寧夏回族自治区の11月の車窓 標高1300mの砂漠地帯 [寧夏回族自治区]
2014年11月24日から28日まで中国に行っていましたが、その内、11月25日~27日まで寧夏回族自治区の中衛市(中卫市)に滞在していました。中衛市の緯度は福島県と同じ程度で標高は1300mであることから、この時期の最低気温は-4℃~0℃程度でした。11月27日は上海まで行くために中衛市の泊まっていたホテル( A )を8時にタクシーで出発して銀川河東空港( B )まで行きました。タクシーで走ったルートが青色ラインです。走行距離188kmの2時間50分の車窓の景色を紹介いたします。
ここは乾燥した地域のため雪は少ないようですが、この日は高速道路に薄らと雪が積もっていました。タクシーは慎重に走ってもらえました。
8時18分ごろの景色です。
案内表示を拡大いたしました。右側が我々が進む方向で銀川の文字が見えます。
フロントガラスには徐々に氷が張りついてきました。
木はほとんど生えていない山の景色が続きました。
どこまでも木の無い山並みが続いていました。
銀川河東空港の料金所に到着いたしました。
空港も見えてきました。
料金はメーター346元8角+高速料金100元でした。日本円合計で8630円相当です。この時10時55分でした。
こちらが上海までのフライトCA1257の搭乗券です。搭乗時間の1時間前に着きました。フライト時刻は12時20分に対して搭乗時刻は11時50分です。中国は国内線でも搭乗時刻は30分前なので早めのチェックインが必要です。
十分に時間があったので搭乗口前のレストランで昼食を食べることにいたしました。
煮玉子もついていました。
麺の拡大写真を掲載いたします。クリックするとさらに拡大します。醤油系のあっさりとしたスープでした。
11月の上海便の機内食を紹介します。 [機内 CY]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
11月は上海便の飛行機に4回(2往復)乗りました。上の写真は2014年11月17日の上海→成田の窓からの写真です。4回共に通路側の席でしたが、この日は月曜日のためか、横の席が空いていたので窓側に移動して写真を撮りました。
下の写真のように窓からは飛んでいる飛行機を見ることが出来ました。拡大すると尾翼がアメリカ国旗のような飛行機でした。新塗装のアメリカン航空の飛行機に空の上で会えました。
機内食は1ケ月ごとに変わります。近距離便(成田⇔上海)では出発便ならびに帰国便で和食と洋食の2種類があるため食事の内容は計4種類あることになります。
幸い2014年11月に2回上海を往復する機会があったことから、その4種類を食べてみることにしました。その4種類の料理を紹介したいと思います。
① 2014年11月10日 成田→上海 出発便の和食 北海道御膳
② 2014年11月24日 成田→上海 出発便の洋食 街の洋食屋さん
③ 2014年11月17日 上海→成田 帰国便の洋食
④ 2014年11月28日 上海→成田 帰国便の和食
① 2014年11月10日 成田→上海 出発便の和食
近距離便では赤ワインと白ワインはミニボトルですが、シャンパンは大きなボトルから入れてもらえるのです。やはり大きなボトルから入れてもいたいのでシャンパンを頼みました。しかしなぜかミニボトルのシャンパンが出されました。銘柄はGARDETでした。
Champagne GARDET Brut Tradition N.V.
90%黒ブドウを使用して造られるこのBrut Traditionは、シャンパーニュの特性を見事に表現したクラシックなノン・ヴィンテージBrutです。一番絞り果汁のみで仕込まれるフレッシュでクリアな味わいはアペリティフに最適です。
こちらが北海道御膳と名付けられた出発便の和食です。帰国便には名前が付けられていませんが、出発便には名前が付けられているのです。北海道の食材が沢山使われていました。
これがメインの台物でズワイ蟹、ホッケのツミレ、帆立、鱈を使った海鮮鍋風の料理です。シャンパンはおかわりしましたが、やはりミニボトルだったので間違いではなかったようです。
前菜は「ツブ貝と北海蛸の刺身」と「烏賊三升漬け」と「鰊甘露煮と茄子」と「釧路郷土煮物"かしわぬき煮"」と「ジンギスカン照り餡かけ」と「鱈明太子柚子沢庵」です。
② 2014年11月24日 成田→上海 出発便の洋食
ちゃんとシャンパンは大きなボトルで出されました。もちろん注いでもらえました。
Champagne DELAMOTTE Brut N.V.
