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娘のバレンタインチョコはDelReY(デルレイ)でした。 [話題]



今日 2013年2月14日はバレンタインデー[黒ハート]
今年の娘からのバレンタインチョコはDelReYでした。
子供のころの娘です。→ポチッ

デパートで並んで直接買ったそうです。デパートの8階のフロアーの半分近いスペースにチョコレートの特設売り場が設けられて、いろんなお店が売りに来ていたそうです。


バレンタインン限定のハートショコラとダイヤモンド・ショコラの最強の組み合わせのチョコラでした。ダイヤモンド・ショコラはDelReyブランドを代表するもので中には柔らかなキャラメルのようなラベンダーガナッシュ(柔らかなチョコレト)が入った大変に美味しいチョコレートでした。外の固めのチョコレートと、中の柔らかなチョコレートの組み合わせがよかったです。ダイヤモンド・ショコラは、おそらくホワイトダイヤモンドダークだと思いますがピンクダイヤモンドピンクの可能性もあります。


真赤なハートショコラはまさにバレンタインのために造られたチョコレートのようでした。名前はレッドハートミルクのようです。DelReY(デルレイ)はベルギーの老舗のチョコレート屋さんだそうです。


家内と二人で食べるために包丁で半分に切ってみました。ダイヤモンド・ショコラと同じように中が柔らかなチョコレート(ガナッシュ)でしたがダイヤモンド・ショコラよりは若干固めでした。食べた瞬間、覚えのある甘酸っぱい味が口に広がりました。これはパッションフルーツだと叫んでしまいました。ネットで調べてみるとやはりパッションフルーツのガナッシュでした。この二つのチョコレートは食べてみて値打ちが判りました。ありがとうございました。

下高野の辻切り行事に参加させていただきました。 [風習・歴史]



2012年1月29日掲載 
タイトル:下高野の辻切り行事に参加させていただきました。

上の写真は八千代市下高野地区の辻切り(つじぎり)です。下高野の辻切りは以前に掲載させてもらいましたが、今回は藁の大蛇(大辻)を作るところから各辻に大辻を取り付けるところまでに参加させていただいて新鮮な経験をさせていただいたので報告いたします。私は下高野に住んでいるわけではないので異例のことだと思うのですが、以前に掲載したブログの記事「下高野の辻ぎり」がきっかけでした。
私の記事を下高野の辻切りの指導的立場の方が見ていただいてコメントを何度もやり取りをしたことで実現いたしました。

下高野の辻切りは1月の最終の土曜日か日曜日の制作されていますが今年は日曜日の2012年1月29日でした。そこで辻切りの制作場所で9時に待ち合わせをさせてもらったわけです。この場所が藁の大蛇を作る場所で私が行ったときは八千代市の広報の方と私を誘ってくださった方が来られていました。その後、徐々に人数が増えてきました。


すでに原料の藁が用意されていました。この藁は普通の藁ではなく実が出来る前に刈り取った藁で注連縄などを作るものだそうです。品種も3種類くらいを使い分けられていました。
来年の大蛇のための藁を作る種籾は右の写真のように大切に保管されていました。


先ずは蛇の頭を作ります。辻に取り付ける大蛇である大辻は10本程度の藁を束ねて編んで行きます。順番に藁の束を水平に置いていき前の藁を下側に折りたたんで水平の棚を7段作ります。この状態で10本の束を水平に置き現在の水平の束の両端を下に折り返すのです。水平の束は穂先を右→左→右→左と互い違いに置いていきます。


これが7段出来て完成したところです。つまり8束の藁で頭を作るのです。


皆さんで分担して大辻を6匹作るのです。


私は練習を兼ねて家庭の門に設置する小辻の頭を2種類作りました。藁を2本で作る小型のものと5本を使った中くらいの頭です。この写真は小さい方のものです。


作ったものを2つ重ねて頭が完成です。針金でしっかりと縛ります。


この辺りで甘酒を出してもらえました。米麹を使った本格的な甘酒です。


オカキも出してもらいました。醤油の香ばしい味でおいしかったです。鏡餅で作ったそうです。


いよいよ蛇の胴と尻尾を作り始めます。先ずは頭の後ろの藁の束を3つに分けます。その中の2つに藁を足しながらねじって編んでいきます。しっかりと締めこみながら作るので2人一組で編んでいきます。私も少し手伝いました。


