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平遥古城 巨大城壁に守られた民家 [山西省]

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クリックすると地上からの景色を表示この写真は城壁の上から平遥古城(へいよう・こじょう)の内側の町を撮ったものです。
すごい広さです。北門から南東方向を撮っています。屋根の形は2種類ですが屋根の瓦以外はすべてレンガで造られているのです。右の写真の城壁で町が囲われているのです。

平遥古城の航空写真を紹介します。広さが実感していただけると思います。城壁の一辺は1.5Kmだそうです。一周すると正確には6.1577Kmになります。
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こちらは北門からに南西方向を撮っています。道路は補修中でした。平遥は清代末期までは山西商人の拠点であり、中国の金融中心地でした。
中国では長い歴史の中で戦火にあったり、改築されて昔の都市がそのまま残っていることは少ないのですが、この平遥古城には14世紀の明代始めに造営された町がそのまま残っているそうです。明代から清代にかけての中国の典型的な城郭(城牆)、街路の配置、商店や住居などの古建築の保存状態はよく、中国でも最も整っているもののひとつだそうです。明清時代の民家邸宅が4,000軒近く残り保存状態も良いそうなので、ここでは、民家を中心に紹介いたします。
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平遥古城には伝統的な民家、四合院式住宅が3700軒あるそうです。これらの風景も世界遺産なのです。


民家の入口から中を見ました。すべてレンガで出来ていました。


住居部分です。壁も家もレンガでした。


このマークは確か道教の大極図ですね。


ここも雰囲気があります。


これは裕福と思われる家の人の庭から門の外を撮ったものです。


人通りは少ないけれど立派な建物です。


民家の門から中を覗くとほとんどの家で正面に「福」の文字が書かれています。紙を貼ったものから、この家のように彫り物になったものといろいろでした。


これも門から中を撮ったものです。左の端に福の字があります。何軒か配置されています。これも伝統的な様式だそうです。


ほとんどがレンガ造りですが土塀もありました。


観光場所とは違い趣があります。奥の門が印象的です。明代から清代の生活が今も続いている雰囲気でした。クリックすると太原の町と平遥古城の場所を表示します。


山西省の記事を書いた場所を紹介します。クリックすると太原の町と平遥古城などの場所を表示します。

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