1760年創業のドゥラモット社は、JALファーストクラス搭載の幻のシャンパーニュ「サロン」の姉妹メゾンです。全生産地の5%に満たない特級シャルドネを100%使用し、「サロン」が造られない年、その葡萄はこのブラン・ド・ブランに使用されます。爽やかな柑橘系の果実とトースト風味が心地よさを誘う、食前はもちろん食中酒としても楽しめる洗練されたシャンパーニュです。
出発便の料理には和食「北海道御膳」と同様に「街の洋食屋さん」の名前が付けられていました。メインはハンバーグステーキです。スープは「オニオンソテーとベーコンのココナッツクリームカレー風味」でした。
前菜は「シーフードのマリネ」と「マッシュポテト」と「鴨と野菜のゼリー寄せ、茸のソテー添え」でした。
ハンバークステーキのソースは「エスパニョールソース」でした。
③ 2014年11月17日 上海→成田 帰国便の洋食
帰国便ではシャンパンは大きなボトルから入れてもらえました。
帰国便では料理には名前が付けられていませんが。牛フィレ肉のステーキがメインの充実した内容でした
ステーキのソースは赤ワインがベースとなったオーソドックスなものでした。
前菜「アペタイザー」は「コッパハムとメロン」、「バリクサーモングリル」、「帆立のフレンチドレッシング掛け」、「ブラックペッパーとパプリカがかかったクリームチーズボール」でした。
④ 2014年11月28日 上海→成田 帰国便の和食
こちらが帰国便の和食でした。今回はシャンパンのボトルの写真は撮りませんでしたが、大きなボトルから注いでもらえました。
こちらがメインの鳥の照り焼きです。シャンパンを飲むので、ご飯はほとんど食べませんでしたが、上に乗っているチリメンの佃煮は美味しくいただきました。
前菜、煮物(海老すりみ湯葉巻)、小鉢(うざく)と充実した料理でした。前菜は「鴨胸肉味噌添え」、「杏子蜜煮」、「厚焼玉子」、「あわび茸と昆布の佃煮」、「黒花豆」、「いくら醤油漬け」でした。一般的に出発便の料理が美味しいのですが、2014年11月の4種類の中では帰国便の和食が一番おいしかった気がします。味噌汁は無いけれども、一品一品の料理が充実しており、それぞれの料理の味も良かったです。
デザートは4食ともにアイスクリームでした。2014年11月の出発便はチョコレートアイスクリームで帰国便はバニラアイスクリームでした。2014年は上海便は5往復乗りました。選択した料理とデザートを紹介します。帰国便に抹茶アイスがあってもよさそうな気がします。着色文字をクリックすると料理を表示します。
出発/帰国 出発便 帰国便
2014年04月06日~04月11日 洋食/洋食 バナナアイス バニラアイス
2014年06月23日~06月27日 和食/和食 マンゴーソルベ バニラアイス
2014年08月25日~09月05日 洋食/洋食 マンゴーソルベ バニラアイス
2014年11月10日~11月17日 和食/洋食 チョコレートアイス バニラアイス
2014年11月24日~11月28日 洋食/和食 チョコレートアイス バニラアイス
4種類のアイスの写真を紹介します。左上からバナナ、マンゴー、チョコレート、バニラです。クリックすると拡大します。
11月28日の帰国便で見た映画は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でしたが、帰国便は飛行時間が短いので最後まで見ることが出来ませんでした。下は予告編です。この映画は日本の桜坂洋のライトノベル「All You Need Is Kill」をアメリカのハリウッドで映画化されたものです。11月の他の便で見たのは「ルーシー」「るろうに剣心」「攻殻機動隊ARISE 3」でした。
謎の侵略者“ギタイ”からの激しい攻撃で、滅亡寸前に追い込まれた世界。戦闘スキルゼロのケイジ少佐は最前線に送り込まれ、開戦5分で命を落とす。だが次の瞬間、彼は出撃前日に戻っていた。その時から同じ日を無限に繰り返すケイジ。やがて彼は最強の女性兵士リタと出逢う。ケイジのループ能力が敵を倒す鍵になると確信したリタは、彼を強靭な“兵器”に変えるべく、徹底的に鍛え上げる。“戦う・死ぬ・目覚める”のループを繰り返すことで別人のように成長したケイジは、世界を、そしてかけがえのない存在となったリタを守りきることができるのか?