クリックすると小辻を指導してもっているところ2本で尻尾まで出来上がったところで残った1っ本を藁を足しながら、ねじりながら巻きつけていきます。これは私も手伝いました。小さな写真の右側が私です。
小辻も同様に2体完成いたしました。うれしいことに1体をいただいたので家の入口に取り付けました。そちらは別と報告させていただきます。


静止画ではわかりにくいと思いますので動画を紹介いたします。


蛇が出来上がると挟みで飛び出た藁を切って表面をきれいにします。丁寧にすればするほどきれいな蛇が出来上がります。


その蛇を板で挟んで回転させるとやわらかな蛇が出来上がります。私も自分の作った小辻、2匹をやらしてもらいました。一通り経験することが出来ました。


こちらも動画をアップさせてもらいました。この作業は下高野の特徴です。他の地域と違う滑らかの雰囲気になります。


手前が出来上がった大辻です。今回は八千代市の広報の方2名以外に写真の趣味の方が3名来られていたので沢山のカメラの前での作業ととなりました。私は作業の合間に少しだけ写真を撮って今回の記事に掲載させていただきました。


ここまで作業が終わったところで一休みで昼食です。ビールを用意していただいていたのでいただきました。自家製のタクワンと白菜の漬物も出していただきました。


そしておにぎりです。お米を作っておられる方のおにぎりです。格別のおいしさであることは想像してもらえると思います。つい2つもいただいてしまいました。


自家製味噌のお味噌汁も出していただきました。昔から作り続けている自家製味噌だから美味しさも格別でした。


こころ温まる雰囲気を経験出来ました。


昼食を食べ終わると残りの作業開始です。京都の品種の大きな唐辛子を目と舌に使います。


ヒイラギと杉の枝と八千代市村上の山本神主さんからいただいた塞神(さえのかみ)の御札を刺して6体が完成です。6体のの大辻をじっくりとみてもらうために、こちらの写真はクリックすると拡大するように設定いたしました。
クリックすると拡大

下高野の方々が大辻を持って記念撮影もいたしました。八千代市の広報の2名の方と四街道市と千葉市と佐倉市の写真を趣味にされている方3名が写真を撮られました。八千代市の広報誌「やちよ」の2月1日号あるいは2月15号に掲載される可能性があります。←kazuさんから情報が入りました。掲載は2月15日号だそうです。


6体の大辻はこの地図の赤いマークのところに設置します。①~⑥の順番にみんなで取り付けにいきました。6ケ所全ての取り付け光景と取り付け後の大辻を紹介いたします。罫線でそれぞれの場所の写真を区切らさせていただきました。
クリックするとGoogle地図


に大辻を取り付けているところです。辻切りは集落へ入ってくる疫病や悪霊が侵入しないように行う行事で、災難を封じて五穀豊穣と郷内安全を祈願するものと教えていただきました。


取り付け終わりました。これではまた一年、しっかりと守ってくれるのだと思います。冒頭の写真は①番の辻切りです。ここは井野地区との結界の場所です。



となりのトトロ 引っ越しシーンつけ終わると軽トラックでの場所に移動しました。ここでの取り付け風景です。
軽トラックに乗せていただきましたが、アニメ「隣りのトトロ」の最初の引越しのシーンを思い出させてくれる経験でした。ただしアニメの中では自動三輪車でした。


去年のものは首が採れてしまっていたので、今年はしっかりと取り付けました。ここは上高野との結界になるのだと思います。



番の位置は離れた場所でした。米本方面の結界となる位置のようです。


取り付けているお札の塞神(さいのかみ;境の神)は「八衢比古神(やちまたひこのかみ)・八衢比女神(やちまたひめのかみ)・久那戸神(くなどのかみ)」の三柱の神様です。こちらの大辻は顔つきから結構、睨みがきいている気がします。



