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焼酎グラスのために焼酎を買いました。 [鹿児島]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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上の写真が家内が鹿児島旅行でお土産として買ってきた長太郎焼の焼酎グラスです。ただし、家では焼酎を飲む習慣がないので、焼酎グラスとして使うのではなく湯呑として買ってきました。
家で焼酎を飲んだことがなくても焼酎グラスを買うと、焼酎を飲んでみたくなるのが人情です。おかげさまで、焼酎を飲むために、生まれて初めて焼酎を買う記念すべき日が、ついにやってきました。鹿児島の焼酎グラスで飲むのだから、焼酎は芋焼酎にいたしました。銘柄は黒霧島です。後で気が付きましたが黒霧島は鹿児島の焼酎ではなく宮崎のお酒でした。原料の欄には「南九州産さつまいも100%使用」と書かれていたので、きっと鹿児島の薩摩芋が使われているのだと思うことにいたしました。だから鹿児島の焼酎グラスで鹿児島の焼酎を飲んだわけです。上のし野心をクリックすると今回の焼酎の詳しい説明文も表示します。

さっそくお湯割りで飲んでみました。本格芋焼酎を鹿児島(薩摩)の焼酎グラスで生まれて初めて家で飲む記念の一枚です。この焼酎グラスは薩摩藩(島津家)のお庭焼きの窯の絵付師の"まつえ"によって作られたものです。島津家のお庭焼きの窯の絵付師が明治に入り自ら窯を開いて4代目になるそうです。
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前菜として銀杏を用意しました。
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この日のメイン料理の一つが茶碗蒸しでした。銀杏と煮込んだ干し椎茸などが入っていました。
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サラダもたっぷり用意されていました。これで一人前です。ラデッシュ、水菜、蕪などが入っていました。
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もう一つのメイン料理が鶏の唐揚げでした。
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焼酎のお湯割りと鶏のから揚げのツーショットです。
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ついついロックでも飲んでみました。昔の芋焼酎は癖が強かったけれども、最近は飲みやすくなったような気がします。これは昔ながらの常圧蒸留に加えて近年は減圧蒸留(真空蒸留)が行われるようになったことも関係している気がします。
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常圧蒸留と減圧蒸留の違いを枠内に転記いたしました。両者をブレンドすることもあるようです。さらに圧力を微調整する微減圧蒸留も行われています。
原料の個性が光る伝統手法「常圧蒸留」
「常圧蒸留」は、文字通り「通常の気圧」で蒸留する、つまり100℃で沸騰させる方法(ちなみにアルコールの沸点は90℃)で、いわば、日本の焼酎歴史500年の中で昔から脈々と行われてきた伝統手法だ。原料そのもの風味や旨みや麹のもつ個性をそのまま残すことができ、出来上がった焼酎は、原料の違いがわかる、香りも味も濃厚でコクのあるしっかりとした味わいになる。焼酎好きにはこちらを好む人が多い。

癖のない軽快な味が魅力の超近代手法「減圧蒸留」
山の上でお湯を沸かすと沸点が低いという原理を利用したのが「減圧蒸留」。蒸留器の中の圧力を下げて(気圧が低い状態)蒸留する方法。こちらの沸点温度は40~50℃。この方法は、もろみの中にある雑味やクセ、嫌なにおいをおさえられるので、出来上がる焼酎は、軽快でクリアですっきりとした飲みやすい味わいになる。減圧蒸留技術は、今から40年ほど前に登場した、ある意味ごく最近の手法ともいえる。焼酎初心者にお勧め。

ムサシも気になってテーブルを覗き込んできました。
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焼酎のロックを飲むために、板わさも用意いたしました。
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クリックすると記事を表示さらに追加のつまみとして山口の塩ウニも出して来て焼酎のロックをいただきました。
この塩ウニは実家のお袋がいつも取り寄せている創業明治17年のお店のものです。
 製造 中嶋商店海産部
 住所 山口県下関市豊北町神田上134
 電話 083-786-0007
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別の日ですが、ビールと日本酒でも試してみるために鍋にいたしました。
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先ずはビールを入れてみましたが、気のせいかビールの泡がきめ細かくていつもより美味しく飲めました。これからビールを飲むときも、この焼酎グラスを使うことになると思います。この写真をクリックすると泡の表面を拡大いたします。これは、是非ともクリックしてもらいたい写真です。
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魚ちりをあてに焼酎グラスでビールを飲むのもいいものだと判りました。
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姪っ子の3人目の子供が出来たので顔を見に行った帰りに、久しぶりに魚の有名な魚次というスーパーに行くと新鮮なスケソウダラが置かれていたので、今回の鍋にしたわけです。
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同じ日に冷えた日本酒も試してみました。以前に紹介した青森県の純米吟醸酒の「桃川」にしてみました。どれもよかったです。
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2016年3月9日の夕食を追記させていただきました。
ビールカップとして使うと美味しく飲めることが分かったので2016年3月9日の夕食はビールを美味しく飲むために鶏肉などのオーブン料理にしてもらいました。ジャガイモと茄子をオーブンで一緒に焼きました。
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上の写真はクリックすると拡大いたしますが、クリックの面倒な方のために拡大写真を掲載させていただきました。
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オーブン料理でビールパーティーにいました。
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ジャガイモにはバターを乗せてホクホクでいただきました。最近はバターが高騰している上に、手に入りにくくなっているそうですね。
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サラダもたっぷりと作ってもらいました。
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最後にもう一度、2脚の焼酎グラスの写真を掲載いたします。きめ細かな泡とグラスの淵がまろやかに感じられました。
どうやら左が私専用で右が家内用になったようです。ただし家内の妹さんの旦那さんが来られた時には使わさせてもらいます。
今回の焼酎グラスは下記の窯元で焼かれたものです。
 名前 指宿長太郎焼窯元
 住所 鹿児島県指宿市東方7834番地
 電話 0993-22-3927
 陶主 有山禮石 1949年生まれ 日展 26回入選 NHK番組出演
 長男 有山勝英 1975年生まれ 鹿児島陶芸展 知事賞 NHK番組出演
 次男 有山史治 1980年生まれ 鹿児島陶芸展 入選
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