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この写真、違和感がありませんか ? [バハマ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

この写真はホテルから空港に向かうタクシーの後部座席から撮ったものです。何か違和感がありませんか。


車が左側通行なのに、運転席も左側(左ハンドル)なのです。

他の車を見ても、ほとんどが中央車線側には運転手が見当たりません。旧イギリス領であることから、日本と同様、車は左側通行です。しかしながら地理的にアメリカ合衆国からの輸入車が多く、日本車であってもアメリカ合衆国からの車なので左ハンドル車が多いのです。日本から持ってくるのにはあまりにも遠いようです。


書き忘れていました。ここはフロリダの東に広がるバハマ諸島(独立国)の首都ナッソーでした。 あの胴長リムジンも左ハンドルです。つまりバハマは日本と同じ左側走行にも関わらず全ての車は左ハンドルの珍しい国だったのです。写真をクリックすると拡大するのでじっくり見てみてください。
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こちらのバスだって左ハンドルでした。前を走っているトヨタ製の乗用車も左ハンドルです。おそらくアメリカ仕様のアメリカで作られた車なのでしょうね。
ここから下の4枚の写真は2度目にバハマに行ったときのもので、今回、追加させていただきました。
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このレンタカーも左ハンドルでした。レンタカーのフロントガラスの運転席前には、このようなシール「YOU MUST KEEP LEFT」が貼られていました。まさにマスト(mast)のことですね。
バハマでレンタカーを借りて運転するのは、ほとんどがアメリカ人なので、常に左走行の注意喚起が必要なのでしょうね。アメリカは右側走行に対して、バハマは左側走行なのです。最大の危機は交差点を曲がった時の瞬間です。その時のことを別の記事で紹介いたします。


この写真はバハマで待ち合わせていたアメリカ人の人がエイビス・レンタカー(AVIS-RENT-A-CAR)から借りた車に乗せてもらった時に撮りました。ちなみにAVIS-RENT-A-CARはアメリカ・ニュージャージー州パーサイパニー(トロイ・ヒルズ)に本社を持つ会社で、バハマだけでなく北米・中米ラテン・インド・オーストラリア・ニュージーランド・ヨーロッパなど世界的にレンタカービジネスを展開している会社です。
沢山の撮った写真の中を探した結果、右ハンドルを見つけたのがトヨタ製のマイクロバスと、この写真のトヨタ製のバスだけでした。
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もちろん、この写真の前から来る車も、すべて左ハンドルです。クリックすると拡大するのでわかってもらえると思います。
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下記の地図で青色部分が、「車両が左側通行の国」です。面積にして20%程度ですが、小さな国が多いので国の数は意外と多いです。地図はWikimediaから転用させていただきました。
アイルランド アングリア アンティグア・バーブーダ イギリス インド インドネシア ウガンダ 英国領バージン諸島 オーストラリア オーデニー ガーンジー島 キプロス共和国 ギヤナ キリバス クック島 クリスマス島 グレナダ ケイマン諸島 ケニヤ ココス島 ザンビア ジャージー島 ジャマイカ共和国 シンガポール ジンバブエ スワジランド王国 スリナム共和国 スリランカ セイシェル セントクリストファーネイビス セントビンセント及びグレナディーン諸島 セントヘレナ セントルシア ソロモン諸島 タイ王国 タンザニア ツバル トケラウ諸島 ドミニカ共和国 トラック・カイコス島 トリニダ・トバコ トンガ ナウル ナミビア共和国 ニウエ 日本 ニュージーランド ネパール ノーフォーク島 バーミューダ パキスタン バハマ パプアニューギニア バルバドス バングラディッシュ 東チモール ピトケアン諸島 フィジー ブータン フォークランド諸島 ブルネイ 米国領バージン諸島 ボツワナ 香港 澳門 マラウイ共和国 マルタ共和国 マレーシア マン島 南アフリカ モーリシャス モザンビーチ モルディブ モントセラト レソト王国
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世界には左側通行から右側通行に変更した国が沢山あります。それを示した地図があったので紹介します。