こちらが番目に取り付けた場所です。北方向の地域に睨みをきかせる場所のようです。


こちらも無事に取り付けが終わりました。お札はこの近くの人が持っているとのことなので後からつけるそうです。



の場所です。古い大辻を外して新しい大辻を取り付けます。古い大蛇は首が取れてしまっていました。頭と胴のつなぎの部分が弱いので今年は針金でしっかりと縛っておられました。


ここは先崎方面との結界のようですが、現在は本来の境とは違うので江戸時代の境であろう言われていました。



こちらが最後の番の場所です。古い辻切りは色が変わっていますが、しっかりと残っていました。


新しい辻切りを取り付けました。こちらは青菅地区方向の結界のようです。


2012年2月16日追記 
タイトル:下高野の辻切り 「広報やちよ」に掲載されました。
クリックすると大きな画像PDFを表示
広報やちよ2012年2月15日号の表紙です。画像を拝借させていただきました。画像では文字が読みにくいと思いますので枠内に転記いたしました。
上の画像をクリックするとオリジナルのPDFを表示します。
 広報やちよ → 全記事   2012年2月15日号
ワラの大蛇で災いを祓う 地域に伝わる伝統行事「辻切り」
昔から蛇は、神に関わる神聖な生き物とされてきました。市内を歩いてみると、道端にワラで作られた蛇が掛けられていることがあります。これは、病気や災いの侵入を防ぐため、集落の道の境にワラ蛇や注し めなわ連縄を掛ける「辻切り」という風習。
下高野地区では、手作業で刈り取った稲を使い、1月下旬に2メートル近いワラ蛇を作ります。かつては市内の多くの地域で行われたこの行事も、作り手の高齢化などが進み、続けられない地域が増えてきました。今年一年の村の安全を祈り、市内7か所で脈々と受け継がれているこの伝統行事。あなたの家の近くでも、見つけられるかもしれません。
写真 : 杉や柊ひいらぎの葉、魔よけのお札を刺し、トウガラシで目や舌を付ければ完成。下高野では6か所の境に供えます



2013年2月14日 6時追記 
タイトル : NHKニュース「おはよう日本」で辻切りが放送されました。

今朝(2013年2月14日)のNHKニース「おはよう日本」で八千代市下高野の辻切りが放送されました。昨年お世話になった方々が写っていました。うれしいです。
枠内が今回の放送に関するネットでの記載内容です。
2013年2月14日放送 5:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 とれたてマイビデオ
内山昌一さんの撮影した映像を紹介。千葉県八千代市にて、地元の人達が集まり藁を使ってヘビを作る様子が映されていた。完成したヘビは街のいたるところに飾られる。これは「辻切り」と呼ばれる行事で、こうすることで災いが街の外から入ってこないと言われているという。

今回の放送は「とれたてマイビデオ」のコーナーで内山昌一さんが投稿されたようです。藁の蛇を作っている光景を見ると参加させてもらった時のことが思いだされます。今年も沢山の方が見学に来られていたようです。


是非とも皆さんもビデオを投稿してみてください。 送り先は
〒150-8001 NHKおはよう日本「とれたてマイビデオ」係 です。
NHKに代わってお願い申し上げます。


2013年2月14日 18時追記
タイトル : 下高野の伝統的な節分行事も放送されました。

今朝の5時27分に八千代市下高野の辻切りがNHKで放送されたことを報告させていただきましたが、同じ本日の昼ごろに辻切りに参加されている方の家の伝統的な節分行事がNHKで放送されました。番組は「こんにちは いっと6けん」です。

こちらのお家では焼いた鰯の頭とトゲのある草木を用意するそうです。ヒイラギや豆殻などと一緒にまとめた物をいくつも造ります。それらは神棚や祠(ほこら)に供えます。さらに大きなカゴにも取り付けつけて軒先にかけて鬼を捕らえるという行事だそうです。


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