上海のホテルで泊まった部屋 花園飯店 ガーデンスイート [上海]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
これが2014年11月27日に泊まったホテルの部屋です。チェックインの時に「今回は無料でアップグレードさせていただきました。」と言われて、期待しないでドアを開けて驚きました。部屋がかなり広いのです。地方の都市では大きなスイートに何度か泊まりましたが、上海で屈指の5つ星のホテルの広いスイートに泊まれるとは思ってもいませんでした。翌日の11月28日に帰国いたしました。今回は11月24日から28日まで中国でしたが25日からは極寒のはずの寧夏回族自治区に行っていました。意外と温かかったので助かりました。
同じ部屋を奥の方から撮った写真です。リビングまた応接室に相当する部屋です。ベッドルームは別にあります。写真の右奥にベッドルームへの入口のドアがあります。
こちらがベッドルームです。200cm×205cmのベッドが置かれていました。この写真は奥から撮ったものです。奥のドアが応接室から入ってくる入口です。
こちらはベッドルーム入口から撮った写真です。スイートルームにはいろんな種類がありチェックアウトの時に確認した結果、ガーデンスイート(130㎡)でした。正規料金だと現在の為替レートで一泊25万円の部屋です。
ホテルのホームページに書かれていたスイートルームの種類です。
スイートルームの種類 | 広さ | 正規料金 | ||
中国元 | 日本円 | |||
ジュニアスイート | 56㎡ | 5000元 | 96550円 | |
デラックススイート | 71㎡ | 6000元 | 115860円 | |
ガーデンスイート | 130㎡ | 13000元 | 251030円 | |
ロイヤルスイート | 216㎡ | 20000元 | 386200円 | |
プレジデンシャルスイート | 286㎡ | 25000元 | 482750円 | |
19.31円/元 |
ここのスイートには部屋が6つありました。写真はクロゼットルームです。ここ以外にリビングには別のクロゼットがありました。6つの部屋とはベッドルーム、リビング、クロゼットルーム、キッチン、バスルーム、第二トイレルームでした。
こちらがバスルームです。バスルームにはトイレとシャワー室がありましした。
こちらが浴槽(バス)です。ジャグジー付でした。
附属設備も最新のものが多かったです。
こちらがキッチンです。
冷蔵庫も大きくて沢山入っていました。
浴室のトイレ以外にもう一つトイレの部屋がありました。上で第二トイレルームと記載した部屋です。
こちらが花園飯店(Garden Hotel Shanghai)の全景です。こちらのホテルと一度紹介しています。その時の記事がこちらです。→ポチッ
本ホテルは旧フランス租界地区にあり、ホテルの一部に1926年にフランス倶楽部として建てられた建物が今も入口のロビーなどに利用されています。
黄色の矢印の照明のついた4つ窓の部分が今回泊まった部屋になります。
花園飯店は日本人の間ではホテルオークラ(Hotel Okura)と呼ばれることがあります。日本のホテルオークラが指導管理しているためだと思います。
名前 花園飯店
英名 Okura Garden Hotel Shanghai
住所 上海市茂名南路58号
電話 021-6415-1111
2枚の写真の上が1926年当時の写真で下が現在の写真です。当時のままであることが判ってもらえると思います。建物の歴史は次の通りです。
1926年:フランス倶楽部として建てられる。
1940年代:アメリカ軍の所有となる。
1949年:中華人民共和国成立後、国有化され文化倶楽部と改名。
1959年:毛沢東主席が逗留。
1970年代:錦江倶楽部に改名。
1985年:オークラガーデンホテル上海の建設開始。旧建築物は改修
1989年:オークラガーデンホテル上海が竣工。旧建築物はロビーなどに利用。
1990年3月20日:オークラガーデンホテル上海、正式開業。
動画でも紹介します。いろんな場所に鏡があるので、自分が映らないようにするのに苦労いたしました。7回トライしてその中の2本を接続して掲載いたしました。入口のドアを入ったところからすべての部屋を紹介しています。
窓からの夜景です。
朝の景色です。低い建物はフランス租界時代の建物です。
部屋の装飾品も充実していました。沢山ありましたが一部を紹介します。
飾られている絵画も立派てした。サインから同じ作家の物でした。
花園飯店の場所を地図で紹介します。クリックするとオリジナルの地図を表示するので、のアイコンを数回クリックすると位置が判ると思います。タクシーに乗った時は「花園飯店」と書いた紙を見せれば行ってくれます。