SSブログ

ロンドンと言えば赤い二階建てバス [英国]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
ロンドンと言えば二階建てバス 二階建てバスと言えばロンドンです。それも赤い色のバスです。ロンドンから49分~1時間の町・ラグビーから列車で戻ってきたロンドンの駅の前には沢山の赤い二階建てバスが停まっていました。

いろんな町並みの中の赤い二階建てバスの走っている景観を紹介いたします。
クリックすると拡大

アメリカの象徴であるマクドナルドもロンドンに浸透していました。そのお店の前を走る赤い二階建てのバスです。最近はいろんな町でも二階建てバスを見かけるようになりました。最近、見たのはパリベルリンですが、あくまでも観光用のようでロンドンの二階建てバスの雰囲気とは違っていました。
クリックすると拡大

バスの券売機が右の写真です。
券売機も赤い色をしていました。
下の写真はネットから拝借した昔のタイプのエンジンが前にあるボンネットタイプの二階建てバスです。
残念ながら、このタイプのバスは見ることが出来ませんでしたが、現在の真っ赤な二階建てバスでも十分にロンドンの雰囲気が伝わった来ました。
このバスは観光用として今でも走っているそうです。バスの後ろのドアにつかまっているのはインラインスケート(ローラーを縦一列に配置したローラースケート)を履いた若者です。

現在の前身となる乗物は1829年に登場した馬車バスでした。そして最初の二階建て馬車バスがロンドンに登場したのは、1851年世界最初のロンドン万博の時だと言われています。1863年に開通した世界初のロンドン地下鉄(蒸気機関車)によって馬車バスはやがて消えていく運命にありバス会社も蒸気エンジンや蓄電池バスの開発を試みたが失敗しましたがガソリン・エンジンにより息を吹き返して1898年にロンドン初のエンジンを動力にしたバスの営業が開始されたそうです。沢山のバス会社が1933年に市営のバス会社に統合されて、各社のバスが赤く塗り変えられてロンドンを走るバスは、全て赤くなったそうです。下記の写真はすべてネットから転用させていただきました。


Wikimediaから転用させてもらった下の写真はロンドンで最も有名な二階建てバスです。1947年から開発に着手し、1954年にプロトタイプ車が登場し、4年間の評価期間を経て1959年に生産を開始し、1968年までに2,876台が製造され、2,760台がロンドン市内で運行されました。エンジンを前方に置き後輪を駆動するFRレイアウトを採用したため、後部に出入口を置くワンステップ構造を実現、パワーステアリングや前輪独立懸架、アルミニウム合金製の車体など、当時としては先進的な装備が施されていました。出入口が後ろにあることから車掌の乗車が必要なことから、ワンマン化により現在のバスと置き換わりました。ただし観光用としては現役で走っているそうです。
クリックすると拡大