こちらが水の盛んに湧き出でる様子です。ここだけ見ていても量はわかりませんがこの池から名が出る水の量を見ると毎分60トンは納得でした。
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動画で、水が湧き上がってくる様子を紹介します。


水が湧き出ている周りには沢山の藻が生えていました。時々気泡が出ていました。気泡は光合成による酸素でしょうか。大昔から生えている藻だと思います。
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気泡がでるところを紹介するために動画で紹介いたします。画像の手前の方を見ていただいていると時々気泡が上がっていくのが判ってもらえるとおもいます。


この神社は水が湧き出ている池のそばに神社がありました。これは白川水源の守護神である罔象命(みずはのめのみこと)をお祭りしている白川吉見神社です。阿蘇神社の末社でもあります。湧水から発する白川は、肥後平野(熊本平野)の広い範囲の灌漑用水として利用されていることから、墾田の関係でも白川吉見神社は崇拝されていたそうです。元禄14年6月、第5代肥後藩主・細川綱利公が山狩りの際に、この白川吉見神社を参拝され、「当社は余が領地菱田の源神で、恩恵広大である。速やかに社殿を修造せよ。」と郡代に命じ造営されたとされています。
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こちらが白川吉見神社の参道が白川水源への道となっています。白川吉見神社の境内を覆う森(イチョウ、スギ)は、ふるさと熊本の樹木として登録されているそうです。
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白川水源は阿蘇山の伏流水でこのあたりには規模は小さいけれど沢山の湧き水があるそうです。たとえば「池の川水源」「小池水源」「寺坂水源」「湧沢津水源」「明神池」「塩井社水源」「妙見ケ池」「吉田城御献上汲場」「竹崎水源」です。