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ヴェルサイユ宮殿 / ベルサイユ宮殿 [ヴェルサイユ宮殿]

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日本語でベルサイユ宮殿とヴェルサイユ宮殿のどちらが正しいのかとYahooで検索すると、ほぼ同数なので両方を使わしてもらいます。
前日にモロッコのカサブランカからリヨンを経由してパリに入りました。この日は日本に帰国する日でしたが午後便であったことから午前中にパリを見学したいと思っていました。何度かパリに来ているけれどベルサイユ宮殿はパリから離れていることもあり、まだ訪れたことはなかったために、思い切って行くことにしました。

ルーブル美術館近くのホテルを出発したあと、ベルサイユ宮殿に行くまでも含めて順に追って報告いたします。


ホテルの近くの地下鉄の駅に行ってベルサイユ宮殿い行きたいと乗り換え方とキップの買い方を駅員の人に尋ねました。一緒にいた人が学生時代にフランス語を専攻していたので、何とかこちらの意図は伝えることが出来ましたが聞き取りが難しいので乗り換え方を紙に書いてもらいました。親切なことに外に出てきてもらい一日券を自動販売機で買ってくれました。これは助かりました。9.6ユーロで地下鉄と郊外電車が一日乗り放題なのです。ベルサイユ宮殿までの往復の切符より、かなり安く行けました。
地下鉄を2本乗り継いで、更にベルサイユ宮殿行きの郊外電車に乗るので事前に調べていないと難しいと思います。
この写真はパリの街からベルサイユ宮殿のある駅に向かう郊外列車の窓からの景色です。


電車からの住宅街の景色です。セーヌ川に沿って走る部分もありました。


駅は終点なので電車を間違わなければ確実に行けます。地下鉄から郊外電車に乗り換えるときに行き先がいろいろ表示されていたので、ホームで女性の人に乗る電車を尋ねると丁寧に教えてくれました。その人は我々が間違いなく乗るまで見届けてくれました。お陰でベルサイユ宮殿への終点の駅に無事に着きました。


これは駅の看板です。
駅の名前はVERSAILLES RIVE GAUCHE(ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ)です。下にヴェルサイユ宮殿(CHATEAU DE VERSAILLES)と書かれています。これを見ると着いた気になりました。


駅から道路に出たところです。大きな建物の向こう側を左に曲がるとベルサイユ宮殿に真っ直ぐに向かうメープル並木の2枚下の写真の道に出ます。


これはベルサイユ宮殿ではありません。駅前通りに立派な建物もあったので撮りました。


この道が真っ直ぐにベルサイユ宮殿に向かっています。メープル(カエデ)がきれいな季節でした。
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カエデの並木道を過ぎるとベルサイユ宮殿が見えてきました。しかし残念ながらベルサイユ宮殿は霧に霞んでいました。非常に大きな建物群なので全体を見て初めて実感出来ると思うと晴れた日にもう一度来てみたいような気がします。でも、ここに来れただけでも幸せなので満足です。


もう少し歩くと最初の門が見えてきました。やはり霧で霞んでいます。


これが最初の門です。次の金色の門が遠くに見えます。クリックすると反対側からの写真です。


最初の門と2番目の門との間の建物です。向かって右側の建物です。もちろん、これもベルサイユ宮殿の一部です。
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2番目の門の前では沢山の人が記念撮影をされていました。


門の上の飾りを拡大しました。ここまでがチケットなしで自由に入れる部分です。向かって左の建てもの中でチケットを売っていますが、すごい人でした。買うのにかなり時間がかかりました。チケットの種類いろいろありました。私の前に並んでいたフランス人が買ったのと同じチケットにしました。おそらく、すべての場所に入ることが出来るチケットだと思います。
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入場券を買って中に入って正面の建物です。艶やかな建物です。
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すこし宮殿の中を紹介いたします。豪華なシャンデリアが沢山並んでいます。
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中は沢山の人たちでいっぱいでした。沢山の部屋に分かれている部分です。
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こちらも豪華な絵に装飾品で飾られています。どの部屋も特徴のある飾りが施されていました。


絵画が数多く飾られていました。まるで美術館のようでした。
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部屋の壁紙も我々の家のものとは大違いです。
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絵画だけでなく、いたるところに彫刻が置かれていました。特に廊下は数mおきに飾られていました。
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建物から庭に出ました。建物は非常に大きくて残念ながら全体を収めることが出来ません。次の空からの写真の左下の方から建物の中央を撮ったものです。
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ベルサイユ宮殿の中央の建物の航空写真をネットから拝借しました。


庭からの正面の写真です。上の航空写真の左上から撮ったものです。冒頭写真の彫刻と一緒に撮った部分でもあります。


建物の上には沢山の彫刻が飾られていました。


これも敷地内の建物です。宮殿とは少し雰囲気の違う建物も並んでいました。
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右側と左側の雰囲気が違うのがおわかりですか。
左側が中央部分と同じように彫刻で飾られています。
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ベルサイユ宮殿は建物もすばらしいし内部も豪華絢爛ですが、最も驚かされたのが広大な敷地の沢山の庭園でした。ここからいくつかの庭を紹介いたします。


中央の広場から南南西に広がる庭園です。この写真を含めて下の3枚を見て初めて全体がわかるほどの広さです。
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これが南南西に広がる庭園の中央部分です。
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同じ庭園を横方から見ました。
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庭園と庭園の間にある小道です。紅葉がきれいです。
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これがベルサイユ宮殿で最大の庭園です。西北西方向に広大な敷地に広がる庭園でベルサイユ宮殿に来られたら是非見てほしい場所です。参考のために東京ドームの面積を記載しましたが、その東京ドームの2000倍の敷地です。想像出来ないほどの広さには驚かされました。


この場所では盛んに記念撮影をされていました。憧れの場所と言えるかもしれないですね。こちらの3人の女性の方は中国の人でした。
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庭園に下りてベルサイユ宮殿を撮りました。遠くまで離れて撮りたかったけれど帰国の飛行機の時間も迫ってきたので、この程度で離れさせていただきます。
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ネットでヴェルサイユ宮殿を調べてみました。
ヴェルサイユ宮殿(フランス語:Château de Versailles) は、1682年、フランス王ルイ14世(1638年 - 1715年 在位1643年 - 1715年)が建てたフランスの宮殿。ベルサイユ宮殿とも表記される。 パリの南西22キロに位置する、イヴリーヌ県ヴェルサイユにある。主な部分の設計はマンサールとル・ブランによっておこなわれ、庭園はアンドレ・ル・ノートルによって造営された。バロック建築の代表作で、豪華な建物と広大な美しい庭園で有名である。
 面積      核心地域 10,700,000㎡ 緩衝地域 94,670,000㎡
 世界遺産名 ヴェルサイユの宮殿と庭園
 建設の沿革
  1624年       ルイ13世の狩猟の館として建てられる
  1661年-1665年 ルイ14世が建築家ル・ヴォーを招き、増築
  1667年-1670年 ル・ノートルによる造園
  1675年-1682年 セーヌ川にダムを築き噴水工事
  1668年-       ル・ヴォーによる第二次の増築
  1699年-1710年 礼拝堂建設
  1753年-1770年 オペラ劇場建設
参考 東京ドーム
 建築面積   46,755㎡
 グランド面積 13,000㎡